2025/8/23 南蔵王・屏風岳
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2025/8/23 南蔵王・屏風岳
毎週末、あわよくば北アルプスへ行こうと狙っているのだけど、この週末もまた不安定な天気にて断念。
高い山はどこも昼過ぎから天気が崩れる予報、それでも少しでも涼しく歩きたい、というわけで。
蔵王エコーラインから南蔵王の屏風岳を目指します。
ここならスタート地点が既に標高1,600m、涼しく歩けるに違いない(^^
人気の南蔵王、特にエコーライン側の刈田峠登山口付近には路肩の駐車スペースが数台分しかないので、早め出発が吉、ということで登山口には日の出前に到着。
山の上から眺める朝焼けは、ほんと久しぶり。
朝日に照らされる南蔵王の山並みを眺めつつ、準備して出発。
先行の単独の方を見送ってから、まきchin隊もスタート。
登山口は、路肩駐車スペースから2分ほど歩いたところにあり。
南蔵王縦走コースの大きな案内標識がありました。
歩き始めは、灌木の中をゆるく下る道。
登山道は刈払いもバッチリ。
足元には丸太の階段や木道が整備されていて、所々ウッドチップも敷き詰められていたりして、さすが南蔵王の人気のコースだなぁ、と感心しちゃうくらいの整備っぷりです。
振り返れば刈田岳。
斜面にジグザグに付けられた蔵王ハイラインの道路も見えてますね~。
道沿いには所々に小さな湿原あり、そんなとこに咲いてるイワショウブやキンコウカに和みつつ。
登山口から800mほど歩くと、刈田峠に到着。
避難小屋への道が分岐してました。
避難小屋はこんな感じ(これは帰りに撮影)。
プレハブっぽく見える小屋だけど結構しっかりしてて、中には畳敷きスペースあり。
トイレもついてました。
避難小屋を過ぎると、前山へ向けて緩やかに登ります。
道沿いのアオモリトドマツが結構立ち枯れていて、ちょっと異様な雰囲気でもあり。
温暖化の影響で虫の食害が広がっていて、立ち枯れてしまっているらしい。
のんびり歩いていくと、道は少々斜度を増してきて。
所々岩がちな道は、展望開けて気分爽快♪
背後には刈田岳がでーんと聳えてます。
左手の三角形の山は後烏帽子岳かな。
その奥には、朝日を映して輝く太平洋が見えてます(^^
道は、所々で灌木のトンネルみたいになっているところもあり。
ナナカマドやオオカメノキなどの広葉樹も多く、紅葉の時期には鮮やかに色づくんだろうなぁ、なんて思いつつ。
道沿いに落ちてた古びた看板には「避難小屋」と。
かなり朽ち果ててるこの看板を見ると、避難小屋も相当の朽ち果てっぷりなんじゃないかと思っちゃう(けどそうではないのでご安心を)。
前山に到着。
道沿いの灌木の中にひっそりと標識が立ってました。
前山を過ぎたら、前方の杉ヶ峰へ向けて開けた稜線上を緩やかに登ります。
道は穏やかだし、開けてて風も吹き抜けて気持ちよいし、トンボがたくさん飛んでるおかげで虫はいないし、こりゃ暑いこの時期にはもってこいですな。
稜線上を歩きつつ振り返れば、刈田岳の奥に熊野岳がお目見え。
のんびりゆる~り歩いているようだけど、だんだんと標高を上げているんだな、と実感しますねぇ。

ミヤマシャジン、オヤマリンドウ、アキノキリンソウ、ウスユキソウ
杉ヶ峰へと登り上げる道沿いには花がいっぱい♪
みっちり集まって咲いているこんな花々に癒されつつ、そよそよと吹く風で涼みながら少々岩がちな道を登り上げて
西側には、朝靄の向こうに安達太良山と吾妻連峰の山並みが。
まだ朝イチということもあって靄多め、そのうち晴れてくることに期待しますかね。
というわけで、杉ヶ峰を後にして先に進みます。
ここからは、湿原の広がる芝草平へ向けて100mほど緩やかに下る道。
前方に広大な湿原が見えているのも良きですねぇ。
50mほど下ったところで、1つ目の湿原登場。
この時期の湿原は、すっかり黄金色ですな。
よく見ると、湿原一面にキンコウカが広がってます♪
黄金色に輝いているのはキンコウカの花だったか~(^^
一つ目の湿原を過ぎ、階段が続く道を緩やかに下ります。
それにしてもこの道、ほんとしっかり整備されてて、歩きやすいことこの上ない。
芝草平に到着!
