2013/9/28-29 紅葉の立山へ(2日目・大日三山縦走)
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さて、立山稜線歩きの2日目。
この日は、大日三山を縦走して称名滝へと下山する予定。
結構長丁場だし、称名滝から立山駅へはバスに乗らなくちゃいけないし、それにこの紅葉だし。
景色眺めてたら足が動かない、なんてことも十分考えられるので、早目に起きて早目に出発しようとおもってたのだけど。。。
3時にかけてた目覚ましは完全にスルー。![]()
の~んびり二度寝して、4時過ぎに起床。
慌てず騒がずゆっくり準備して、結局5時半過ぎに出発です。

夜は明けたけど、高い山々に囲まれた室堂平にはまだ朝日は射しこまず。
なんとなく夜明け前の色合いの中を、木道に沿って登ります。

木道を歩いて行くと、ほどなくガレた九十九折りの道になり。
ぐい~っと登ってふと振り返ると、だいぶテン場も遠くなったねぇ。
ガレ道を登っていくと、新室堂乗越に到着。
ここからしばらくは、緩やかな稜線上の道を辿ります。

稜線の先に見えてるのは・・・白山!
朝日に照らされて、輝いてますねぇ。あっちもピーカンの青空ね![]()

奥大日岳へと向けてゆる~り延びる稜線の道は、ハイマツや笹の中を歩いたり、紅葉の草原を歩いたり。
トラバース気味に登ります。
緩やか~に稜線を歩いて行くと

ちょうど室堂乗越に差し掛かったあたりで、真砂岳の稜線からようやく太陽が顔を出してきたようで。
室堂平にも日が射し始めたかな?

ほどなく、こっちの稜線にも日が射してきて。
やっぱり、太陽に照らされた山は良いね♪o(*^▽^*)o
紅葉の斜面がキラキラ輝いてます。
室堂乗越をすぎると、緩やかだった道がちょいと急になり、ガレた登り道に。
ぐい~っと登って小ピークを越えると

目の前には、いよいよ奥大日岳!
斜面をトラバース気味に登って、山頂を目指しますよ~

剱岳もどか~んと見えてきたし。
昨日見た角度とは違うけど、男前っぷりは変わらない。
奥大日岳の山頂でご来光を眺めた人達がぽつぽつと下山してくるのとすれ違いつつ。
山頂目指して、トラバース道へと取りつきます。

しばらく進んで振り返ると、遠方には薬師岳に黒部五郎岳、笠ヶ岳、水晶岳、赤牛岳。
素晴らし~い展望!![]()

見降ろす高原道路には、ちょうど始発の高原バスが走ってきて。
太陽の光にキラキラ輝きながら、ゆっくり登ってきます。
なんだかミニチュアの箱庭を見下ろしてるみたい。

トラバース道の前方には、中大日岳と大日岳。
緑の鍬崎山の向こうには、白山も。
こんな大展望のトラバース道を登っていくと、ひょっこり稜線の上へ。
このまままっすぐ行けば奥大日の山頂だけど、まきchin隊はちょこっと寄り道。
稜線上を奥大日とは反対側に歩いて、奥大日岳の最高点を目指します。

最高点へは、踏み跡を辿って10分弱。
大日三山を背に、ゆる~りと歩いて

奥大日岳最高点(2,611m)、到着!
室堂平や黒部の山々が一望~(o^-^o)

ここに登ってくる途中もず~っと眺めてた、薬師岳や黒部五郎岳、笠ヶ岳、水晶岳、赤牛岳に野口五郎岳、槍穂の山並み。
今年は、薬師に山スキーで行ったきりだったねぇ。結局歩けずじまいかな。
南アづいてたからなぁ。

さて、ぐる~りと景色を眺めたら、登山道に戻って奥大日岳の山頂を目指します。
三山の稜線が一望できるこの最高点、なかなかステキな寄り道ですな![]()

山頂へと続く緩やかな稜線上には、チングルマもたくさん。
花穂越しに剱岳を眺めながらゆる~り歩いて

奥大日岳(2,605m)、到着!
三角点のあるココが、地図上では山頂のようで。
ちょうどまきchin隊が山頂に到着したとき、室堂平から登ってきたピストンの人達や、大日小屋方面からの人達が何組か同時に到着。
それまで誰もいなくて静かだった山頂は、一気にニギヤカに。
さすが、人気の山ですな。
というわけで、ぐるりと山頂からの展望を眺めたら、ちゃっちゃと先に進みますかね。
大半の人は、奥大日岳から室堂へと戻るようで、ここから先は静かな道だし。

ここからはゆるりと下る道が続くと思いきや。
残念ながら、いったん100mほどガッツリ下ります。

ガレた急坂にかかる鎖あり、こんなハシゴあり。
ま、足元に注意してゆっくり下っていけば問題はなし。

だって、ねぇ。
こんなに紅葉がキレイな道だし。
のんびり歩かなくちゃ、モッタイナイでしょ。(o^-^o)

