2025/7/13 北東北お花見山行 鳥海山・鳥海湖
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2025/7/13 鳥海山・鳥海湖
この週末は、日本海側がスッキリ晴れそうな日曜日を狙って鳥海山へ。
ちょうど3週間前に歩いたばかりだけど、この時期は日々状況も変わるので、また違った表情が見られるかな、と。
ニッコウキスゲが咲き始めたようなので、それも楽しみの一つ。
花の時期の鳥海山は大混雑なので、今回も人の多い鉾立ではなく大平からの出発。
4時半過ぎに到着したら、路肩の駐車スペースには一台も停まってなくて、ちょっとびっくり。
・・・でも準備している間に数台来てさっくり出発していかれたので、まきchin隊も続いて出発です。
#大平登山口にはトイレなし。手前の大平山荘でトイレを借りられます
駐車スペースから道路を挟んで向かい側にある登山口脇には、プレハブの登山案内所がありました。
3週間前にはなかったな、夏山シーズンに向けて設置されたんだな。
登山口からしばらくは、木立の中の舗装された道をのんびりゆる~り。
所々で階段状になっているけど、ずーっと緩やかで歩きやすい道です。
途中、五合目の標識を過ぎると、少し斜度を増して岩がごろごろと積み重なった道へ。
ひんやり涼しい木立の中を登っていくと、いつしか灌木の中の九十九折りの道になり
登山口から300m弱登り上げて、開けた見晴台に到着。
眼下には庄内平野が一望、3週間前よりは空気が澄んでてよく見えてる気がする。
ここからは斜度も緩やかになり、笹や灌木の中の石畳の道を黙々と登ります。
前方から昇る朝日がまぶしい!
灌木の中の道を登ること15分ほどで、開けた湿原の清水大神に到着。
3週間前はここは一面の雪田で、そこに至る道は雪融け水でじゃぶじゃぶだったんだけど、この日はすっかり緑の湿原で雪融け水も全然なくてカラッと乾いた道。
チングルマもほぼ咲き終わっていて、3週間の間にこんなに季節が変わってるのか!とびっくり。
清水大神を過ぎても、しばらくは草原と灌木の中の道は続きます。
道沿いにちらほら咲いてるニッコウキスゲを眺めながら、ゆる~り登っていくと
沢状地形の"とよ"に到着。
3週間前はここも一面残雪だったけど、もうすっかり雪は融けて新緑の道!
いやー、新緑が目に沁みますわ。
まきchin隊的には"チングルマの小径"と名付けているこの斜面、もしかしたらチングルマいっぱい咲いてるかも?とか思ってたけど、ほぼほぼ綿毛状態。
いやはや、季節が移り替わるの早すぎるでしょう(^^;
それでも、最後まで雪が残っていたと思しき窪地では、チングルマが満開状態♪
ちょうど射し込んできた朝日にキラキラ輝いてます!
真っ白なチングルマに混じって、鮮やかなピンク色のコイワカガミも(^^
蕊の赤いチングルマもあったりして、これはなかなか楽しい。
とよを過ぎて再び灌木の中の道を登り上げていくと、開けた河原宿に到着。
ここにはまださすがに残雪ありますね。
残雪斜面は鉾立方面へもつながっていて、そこを登ってくる方もちらほら。
というわけで、残雪を歩いて御浜へと続く道へ。
この残雪、朝イチにつき思ったより硬くてちょっとビビった(^^;
ほぼ平行移動な残雪をちょいと歩けば、御浜へと続く石畳の道へ。
3週間前にガスガスの中下った道を、この日はぐい~っと登ります。
道沿いにはニッコウキスゲがちらほらと登場。
今回はこの花がお目当てだったわけで、フレッシュなニッコウキスゲの花にテンション上がります♪
あんなにもりもり絨毯のように咲いていたチングルマは、もうすっかり綿毛状態。
朝日にキラキラと銀色に輝く綿毛の大群落は、これはこれで壮観(^^
そんな群落を眺めながら石畳の道を登り上げていくと
鉾立からの道と合流して、御浜に到着。
ここまではほとんど人がいない静かな道でめちゃくちゃ快適だったけど、鉾立からの道と合流した途端に人だらけの道!
