2025/6/21 鳥海山・笙ヶ岳
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2025/6/21 笙ヶ岳
梅雨時期は花の時期でもあり。
なんとか晴れ間をついて歩けるかも?と鳥海山の笙ヶ岳へ。
この時期、まきchin隊恒例になりつつありますねぇ(^^
スタートは、大平登山口から。
メジャーな鉾立は人がかなり多いので、まきchin隊は静かなこちらのほうが好きなのです。
とは言いつつ、5時前の段階で登山口前の駐車スペースには既に10台近くの車が停まってました。
#30台弱駐車可、トイレはないので少し下の大平山荘でお借りします
さて、では出発。
コンクリ造りの階段を登って登山道へ。
朝、麓から山を見上げた時は笙ヶ岳中腹より上は雲の中だったけど、歩いているうちに晴れてくれることを期待!
でも稜線は雲の中かも、と半ば諦めの気持ちもありつつ。
さぁ、どうなるか。
登山道は、かつてはコンクリで固められていたと思しき道。
雑木林の中、所々舗装が崩れて割れていたりする道をゆる~り登ります。
鳥海山の登山道ってどこもほぼ石畳だけど、この道ももれなくそんな感じ。
登りはいいけど、下りが膝に来るんだよな(^^;

チゴユリ、マイヅルソウ、コイワカガミ、クルマバツクバネソウ
なんだか気のせいか、一つ一つの花が大きい!
チゴユリはもりもり咲いてるし、マイヅルソウも花穂がかなり大きいし。
鳥海山マジックか?!
ゆる~り歩いていくと、五合目の標識が出てきました。
横倒しになった標識は、今にも朽ち果てそう。
五合目を過ぎると、道は少し斜度を増して、岩が積み重なって階段のようになった道を登ります。
この岩が、雨の後だと滑りやすいんだよねぇ。
ここを下っているときに足を滑らせたことがあったっけ。
ぐい~っと登り上げていくと、いつしか笹と灌木の急斜面を九十九折りに登る道に。
道幅はそれほど広くはないけど、しっかり刈払いされていて歩きやすい道を250mほど登り上げていくと
この日は水蒸気多めで視界がもやっとしているけど、眼下に広がる庄内平野が一望。
酒田方面も象潟方面も見えてました。
さて、ここからは笹と灌木の中、緩やかな斜面を登ります。
黙々と歩を進める足元には

ゴゼンタチバナ、アカモノ、ハクサンチドリ、ヨツバシオガマといった花々がいっぱい(^^
特にハクサンチドリが花も大きくて濃い紫色が鮮やかで、存在感タップリ。
久しぶりにこんな鮮やかな色の花を見た気がする。
そんな花々を楽しみつつ、涼しい風に吹かれつつ。
笹原の中の道をゆる~り登っていくと
おお、お待ちかねのチングルマが登場♪
岩の隙間にみっちり咲いてます。
白い花びらと、黄色のフサフサの蕊の取り合わせが可愛らしい。
ちょうど雲間から射し込んできた日射しにキラキラ輝いて(^^
これはこの先にもチングルマもりもり咲いているかな?と思いながら歩いていくと
湿原の広がる清水大神にはがっつり残雪。。。
いつもならこの時期、清水大神にはチングルマが咲き乱れているのだけど、こりゃまだもうちょい先ですな。
朝イチでまだ締まり気味の硬い雪を踏みつつ清水大神を通過。
ゆる~り歩いていくと
"とよ"に到着。
いつもながら、この"とよ"がどういう意味なのかがわからない。
とよ=樋みたいな地形をしているからかな。
緩やかな沢状地形の中を歩くここは、いつもならチングルマでいっぱいで、まきchin隊が密かに"チングルマの小径"と名付けているところなのですが。
今年はまだ残雪タップリですな。
雪のない所には、じゃぶじゃぶと雪融け水が流れて沢状態。
