2025/6/8 北蔵王・雁戸山
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2025/6/8 雁戸山
3日間の蔵王稜線歩き、3日目は北蔵王へ。
笹谷峠から雁戸山を往復して、前日歩いた熊野岳などを眺めよう計画。
笹谷峠の駐車場には40台くらい停められるけど、いつもかなり混雑するので早め出発。
6時過ぎの時点では10台程度停まってました(下山してきたら満車、かつ路駐の列)。
#駐車場にキレイな仮設トイレあり。
さて、では出発。
駐車場の向かい側にある、無線中継所へと続く道へ。
ここで合ってるんかな、とかちょっと不安ではありますが。
舗装路を進んでいくと、大きなお地蔵さま。
この笹谷峠は、古くから宮城と山形を結ぶ峠道だったそうで、冬季に峠越えで命を落とした人夫を弔うお地蔵さまが建てられたとのこと。
往時に思いを馳せつつ、手を合わせてお詣りしてから先へと進みます。
お地蔵さまのところから、舗装路と並行する登山道にも入れるようだったけど、ちょっと藪っぽかったのでそのまま舗装路を進み、無線中継所の前で右に折れて登山道へ。
登山道沿いには色鮮やかなツツジが咲いてます。
ツツジ越しに見上げるのは、雁戸山へと続く斜面ですな。
ツツジが点在する笹原をゆる~り歩いていくと、林の中の道へ。
ちょっと藪っぽく、両側からかぶさってくる笹や灌木の枝を払いつつ歩きます。
しばらく歩いていくとようやく薮から抜けて、ブナやヒノキが入り混じった林の中へ。
トラバース気味に斜面を緩やかに登ります。

クルマバツクバネソウ、マイヅルソウ、ズダヤクシュ、チゴユリ
足元には小さな花々がいっぱい。
トラバース道を過ぎると、いよいよ雁戸山へ向けて斜面をまっすぐに登る道へ。
木立の中、ゆる~り登っていくと
関沢コースとの合流に到着。
蔵王山信仰に伴う古くからの道がいろいろあり、古道としてそれを整備されているそう。
さすが蔵王だな。
歴史を感じるし、それを整備して今につなげている方々がおられるというのもすごい。
さきほどの北蔵王縦走コースの古びた標識にも、古道の看板にも、いろいろ感じさせられますねぇ。
合流を過ぎると、だんだんと斜度を増していく道を登ります。
気持ちよいブナ林の中の道もあれば
こんな感じで沢のように岩がごろごろした道もあり。
なかなかワイルド。
雨の後は沢になってるんだろうなぁ、という箇所もかなり多い。
しかも滑りやすい土が露出しているので、足の置き場所に気を付けつつ登ります。
それでもぬかるんでぐっちゃぐちゃというところはあまりなかったかな。
木立の中の道は、まだ花が咲くにはちょっと早かったようで、新緑に癒されつつぐい~っと登っていくと
宮城側の登山道との合流に到着。
笹谷峠からは、今登ってきた山形側の道と、有耶無耶の関経由の宮城側の道との2ルートがあるのだけど、登りは山形側から登ってきたのでした。
帰りはどうするかな、なんて話しつつ通過。
そしてこの合流を過ぎると、しばらくトラバース道が続きます。
これがまた微妙にアップダウンあったり道幅狭かったり、なかなかめんどくさい(^^;