御浜小屋周辺の人いきれにやや閉口しつつ、小屋前を通過して進んでいくと
鳥海湖を見下ろす稜線に出てきました。稜線からは、青く輝く鳥海湖が一望♪
しかもそれを縁どるニッコウキスゲの鮮やかさがなんとも素晴らしい。
鳥海湖の向こうには月山も見えてて大展望。
鳥海湖に向けて広がる斜面には、ニッコウキスゲ、ヨツバシオガマ、ハクサンボウフウ、ハクサンフウロなどがわちゃわちゃ咲いてて、でもそれがまた色鮮やかでとってもいい雰囲気で。
初夏ならではの色とりどりの彩りがいいですねぇ♪
笙ヶ岳方面へと少し足を延ばしてみると、ここがまたニッコウキスゲ満開で。
ニッコウキスゲって稜線上が好きな花なんですかねぇ、稜線上の道沿いにびっちり咲いててとっても鮮やかで、ちょっと言葉を忘れちゃうくらいでした。
3週間前はガスガスだった鳥海湖、この日はめちゃくちゃいい天気だし花も満開だしでとっても素晴らしくて、仇はとったぜ、な気分のまきchin隊。
やっぱり天気いいと最高だな(当たり前か)。
というわけで、御浜(鳥海湖)を後にして扇子森へ。
新山山頂を目指す人たちに混ざって、扇子森に登る道をのんびりゆる~り。

ウサギギク、アオヤギソウ、ハクサンシャジン、ヨツバシオガマ
道沿いには色とりどりの花が咲いていて、癒されます♪
やっぱりいいなぁ、花々の道。彩りいっぱいでウキウキしますね。
左手に広がる斜面には一面のニッコウキスゲ、その向こうに見えているのは稲倉岳ですな。
前方には、雲海に浮かぶ岩手山と秋田駒ヶ岳。
右側に見えてるのは和賀岳かな。
・・・でもやっぱり奥羽山地は雲多めだな、この日は日本海側で正解♪
のんびりと歩いて扇子森を過ぎれば、御田ヶ原分岐へ向けて下る石畳の道へ。
鳥海山ってほんと、石畳の道が多いよな。
そしてこの道がまた花盛り♪
もりもり咲いてるニッコウキスゲの向こうに、外輪山と新山を眺めつつ。
ウスユキソウもひっそり咲いてます。
先日秋田駒で見たばかりのこの花、鳥海山にも咲いてるんだなぁ。
道沿いにはチングルマの群生もあちこちに。
そんな群生を背後から眺めるってのも、また面白い(^^
道沿いの花々を眺めながらのんびりと石畳の道を下って行くと、御田ヶ原分岐手前には驚きの光景が広がってました!
遠くから見ていてふんわり真っ白に染まってるなぁ、なんて思っていたら、なんとハクサンイチゲとチングルマの大群落!
え、ちょっとこれはすごくないか?!天国?!と居合わせた方達も大興奮(^^
チングルマとハクサンイチゲが両方とも満開で、しかもこんなに密集してるのってあんまり見たことない。
チングルマのこの密集っぷりもすごくて、秋田駒のムーミン谷もびっくりでしょう、これは。
焼石岳にもムーミン谷にも劣らない、素晴らしい群落でありました。
こんなすごい群落が鳥海山にもあったんだな。
御田ヶ原分岐まで下ったら、9割以上の人は新山目指して進んでいったけど、まきchin隊は鳥海湖へと続く道へ。
こんなにいい天気だったら、確かに新山行ったらいいだろうなぁ、と思う気持ちもあったけど、花いっぱいの道をのんびり歩こう、というのがこの日のテーマにつき。
扇子森の南面をトラバースして鳥海湖に至るこの道、歩く人は少ないし、それでいて花はいっぱいて景色も素晴らしくて、まきchin隊お気に入りの道であります。
好天のこの日は、景色を満喫しながらのんびり歩けるのでワクワク(^^
ニッコウキスゲが咲くトラバース道を歩いていくと、眼下には千畳ヶ原の湿原の景色が広がります。
千畳ヶ原を歩いた時の景色を思い起こしながら、千畳ヶ原を眺めながら歩くって、もうほんと癒し要素が満載過ぎる。
こうやって眺めているだけでも、千畳ヶ原のど真ん中に立って涼やかな風に吹かれる自分を想像できちゃったりして、それだけでも癒されるんだよなぁ。
トラバース道は、降雪の影響で木道が傾いているところも所々にあったけど、概ね歩きやすく整備されてます。
そんな道を、道の両側に広がる斜面の花々を眺めながら歩く、この幸せ(^^
この時期はニッコウキスゲが主体だけど、雪融けが遅かったと思われる斜面にはチングルマやコイワカガミもいっぱい♪
幅広い季節の花々が一気に咲いているのを見られて、すこぶる眼福(^^
振り返れば、新山と外輪山の南西斜面が一望。
こちら側とは違って荒々しい斜面もまたステキ。
そして千畳ヶ原からの道と合流して少し登ると、鳥海湖の縁に出てきました。
御浜から眺めるのもいいけど、こうやって縁を歩くと、池の大きさや澄んだ水の美しさを感じられていいもんですな。
池で鳴いているカエルの声も聞こえるしね。
何より、御浜の喧騒からは離れて、静寂の中の景色を楽しめるのが良し。

ミヤマカラマツ、ベニバナイチゴ、ミヤマキンポウゲ、ウラジロヨウラク
池の周りにもいろいろ花が咲いてます。
池をぐるりと半周したところで、御浜に登る旧道(現在は通行止め)の入口で一休み。
