2025/12/7 茨城晩秋山行・御岩山
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2025/12/7 御岩山、高鈴山、神峰山
日曜日は、日立のハイキングコース、御岩山と高鈴山、神峰山へ。
日立アルプスと名付けられている稜線の一部を、御岩神社起点に歩きます。
御岩神社の第3駐車場に車を停めて出発。
こんな早朝から、参拝の人も結構多くてびっくり。
#トイレは鳥居横と、境内の拝殿手前にあり
鳥居をくぐって歩いていくと、立派な仁王門が登場。
神仏習合のお社ということで、神社だけど仁王門があるようです。
仁王門の先には、鬱蒼とした杉林の中、白砂の道が続きます。
この林の雰囲気といい、苔むした地面といい、いかにも神聖な空間!
常陸国最古の霊山、パワースポットだもんね。
なんでも、縄文時代の祭祀遺跡が発掘されたり、常陸国風土記にも信仰の聖地であることが記録されていたり、とかなり古い歴史があるそう。
江戸時代には水戸藩の代々藩主の祈願所でもあったとか。
古い切り株がすっかり苔に覆われてます。
切り株の朽ち果てっぷりといい、苔の分厚さといい、積み重ねた時の長さを感じますねぇ。
道沿いにはいろいろなお堂があり、手を合わせながら歩いていくと、一番奥には拝殿がありました。
神社の紋が葵の御紋なのは、やはり水戸徳川家の祈願所だったからなんですかね。
さて、御岩山へは、拝殿の左から表参道、右から裏参道が通じてます。
まずは表からだな、ということで左手へ。
登山道入口にもしめ縄が張られていて、なんとも厳粛な雰囲気。
御岩山全体がご神体とのことで、山中では飲食禁止、との注意書きもあり。
何かやらかしたら神罰が下りそうなので、気を引き締めて出発です。
登拝路ということで、歩きやすく緩やかに整備された道を歩いていくと、小さな沢の手前に「ここまで白亜紀」「これよりカンブリア紀」と書いてある立て札が。
カンブリア紀は5億年前ですな。
氷河期が終わって地球が暖かくなり、いろんな動植物が一気に進化したらしい。
この一帯は、カンブリア紀の地層があるということでも有名だそう。
そんな古い地層が出ているとはびっくりだな。
太古の地球にも思いを馳せつつ、杉林の中の道をゆる~り歩いていくと、林の中にひっそりと建つ"かびれ神宮"に到着。
「かびれ」とは御岩山の古称で、神の力が集まる場所を意味しているとか。
いやはや、畏れ多い。
かびれ神宮を過ぎて尾根上へと登り上げると、裏参道と合流。
ここまでは緩やかな道だったけど、稜線に向けて少し急坂に。
木の根が絡まりあって階段みたいになっているところもあり。
ぐい~っと登っていくと
山頂直下の岩場の下に出てきました。
以前は岩場を登れたのかな、今は立ち入り禁止でロープが張られていて、回り込むようにして歩いていくと
明るい稜線上に出てきました。神社から40分くらいで稜線に上がれちゃうのね。
ここからはずっと稜線歩き、木の根や岩がごろごろした稜線を10分ほど歩いていくと
木立に囲まれた御岩山山頂に到着。
かびれの高峰、との標識がありました。
ひっそりした佇まいの山頂だったので、初めはここが御岩山の山頂だとは気づかず。
もっと先に少し高いところもあったので、山頂はもっと先かな?と先へと進みます。
進んでいくとこんな標識が出てきて、あれれ、さっきのとこが山頂だったか、なんて気づく始末(^^
高鈴山までは、所々で道が2本に分岐して合流して、とちょっとおもしろい感じの道。
常緑の馬酔木の中を緩やかに30分ほど歩いていくと
開けた高鈴山山頂に到着。
展望デッキも完備、しかもトイレもあり。
デッキから眺めると北西~北側の展望が開けてて、なかなか爽快な景色です。
遠くに見えているのは、先週歩いた奥久慈方面の山々かな。
高鈴山山頂には、大きな気象レーダーがありました。
レーダーやアンテナ大好きなごろ太君、嬉しそうに周囲をうろちょろしてます。
