2025/6/29 北東北お花見山行 秋田駒ヶ岳
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2025/6/29 秋田駒ヶ岳
下界は猛暑ですが、前日夕方に上がった八合目駐車場はむしろ寒いくらいで快適車中泊。
前日はガスガスだったという秋田駒ヶ岳、この日はガスは上がらず低い所に溜まっているはず、と思いつつもドキドキしながら外を見てみると
秋田側には雲海が広がってます。
やったー、予想通りガスは上がってこなかったな。
八合目駐車場泊の人たちは、夜明け前から歩き始める人も多かったけど、まきchin隊はすっかり明るくなってからスタートです。
マイカー規制は17時半~5時半ということで、規制の始まる前に続々と上がってくる車でほぼ満車になりつつある駐車場を後にして出発。

道沿いには、ハクサンチドリ、ズダヤクシュ、マイヅルソウなどなど咲いてます。
ここも立派なハクサンチドリが咲いてるなぁ、白花のもひっそり咲いてて可愛らしい。
八合目駐車場から阿弥陀池までは、男女岳の北面~西面のトラバース道を辿ります。
歩き始めは、九十九折りに登る少し岩がちな道。
灌木の中の道は、空気が籠って早くも蒸し暑い。
登り上げていくと、北東方面へと続く稜線の先に乳頭山が見えてきて。
奥には岩手山もうっすらと。
駐車場から100mほど登り上げると、あとは緩やかなトラバース道。
それと同時に周囲も開けて、風が通って涼しくてなかなか快適。
左手に男女岳を見上げつつ、のんびりゆる~り歩きます。
道沿いには、咲き始めのコバイケイソウ。
今年はコバイケイソウの当たり年っていうけど、確かにあちこちに咲いてますねぇ。
そして何といっても目をひくのは、ミヤマダイコンソウの鮮やかな黄色の花!
斜面一面に咲いていて、これはかなり壮観。
鮮やかな黄色に元気をもらいます(^^
そんな花々に見とれながらのんびりトラバース道を歩いていくと、阿弥陀池のある谷間に到着。
ここからは木道を辿ります。
この景色、いつ見ても日本じゃないみたいでステキ。
早朝なのでまだ人もほとんどいなくて、しーんと静かなのも良きですなぁ。
ミヤマウスユキソウ、ムシトリスミレ
木道の両脇に咲く小さな花々が迎えてくれました。
ここらあたりのチングルマはもう終わったようで、綿毛が朝日に輝いてます。
阿弥陀池のほとりの木道を歩いて、まずは阿弥陀池避難小屋へ(トイレに行きたかったので。。)。
ほとんどの方は秋田駒ヶ岳最高峰の男女岳へと取りついてますが、まきchin隊はここから見上げるのみ、で今回も省略。
秋田駒は何度も来てるけど、男女岳に登ったのって3回しかないんだよね(しかもそのうち1回は山スキー)。
というわけでトイレを済ませたら、阿弥陀池をぐるりと囲む木道で戻ります。
一時的に池の水位が上がったのか、木道があちこちで傾いていたり流されてしまっていたり、とちょっと荒れ気味。
左手に広がる草原には、ここにも一面のミヤマダイコンソウ。
一面黄色で、なんとも華やか。
そして池をぐるりと一周したところで、男岳に向けて木道の階段と岩ごろの道を一登り。
道沿いの砂地に真新しい大きな足跡が付いていたのは、熊の足跡かしらん。。。
男岳のコルまで登り上げたら、今回は男岳に向けて稜線の道を辿ります。
いつもならここからムーミン谷に下っちゃうところだけど、今回は男岳経由で下るお初ルートを歩こう計画につき。

ハクサンチドリ、エゾツツジ、オノエラン、アカモノ
道沿いには花々がいっぱい!
