2026/8/14 夏休み北東北山行・八甲田大岳
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2026/8/14 八甲田大岳
2026/8/15 盛岡→三陸
下界が暑すぎて車中泊できる気がまったくせず、前夜は八甲田駐車場で車中泊。
寒いくらいに涼しい一夜を過ごして目が覚めると、駐車場から見上げる八甲田大岳は雲の中。。。
でも駐車場は晴れてるんだよな。
登ろうかどうしようか結構迷ったけど、せっかく酸ヶ湯駐車場に泊ったんだし、天気予報もそれほど悪くないし、ええいままよ、行ってみるか。
春山スキーや花、紅葉の時期は大混雑の駐車場も、この時期は空いててのんびりした雰囲気。
ゆっくり準備して出発です。
今シーズンも、熊の被害があって7月中は閉鎖されていた登山道。
8/1に閉鎖解除ということで、早朝から歩いている人も多い。
歩き始めは所々木段のある緩やかな道。
ブナやダケカンバの林の中をゆる~り歩きます。
登山口から10分ほど歩くと、火山ガス噴出地帯に出てきました。
いつもながら荒涼とした雰囲気ですな。
火山ガス噴出地帯を過ぎると、ひたすらトラバース気味に高度を上げる道に。
かなりぬかるんでいるところも多く、足元要注意。
岩や木の根が絡まりあったところも多い。
これがまた滑りやすいし、沢状になっているところもあったりして、油断ならない感じ。
ひたすら木立の中の道は、景色が変わらず少々退屈。
晴れていれば、木立の隙間から南八甲田が望めるのだけど、この日はガスが濃くて見えるのはこんな景色。。。
歩いているうちにガスが晴れてくることを期待してたのだけど、こりゃ難しそうかな。
登山口から1時間ほどで、木立の中から出て地獄湯ノ沢に到着。
ガスがかなり濃く、霧雨の中にいるような状態なので、ここで雨具の上着を着こんで歩きます。
火山ガスが噴出している地獄湯ノ沢、いつもはツンと鼻をつくような臭いがしているのだけど、この日はガスが濃くて風があるためか、火山ガスの臭いはほとんどなし。
草花の生えない地獄湯ノ沢には、硫黄地帯に生えるイオウゴケがあちこちにありました。
ぽってりとした唇のような赤い子器から、モンローリップと言われているそうで。
・・・ミャクミャクのようにも見えなくもない(笑)
火山ガス地帯を抜けると、灌木の中、岩ごろの沢沿いにぐい~っと登ります。
沢をじゃぶじゃぶと横切る箇所もあり。
雨続きなだけあって、水量もなかなか豊富ですな。
しばし沢沿いを登ると、道が緩やかになって仙人岱に出てきました。
ここもやっぱりまだまだガスガス。

キンコウカ、ミヤマダイモンジソウ、ミヤマホツツジ、アザミ
ガスに包まれている湿原だけど、木道沿いにはこんな花たちが咲いてます♪
ガスガスで萎え気味なまきchin隊を励ましてくれてるようで。
咲き終わったコバイケイソウの花穂もいっぱい。
八甲田も、コバイケイソウがたくさん咲いてたんだな。
木道沿いの花々を眺めながら歩いていくと、仙人岱の水場に到着。
さすがにこの日はこんこんと水が湧き出してました。
当初の想定では、仙人岱まで来てもガスガスだったら戻ろうか、なんて思っていたのだけど。
でも、もしかしたら晴れるかもしれないし、風はそれほど強くないし、やっぱりこのまま歩きますか、と登山続行。
(珍しくごろ太君は弱気、まきchinは強気)
木道沿いのチングルマはすっかり綿毛。
今年の7月は登山道閉鎖だったから、人のいない山でもりもり咲いてたんだろうな。
仙人岱から小岳分岐を過ぎて歩いていくと、遅くまで雪が残って高山植物が咲き乱れる窪地に出てきました。

コバギボウシ、エゾシオガマ、ヨツバシオガマ、ゴマナ
さすがにここは花の種類が多い♪
コバイケイソウやハクサンボウフウが咲き乱れる一角も(^^
ガスも相まって、なかなか幻想的な雰囲気です。
これはこれでいいね。
窪地を過ぎ、大岳の登りに取りつくところの笹は、すっかり枯れてました。
このあたりの笹は、昨年花が咲いてたから、結実して枯れちゃったのかな。
笹は花が咲くと枯れるっていうけど、ほんとだったんだなぁ。
また来年来たら、笹はどうなってるんだろう?なんて話しながら登っていくと、アオモリトドマツの樹林の中の登りに突入。
斜度を増した道を登ります。