ここからだと新山も一望、なかなか迫力ある景色を楽しめるんだよね。
そんな景色を眺めながら、のんびり過ごすことができました。
さて、では稜線に戻りますかね。
御浜から笙ヶ岳へと続く稜線目指して、木道をゆる~り登ります。
振り返って、新山と鳥海湖の景色を目に焼き付けて。
また来るよ~
稜線に上がる手前には、ちょっぴり残雪も。
斜度のある斜面のトラバース、そして雪が少々硬めでドキドキしたけど、踏み跡がしっかりついていたのでとりあえず無事クリア。
そして稜線に上がると、一面に広がるニッコウキスゲの大群落が迎えてくれました♪
笙ヶ岳へと続く斜面も、遠目にもオレンジ色に染まってるのが良く見える。
鮮やかなニッコウキスゲの斜面の向こうには、新山が聳えます。
初夏の景色だなぁ。素晴らしい。
ここから御浜へと続く斜面のニッコウキスゲの咲きっぷりがすごかったので、ちょっと御浜方面へ足を延ばしてみました。
こんなにもりもりニッコウキスゲが咲いているんだもの、歩かないともったいない。
歩きながらも、道の両側に咲きまくるニッコウキスゲに何度も足が止まっちゃう。
咲きたてフレッシュな花がお日様にキラキラ輝いて、一層鮮やかで。
こんな斜面をずーっと見ていたら、目がオレンジ色になりそう(^^
オレンジ色の稜線の向こうには日本海。
うっすらと飛島も見えてます(^^
そんな鮮やか斜面を50mほど登り上げたところで、小ピークに到着。
ここら辺がニッコウキスゲの満開ピークかな、ここで折り返すことにして、まずはのんびりお花見休憩がてら景色を楽しみます。
そしてやっぱりウットリ見とれてしまうのは、鮮やかなニッコウキスゲの斜面。
奥に見えているのは笙ヶ岳、あちらの稜線にもニッコウキスゲが咲いてるんだろうな。
元気にもりもり咲いてます!
空の青と草原の緑、そして鮮やかなオレンジ色、この色の取り合わせは元気が湧いてくる(^^
大きなラッパみたいなニッコウキスゲ。
きっと、スパーンと天まで一直線に届く力強い音を奏でているに違いない。
こんな景色を眺めていたら足が全然動かず。
お花見休憩、ってことで20分ほどかけてじっくり景色を楽しんだら、来た道を戻ります。
戻る時もまた、ニッコウキスゲの斜面の道。
これまた足が何度も止まっちゃうんだな(笑)
それでも何とか先へと進んでいくと、再びオレンジ色に染まる斜面が目の前に。
どこまでいってもニッコウキスゲの大群落、テンション上がりますねぇ、こりゃ。
そして大平への道が分岐するT字道まで来たところで、再びお花見休憩。
遠くに月山を眺めます。
前日は早くから雲の中だった月山、今日はあちらもスッキリ晴れてるようで。
いつもならここから笙ヶ岳へと向かうところだけど、つい3週間ほど前に行ったばかりなので、本日は省略。
代わりにこの贅沢な鮮やか斜面をのんびり堪能♪

チョウカイアザミ、ハクサンフウロ、コバギボウシ、ハクサンシャジン
咲き始めた夏の花々もちらほらと。
季節はどんどん進んでいくんだな。
ニッコウキスゲは、3年前の超当たり年には及ばないものの、今年はかなりの咲きっぷりなのでやっぱり当たり年なんだろうな。
今回歩いた御浜~大平分岐の稜線は、遠目にもオレンジ色に染まってて、素晴らしい大群落でした。
さて、ここでもだいぶのんびり過ごしちゃったので、そろそろ下山開始。
大平分岐から石畳の道を下ります。
アオノツガザクラ、ミヤマカラマツ
この道沿いのチングルマはほぼ終了。
河原宿で雪渓を渡ったら、あとは来た道をひたすら下ります。
行きは朝日が射し始めたばかりだったけど、帰りはすっかり日が高くなって、またちょっと違った雰囲気を味わえるのもよいですな。
"とよ"に咲き残っていたチングルマもこのとおり。
最後まで花いっぱい、そして涼しい風が吹きわたってすこぶる快適な山歩きでありました。
3週間前は残雪があちこちに残っていて、チングルマも咲き始めたばかり、といった感じの道でしたが。
今回は雪もほぼ融けてチングルマはほぼ終盤、代わりにニッコウキスゲの大群落が広がる鮮やかな初夏の道でありました。
そして今回も大平からの往復だったけど、やっぱりこの道、人少ないし穴場的な雰囲気があって好きだなぁ。
御浜から鳥海湖をぐるり周回する道も、静かで爽やかで気持ちよかった!
ほんと、いつ来ても何回歩いても大満足な鳥海山です。
来てよかった(^^
下山後は、大平山荘の日帰り入浴へ(500円)。
鳥海山の天然水を沸かしたお風呂は貸切状態でのんびり。
遅めのランチは、酒田の日和山公園に隣接する、日和山小幡楼・ヒヨリベーカリーカフェへ。(詳細は速報)
雰囲気よいし、バーガーやパンケーキは美味しいし、パフェも美味。
ここもまた来よう!
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