2025/11/15 岩手晩秋山行・五葉山
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2025/11/15 五葉山
2025/11/16 鞍掛山 ←クリックで詳細レポ表示
この週末は久しぶりに土日とも穏やかな好天。
東北に行くなら雪降る前の今がチャンス、そういえば今年はGW以降岩手には行ってないなぁ、連日熊出没のニュースが出ているけど、晩秋の山ならむしろ熊に出会いづらいかも?なんて(そんなはずはないと思うけど)。
それでもマイナーな山はさすがに怖いので、人気の五葉山へ向かいます。
大船渡市と釜石市の境に聳える五葉山、登山口はいくつかありますが、一番メジャーで手軽な赤坂峠からの往復で歩きます。
大船渡から、太陽光発電パネルの林立する斜面を抜けて県道を走っていくと、赤坂峠の駐車場に到着。
50台くらい停められそうな広い駐車場に、まきchin隊一番乗りです(準備している間に2台くらい到着)。
#駐車場に水洗トイレあり。赤坂峠に通じる県道は1/4から冬期通行止めだそう
さて、では出発。
登山口の鳥居のところには「五葉山神社」の石碑があり、手を合わせてから歩き始めます。
登山口からしばらくは、すっかり落葉した林の中、ハイキング道みたいな緩やかな道を辿ります。
足元には落ち葉がタップリ積もっていてざっくざく、所々で落ち葉にずぼっと埋まる(^^;
歩いていくと1合目の標識が出てきました。
こんな感じで道沿いに9合目まで標識が付けられてます。
道沿いにはツツジもいっぱい。
五葉山といえばツツジが有名だもんねぇ、6月頃にはツツジのトンネルになるんだろうな。
所々九十九折りになる緩やかな道を歩いていくと、途中の展望地からは南側の景色が一望。
長く伸びる山は氷上山、その右奥には室根山。
そして下界の紅葉がキレイ!
登山口からそんな緩やかな道を30分ほど歩いて、3合目の賽の河原に到着。
石ころがごろごろと転がって、何とも荒涼とした雰囲気ですな。
それでも、広場を囲むカラマツが鮮やかに黄葉してて見事♪
オレンジ色にキラキラ輝いてます。
ここからしばらくは、こんなカラマツ林の中を歩きます。
カラマツの黄葉は明るくてよいですねぇ、道もぱぁっと明るくなったよう(^^
道の両側にはツツジの紅葉、その奥にはカラマツの黄葉、そしてその先には五葉山の山頂稜線。
山頂付近はもうすっかり落葉していてモノトーン色、赤と黄色の紅葉とのコントラストもまたステキ。
ツツジの紅葉はほぼ終盤だけど、残った葉っぱが紅く色づいてしっとり穏やかな色合い。
ツツジってこんな感じに紅葉するんだな。
左手には、山頂から黒岩へと続く稜線を仰ぎ見ます。
斜面の木々はダケカンバかな、晩秋色の斜面に白い幹が映えて、これまたステキ。
そんな景色を眺めつつ、穏やかな道をのんびりゆる~り。
山歩きというよりはまるでハイキングのような道を歩いていくと
畳石の広場に到着。ここが4合目。
広場にはベンチやテーブルがいくつも設置されていて、そういえば以前6月に登った時はここで大勢休憩してたっけなぁ、なんて思い出したりして。
広場の片隅には、大きな畳石。
畳みたいな形しているから畳石なのかな、大きさ的には2畳以上はありそうな感じ。
さて、では鳥居をくぐって山頂へと続く道へ。
ここまではずーっと緩やかな道だったけど、ここからようやく斜度を増した道を登ります。
ダケカンバやブナ、ミズナラが入り混じった林は、もうすっかり落葉して明るく見通しのよい道。
これはなかなか気持ちよい(^^
ケッケッケッと大きな鳴き声に顔を上げると、アカゲラが木に止まってました♪
赤い頭とお腹、そして黒い斑点の羽根がとっても華やか、というか派手だな~(^^
こんな鳥を眺められるのも、落葉した晩秋の林ならではですな。
道は、岩が階段のように積み重なっていてそれほど急なところもなく、とっても歩きやすい。
さすがは人気の五葉山。
5合目、6合目、7合目と標識を過ぎて登っていくと、道は再び緩やかに。
この辺りから木々の背丈が低くなってきて、代わりにアカマツやコメツガなど緑の木々が登場。
この植生の変わりっぷりが面白い。
三陸沿岸の山って、こういう感じの植生が多いのかな。
歩いていくと、小さな祠が登場。
登山口にも畳石のところにも鳥居があったし、ここ五葉山は信仰の山なんだな。
1つ目の祠から少し登ったところには、鳥居と2つ目の祠。
祠の前には石仏があり、手を合わせてご挨拶してから先へと進みます。