オオカメノキ、ツバメオモト、シラネアオイ、キクザキイチゲ
ここにきていきなり花盛り♪
やっぱり花が咲いてるとウキウキしますね(^^
木立の向こうに、雁戸山のとんがりピークを仰ぎ見つつトラバース道を辿ります。
道沿いにはサンカヨウも登場♪
雨に濡れると透け透けスケルトン花びらになるサンカヨウ、しばらく晴天が続いているということもあって真っ白な可憐な花を咲かせてます。
こんなに真っ白なのに、雨に濡れると透け透けになるのって面白いよな。
狭いトラバース道には、根元が湾曲した木々がたくさん横たわっていて、それを跨ぎながら進みます。
冬の豪雪を耐え抜いた木々たちに敬意を表しつつ、でも歩くにはちょっと面倒だったりして(^^;
そんな道を30分ほども歩いていくと、山形市からのこれまた古道と合流、ここでようやくトラバース道は終了。
ここからは、雁戸山へと続く稜線上の道を辿ります。
合流から少し先に進むと、待ち望んだ蔵王の展望が♪
前日歩いた熊野岳かな、ちょっと霞み気味だけどしっかり眺めることができて嬉しい!
さて、雁戸山へと続く稜線の道は、両側が切れ落ちた幅の狭い道。
とはいってもこんな感じにスッパリ切れ落ちているところはあまりなくて、道幅が狭いながらも両側が灌木に覆われているので、それほど高度感を感じるところはなし。
ユキワリコザクラ、フデリンドウ
切れ落ちた道沿いには小さな花々も咲いてて癒されます♪
稜線上を登る道は、所々岩場っぽくなっていてロープがかかるところもあり。
手がかり足がかりはしっかりしているので、それほど苦でもなく。
コイワカガミの群落も登場♪
濃いピンク色の花がとっても鮮やか。
足元の花々に和みつつ、稜線上をぐい~っと登ります。
振り返ると歩いてきた稜線が一望、これなかなか爽快で気持ちよい。
右手には熊野岳や地蔵岳の山並み。
前日に熊野岳から北蔵王の山並みを眺めた時の景色を思い浮かべつつ。
いくつもの小ピークを越えていく稜線歩きが楽しいな。
南蔵王とも、前日の刈田岳や熊野岳ともまた違って、雪に削られた急峻な稜線の景色が面白い。
南北に長い蔵王連峰は、いろんな表情があるんだなぁ。
稜線上には所々にシャクナゲが咲いてます。
もうシャクナゲの季節かぁ。
さぁ、そして雁戸山へ向けて最後の登りに取りつきます。
ここがこの日一番の急坂かな。
背後に残雪の斜面を見下ろしつつ登ります。
稜線上の道は風が吹き抜けて気持ちよい。
道沿いの草原には、コバイケイソウもいっぱい。
みんなもりもり蕾をつけていて、これからたくさん咲きそう。
今年はコバイケイソウ当たり年かも!
急坂の道は、岩ごろの箇所もあり滑りやすいザレたところもあり。
一気にぐい~っと登って
雁戸山山頂に到着。
少し広場のようになっている山頂で、周囲の山並みを眺めつつ一休み。
こちらは登ってきた稜線。
その向こうには、笹谷峠を挟んで北側の仙台神室や山形神室、大東岳の山並みが連なってます。
こちらはお隣の南雁戸山。
北蔵王縦走路の山です。
そっちまで行こうかどうか直前まで迷ってたけど、今回は雁戸山で引き返します。
前日歩いた刈田岳や熊野岳も一望。
左奥にうっすら見えているのは屏風岳かな。
前日歩いた山並みを眺めるってのも、なんとも良いもんですなぁ。
そんな山並みを眺めつつ、しばし山頂でのんびり過ごしたら、来た道を戻ります。
これもまた、歩く稜線を眺めつつの道なので気持ちよい!
この感じは、南蔵王にはない雰囲気だな。
行きは全く人とはすれ違わなかったけど、帰りは続々と登ってくる人達とのすれ違い多し。
パッとしない天気だから人少ないのかな、と思ってたけど、いやいややっぱり人気の雁戸山への道。
でもまぁ、花々に癒されるのでヨシ、か。
行きに眺めた花に、再び帰りも癒されます(^^
下りは宮城側の道で下るか?とも思ったけど、前回の記憶によるとそちらはぬかるみが激しかったし、少しだけ遠回りになるということもあり。
ならば、状態わかっている道をそのまま下ったほうがいいかな、と来た道をそのまま下ります。
ここもまた続々と登ってくる人達とすれ違いつつ。
爽やかな新緑に癒されながら下って、あっという間に下山です。
無線中継所から先は、前方に山形神室へと続く山並みを眺めつつのんびりゆる~り。
ツツジが鮮やかですなぁ。

レンゲツツジ、サラサドウダン、ツクバネウツギ、タニウツギ
山中ではまだ咲いてなかったこれらの花々は、ちょうど登山口付近で満開。
これからだんだんと山を上がっていくんだろうな。
そんな花々を眺めながら下って笹谷峠に戻ってくると、行きにはスルーしてた斎藤茂吉の歌碑が出迎えてくれました。
「ふた國の 生きのたづきの あひかよふ この峠路を 愛しむわれは」
前日に続いて斎藤茂吉の歌に触れて、じんわり感動。
茂吉の歌集とか買っちゃおうかな。
下山してきたら駐車場は満車、山形側も宮城側も路駐の列。
雁戸山側はそこまで人は多くなかった気はするなぁ、と思ったら、どうやら反対側の山形神室方面へ登っている人達の方が多かったみたい。
人気の笹谷峠、やはり朝早くの出発が吉でした。
3日間続けて歩いた蔵王連峰、どこも山容も雰囲気も違ってて面白かった。
そしてどこも蔵王信仰の跡を感じて、古くから歩かれていた山域なんだな、というのも実感。
花も景色も楽しむことができて、充実した3日間でありました♪
下山後は、青根温泉へ。
"川音亭"のお蕎麦に舌鼓を打った後は、青根温泉日帰り入浴"じゃっぽの湯"へ(400円)。(詳細は速報)
源泉かけ流しのお湯も雰囲気も良く、大満喫でありました。
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