急斜面を下りきれば、あとはこんなに開けた気持ちの良い稜線歩きだし。
は~、ウットリ。(≧∇≦)

100mほど下ると、中大日岳へ向けて再び登り道へ。
鎖のかかる岩場を過ぎ、奥大日を背に登っていくと

気持ちの良い、緩やかな稜線の道へ。
こんな道ばっかりで、あぁ、なんて贅沢なんでしょ。(≧m≦)
岩場ごろごろの道とは違って、かなり心穏やかに歩ける道です。
そして歩きながら、ふと右手後方の剱岳を見ると

むむ?剱岳の稜線の向こうに見えるのは、白馬岳と・・・朝日岳?
なんだか妙に近く見えるのは、空気が澄んでるからかな。
VIVA、秋の空気!![]()
![]()

空気が澄んでると、周りの色も鮮やかで。
黄金色の草原も、キラキラ輝いて見えるわけであります。
中大日岳へと続く道は、こんな感じにゆる~く登る道。
歩く人も少なく、展望も素晴らしく。
気持ちイイ~♪(≧∇≦)

開けた七福園に到着。
大岩小岩がごろごろ転がる先には、立山の山並みがずら~りと。
なんとも贅沢な、空中庭園であります。
七福園を過ぎ、またまた黄金の草原をゆる~り登っていくと

中大日岳に到着!
積み重なった岩に、手書きの標識がおかれたシンプルな山頂。

山頂を過ぎ、ガレ道をちょこっと下ると、赤い屋根の大日小屋に到着。
この小屋、ランプの宿だそうで。
夜は富山の夜景もキレイに見えるんだろうねぇ、なかなか良さげな小屋であります。
さて、今回は「大日三山縦走」ですから。
小屋裏の大日岳にも寄り道しなくちゃね。
というわけで小屋の前にザックをデポして、三つめのピーク、大日岳を目指します。

あっ!という間に大日岳に到着!
ここもまた、ぐる~り大展望ですねぇ。
背後にはまだ白山がキレイに見えてるし。

毛勝山の向こうには、白馬岳と朝日岳。
紅葉が残ってるうちに、また行けるかな?

この山頂からの眺めが、今回の山行の締めくくり。
シメにふさわしい展望をぐる~り眺めて、大満足♪o(*^▽^*)o
静かな大日岳でノンビリ景色を眺めたら、そろそろ戻りますかね。

紅葉の稜線をゆる~り下って大日小屋へ。
小屋の前に戻ると、称名滝から登ってきたトレランの人や、大日平山荘からの人達で結構な賑わい。
・・・というわけで。
一息ついたら、一気に下山道へと向かいます。

小屋から称名滝まで、ガッツリ1,200m下りますよ~。
まずは大日平へ向けて、標高差700mの急坂を下ります。

灌木の中、明るく開けた道を九十九折りに下っていくと、ほどなく林の中の岩ごろの急坂へ。
これがなかなか、足にくるわけで。![]()
奥大日岳からず~っと前後してご一緒だったおじさんと、声を掛け合いながら下ります。
400mほど下っていくつか小沢(水場?)を過ぎると、ようやく道が緩やかに。

ほどなく道は木道へ。
前方に大日平小屋を眺めながら、ゆる~り下ります。

下っていくうちに木立がまばらになり、笹原や湿原の草原の中へ。
ふと振り返ると、背後には下ってきた斜面がどか~んと聳えているわけで。
・・・結構急な斜面だよね。
こりゃ、足にもくるわけだ。
そういや前回大日縦走したとき(2009/11/7-8)は、この辺の木道に積もった雪でコケて、尾てい骨骨折したんだっけ、とか嫌な記憶が甦ってみたり。
この日はもちろん雪はないし木道は乾いてるし、滑るはずはないんだけど。
それでもやっぱり、思い出すとちょっとビビる。
そんな道をゆるゆる下り、大日平小屋に到着。

小屋の前のベンチでちょっと一息。
ず~っとご一緒だったおじさんは、この日は大日平小屋泊だそう。
この小屋、なんとお風呂もあるそうで。
風呂とビールでのんびりするよ~、と楽しげです。![]()
小屋の管理人さんも混じってひとしきりおしゃべりしたら、まきchin隊は称名滝目指して下山開始。

ちらほらと紅葉してる木々の中、しばらく木道を緩やかに下っていくと、ハシゴや階段のかかる急坂に突入。
この急坂の入口には、滑落注意!の看板もあり。
そういや昨日、室堂ターミナルの掲示板に、この付近で滑落事故あり、との注意書きもあったしねぇ。
安全第一、ゆっくり下りましょ。

・・・と100mほど下っていくと、牛首に到着。
ここからはあと300m強を一気に下るわけで。
あとひと頑張り!
ちょうど牛首の先の斜面で、崩落防止の工事中。
その横の急斜面を九十九折りに下るザレ道をひたすら下ります。
さすがにいい加減足が棒になってきたまきchin隊。
写真を撮る気力も失せ、ひたすら黙々と1時間ほど下って下って