祠を過ぎると、だんだんとシャクナゲが増えてきて、またちょっと違った雰囲気に。
麓はツツジ、山頂付近はシャクナゲが咲く五葉山、花の時期は大賑わいだそうで。
そりゃこんだけ歩きやすくて、しかも花がいっぱい咲くとなれば、みんな来ますわな。
シャクナゲの中の道をのんびり歩いていくと9合目に到着、避難小屋の石楠花荘が建ってました。
2018年に改築された立派な小屋、中には薪ストーブもあって、積雪期に小屋泊まりで歩く人も多いそう。
小屋の裏手は、ベンチやテーブルが点在する広場になっていて、一息つくにはいい感じ(が、この日は冷たい風が吹き抜けていて休憩するにはちょっと寒い)。
うっすら海も見えてます♪
そして小屋を過ぎて、笹原とシャクナゲの中の道を一登りで
稜線上の日枝神社(五葉山神社奥宮)に到着。
この稜線上、強い北風が吹き抜けてめちゃくちゃ寒いので、祠を囲む石塀の影でアウター着込んで身支度を整えます。
(もちろん祠にお詣りしてから)
神社の西側には、黒岩へと続く稜線が一望。
開けて穏やかで、なんとも気持ちよさそうな稜線、あちらに足を延ばす人もいるようですが
まきchin隊は東側へと続く稜線を辿って山頂を目指します(日枝神社のある場所は山頂ではない)。
稜線上は一面ハイマツで、ばーんと開けててなんとも爽快。
とっても寒いけど。
道沿いには、真っ赤に紅葉したガンコウラン。
ハイマツの緑、ガンコウランの赤、登山道の白とコントラストが鮮やかな道です。
そんな稜線上の道を進んでいくと、五葉山山頂に到着です。
一等三角点と小さな山頂標識のある、シンプルな山頂。
山頂の北側に見えているのは遠野の山々。六角牛山かな。
その奥には早池峰が聳えているはずなのだけど、雲の中にて見えず。
山頂の少し先の日の出岩が五葉山最高地点とのことなので、ちょこっと足を延ばします。
ハイマツの稜線を歩いていくと、コメツガの原生林の中へ。
林床には苔がいっぱい、その苔には何日か前の雪が残ってました。
もう冬も間近、ですな。
そして原生林の奥に、大きな日の出岩が登場。
このてっぺんが最高地点なのかな、でもまきchin隊にはちょっと登れないなぁ、というわけで。
おとなしく、行ける範囲で岩の上からの景色を楽しみます。
日の出岩だけど、東側は原生林に囲まれててあまり展望はなし(大岩の上に登れば展望あるかも)。
西側はこんな感じ。
さっき山頂から眺めた景色と同じだけど、見る場所が変わるとまたちょっと違って見えるから面白い。
というわけで、岩からの景色を眺めたら、来た道をさっくり戻ります。
戻り始めると同時に雲が広がり始めてお天気下り坂、しかも強い北風でかなり寒いとあっては、稜線に長居する理由もなし。
石楠花荘のところでアウターを脱いだら、あとはひたすら明るい林の中を下るのみ。
登ってくる人達とのすれ違いも多く、五葉山の人気っぷりを実感しながら下ります。
畳石を過ぎ、カラマツの黄葉エリアまで下って来れば、温かみのある彩りの景色にホッと一息。
振り返って山頂稜線を見上げると、稜線付近だけ日が翳っているようで。
天気予報も、10時くらいから雲が増えてくる予報だったもんな。
それでもなぜか山の下部は晴れていて、カラマツの黄葉も日射しに照らされてキラキラ輝いて。
ほんと暖かくていい色合いだな、と何度も立ち止まって眺めちゃう。
賽の河原から先は、登りに使った緩やかな九十九折りの道に並行して付けられている直登の道を下ります。
カラマツ林の中に一直線に付けられた道は、林業か何かの保守道なのかも。
緩やか道よりも、こっちの直登道のほうが斜度はあるけど断然歩きやすい。
さくさく下って終了、です。
この時期はあまり人もいないかな、と向かった五葉山でしたが、さすが人気の山、割と歩いている人は多かったです。
道は急なところもほとんどく歩きやすくて、のんびり歩いているうちに山頂に着いちゃった、という感じ。
歩く時間もそれほど長くないし、稜線上の景色もよいし、これは人気の山だよなぁ、と改めて実感です。
6月はツツジ、7月はシャクナゲと花の名山でもあり。
秋は、10月頃であれば雑木林の紅葉が見事だろうなぁ。
この日は、晩秋の明るい山を気持ちよく歩くことができました!
下山後は、近くの五葉温泉しゃくなげの湯っこへ(1000円→JAF割で900円)。
アルカリ泉の温泉にのんびり浸かって温まったら、この日は盛岡ナイトでありました(詳細は速報)。
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