そしてこの日、日立アルプスOCEANトレイルなるトレラン大会が開かれていて、ちょうど高鈴山山頂にいた時に選手の人たちが走り抜けていきました。
参加者500人ほどもいるそうで、いやはやランナーがめちゃくちゃ多くてビックリ。
あらかた通り過ぎたかなー、というところで山頂出発、来た道を戻って御岩山を過ぎて、神峰山へと向かいます。
稜線上の道は、道幅狭いところもあるけどよく整備されていて歩きやすい。
トレラン大会があったからか、刈払いもばっちり。
落ち葉を踏みながら、明るい雑木林の中を歩きます。
穏やかで気持ちよくて、これはほんとハイキングコースですな。
冬も、明るくて気持ちよい道なんだろうな。
雪もそれほど降らないし、アクセスもよいしね。
この稜線に上がる道もいろいろあるので、いろんなコース取りで楽しめそう。
下り勾配の稜線を歩いて、キレイな公衆トイレのある峠に出てきたら、ここから神峰山へ向けてちょっと一登り。
狭いトラバース道を登って再び稜線上へ。
歩いていくと、コンクリ造りの不思議な遺構がありました。
このあたりは日立鉱山の跡だそうで、その名残かな。
眼下に広がるのは、日立鉱山跡と日立の市街地。
左に見えているのは、かつては155mもあったという大煙突。
1993年に倒壊して3分の1の高さになってしまったけど、今でも利用されているようで煙を吐き出してました。
以前は鉱山の煙害がすごくて、神峰山には気象と煙害を監視する観測所が設置されていたそう。
(今は雨量観測所になっていた)
日立鉱山のあたりは、もともとこの地を治めていた佐竹氏が鉱山開発していたらしい。
佐竹氏の秋田移封に伴って衰退していたけど、江戸のころから再び鉱山開発されてきて、明治大正に発展したとか。
その日立鉱山の機械の修理製造部門から日立製作所が誕生したそうで、日立はこの鉱山とともに発展してきたんですねぇ。
その移り変わりを、この山は見てきたんだな。
木立の隙間からは、高鈴山の山頂アンテナが見えてます。
この稜線を歩いてきたんだな。
山頂の片隅には、こんな小さな天狗さん。
この天狗、たしか黒川鶏冠山にもいたような気がする。
山頂直下には、神峰神社の奥宮がありました。
手をあわせてご挨拶したら、来た道を戻って下山開始です。
稜線をのんびり歩いて戻っていると、高鈴山ですれ違ったトレラン選手たちが走ってくるのとすれ違い。
ロングコースの人は40km走っているらしいけど、皆さんすごいですな。
このまま稜線を戻って御岩神社の裏参道で下ろうかと思っていたのだけど、それだとトレランの人たちとのすれ違いがすごいことになりそう。
というわけで裏参道よりも手前の、公衆トイレのある峠で稜線から離れて舗装路を下ります。
10分ほど林道を下って行くと御岩神社へと続く道路に出て、20分ほど道路を歩いて駐車場に戻って終了。
神社の周辺は参拝客でいっぱいでした。
この日はちょうどトレラン大会があり、高鈴山山頂付近と、神峰山からの下りではランナーとのすれ違いがすごかったけど、それ以外はほとんど登山者とのすれ違いもなく、静かな山歩きを楽しむことができました。
御岩神社~御岩山間はだいぶ神聖な雰囲気だったけど、それ以外は明るく気持ちの良い道。
道もほぼずっと穏やかで歩きやすくて、夏以外はとっても気持ちよさそう。
お手軽ハイキングコースで、気楽に歩けてなかなか楽しかった。
御岩神社からだけでなく、いろんなところから登る道もあるので、ルート取りもいろいろ楽しめそうです。
また晩秋のこの時期に来てみたい(今度はトレラン大会がない時に)。
下山後は、先週に引き続き常陸太田市の"慈久庵鯨荘 塩町館"で常陸秋蕎麦と手打ちうどんに舌鼓(詳細は速報)。
その後は"太田温泉やまぶきの湯"の温泉(700円)にのんびり浸かってから帰宅、でありました。
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