2026/5/16 神室連峰・神室山
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2026/5/16 神室山
穏やかな好天の週末は、絶好の山歩き日和。
これはぜひとも展望のよいところを歩きたい、というわけで、久しぶりに神室連峰へ。
秋田側の役内口から、展望抜群の神室山を歩きます。
集落から、杉林の中の林道を沢沿いに2kmほど走っていくと、役内口に到着。
途中、杉の木を伐採しているところがあり、そこまでは砂利でキレイに整備された道でした。
#駐車スペースには10台くらい駐車可。トイレなし
久々の長丁場の山歩きなので、鈍足まきchin隊は早めの出発。
ちょうど10年前に歩いた時は、沢沿いの西ノ又コースを登り、パノラマコースを下ったのだけど、2014年の大雨被害で西ノ又コースは崩落により通行止めだとか。
今回は、パノラマコース往復です。
歩き始めこそ緩やかだったけど、尾根に取りついてからはほぼずーっと急坂直登の道。
足元には杉の葉が積もってフカフカ、急坂だけど足にやさしい♪
(このフカフカに、帰りはとっても助けられた!)
登山口から150mほど登り上げて標高550m付近でブナ林の中へ。
背の高いブナの木々に囲まれて、なんとも涼やかな道。
この日は朝から結構気温が高いけど、ブナ林の中はひんやり涼しくて気持ちいい(^^
足元は木の根が階段のようになっているところも多くて登りやすいのだけど、この急坂っぷりときたら。
なんだか、朝日連峰でも登ってるみたい。
ブナ林の尾根をひたすら登り上げていくと、標高700m付近でようやく傾斜が少し緩やかになり、いっぷく平に到着。
急な登りもまだまだ序盤、気を引き締めて先へと進みます。
いっぷく平から先は再び傾斜が増して、ブナ巨木の道に。
コケむしたブナの木々が大迫力♪
存在感タップリのブナ巨木、これはもう眼福ですなぁ。
新緑を通り越して、色濃くなってきたブナ梢を見上げつつ、ぐい~っと登ります。
ブナ林の清涼な空気を楽しみながら登っていくと
だんだんとブナの背丈が低くなってきて、尾根上にも日射しが射し込んできて。
いや、日なたは暑いから、もうちょっとブナ林が続いてほしいかも。
木立の切れ間からは、いよいよ展望も♪
こちらは鳥海山、こんなに間近にクッキリ見えるのか!とビックリ。
稜線からお姿を眺めるのが楽しみ。
尾根の左手、東側には高松岳や山伏岳、その奥には焼石岳。
この角度から見るのは、なかなか新鮮だな。
前方の斜面には残雪も見え始めて。
山の上部には残雪歩きもあるかな。
登り上げていくにつれて、木立の背丈はだいぶ低くなってきたけど、それでも所々にブナ大木。
木の幹のごつごつっぷりといい、つるが絡まる佇まいと言い、時の流れを感じますねぇ。
コミヤマカタバミ、ウスバサイシン
足元の小さな花にも励まされつつ。
登山口から600mほど登り上げて、第1ピークに到着。
いやー、一気に登ってきました。
ここでようやく、登山口から前神室山の中間地点だそうで。
・・・まだまだ先は長いな。
第1ピークから第2ピークまでは、少し斜度が緩やかになった尾根上を歩きます。
前方に見えているのは、第3ピークかな。
オオカメノキ、タムシバ
木立が低くなり明るい尾根ということで、木々に咲く花々もいっぱい。
真っ白な花びらのタムシバがてんこ盛りに咲いてます♪
道は所々でブナ林の中へ。
ブナ林の中は、ほんと涼しくて快適。
こんな木陰でクールダウンしながら登ります。
展望開けたところからは、周囲の景色を眺めます。
北側の景色は霞んでいるけど、岩手山や秋田駒、森吉山などがうっすら見えててびっくり!
