2015/10/12 浅草岳(ネズモチ平~桜曽根)
連休2日目は雨天につき、紅葉ドライブ&麺三昧(詳細は速報へ)。
秋田から新潟・只見までガッツリ移動して、道の駅入広瀬に車中泊。
移動中も寝てる間も、ず~っと雨が降っていて、これほんとに翌日止むのか?と心配な夜でしたが。
朝、起きてみればピーカン晴れ!
読みが当たりました~o(*^▽^*)o
喜び勇んで向かったのは、浅草岳・ムジナ沢登山口。
100台くらいは停められそうな広い駐車場には・・・車が一台もない!!
ちょっとこれは不安だよねぇ、ってんで方針変更、ネズモチ平からのぐるりっぷに。
距離は短くなるけど、下りに使う桜曽根の紅葉が期待できます♪
ムジナ沢登山口を過ぎ、ず~っと車を走らせていくと、だんだん林道ちっくになり、未舗装の箇所も出てきたりして。
そんな道をしばらく進むと、これまた広いネズモチ平の駐車場に到着。

紅葉時期だし、このルートは距離短めだし、さぞやたくさんの車が停まってるんだろうと思っていたら。
数台が停まっているのみでした。。。
#駐車場にトイレあり。
昨晩あんな天気だったし、みんな出足が遅いのかな?と思いつつ。
さくさく準備して、出発。

ゲートの脇を通り、舗装路をゆる~りと歩きます。
道沿いの木々はちらほらと色づいていて、こりゃなかなか期待できそうな感じ。

10分ほど歩いていくと、浅草岳登山口、の標識に到着。
ここで道は、桜曽根へと向かう道と登山道とに分かれます。
てことは、帰りはここに戻ってくるわけね。

我らはここから登山道へ。
一気に750mをぐい~っと登り上げる急坂の道でありますが、最初はぬかるんだ緩やかな道。
そんなぬかるみには丸太が敷かれてるんだけど。。。これがまた滑る。。。
前夜まで降り続いていた雨で、ぬかるみ絶好調だし、丸太も濡れてて滑りやすいし。
何度か横切る沢も、結構水量あり(渡渉は全く問題ないけど)。
足元注意でゆっくりと歩きます。

少しずつ斜度を上げていくと、だんだんとブナ林の中へ。
このあたりで標高1,050m、いい色に色づいてきてますねぇ~(o^-^o)
そして標高1,100mくらいから、いよいよ急坂に突入。

こんな岩をよじ登るところもあり。
岩が濡れてるので、滑りそうでおっかない(^^;
そしてぐい~っと登り上げて振り返ると。

守門岳に守門黒姫!
いい色に紅葉した山肌が、朝日に照らされて輝いてます♪
そして右手には
いやはや、いい眺めですわo(*^▽^*)o

こっちの道は山の北側なのでなかなか日が当たらないけど、それでもこの鮮やかさ♪
色の洪水ですわぁ~
岩や木の根がごつごつ出ている急坂の道だけど、足元はしっかりしてるしこんな鮮やかさだし。
なんだかウキウキ歩けちゃう。

そんな感じでウキウキ登っていくと、だんだんと斜度が緩くなり、灌木の中の道になり。
日も射してきて、明るく色とりどりの道であります。

左手を見れば、これまた真っ赤に色づいた早坂尾根。
春山スキーで滑った尾根は、この時期はこんなことになってるのね。
これが全部、雪で埋まっちゃうんだもんなぁ~
山頂を目前にしながら足が停まりまくりですが。
まぁ時間も早いし、せっかくこんないい天気なんだから、景色楽しみながらゆっくり登らなくちゃモッタイナイ、というわけで。

何度も景色を眺めつつ、こんな紅葉のトンネルの中をノンビリ登り上げて。
桜曽根からの道と合流したら、あとはもう山頂までほぼ横移動。

さすがにこのあたりの紅葉は終わりかけですが。
まだちらほら残ってるかな。

木々の紅葉は終わりかけだけど、草紅葉がすごい!
こんな黄金色の草原の中の木道を辿ります。

斜面を見下ろせば、黄金色の草原の先には紅葉の早坂尾根♪
あ~、滑りたい(笑)

そんな道をゆる~りと歩いて山頂へ。
今は一面の紅葉のこの尾根も
そんな雪景色を思い出したりしながら、山頂直下の急坂を登って

浅草岳山頂、到着~
山頂には、前々日の鳥海山(七高山)と同じく、立派な一等三角点が。
田子倉から登ってくる人たちはまだ到着せず、静かな山頂!
ここから贅沢な眺めをノンビリといただきます(^^