特にエゾツツジの鮮やかな色合いに目を奪われます(^^
歩いてきた稜線を振り返ると、眼下には阿弥陀池。
箱庭みたいだな。
コバイケイソウももりもり咲いてます♪
この稜線の道、結構岩がちで険しい所もあるけど、花いっぱいでほんと癒される良い道です。
薮もないし。
男岳山頂の手前で道は緩やかになり、右手の斜面の下にはたざわ湖スキー場が見えてきました。
そうか、スキー場から見上げていたのは男岳だったんだな。
左手には目指すムーミン谷。
丸い火口のある小岳の形がなんともユーモラス。
そしてこちらも箱庭感が満載、上からこうやって眺めるのって面白いな。
そんな稜線をのんびり歩いて、男岳山頂に到着です。
山頂には、駒形神を祀った石の祠がありました。
さて、祠に手を合わせたら稜線を先へと進みます。
ここからはお初ルート、切れ落ちた狭い稜線上の滑りやすいザレ&ガレ道を慎重に下りますが、ここもまた一面の花畑が素晴らしくて何度も足が止まっちゃう。
もりもり咲いてるミヤマダイコンソウ。
いやもう、全山ミヤマダイコンソウ祭りですな。
色鮮やかなエゾツツジもいっぱい。
ほんとこの花は鮮やかで、はっと目を惹きますねぇ。
ミヤマウスユキソウもあちこちに群落が。
なんとも可憐な花(^^
狭い稜線は結構斜度もあり、高度感タップリ。
眼下に続く稜線の景色も素晴らしく、足元に広がる斜面一面に花が咲き乱れているのを眺めながら下るのも楽しくて。
人も少ないし、この道なかなか良いなぁ。
※ただしガレ多く急坂の狭い稜線なので、あまり一般向けではなさそう
稜線の先には女岳も見えてきて。
冬でも地熱で雪が積もらないといわれる女岳、あっちはなかなか行く機会がないなぁ。
稜線を歩いていくと、左手の斜面にムーミン谷へ向けて下る踏み跡があったので、そこから下ります。
割と微かな踏み跡だったので、道合ってるのかな?と不安だったけど、小さく「女岳へ」と書いてあったし。。。
(後で確認したら、どうやら正規ルートではなくショートカットルートだったみたい)
そしてここもまたかなりの急斜面、踏み跡は辛うじてあるけどちょっと怪しい感じ?
右側の残雪を迂回するようにして、少々崩れやすい斜面をぐいぐい下ります。
ここ、登るのはちょっと嫌だな。
しかしそんな道でも花々はいろいろ咲いてます♪
シラネアオイにショウジョウバカマ、雪融け後の斜面にびっしり咲いてて和みますね~(^^
激急斜面を下りきると、斜面が少々緩やかになって来てほっと一息。
男岳から横岳へと続く馬の背の荒々しい南面を眺めながら下って行くと
ムーミン谷の道と合流するところでは、満開のヤマザクラが迎えてくれました。
わぁ、まだ桜が咲いてるんだなぁ、と思わずにっこり。
居合わせた方もニコニコしながら桜を見ていて、やっぱりみんな桜が大好きなんだな、と思っちゃいました。
そして桜を後にして歩いていくと
早速チングルマの群落がお出迎え♪
まさに今が満開、咲きたてフレッシュな花がいっぱい。
うわぁ、と思わず歓声が(^^
チングルマの群落の向こうに、今下ってきた斜面を見上げます。
あんなとこに道があったとは、知らなかったな。
チングルマだけじゃなく、ヒナザクラもいっぱい♪
こちらも群落を作ってもりもり咲いてます。
それにしてもこの大群落は、いつ見ても感動しちゃいますねぇ。
少し引いて大群落を眺めるのもよし
花々の一つ一つをじっくり眺めるのもよし。
白い花びらと黄色のふさふさした蕊の取り合わせが、なんとも言えず可愛らしい。
チングルマ大群落はずーっと続いていて、少し進んだところからも一面のチングルマを眺めます。
ちょうどこの最奥部が満開なんだな。
道の両側に一面咲いていて、これはもう足が止まっちゃうでしょう。
しかもまだ早めの時間だからか、人もほとんどいなくてなんとも贅沢な花畑。
何度も行ったり来たりしながら、チングルマを堪能です。
人が多いと、なかなかうろちょろできないもんねぇ。
やっぱりチングルマはここが一番だな。
ロケーションも最高だし、規模もすごいし。
ちょうど満開のタイミングで来ることができて良かった!