春はこんなことになってるのか!と、これはこれで面白いけどね。
靴もキレイになるし(^^
残雪歩きもまた楽し、とごろ太君。
久しぶりの雪の感触を楽しみつつ、ざくざくと登り上げていくと
鉾立からの道とも合流する河原宿に到着。
ここはさすがに残雪いっぱい。
さて、では早速残雪歩きへ出発。
雪の斜面には霧が漂っていて、なんとも幻想的な雰囲気の中、ざっくざっくと雪を踏みつつ歩きます。
せっかくなので、残雪期限定の笙ヶ岳ショートカットルートへと進んでいくと
笙ヶ岳と御浜との間のコル部に出てきました。
(残雪期限定ルートなのに雪がなくてゴメンナサイ)
雪が融けたばかりの草原には
池塘が点在♪
ここの景色がなんとも良いんだよねぇ。高層湿原、いいですな。
チングルマ、イワイチョウ、ヒナザクラ、コイワカガミ
芽吹き始めた湿原には花々もちらほらと。
雪融けを待って咲く花々は、可憐ながら力強くもあり。
そんな草原を歩いていくと、目の前にいよいよ笙ヶ岳三峰への登りが近づいてきて。
ここもまだガッツリ残雪、でもむしろ残雪のほうがここは登りやすい。
雪がないと、ザレてたりぬかるんでたりするので。
というわけで、早速斜面に取りつきます。
やや斜度はあるけど、雪は緩んでいるのでアイゼン付けるほどでもなし。
まぁ滑って落ちても、東側の檜ノ沢方面にさえ落ちなければ問題ない高さだし、と思いながらもやや緊張しつつ。
そんな斜面を登りながらも振り返れば、御浜から外輪山へと続く稜線がガスの中からお目見え♪
新山の山頂付近にはまだ雲がかかってるけど、これから晴れるかな。
景色眺めながら40mほどの雪の斜面を登り上げていくと、笙ヶ岳三峰に到着。
道の両側に咲くハクサンイチゲが出迎えてくれました♪
花の数はやや少な目かな、それでもスタンバイしている蕾もたくさんあったので、これから代わりばんこにもりもり咲きそう。
咲きたてフレッシュなハクサンイチゲ♪
鳥海山のハクサンイチゲに今年もまた出会えました(^^
花や葉っぱや茎の産毛には水滴がびっしり。
朝からずっとガスの中だったもんねぇ、しっとり瑞々しいハクサンイチゲに日があたってキラキラ輝いてとってもキレイ。
さて、では笙ヶ岳一峰へ向けて稜線歩きに出発。
三峰、二峰、一峰と緩やかにアップダウン繰り返す稜線です。
三峰と二峰の間のコルには、まだたっぷりの雪。
今年はやっぱり雪多かったんだな。
稜線の先には文殊岳や伏拝岳などの外輪山、その奥には新山。
外輪の斜面の残雪模様がカッコいいですねぇ。
もしかしたら稜線はずっとガスの中かも、と思ってたので、こんな山並みが見えてくれて嬉しい(^^
コルの残雪歩きを過ぎて少し登ると、二峰のピーク。
ハクサンイチゲの花畑が迎えてくれました♪
チングルマももりもり咲いてます♪
ハクサンイチゲは第一陣が咲き始めという感じだけど、チングルマは今が満開!
チングルマと残雪の鳥海山、のつもりだけど、ちょっと靄ってて写真に撮ると残念な感じ。。。
でも実際には割といい感じで見えてるんですけどね(^^
二峰のピークを過ぎて一峰とのコル部に下ると、ここは雪融け直後といった感じの草原が広がってました。
ここは池塘が点在しているのよね。
池をのぞき込むと、カエルの卵やちいさなオタマジャクシがいっぱい。
カエルの生命力たるや。
窪地にはこれまたハクサンイチゲの花畑♪
遠くから見ていて、なんだか白い塊があるな、と思ってたら花畑でした(^^
ちょうど日差しも射し込んで、真っ白な花がキラキラ輝いて。
いやー、晴れ間が覗いてお日様に照らされたハクサンイチゲを眺めることができるとは!
