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2025年8月18日 (月)

【速報】2025/8/13-17 北陸観光&山行に行ってきました~

まきchin隊の夏休みは、北陸の富山と福井へ。

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山も暑すぎたので、観光&グルメメインで遊んできました♪

ここ数年、お盆週間は天気不安定なことが多い。
今年も御多聞に漏れず、前半の山の日連休はもちろん、後半にかけても不安定な天気で高い山には雲がかかる予報。
最近のアルプスは小屋もテント場も予約しないといけないので、なかなか予定立てられずにアルプス山行は断念、今年も行き当たりばったり観光メインの旅です。

【8/13:富山 上市・魚津観光】
この日は剱岳展望の山に登ろうと思っていたのだけど、前日までの大雨で林道通行止め、しかも山々は軒並み雲の中、ということで観光に切り替え。
まずは富山・上市の千巌渓へ。

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苔むした大岩の間を流れる渓谷沿いに、遊歩道が整備されてます。
途中には、密教の修行の場もあり。

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前日までの大雨で、大岩の間を流れる渓谷の水量がものすごくて大迫力。
そして水しぶきがすこぶる涼しくて気持ちよい(^^

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大迫力の渓流と大岩に、ひんやりしっとり涼んで癒されました(^^
ここ、真夏の観光には最適ですな。

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渓流歩きの後は、歩いてすぐの大岩山日石寺へ。
さきほどの千巌渓は、この日石寺の修行の場でもあったそう。
神亀2年(725年)に、行基が巨岩に不動明王を刻んだことが起源だそうで、本堂の奥にはその不動明王を拝むことができました。

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滝行の場もあり。
涼しそうだなぁ、なんて思っちゃったまきchin隊は煩悩の塊り。。。

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その煩悩のままに、日石寺参道入口の金龍へ。
9時半頃に並んだときにはまきchin隊2組目、10時半過ぎの開店時には100人くらい並んでました。

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いただいたのは、名物そうめんと、こんぶおにぎり、ぜんまいの煮物。
このそうめん、黄金色に透き通ったお出汁がほんと美味!
かつお・こんぶ・しいたけ・あごの出汁を立山の湧き水でとっているそう。
3年熟成という手延べそうめんはつるっとしててコシもあり、冷たい出汁と一緒にいただくと、そうめんって飲み物ですか?!な感じでするするいただけちゃう。

ここ、一度来たかったんだよねぇ。
並ぶのも納得な美味しさでした。

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そして、まだ食べたりないごろ太君。
日石寺の門前の大岩館へ。

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ここでは、すだちそうめんと葛切りをいただきました。
すだち、爽やかで美味しい~(^^
そうめんは金龍のほうが洗練されてる感じだったけど、こちらもまた美味でした♪

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日石寺を後にしたら、魚津へ移動。
魚津水族館で、ブリや鯛、アジなどなど、すしネタになりそうな美味しそうなお魚を見てたらまたお腹空いてきた(^^

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そしてこの日の夜は、魚津の"源助"で海鮮三昧。
新鮮なお刺身や白エビの唐揚げ、地魚の焼き物に舌鼓。
何度か来ている源助ですが、この日もとっても美味しかったです(^^

【8/14:富山 城ヶ平山】 ←クリックで詳細レポ表示

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前日そうめんをいただいた日石寺から周回で歩ける城ヶ平山へ。
その名のとおり、もともとは敵の侵入を防ぐ詰城だったそうで。

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低山につきめちゃくちゃ暑くて、熱中症一歩手前で山頂に登り上げると、富山平野と日本海、能登半島が一望。
北アルプスも一望のはずなのだけど、この日も高い山は雲の中にてそちらの展望はナシ。

で、暑すぎるので当初の予定を短縮してさっくり下山。

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下山後には、前日そうめんをいただいた金龍の目の前にある"中華そば あざみ"へ。
こちらもなかなかの人気店にて、10時頃に行ったら並び2組目、11時の開店時には20人以上並んでました。
(金龍はこの日も100人ほどの行列)

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いただいたのは、中華そばと夏季限定冷やし中華。
どちらも平打ち縮れ麺の自家製麺、思ったよりしっかりもっちりしてて美味。
中華そばのスープはすっきり豚骨ベース、なんだか喜多方ラーメンにちょっと似てる気がする。
山でがっつり汗かいた後だったので、スープの塩味が沁みました~♪