険しい鬼ヶ面の稜線の向こうには、毛猛山に未丈ヶ岳、そして越後三山。

青く輝く田子倉湖の向こうには、会津朝日岳に会津駒、燧ケ岳。
遠くに日光白根山も見えてますねぇ~。
いやはや、見渡す山々はどれも紅葉まっさかり。
360°、贅沢な眺め!(≧∇≦)
柔らかな日差しが射す山頂にはほとんど人がいないし、風も穏やかだし。
あまりにも気持ちいいので、後続が到着するまで50分近く、山頂で腹ごしらえしながらノンビリしちゃいました。

・・・さてさて、ノンビリ過ごしたら、名残は惜しいけど下山開始。
でも、登りながら見上げてた桜曽根の紅葉の中を下ると思うと、ちょっと楽しみだったりして♪

まずは草原の中の木道をゆる~りと。
鬼ヶ面への道、ネズモチ平への道を分けて桜曽根へと歩き、小ピークを越えると。

おおおっ!
何やら鮮やかな斜面が目の前に!!(≧∇≦)
右手の尾根は、これから歩く桜曽根。
嘉平与ボッチのとんがりが特徴的ですな。
そして左手に広がるのは

ムジナ沢源頭!その向こうにそびえるのは北岳に鬼ヶ面山。
いやぁ、ここもまた色とりどり。
そして開けた眺めがなんとも気持ちイイ。

なんだかもう、すごすぎてず~っとニヤケっぱなし。
シャッターを押す手も止まりません!
しかもまだ時間が早いので誰もいないし。
静かな空間でゆっくりと、こんな景色を眺められるだなんて、なんて幸せ。

これはもう、今年の紅葉No.1決定であります。
開けて気持ちいいし、色とりどりで鮮やかで、天気も良くて。

このアップダウンあって厳しそうな鬼ヶ面への道すらも、この紅葉の中では楽しそうに見えたりして。
そしてこちらの桜曽根は、嘉平与ボッチとその先のポコにちょこっと登り返すものの、おおむね緩やかに下る尾根道。
登りに使った道に比べてかなり歩きやすい。

嘉平与ボッチを過ぎても、まだまだ続く色鮮やかな道。
下を見てもこんなだし。

上を見上げてもこんなだし。
ん~、足が停まりまくりですな。
全然前に進めません!!(≧∇≦)
何度も立ち止まりつつ、嘉平与ボッチの先のポコを過ぎれば、あとはいよいよ木立の中の道へ。
そして標高1,050mの桜ゾネ広場に下るまでず~っと紅葉。

こちらの道は、下るほどにブナとダケカンバの林に。
明るい色合いの紅葉が、これまたいい感じ。
そしてちょっと傾斜があるところには、木の階段がバッチリ整備されてて歩きやすい。

足元は落ち葉でフッカフカ。
膝に優しい道ですわぁ~
こっちを下りに使って正解でした(^^

ブナの黄葉がキレイな道、と思いきや、こんな真っ赤に染まるところもあり。
いや、飽きませんね。
そんな感じで楽しく下っていたら、あっという間に桜ゾネ広場に到着。

おっと、広場に下る前には「浅草の鐘」が。
カ~ン、と打ち鳴らしてから広場へ下って、山道終了。

広場からはコンクリ道を下って、30分ほどで登山口に合流。
そこからは来た道を歩いて、駐車場に到着であります。
いやぁ、素晴らしい紅葉を満喫させていただきました。
天気も紅葉もドンピシャ、楽しかった!大満足であります。
下山後の温泉は速報へ。
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コメント
紅葉遠征、お疲れ様でした~
浅草岳の紅葉、大当たりでしたね
春滑る山を歩くシリーズ、それもまた乙ですなぁ
投稿: fwix | 2015年10月16日 (金) 00時09分
fwixさん>
いやはやほんと、大当たりでした。
上から下まで色鮮やかで、ウットリしながら歩いてましたです(^^
春滑る山を歩くシリーズ、なかなか楽しい!
こんどはどこ行こうかなぁ~(*^m^)
投稿: まきchin | 2015年10月16日 (金) 00時36分
山も紅葉も素晴らしい&羨ましい! 静かな山というのがまた良いです。
今週末もお出かけですね? 今年は秋の訪れが早いように感じます。
投稿: ねも | 2015年10月17日 (土) 17時57分
ねもさん>
朝早くにネズモチ平から登ったので、登山道も山頂もとっても静かでした。
・・・ただ山頂でノンビリしてたら、田子倉からの人もたくさんきましたし、ネズモチ平からも団体さんが登ってきましたけど。。。
今年は紅葉が鮮やかですね♪
今週末はまた東北の紅葉を楽しんできました!
投稿: まきchin | 2015年10月19日 (月) 00時08分