【速報】2025/8/23-24 山形蔵王山歩き＆観光に行ってきました～

この週末は、山形＆福島へ。

蔵王エコーラインから眺める朝焼けの空。

【8/23：南蔵王・屏風岳】 ←クリックで詳細レポ表示
まだまだ夏真っ盛り、昼過ぎからは山沿いは雲が増えて夕立もあるかも、ということで午前中早くからの山歩き。
涼しい所歩きたいよね、ということで、蔵王エコーラインからの屏風岳往復です。
今年は蔵王づいてるな。

日の出とともに、エコーラインから屏風岳へ向けて歩き始めます。
良く整備された道から振り返れば、2ヶ月ほど前に歩いたばかりの刈田岳と熊野岳が一望♪

アップダウンのある稜線はとっても涼しくて快適。
風に吹かれつつ、花々の咲く稜線を歩いていくと、湿原の広がる芝草平に到着。
黄金色に輝くキンコウカが一面に広がってお日様にキラキラ輝いて。

見上げれば屏風岳と南屏風岳が穏やかに連なります。
ちょうど屏風岳の山頂に到着したときには雲がかかっていたのだけど、山頂を後にして戻ってきたらこの晴天（＾＾；
それでも、穏やかで涼しい稜線を気持ちよく歩けたので満足♪

下山後は、天童に移動して"そば処 多喜"へ。

いただいたのは、冷たい肉蕎麦とおろし肉蕎麦。
蕎麦は結構太目でコシが強く、つゆはかなりしょっぱめ。
美味しいけど、つゆとか蕎麦はちょっと好みではなかったかな。オペレーションもイマイチ。
でも行列のできる人気店で、地元の方でにぎわっているお店でありました。

で、しょっぱいものの後は甘いもの、ということで。
王将果樹園のカフェで、桃パフェ♪
何種類もの桃が使われていて、味や食感の違いが楽しめて美味しい（＾＾

カフェの窓からは、果樹園が一望。
さくらんぼや桃、ぶどう、リンゴ狩りが楽しめるそうで。

お腹いっぱいになったら、ちょっと足を延ばして肘折温泉へ。
月山の北東側に位置する肘折温泉、春スキーの時期には月山から肘折温泉まで滑り降りるツアーコースがあるそう。
もうそこを滑ることはないだろうな、と思いつつも、肘折温泉には一度行ってみたいなぁと思っていたのでした。

行ってみるとびっくり、山中に忽然と現れた隠れ里のような温泉街。
車が一台通るのもやっとの狭い道沿いに、古びて味のある旅館が立ち並んでいて、なんだかタイムスリップしたみたい。

無料足湯もあり。ぬるめで気持ちよい（＾＾
温泉街も日なたはかなり暑いけど、足湯は旅館の軒下にあって日陰なので、涼しくてこれまた快適。

古い郵便局もあったりして、なんだかちょっと大正レトロな感じ。
いいなぁ、この温泉街。一度泊まってみたい。
肘折といえば豪雪地で有名だけど、冬はすごいことになってるんだろうなぁ。

温泉街の奥には、炭酸泉の足湯もありました。ぬるめで気持ちよい。
天然のサイダーのような炭酸泉は、なかなか珍しいらしい。

温泉街をそぞろ歩いた後は、近くのカルデラ温泉館へ（500円）。
掛け流しのナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩泉と、炭酸泉の冷泉の両方が楽しめます。
お風呂の入口には、炭酸泉の飲泉所もあり。

いやー、この温泉良かったな。
炭酸泉の冷泉はキーンと冷たくて、それに足と手を浸しつつ、温かな温泉にも浸かりつつ。
レトロな雰囲気も良く、浴室も脱衣場も広くてのんびりできて、最高でした（＾＾

肘折温泉の各旅館も、たくさんの源泉をそれぞれブレンドして個性ある温泉を提供されているそうで。
そんな温泉を楽しみつつ、泊りでこの雰囲気を満喫するのもよいなぁ。

温泉にのんびり浸かった後は、近くの四ヶ村（しかむら）の棚田へ。
山形県大蔵村の山間にある豊牧、滝の沢、沼の台、平林の4つの地区を総称して四ヶ村というそうで、棚田の広さはなんと120haにも及ぶとか。

谷間に広がる広大な棚田、これはスケール感がすごい。
秋の黄金色の田んぼや、田植え時期の水を張った景色もいいだろうなぁ。
田んぼの所々には集落も点在していて、田んぼとともに生活している光景がなんとも素晴らしかったです。

【8/24：寒河江、会津観光】
日曜日も山を歩こうと思えば歩けそうだったけど、昼前には天気崩れそうだったし、まぁいいか、と観光day。
まずは朝風呂、と寒河江IC近くの"寒河江花咲か温泉 ゆ～チェリー"へ（350円）。
ここ、広いし安いし、3種類の源泉かけ流しのお風呂が楽しめて最高。
どれも美肌の湯だそうで、朝からタップリ源泉美肌成分を堪能です。

朝風呂の後は、これまた寒河江の慈恩寺へ。
奈良時代に聖武天皇の勅命により開かれたと伝わるお寺、もうその歴史がすごい。

本堂は檜皮拭きの屋根の葺き替えが終わったばかりだそう。
拝観料を払えば中に入れて、お堂の中を見せていただけるのもなかなか面白い。
鎌倉時代や室町時代の仏像も多くあり、そんな貴重な仏像が間近に見られるなんて、なかなかないぞ。

本堂のとなりの薬師堂も素晴らしい。
薬師三尊と十二神将の立像は鎌倉時代の作、それぞれ十二支の彫り物を頭上に戴いていて、表情もポーズも衣装の文様もそれぞれ違っていて面白い。
これはすごいなぁ、と堂内を3周くらいしちゃいました。

広い境内には、最上氏が建立したと伝わる三重塔もあり。
この秋には本堂の御本尊の御開帳もあるそうで、これはまた秋に行きたいな。

そしてそろそろ昼時、ということで、久しぶりに寒河江の"そば処 かつら"へ。
開店30分前に到着したら一番乗りでしたが、その後続々と車がやって来て、開店20分前には駐車場満車。
この人気っぷり、すごい。

いただいたのは、冷たい肉蕎麦と、小柱のかき揚げとゲソ天。
いやー、やっぱりここの肉蕎麦はまきchin隊的にはピカ一ですな。
太目の蕎麦はコシがありつつも少し柔らかめでしなやかな感じ、つゆはダシがすごく効いてて塩味は控え目、鶏脂のコクもあり。
小柱かき揚げも最高、大満足です。

お腹いっぱいになった後は、のんびりと南下。
米沢から山越えドライブして喜多方へ。

喜多方手前の熱塩温泉では、廃線の日中線記念館へ。
昭和59年に廃線となった国鉄の路線です。

敷地内には、ラッセル車と客車の展示も。

客車の中は、鬼滅の刃・無限列車の世界が！
ちょうど居合わせた子供も、無限列車だ！とつぶやいてました。

廃線跡って、寂寥感ありノスタルジックな感じもあり、なんだか良いよねぇ。
駅舎内の展示もなかなか興味深かった。
昭和49年までSLが定期運行してたってのはちょっとびっくりでした。

のんびり蔵王稜線歩きの詳細は追って。

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