アキノキリンソウ、カニコウモリ
足元の花々を眺めながら登っていくと
森林限界を過ぎて、岩ごろの九十九折りの急坂に。
ここは風が強いだろうなぁ、と思っていたのだけど、風は思ったほどでもなく。
むしろ涼しくて気持ちいい。
ハナイカリ、ウメバチソウ
そんな岩場にも、岩のかげにこんなお花たち。
風に吹かれながらも力強く咲いてます。
山頂直下の鏡沼まで登ってきたけど、ここもまだガスの中。
うーん、今日は晴れないかな。
と思ったら、上空にはうっすらと青空が覗いていたり。
なんだか期待しちゃうじゃないの。
そして岩ごろの道を登って、八甲田大岳に到着。
上空にはうっすら青空が出てるんだけど、周囲の展望を望めるほどには雲は晴れず。
山頂はさすがに風が結構強いので、そそくさと下山開始です。
ぽつぽつと登ってくる人とすれ違いながら、岩ごろの道を一気に下ります。
景色も見えず、花もそれほどなく、で足が止まることもなく、下りは早い早い。
あっというまに大岳避難小屋まで下ってきちゃいました。
いつもは人で賑わっているここも全く人影なし、まきchin隊もさっくり通過です。
ここから毛無岱までの樹林帯の下りが、これまた退屈なんだよねぇ。。。
ガスのおかげで涼しいんだけど、景色も変化なく展望もなく、黙々と下って行くと
あれ? 右手の木立の隙間から、ロープウェイ山頂駅のある田茂萢岳が見えてきた。
しかもなんだか雲の下に出てきたような?
もしかして晴れてきた?なんて思いながら歩いていくと、なんと下方に虹が!
足元に虹が見えるだなんて、なかなかレアな景色じゃないですか♪
これはもしや晴れるのか、と足取り軽く下って
上毛無岱に到着。晴れてる!!
しかも前方には、前日登った岩木山が!
湿原一面にキンコウカが広がってます。
もう花はほぼ終わっていたけど、それでもなお黄金色に輝くキンコウカ。
花が咲いてたら、もっともっと金色なんだろうな。
もしかして大岳も晴れたのか?と振り返ると、こんな感じ。
ものすごく大きな雲が纏わりついていて、やっぱり大岳や井戸岳、赤倉岳は雲の中。
大岳とかが雲をせき止めてくれていて、毛無岱は晴れてたみたい。
今日はもうずーっとガスの中かと思っていたので、ここに来て思わぬ青空にびっくり。
この高層湿原の景色も楽しみだったんだよねぇ。
一番晴れてほしい所で晴れてくれた!
湿原の緑と黄色と、岩木山や白神山地の青と、空の青、雲の白。
スカッと開けて、なんとも気分爽快。
南八甲田の山並みにも、この日は雲がかかってます。
辛うじて、逆川岳や横岳が見えてました。
のんびりと上毛無岱を歩いていくと、下毛無岱へと下る階段に到着。
ここからの景色もまた素晴らしい。
あと2ヶ月もすれば、この景色も錦秋に染まるんだな。
下毛無岱の池塘と田茂萢岳。
この池塘たちが、階段の上から見た時に青く輝いて美しいんだよね。
そしてこの日は、酸ヶ湯方面から登ってくる人は全然いなくて、すれ違い皆無。
静かな湿原で、この景色を満喫です。なんて贅沢。
まさかこんなに穏やかでステキな湿原歩きが待っていたとは。
足元をふと見ると、咲き残りのチングルマ。
ここだけ季節が逆戻り(^^
湿原の中には、城ヶ倉ルートのツアー標識も。
八甲田といえば山スキーのメッカだもんね。
大岳までのガスの中の山歩きは嘘のように、穏やかな毛無岱。
素晴らしい景色に、すっかり心癒されました。
ありがとう!!
さて、毛無岱を過ぎたら、あとはブナ林の中を酸ヶ湯目指して下ります。
林の中は暑いな。。。
酸ヶ湯温泉に下って終了。
温泉の建物の奥には大岳が聳えているのだけど、やっぱりずっと雲がかかっていて姿は拝めず。
前半はガスガス&霧雨状態でちょっと萎えかけたけど、道沿いの花に励まされて、晴れに期待しつつの山歩き。
そして後半、毛無岱では素晴らしい青空&展望が迎えてくれて、嬉しい驚き。
人も少なく、静かな湿原で景色を大満喫でした。
やっぱり毛無岱は、いつ来てもよいとこだな。
あきらめずに周回してよかったです!
下山後は、ホテル城ヶ倉の日帰り入浴へ(1000円)。
熱い温泉にのんびり浸かったらそのまま南下、この日は盛岡ナイトでありました(詳細は速報)。
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