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2023年11月 9日 (木)

2023/11/4 山梨紅葉山行・甘利山~千頭星山

鳳凰三山の東側に聳える甘利山と千頭星山へ。

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甘利山から眺める千頭星山。
カラマツの黄葉もいよいよ終盤、明るく気持ちの良い稜線歩き♪

===甘利山、千頭星山(あまりやま、せんとうぼしやま)===
2023/11/4(土):グリーンロッジ(7:10)~▲甘利山(7:30-7:35)~▲千頭星山(9:15)~展望地(9:25-9:35)~▲千頭星山(9:50)~▲奥甘利山(10:45)~▲甘利山(11:10)~グリーンロッジ(11:25)
歩行距離:9.1km
累積登高:740m
累積下降:740m
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2023/11/4 甘利山、千頭星山

前日に続き山梨の山歩き。
この日は、南アルプス市と韮崎市の境に連なる甘利山と千頭星山を歩きます。
6月には甘利山山頂付近の草原一面にレンゲツツジが咲くことで有名ですが、その時期は激混みなのでなかなか足は向かず。
晩秋のこの時期ならば人も少な目で、展望も楽しめるだろうな、と。

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韮崎から県道甘利山公園線を走っていくと、途中の椹池からは朝日に照らされる鮮やかな紅葉の斜面が一望♪
湖面に映る紅葉も美しい。
ちょうど道を走っているあたりの紅葉が真っ盛りで、朝から最高の紅葉ドライブ(^^

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椹池から登る道もあるけど、この日は最短距離でサクッと歩こう、と甘利山グリーンロッジへ。
大きな駐車場とトイレがあり、ここから甘利山へは20分ほどで登れちゃいます。
駐車場からは甲府盆地が一望、そして広い草原はテント場にもなっているようで、日の出の撮影の人やテン泊の人たちが結構たくさんいました。

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駐車場からカラマツの黄葉越しに眺めるのは、奥秩父の山並み。
金峰山や国師ヶ岳かな。

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駐車場からすぐ登れるということもあり人気の甘利山ですが、さすがにまだ朝早いのでそれほど登山者はなし。
のんびり準備して、静かな道を出発です。

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歩き始めは、笹原とカラマツの中をゆる~りと。
観光の人でも歩けちゃうくらい、整備されていて緩やかな道。

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少し登ると東屋のある展望地に到着、そこから先は開けた草原の道をのんびり歩いて

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甘利山に到着。あっという間に到着しちゃいました。
展望開けた山頂からは、これから目指す千頭星山が一望。

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歩いてきた方角を振り返ると、一面に広がる草原の向こうには奥秩父の山並み。
ちなみにこの山頂直下の草原が、6月にはレンゲツツジで真っ赤に染まるそう。

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南側には、お隣の櫛形山が黒々と聳えてます。
その奥には南アルプス南部の山並み、笊ヶ岳や上河内岳あたりかな。

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そして雲海の向こうに聳えるのは富士山♪
この日もちょっと靄がかかっているけど、それでもスッキリしたお姿を見せてくれてました。

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さて、では山頂を後にして先へと進みます。
笹原や草原に点在するカラマツが、黄金色を通り越して濃いオレンジ色に色づいて、いかにも晩秋な雰囲気満点。

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そんな晩秋の斜面の向こうに聳える千頭星山の斜面も、すっかり晩秋色。
いい季節だなぁ。

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振り返れば、濃い靄のような雲海に浮かぶ富士山や櫛形山。

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甘利山から少し下ると、奥甘利山へ向けて100mほどの急坂を登ります。
笹原の中、九十九折りの道をぐい~っと。

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登りつつ見上げる空にはうろこ雲。
秋の空だなぁ。

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左手に広がる紅葉の斜面の向こうには、櫛形山や南アルプスの山並み。
なかなかの急坂だけど、展望開けて気持ちのよい道です。

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・・・とは言いつつも、甘利山から千頭星山の間はのんびり稜線歩きなのかな、と思ってたので、勝手ながら当てが外れた感もあり(^^;
まぁ、甘利山から千頭星山までは標高差で450mほどあるので、そりゃそこそこ登るはずですな。

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そしてこの道、木々の枝にかかるサルオガセがすごい。
英語では"魔女の髪"というそうで、確かにちょっとおどろおどろしい感じ。
今日はスカッと晴れて乾いているけど、いつもは霧が多くしっとりした林なんだろうな。