や~、ようやく大日岳登山口に下ってきました!
・・・ごろ太君、顔がマジですよ(汗)
大日岳登山口は、称名滝駐車場から称名滝へと向かう道の途中にあり。
観光客でごった返す道を下って、駐車場にあるバス停へ。
現在時間、14:20。
バスの時間は14:50、ちょうどいい時間に下ってこれました♪
称名滝から立山駅へは、大人片道500円。
バスに揺られて、無事、帰還です。
下山後のお風呂は、いつものグリーンパーク吉峰へ(一人600円)。
長丁場の下りで疲れた足を、ゆっくりほぐしました♪
<今回の山行>
雪がない時期に立山を歩くのはほんと久し振り。
紅葉の頃はものすごく混んでるかも・・と思ったけど、まぁメジャールートを外せば大丈夫かな、と。
そう思って選んだ、雷鳥平テン泊で、剱御前と大日三山を巡る山歩きでしたが。
狙いはほぼ的中、結構静かな道だったし、紅葉もかな~りイイ感じだったし。
お天気にも恵まれて、大満喫でありました。
立山はやっぱりイイね!
やっぱり雪の時期だけじゃなくて、夏や秋もいろいろ歩かなくちゃねぇ、と改めて思った次第。
・・・と言いつつ、2ヶ月後の雪の立山が今から楽しみになってしまったまきchin隊でありました。
いやいやまだまだ、紅葉の山行を楽しまなくっちゃ♪
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コメント
紅葉と山岳展望、大雪山に負けない最高の山行だったようですですね。気持ち良さが伝わってきますよ。
この付近はほとんど歩いたことないです、何年か前の夏に、室堂から立山連峰を一周しただけ。そのとき雷鳥荘の展望風呂から大日連峰がよく見えました。
なに、白馬岳周辺にまた行くの!? お二人の山旅は果てしないですね(笑)。レポートも期待しています。
つまらぬ話題。私の経験では、山奥の路線バスにギリギリで間に合ってハァハァ言いながら乗るとかなりの確率でバス酔いします。乗り遅れて2~3時間待つのとどっちがよいのか(苦笑)
お二人の30分待ちはベストに近い。これも計画どおり!?
投稿: ねも | 2013年10月 4日 (金) 08時55分
こんにちは。
初っ端からいい紅葉狩りで何よりですね♪
まだ大日側は未踏でして…
地図で長い長い稜線をみると、
どうしてもみくりが池温泉の誘惑に勝てず(^_^;)
やはり一度は花の時期に行ってみたいと思います。
来週末はお約束の4連休にする予定が仕事の関係で
カレンダー通りになってしまい少しムクれてます…
紅葉は来週末にはどのへんまで降りてきてるやら。
それ以前に晴れてくれ~
投稿: katsu | 2013年10月 4日 (金) 12時44分
ねもさん>
ちょうど盛りの紅葉と、青空の下の大展望を、思う存分楽しんでくることができました♪
称名滝から立山駅へのバスは、さすが観光地だけあって本数は割とあるんですよね(1時間に1本程度)。
発車ギリギリだと焦っちゃうので、ちょっと余裕持って下れればいいな、と思っていたのですが。
偶々、うまい時間に下りてこれて良かったです~
雷鳥荘の展望風呂、眺めも素晴らしいしお湯もいいし。
毎年山スキーのときに泊ってますが、私も大好きなお風呂です。
今度はぜひ、大日にも足を延ばしてみてくださいね~(^^
白馬にも行きたいですが、秋のこの時期はいろいろ行きたいところがいっぱいで。
お天気とにらめっこしつつ、行けたらいいなぁ。。。と思っています。
投稿: まきchin | 2013年10月 4日 (金) 21時35分
katsuさん>
こんにちは!
まさか、こんなに紅葉してるとは思ってなくて。
あとで調べてみたら、この3日前くらいに、一気に紅葉が進んだみたいでした。
大日三山、ナカナカ歩きごたえあって、割と空いてていいですヨ~
稜線上の景色もスバラシイですし。
花の時期も、きっとステキなんでしょうねぇ。
ぜひぜひ!
来週末、ほんと晴れてほしい!
山ヤ待望の三連休、ワクワク楽しみに、今週末の悪天は下界で過ごします。。(><)
投稿: まきchin | 2013年10月 4日 (金) 21時38分
さすがですなぁ(^_^)
相変わらず素晴らしい歩きっぷり。
ほんとに見事な紅葉だねぇ。ホレボレしちゃいます。
しっかり下見も完了して、シーズンインへの準備万端、いいなぁ(≧∇≦)
投稿: Toby | 2013年10月 8日 (火) 12時18分
Tobyさん>
いやはや、ガッツリ歩きました~(^^v
久しぶりにお天気も良くて。
やっぱり青空の下の山歩きは、いいですよね♪
立山の紅葉、こんなにスゴイとはビックリです。
まだちょっと早いかなぁ、と思っていたので。
・・・でも斜面見てたら、早く滑りたくなっちゃいました(^^;
投稿: まきchin | 2013年10月 8日 (火) 21時51分