そんなとこまで見えるのか。
東側には、高松岳や山伏岳。
その奥には栗駒山と焼石岳も見えてますねぇ。
栗駒、焼石もそろそろ花の季節ですな。
焼石岳、アップ。もうだいぶ雪も少なくなってるんだな。
その手前の斜面から白い噴気が見えているのは、地熱発電かしらん。
正面には、第3ピークへと登るざんげ坂の急斜面が迫ります。
あれを登れば、展望の稜線歩きが待っている!
第3ピークからは、少し下ってからざんげ坂の急坂へ。
残雪の急斜面だったらいやだなぁ、と思っていたけど、木立の中、岩や木の根が階段状になった道で、少々滑るものの意外と登りやすい。
足元には淡い紫や白のキクザキイチゲが咲いていて、そんな花に癒されながら登っていたら急坂はあっという間。
ざんげ坂を過ぎれば道はぐっと緩やかになり、アップダウン繰り返しながら続く稜線に。
そしていよいよ残雪歩きも登場!
程よく緩んだ雪なので、そのままざくざく登ります。
足を滑らせて滑落しそうなところもなし。
残雪の白と、新緑の緑と、空の青。
クッキリとした色のコントラストがステキだなぁ。
残雪が途切れて夏道が出ているところには、カタクリがてんこ盛りに咲いてます♪
満開のカタクリ、いいですねぇ。
前方左手には、前神室山へと続く稜線と残雪の斜面。
間近にこんな景色を眺められるなんて、ほんと迫力すごいな。
登山道上の残雪は、所々踏み抜きもあり。
残雪から登山道に戻るところにはクラックも走ってて、特に要注意。
そして登山道沿いには、満開のミネザクラ♪
神室山は花の百名山でもあり、このミネザクラが有名だそう。
ここから山頂まで、至る所にミネザクラが咲いてます(^^
早速始まった展望の稜線歩きを楽しみながら歩いていくと、第3ピークに到着。
さぁ、前神室山まではあと一息。
そして早速始まる花の道。
群落が登場するたびに、足が停まっちゃう(^^
足の踏み場もないくらいに咲いてます。
イワウチワやショウジョウバカマも。
どれもみんな咲きたてフレッシュな子たち、瑞々しい花々が可愛らしい。
つい最近まで残雪の下だったんだろうなぁ。
雪融けしたところから、どんどん花が咲いていっている、という感じです。
そして歩きながら、何度でも眺めちゃう鳥海山。
鳥海山が、こんなに間近にクッキリ見えるなんて!
そんな稜線上の道をゆる~りと。
日射しは強く、虫もいっぱいまとわりついてくるけど、そんなの気にならないくらい、素晴らしいパノラマロード。
前方には、神室山へと続く稜線が連なります。
この稜線ののびやかっぷりが素晴らしく、残雪模様もカッコいい。
さすがはみちのくアルプス。
右手には、神室連峰の小又山と火打岳。
とんがりピークが良く目立つ(^^
神室連峰の名だたる山々が一望です!
この前神室山までで、もうだいぶお腹いっぱいだけど、この先の神室山目指して稜線歩きに出発。
しみじみカッコいいなぁ、神室連峰。
目の前に続く稜線を眺めながら歩くのって、ほんと気持ちよい。
前方には月山。
ちょっと霞み気味だけど、それでもキレイに見えてます。
振り返れば鳥海山。
ちょっともうこの道は、眺望ステキ過ぎるな。
何度も立ち止まって、月山、鳥海山、と代わりばんこに眺めちゃう。
足元にはシラネアオイがもりもり咲いてます!
こんな群落があちこちに。
前神室山からは、満開のミネザクラの道をいったん100mほど下ります。
前神室山と神室山の標高差は120mほどしかないけど、その間の稜線は結構アップダウンあるのよね。
そして下ったところからは、秋田県と山形県の県境の稜線を歩きます。
アップダウンある稜線だけど、こんな景色を眺めながらなので、むしろ楽しい!