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急坂を登り上げていくと、道はいったん緩やかになって奥甘利山を巻く道に。
奥甘利山へは帰りに寄ることにして、左手に千頭星山を眺めながら先へと進みます。

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カラマツの黄葉が、ほんといい雰囲気を醸し出してます。
笹原の中の木立は、カラマツが大半で、ダケカンバやドウダンツツジがちらほら、という感じ。
もう少し早ければ、ドウダンツツジの紅葉も鮮やかだったかも。

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右手の展望が開けた先には、八ヶ岳もちらり。

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そんな展望も楽しみつつ、再び急坂をぐい~っと。
前日がっつり歩いたから、今日は軽めの山歩きのつもりだったんだけど、意外と登りますな(^^;

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それでも、登るほどにだんだんと近づいてくる千頭星山にワクワクしつつ登り上げていくと

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稜線上の御所山分岐に到着。
ここから御所山の方へ行くと、青木鉱泉に行けるらしい。
青木鉱泉と言えば鳳凰三山のドンドコ沢コースの登山口、鳳凰三山がすぐそこなんだなぁ、と実感したりして。

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そしてこの分岐を過ぎるとようやく穏やかな稜線上へ。
カラマツ林を抜けると、開けた笹原が広がります!

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これは気持ちよい道だなぁ。
開けて明るくて、なんとも穏やかで。

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ここにもサルオガセがいっぱい、ちょっと幽玄な雰囲気もあり。

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そして右手の木立の奥には鳳凰三山♪
こんなに間近に眺められるとは。

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地蔵岳のオベリスクもくっきり見えてます!

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笹原の中の道をのんびりゆる~り歩いていくと、千頭星山手前では少々急坂に。
歩いてきた稜線の先に連なる八ヶ岳や茅ヶ岳、奥秩父の山並みを眺めながら一登りで

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千頭星山に到着。
山頂は木立に囲まれて展望はなし。

せっかくここまで来たので、鳳凰三山をもっと間近に眺めたい、と山頂を通過して50mほど下っていくと

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木立が途切れて、鳳凰三山が目の前に!
ここよりも500mほど高い鳳凰三山の稜線が間近に連なって、かなりの迫力。

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左側の、ザレた斜面が目立つ山は辻山かな。
この尾根を辿っていくと、あのザレ斜面の脇の急坂を登って苺平、辻山と経由して南御室小屋まで行けるらしい。
そんな道があったとは、知らなかったな。

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鳳凰三山の奥には八ヶ岳も見えてました。

久々に眺める鳳凰三山がもうほんと大迫力で、しばし言葉を失って山並みに見入っちゃいました。
いやはや、凄い展望でした。

さて、じっくり鳳凰三山の山並みを眺めたら、来た道を戻ります。

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帰りも、紅葉と展望を楽しみつつのんびりと。
行きにはほとんどすれ違いもなかったけど、帰りは数組とすれ違い。
それでも思ったより人は少なくて、静かな道。

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千頭星山手前の開けた笹原を過ぎると、カラマツの木立の中へ。
行きにはひいこら登った急坂も、帰りはさくさく下ります。

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木立の向こうに千頭星山を眺めます。
ちょうどこの時期歩くにはいい感じだな。
涼しいし展望も開けてるし、晩秋の山はいいなぁ。

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そして帰りは、奥甘利山に寄り道。
巻き道からほんの10mほどのところにある山頂、開けてるし展望もいいし、ここで一休みしてもいいかも。

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そんな奥甘利山を後にして、急坂下って歩いていくと甘利山に戻ってきました。
昼近くなったので、山頂付近には人も多く賑わってました。

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というわけで、さっくり山頂を後にして、駐車場へと下山です。
朝よりも少し雲が増えてきたけど、展望はまだまだキープ。

のんびり歩けて展望もよく、紅葉も楽しめて。
意外と歩きごたえも登りごたえもあり、穏やかな稜線歩きもあり、楽しい道でした!

下山後は、登山口脇の甘利山ヒュッテでカレーとビーフシチューのランチをいただいて。
麓の白山温泉でかけ流しの温泉にのんびり浸かったら、韮崎寺社巡りで武田八幡宮や若宮八幡宮へ。
その後は北上して小布施のイタリアンでディナーに舌鼓。

翌日は戸隠で戸隠神社を回りつつプチハイキング、うずらやのお蕎麦に舌鼓を打ってから帰宅、でありました(詳細は速報)。

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