なんかもうずーっとここに居られそうなくらいだけど、そうもいかないので後ろ髪をひかれつつ先へと進みます。
この先にもまた素晴らしい景色が待っているに違いない。
最奥部の満開地帯を過ぎると、しばらくは咲き終わったチングルマが広がる草原で。
チングルマが咲いてるのは一番奥だけだったのかなぁ、と思いながら歩いていくと
駒池の手前には再び大群落♪
木道の両脇にびっしり咲いてます(^^
ちょうど雲も晴れてきて、青空出てきていい感じ♪
いやもう、最高じゃないですか。
しばし足止めをくらった後に駒池へと歩いていくと、木道が水没してました。
どうやら斜面の崩落があったそうで、池の水位が上がってしまったのが原因だそう。
木道はかなりぐらぐらしているし乗ったら沈みそうで危ないので、池の脇の笹薮を漕いで通過です。
駒池の先のかたがり泉水は、水位が上がることもなく無事通過。
ここからの景色もまた日本離れしていてステキなんだよね。
ムーミン谷終盤、小岳の東面をトラバースする道に差し掛かると、ここにもまた一面のチングルマが広がってました♪
いやはや、最後まで楽しませてくれますな。
というわけで、再び撮影タイム。
景色眺めて写真撮って、となかなか忙しい(^^;
ここもまたなかなかの密集っぷり。
やや終盤ながらも、もりもり咲いてます!
今年は雪が多かったけど、それでもチングルマはいつもよりちょっと早めだったのかな。
こんなにたくさんの満開のチングルマに出会えて幸せ(^^
今回も素晴らしいムーミン谷のチングルマでありました。
最高の巡り合わせに感謝♪
さて、ではムーミン谷を後にして大焼砂へ。
この時間になると続々と登ってくる人達とのすれ違いも多く、今日はさすがチングルマ満開の好天の週末だなぁ、と実感。
大焼砂の西面をトラバースする道沿いには、コマクサの群落。
淡いピンク色の可憐な花に、あちこちから歓声が(^^
そんなトラバース道から振り返れば、小岳、女岳、男岳と連なる山並みが一望。
秋田駒は火山性地震が増えつつあるとのことだけど、噴火するとしたらやっぱり女岳なのかしらん、そうなったら逃げ場がないなぁ・・・なんて思っちゃったりして。
そして横岳へと登る大焼砂の稜線に出ると、ここはかなりの強風で煽られまくり。
左側から吹き付ける風に時々よろめきつつ、砂礫の斜面を黙々と登ります。
こちらの道沿いにもコマクサがちらほらと。
花はこれからが本番かな。
風に吹かれつつも力強く咲くコマクサたち。
可憐な花だけど、とっても力強い。
砂礫の道を登りながら、左手のムーミン谷を眺めます。
あの谷は、ほんとに高山植物の宝庫だな。
右手には、湯森山、笊森山と乳頭山へ続く稜線、その先には岩手山や八幡平。
雄大な景色です。
登り上げていくと、道沿いにタカネスミレがちらほらと咲き始めてました。
こちらも砂礫に咲く小さな花ですが、強風にも負けずにしっかり咲いてます(^^
砂礫の道をぐい~っと登り上げていくと、横岳手前では草原や灌木の中へ。
ここもまたミヤマダイコンソウが一面に咲いていて、そんな景色に和みつつ。
ムーミン谷から250mほど登り上げて、横岳に到着。
大焼砂を登ってきた人、阿弥陀池側からの人が交わるここは大賑わい、辛うじて空いてたベンチで一息ついたら、そそくさと山頂を後にして焼森へ。
ここから八合目駐車場に戻るには、阿弥陀池に下って登りに通った新道コースを戻るか、焼森経由でシャクナゲコースを下るか。
新道コースは、きっとバスで上がってきた人たちで大賑わいだろうから、帰りは静かなシャクナゲコースを歩きますかね。
横岳から灌木の中をしばし下って行くと、開けたザレ斜面へ。
ここから阿弥陀池や男女岳方面を眺めます。
・・・それにしても、遠目にも阿弥陀池や男女岳には人がいっぱいいるのが見えるなぁ。
あっちは大賑わいだな。
こちら焼森は静かなもんですな。
広いピークはさっくり通過して、シャクナゲコースへ。
焼森からは、北側の湯森山、笊森山、乳頭山へと縦走する道が分岐してます。
あちらへ歩いたのはもう11年前、またこの雄大な稜線を歩く日は来るのか・・?!