スカッと気持ちいい景色が広がります。
さすがパノラマコース。
稜線上の道は、雪に削られて幅が狭くなっているところもあり。
火打岳や小又山を歩いたときも、こんな感じで斜面が険しく切れ落ちた稜線上の道を歩いたっけな。
そういう地形なんですな。

ツバメオモト、ミツバオウレン、ミヤマキンバイ、ヒメイチゲ
足元の花々にも癒されます♪
振り返ってミネザクラごしに眺めるのは、だいぶ遠くなった前神室山と鳥海山。
稜線を歩いてきたんだなぁ、と実感するひと時。
切れ落ちた足元に注意しつつ、景色眺めながらアップダウンの稜線を歩いていくと
大きな岩の下にレリーフがありました。
このあたりは栗駒国定公園なのね。
山形、秋田、宮城、岩手の4県にまたがる広大な国定公園です。
レリーフの先で西ノ又コースとの合流を過ぎれば、神室山はもう目の前。
まだアップダウンがあったり、大きな岩場があったりと気を抜けない稜線を歩いて
山頂直下には、避難小屋がありました。
2010年に建て替えられた、まだキレイな小屋。
山頂からは、神室連峰の最高峰、小又山へと続く稜線が一望。
その奥には火打岳も。
連峰歩きっていいなぁ、稜線がどこまでも続いてて、景色も雄大で。
ちょっとワクワクするよな。
登りながらずっと眺めていた、虎毛山や高松岳、栗駒山、焼石岳も、切れ落ちた谷の向こうに見えてます。
そして鳥海山もこのとおり。
少し雲が出始めてきたけど、まだまだクッキリ見えてます。
いやはや、ぐるり大絶景!
山頂はちょっと虫が多いけど、景色眺めながらしばし腹ごしらえ休憩。
素晴らしい景色を目に焼き付けました。
山頂で20分ほど過ごしたら、名残惜しいけど下山開始。
来た道をそのまま戻ります。
帰りもまた、花々眺めつつ、景色楽しみつつ。
足の踏み場もないくらい一面に咲くカタクリの花にも、再びご挨拶(^^
アップダウンの多い稜線だけど、そんなに急なところはないのであまり苦でもなく。
なによりこの展望と花だもんね♪
山並みの景色だけでなく、残雪の斜面の新緑も美しい。
耳を澄ますと、鳥のさえずりだけでなく、雪が崩れて転がっていく音とか、雪融け水が流れる音とかが聞こえてくるのも面白い。
再び前神室山から、神室山へと続く稜線を眺めます。
この残雪の稜線もここで見納め、と目に焼き付けます。
またこの時期、天気の良い日に来たい!
前神室山を後にしたら、ひたすら長い尾根道下り。
それでも第3ピークまでは、まだまだ展望と花の尾根歩きが続きます♪
かわいこちゃんたちも健在。
力いっぱい咲いてて、元気をもらえますね(^^
第3ピークの先のざんげ坂を下れば、ブナ林の涼しい尾根へ。
展望の稜線歩きは結構暑くもあったので、ブナ林のひんやりした木陰で元気復活。
久々の長丁場につき、ごろ太君は途中で足が攣りまくり。
ゆっくりペースで、なんとか無事に下山、です。
10年ぶりの神室山。
前回歩いた時は秋、しかも雲が低くあまり展望もなく。
今回は春の残雪期、花いっぱいで華やかな道、かつ素晴らしい天気で展望もばっちり!
残雪の斜面も素晴らしく、神室連峰の稜線の眺めを存分に堪能しました。
さすが、みちのくアルプスと言われるだけのことはありますね。
今回山中で出会ったのは6組程度だったかな。
思ったより人が少なくて、とっても静かな山歩き。
それでも道は歩きやすく整備されてたし、藪も刈払いされてたし。
序盤のブナ巨木の森も素晴らしく、残雪期もよいけど秋の紅葉期もよいかと。
久しぶりの長丁場でヘロヘロになっちゃいましたが、また鍛えなおして歩きたい稜線です。
最高でした!
下山後は、近くの秋の宮山荘の日帰り入浴へ(800円)。
広い温泉でのんびりゆったり体をほぐして癒されて。
翌日も好天にてどこか歩こうと思っていたのだけど、もう神室山で満足し過ぎたので、山形の新庄&戸沢村で朝ラーと杉原生林、かき氷と温泉を楽しみました(詳細は速報)。
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