こちら、宮城県最大の湿原だそうで、杉ヶ峰と屏風岳のコル部に広がる広大な高層湿原です。
湿原内には木道も整備されているので、ちょっと寄り道です。
これがまた、広大な湿原に張り出した桟橋のようなステキな木道なんだな。
上空には雲が広がりつつあったけど、時折雲の隙間から射し込む日射しに照らされて黄金色に輝く湿原を楽しみつつ、遠くに連なる山並みを眺めつつ。
のんびりと景色を楽しんじゃいました(^^
さて、では湿原を後にして屏風岳へ。
芝草平から屏風岳へは、標高差150mほどの登りです。
屏風岳山頂稜線付近に雲が流れてきているのがやや気になりますが。
所々岩がごろごろと積み重なった道は、こちらもおおむね階段等が整備されていて、大きな段差もなく歩きやすい。
登りつつも振り返ると、こちらもちょっと雲が低くなってきたような。
緩やかに登り上げていくと、だんだんとアオモリトドマツの木々が増えてきて。
そしてその先の山頂付近はガスの中。。。
緩やかに登り上げて、最後は平坦な稜線上を歩いていくと、屏風岳山頂に到着です。
あいにく山頂付近は西側から湧き上がるガスにつつまれてしまって遠望はなし。
でも辛うじて、水引入道から馬ノ神岳へと続く稜線を雲の下に眺めることができました。
晴れてれば南屏風岳へと歩いてもいいかな、とちょっと思ったりもしてたけど、屏風岳から先の道は結構な薮だし、このガスっぷりなので断念。
広い山頂で一息ついたら、来た道をそのまま戻ります。
芝草平へと下る道を辿っていると、それまで低く垂れこめていた雲が見る間に晴れて、前方の杉ヶ峰や刈田岳、屏風岳にかかるガスも晴れてきてるような。
山頂を後にすると晴れてくる、山あるあるか?!
・・・で、はい、晴れました(笑)
山頂にあと30分ほど留まっていれば晴れたんかな、と思いつつ、でもまぁ帰りの稜線を気持ちよく歩けるからいいか、という気持ちもあり。
いずれにしろ、晴れてくれて良かった!
遠方の山並みにかかる雲も晴れてきたようで。
こりゃ帰りの稜線歩きも楽しみだな、と歩いていくと
芝草平に戻ってきました。
行きに歩いた時は雲多めの空だったけど、帰りはすっきりピーカンにて、色の鮮やかさが全然違う!