道沿いのザレ斜面には、コマクサやタカネスミレがちらほら咲いてます。
茂みには鮮やかなエゾツツジが彩りを添えていて。
こちらのシャクナゲルートは、割と段差も斜度もある道。
灌木の中をぐい~っと下る道なので帰りに使う人が多いのだけど、今日は結構登ってくる人も多い。
・・・こりゃ、新道コースが混みすぎててこっちに人が流れてきてるのかな。
コバイケイソウの群落もちらほらと。
この花が咲いていると、夏!という雰囲気満点だな。
シャクナゲコースの名のとおり、シャクナゲの木々が多い道。
シャクナゲの花は咲き始め、これからたくさん咲くかな。
登ってくる人とのすれ違いは時折あるけど、それでもこちらはとっても静かな道。
一気に下って、正面に笹森山が見えてくれば八合目駐車場もすぐそこ、人で大賑わいの駐車場に下って終了、です。
この日は、アルパこまくさからの人は1000人超えだったそう(メイちゃんさん情報)。
国見温泉の駐車場も5時には満車で路駐の列だったそうで、さすがチングルマ満開の週末、でありました。
まきchin隊は8合目からの早め出発だったので、喧騒とは無縁の静かな山歩き。
朝のうちはすこし雲多め、昼くらいまでいれば青空の下の花畑が満喫できたんだろうけど、まぁ静かな花畑を楽しめたのでよいかな。
そしてこの日のムーミン谷は、やはり素晴らしいチングルマの大群落が広がっていて最高。
どこまででも広がるチングルマ、やはりここが一番だなぁ。
素晴らしい景色に癒されました。来てよかった!
駐車場からは、10:35発の路線バスの後ろに従って下山。
まずは腹ごしらえ、と田沢湖温泉のジンギスカン食堂でジンギスカンに舌鼓♪(詳細は速報)
その後は休暇村乳頭温泉郷の日帰り入浴(800円)でのんびりと温泉を堪能。
田沢湖をぐるり一周して観光も楽しんで、大満喫の週末でありました。
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コメント
超お久しぶりです。
お二人の前日、秋田駒ヶ岳を歩いていました。たしかにガスっぽかったけど、たくさんの花たちを観るのには支障なく(^^) 初めて、男岳と男女岳をダブルで登りました✌️
話したような気もするのですが…… 昨春、秋田の低山でとんでもないことあって(((゜д゜;)))
お二人がGWに登った房住山、お二人のちょうど10日前に歩きました。春の花たちがきれいで、山頂で一杯やって、有頂天で下山してたのでしょう。勢いよく落ち葉を踏んだら下が泥で滑って転倒、骨が折れる音がはっきり聞こえました(゚o゚)/(こんなとこでどうして骨折⁉️というなだらかな山道だよね、笑)
県警のヘリコプターのお世話になって能代で1ヶ月入院しました😅
秋田駒ヶ岳は普通のハイキングコースでしたが、何とか戻ってこられて、うれしかったです(^^;)
投稿: ねも | 2025年11月 1日 (土) 15時53分
ねもさん>
お久しぶりです。
前日に歩かれてたんですね、秋田駒はほんと花がいっぱいでよいですよね(^^
房住山でケガされたとのお話は、以前コメントで伺っていた気もします。
いつどこでどんなケガするかわからないので、ほんと気を付けないといけないですね。。。復活なされたようで、良かったです!
投稿: まきchin | 2025年11月 3日 (月) 13時30分