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その後は福井市内に移動して、福井市立郷土歴史博物館へ。
徳川家康の次男・結城秀康が福井城を築城してからの歴史がコンパクトに解説されてて、なかなか面白かったです。
外は暑すぎて、福井城址を歩き回るのはなかなかしんどそうだったので、その代わりに涼しい博物館でいろいろお勉強できてよかった(^^;

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そしてこの日は福井市内泊。
"大衆割烹善甚"で、福井の地酒と海の幸三昧。ガサエビとか鯛かぶと煮とか鯖の刺身とか。
ここのお魚はどれも新鮮でおいしくて、旬の地酒もいろいろ取り揃えていてほんと最高です。

【8/15:福井 赤兎山】 ←クリックで詳細レポ表示

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この日は、福井と石川の県境の山、赤兎山へ。
至る所に沢や渡渉があり、ひんやり涼しくて気持ちよい道を登って

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展望開けた山頂部へ。
晴れてれば目の前に白山大展望なのだけど、この日も高い山は雲の中にて白山展望はナシ。
それでも周囲の山並みは見られたし、山頂部の高層湿原も楽しめたので良かった!

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下山後は、近くの越前大野城へ。
山から下りてきたばかりだけど再び山登り(笑)、360段の石段を登って天守へ向かいます(^^;

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織田信長からこの地を与えられた金森氏が築城し、その後持ち主が変わりつつ続いてきたお城だそう。
今は、朝霧に浮かぶ天守の景色が"天空の城"として一躍有名になっているので、そちらの印象のほうが強いかも。
復元天守の中には、城主が変わりつつも続いてきた城の歴史が展示されていて、それもまた面白かったです。

・・・が、暑かった!

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そしてこの日も福井市内泊。
福井ナイトは"和ぼうず"さん、こちらは和洋で工夫を凝らしたお料理がいただけるお店。
オーソドックスな料理から、こうきたか!と見た目も味も唸っちゃう料理まで、いろいろ堪能です♪

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お腹いっぱいになった後は、夕暮れの福井城を散策。
広大な敷地の中、びしっと築かれた石垣が美しい。
天守や櫓などの建物は今はないのだけど、櫓の復元を進めているそう。

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こちらが福井城の祖、結城秀康公。
徳川家康の次男として関ヶ原の戦いにおいて奥州勢の南下を抑え、その功としてこの地を与えられたそうで。
・・・なんとなくお顔が家康公に似ているような(^^

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そして福井駅前では、恐竜にご対面。
3年前に来た時より恐竜増えてるし、動きも進化してる気がする(前に立つ人に合わせて動いたり吠えたりしてる)。

【8/16:福井 敦賀観光】
朝から良い天気、絶好の山日和と言いたいところだけど、高い山には相変わらず雲がかかっているようで。
しかもかなり暑いので、低山歩いてる場合じゃないな、ということでこの日は観光です。

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まず向かったのは、敦賀の気比神宮。
約1330年前の創建で、この大鳥居は春日大社(奈良県)・厳島神社(広島県)と並ぶ日本三大木造鳥居の一つだとか。
松尾芭蕉が月の美しさを詠んだ地でもあるそうで。

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拝殿もさすがの壮麗さ。
気比の森と呼ばれる木立に囲まれて、神聖な空気が漂ってました。
境内の木々や湧き水、周囲の山々それぞれに謂れがあるようで、それも面白かった。

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お次は、金ヶ崎城址に建つ金崎宮へ。
この金ヶ崎城、実はいろいろすごい。
まずは南北朝時代、新田義貞が尊良親王と恒良親王を奉じて足利軍と戦い、破れたのがこの地だとか。
そして戦国時代には、織田信長の越前朝倉攻めの際に浅井氏との挟み撃ちに遭い、秀吉をしんがりとして脱出したのもこの地だそう(戦国時代を扱った歴代大河ドラマには出てきてるし、来年の大河(豊臣兄弟!)にも絶対出てくると思われる)。
そんな、南北朝と戦国の2つの有名な謂れを持つ城なんて、他にあるかしら?!