そしてコルから登り上げると、鮮やかな黄色のミヤマキンポウゲの道が迎えてくれました。
つやつやした小さな花がキラッキラ。
背後に、歩いてきた笙ヶ岳の稜線を眺めつつ。
願わくば、このまま晴れててくれますように、と稜線を歩いて
というわけで、山頂の少し先まで進んで休憩です。
ここ、眼下に庄内平野や日本海がばーんと開けて気持ちよいんだよねぇ。
今日はやや霞んでいるけど、それでも田畑や市街地の景色が広がってて爽快な景色。
長い長坂尾根や、樋ノ沢沿いの万助道や二ノ滝道を眺めます。
万助小屋の屋根も見えてました。
この道、長くてなかなかしんどいけど、少し経つとまた歩きたくなるんだよねぇ(笑)
そんな景色を眺めながら、のんびり20分ほども過ごしたら、御浜へ向けて稜線の道を戻ります。
外輪の向こうの新山も、雲が晴れてスッキリお目見え。
残雪模様がカッコいいなぁ、と眺めながらののんびり稜線歩き。
・・・なぁんて思っていたら、突如風向きが変わり、谷からガスが吹きあがって来て。
えー、なになに、またガスっちゃうの?!なんて思っていたら
あれよという間に稜線はガスの中へ。
笙ヶ岳山頂に居た時だけ晴れてて、山頂を後にしたら再びガスるってもう喜んでいいのかどうなのか。。。
私としては、御浜からの鳥海湖&鳥海山も見たかったんだけどね(^^;
ここから大平登山口へ戻ることもできたけど、とりあえず御浜まで行くか、とそのまま稜線歩き続行。
ここからの道は結構花がいっぱいで、ガスの中の稜線歩きだけどなかなか楽しい♪

チングルマにミヤマキンポウゲ、ヒナザクラ、ハクサンイチゲ。
笙ヶ岳よりも密集して咲いてる気がする。
そんな花々を眺めながら稜線を歩くも、谷側から吹き上げる風はますます強くなり、ほぼ爆風に。
こりゃ晴れないな。。。
御浜まで来ても爆風は継続、すぐ下に見えるはずの鳥海湖も全く見えず。
ハクサンイチゲやミヤマキンポウゲはいっぱい咲いてるんだけどねぇ。
1時間くらい待っていれば晴れるかも?な感じだったけど、まぁ笙ヶ岳で晴れてたからいいか、とそそくさと下山開始です。
御浜からしばらくは、大平登山口へ向けて笹原の中の道を下ります。
このままガスの中の道を下山かぁ、とややテンションダウン気味で下って行くと
笹原からガレ斜面に出てきたところで、チングルマの大群落が広がっていてびっくり!
ガレ斜面に、波打つように広がるチングルマの群落が壮観。
チングルマの絨毯だな、これは。
しかも周囲がガスってる中にこれだけのチングルマの大群落とは、かなり幻想的。
秋田駒のムーミン谷も、森吉山の山人平もびっくりなチングルマ群落。
チングルマの花って足が速いから、なかなか狙って来ることは難しいのだけど、今回は期せずしてドンピシャ。
すごい!!
チングルマに混じってコイワカガミも咲いてます♪
この濃いピンク色がなんともいいですねぇ。
いやはや、眼福眼福。
さすがは花の笙ヶ岳、本気のチングルマを見ることができました!
チングルマの大群落にすっかり足止めくらっちゃいましたが、再び下山開始。
しばらく下って行くと、再び残雪登場。
バイカオウレン、ミツバオウレン
雪融け後にいち早く咲く花々を眺めつつ。
朝よりもすっかり緩んだ雪をざくざく踏みながら下って河原宿に戻ってきたら、後は登ってきた道を下るのみ。
清水大神まで下って振り返ると、笙ヶ岳方面はすっかりガスの中。
また今度来るときは晴れてたらいいな、と思いつつ、ガスってるので涼しくて快適だなぁと思う気持ちもありつつ。
あとはひたすら石畳の道を下って終了。
今回はあまり膝に来ることもなく、無事に下山完了です。
大平からの道は鉾立に比べたら全然人は少ないし、それでいて歩きやすく花もいっぱいだし、というわけでまきchin隊お気に入りのルート。
今回も大平から登りましたが、いつもより若干残雪多めだったかも?
それでも季節の花々がいっぱい咲いていて、気持ちの良い道でした。
笙ヶ岳稜線は思ったよりもハクサンイチゲが少な目だったけど、ちょうど第一陣がピークを過ぎた所だったようで、第二陣、第三陣がたくさんスタンバイしていたのでまだまだこれから長いこと楽しめそう。
笙ヶ岳山頂では、ニッコウキスゲのつぼみも早くもあちこちに出てきていて、今年も期待できそうです♪
雪が多かったおかげで、今年は花が長く楽しめるかも?な笙ヶ岳でありました。
思わぬところでチングルマの大群落に遭遇したのも楽しかったなぁ。
また行きたいな。遠いけど(笑)
下山後はブルーラインを秋田側に下って、元滝伏流水に寄り道。
地層の境目から滝のように流れだす鳥海山の伏流水に圧倒されました(^^
その後は由利本荘に移動して、"雪の茅舎"の醸造元 齋彌酒造店が営むカフェ"発酵小路 田屋"へ。
塩麹や味噌、酒粕をふんだんに使ったランチが絶品!
雰囲気も最高でした♪(詳細は速報)
お腹いっぱいになったら北上して、秋田県北部の三種町の"森岳温泉ホテル"の日帰り入浴へ(500円)。
この日は秋田道の八郎潟SAで車中泊、翌日は男鹿観光でありました(詳細は速報)。
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