振り返って屏風岳を見上げます。
さっきまで山頂はガスの中だったのに、もうすっかり晴れてるんだな。
まぁ、こんなもんか。
というわけで、青空の湿原を楽しもう、と再び湿原内をのんびり散策、木道の先にあるデッキから景色を眺めます。
湿原の中に点在する青い池塘、その奥には安達太良山と吾妻連峰。
朝登ってるときは朝靄で山並みはぼんやりしてたけど、この時間になるとクッキリお目見え♪
黄金色に輝く湿原と、白い雲がぽっかり浮かぶ青い空と。
この色の取り合わせがなんとも好き。
湿原一面に広がるキンコウカ。
花が咲くのはこれからかな、それでも稲穂のような黄金色の花穂が一面に広がる様は圧巻です。
いやはや、高層湿原大満喫。
朝イチの、雲を通した柔らかな日射しの中の湿原もよかったけど、やっぱりスカッと晴れた青空の湿原は色のコントラストも素晴らしくてほんと美しい。
しかも穏やかな風が吹き抜けてとっても気持ちよくて、景色眺めつつ20分以上も過ごしちゃいました。
さで、では戻りますかね。
この辺からは、登ってくる人達とのすれ違いもかなり多く、人気の山っぷりを実感しながら歩きます。
歩きつつも振り返れば、屏風岳と南屏風岳。
こちら側から眺めると穏やかな山並み、でも南屏風岳の先の不忘山から見ると荒々しい火口壁が迫力満点の景色なんだよね。
見る場所が変わると、山の印象も変わりますな(^^

エゾシオガマ、イワショウブ、タカネトウウチソウ、アキノキリンソウ
道沿いに咲くいろんな種類の花を眺めつつ、芝草平から標高差100mをのんびり登り返して、杉ヶ峰に到着。
一息つきがてら、朝は靄に隠れていた山並みをピークからぐるりと眺めます。
その右手には、安達太良山と吾妻連峰。
こちらも良く晴れてますねぇ。
朝日連峰も見えてます♪
朝日の手前には、山頂アンテナの立つ白鷹山も。
熊野岳の左奥には月山。
斜面にはまだちょっぴり残雪、さすが月山だな。
蔵王の盟主、刈田岳と熊野岳もこのとおり。
スッキリ晴れましたね!
熊野岳の右奥には、雁戸山など北蔵王の山並みや、仙台神室、大東岳、面白山、船形山と連なる山並み。
素晴らしい展望です(^^
朝登ってるときは雲多めだったので、今日は展望なしかな~、なんて思ってたのですが。
スッキリ晴れてくれてよかった!
杉ヶ峰のピークでのんびり景色を楽しんだら、いよいよ最後の下り道へ。
こんなに晴れちゃうと、ちょっと名残惜しいけど。
杉ヶ峰のピーク直下には、ウスユキソウやイワシャジン、ウメバチソウ、オヤマリンドウの花畑♪
ここらあたりが、この日一番の花畑。
しかも前方にはこの展望が広がってます♪
涼しい稜線をさくっと歩けて、しかも花も展望も楽しめちゃうだなんて、もう最高でしょう。
朝は薄雲が広がっていたけど、帰りはピーカンの青空。
そよそよと涼しい風が吹き抜ける稜線を気持ちよく歩きます。
あぁ、下界に下りたくない。。。
帰りの木道の上では、色鮮やかな鳥が草の実をついばんでお食事中。ウソ鳥ですな。
天神様のうそ替え神事のウソ鳥とは、こやつですか。
のんびり歩いて、最後は立ち枯れたアオモリトドマツの森を歩いて終了です。
標高1,600mからの稜線歩き、思った通り終始涼しくてとっても快適。
道は真新しい木道やウッドチップなどでビシッと整備されてて歩きやすく、程よくアップダウン繰り返しながら歩く稜線の道は飽きずに歩けるし。
稜線からの展望も素晴らしく、花もいろいろ咲いていて。
途中で高層湿原を楽しめるのも良いですな。
行きはほとんど人と出会わずだったけど、帰りは団体さんも含めてすれ違い多数。
そりゃこんなにいい道だったらみんな歩くよなぁ、と納得の道でした。
お手軽に歩けるし、ここはまた季節を変えて歩きたい道です。
下山後は、天童に移動して"そば処 多喜"で肉蕎麦。
しょっぱいものの後は甘いもの、ということで天童果樹園で桃パフェをいただいたら、足を延ばして肘折温泉へ。
ひなびた温泉街の雰囲気を満喫、カルデラ温泉館(500円)でかけながしの源泉温泉と炭酸泉を堪能、でありました。(詳細は速報)
翌日は、寒河江観光からの会津観光でノンビリ過ごした週末でした。
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