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金崎宮の裏山の城跡には歩いて登れます。
ということでこの日も、汗をかきかき階段を登って裏山に登っていくと

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本丸跡の月見御殿からは、若狭湾が一望♪
海、キレイだなぁ。。。日本海ってもっと薄暗い雰囲気なイメージだったんだけど、こんなに明るくて澄んでてキレイなんだな。

ここに、南北朝時代や戦国時代にいろいろ砦を築いて城としてたてこもっていて、歴史の転換点になった場所なんだな、と思うとなかなか興味深かったです。

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金ヶ崎城の後は、お隣の若狭町・三方五湖のほとりに移動して"うなぎ淡水"へ。
こちらでは、三方五湖の特産、極上天然口細青鰻がいただけるとのことで。
開店40分前に到着したら30分前に受付開始、先に注文・支払いを済ませて、一巡目以降の人たちには順番が来たら電話連絡する、ということでした。

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まきchin隊は無事一巡目入店。
注文うけてからさばいて焼く、とのことで入店してからも結構待ちましたが、それも納得な美味しさ(^^
関西風にパリッと焼かれてて、それでいながら身はふっくらで濃厚で。
鰻ってこんなに美味しいんだなぁ。。。

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天然鰻に舌鼓の後は、近くの年縞博物館へ。
三方五湖の一つ、水月湖の湖底には、毎年プランクトンや落ち葉などが積もっていて、それが縞のように堆積しているそう。
これがなんと7万年前から堆積していて、それが考古学における年代の世界標準のものさしになっているとのこと。
ちょっと壮大すぎません?!

博物館には、実際にボーリングした7万年分の年縞が展示されていて、これはかなり圧巻。
1年分は約0.7mm、7万年分で45m。
これを見ると、人間の文化が発展してきた現代なんてほんの一瞬なんだなぁ、なんて実感です。

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そして周囲をドライブして、三方五湖の展望も楽しんで。

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福井市内に戻ったら、福井城前身の北ノ荘城址へ。今は柴田神社となってます。
こちら柴田勝家の居城で、秀吉に攻められて勝家とお市の方が自害した地とのこと。
関ヶ原の戦いの後に結城秀康が築いた福井城は、この北ノ荘城の北側だったとの伝承があり、それを裏付けるようにこの地に北ノ荘城の石垣跡が出てきたそう。
もちろんここで、その石垣跡も見ることができます。

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柴田勝家公の銅像。
お市の方や茶々、初、江の三姉妹の銅像もありました。
併設の資料館(無料!)もコンパクトでわかりやすくて良かった。

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さぁ、そして福井ラストナイトは"錦輝"さんへ。
福井の全33蔵元のお酒がそろっていて、お料理も福井の海の幸山の幸がいっぱい。
大満喫です♪

【8/17:福井 朝倉氏遺跡観光】
この日も天気はまぁまぁ良いけど、やっぱり暑すぎるので観光day。
まず向かったのは、一乗谷朝倉氏遺跡博物館。
3年前に一乗谷に来たときは博物館オープンしていなかったので、来てみたかったのでした。
朝倉氏遺跡は暑すぎてあるけないけど、ここなら涼しくいろいろ見られるもんね。

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内部はコンパクトながらも、発掘した遺構や復元建屋などもあってかなり充実。
特にこの発掘遺構(経堂に通じる道ではないか、との説あり)、なかなかの迫力です。

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朝倉氏は、一乗谷に家臣や住民を集めて一大拠点を築いていたそう。
その街並みのジオラマもあり、人々の暮らしを垣間見ることもできて、精巧で面白い!

ちょうどこの日は、ファミリーデーとのことで通常展示の入館料は無料。
いやー、めちゃくちゃラッキーだったなぁ、なんて思いながら、1時間たっぷり見学して博物館を後にします。

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そして向かったのは、近くの"けんぞう蕎麦"。開店45分前着。
まきchin隊は6組目の並びで、ギリギリ1巡目に入ることができました。

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いただいたのは、八合蕎麦(小さな一山が一合、それが8つなので八合)。
五合蕎麦(2~3人前)を頼んで様子見しようと思ってたけど、お腹空いてたので最初から八合頼んじゃいました(このあと二合追加)。

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大根おろしの出汁をかけて薬味と一緒にいただくのと、辛み大根絞り汁につけていただく2通りの食べ方があり。
辛み大根絞り汁は辛すぎてむせちゃうほどだったけど、大根おろしの出汁のほうはまろやかでとっても美味。
一合単位でおかわりもできちゃうこのお蕎麦、するするいただけて美味しかった♪

猛暑の夏休み、山歩きの詳細は追って。

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