« 2023/10/14 夏油三山の一座、金ヶ崎駒ヶ岳 | トップページ | 2023/10/28 金華山3年目詣り »

2023年10月30日 (月)

【速報】2023/10/28-29 金華山3年目詣り&松島・平泉観光に行ってきました~

山も歩いたけど、ほぼ寺社巡り観光な週末。

202310270
3年連続詣でを達成した金華山から昇る月。

【10/28:塩竈・松島観光&金華山】
3年連続で詣でれば一生お金には困らない、と言われる金華山。
一昨年、昨年とお詣りして、この日はその記念すべき3年目。
が、金華山へ渡る船の時間まではかなり時間がある、ということで、塩竈と松島でまずは観光です。

202310271
まず向かったのは、塩釜水産仲卸市場。
お寿司屋さんや魚屋さんなど、本職の方々に混ざって市場内をぶらぶら歩いて

202310272
丼ネタをゲット!
旬の"ひがしもの"のマグロやボタンエビ、ホタテ、イカなどなど、どのネタもとっても新鮮。
ボタンエビに至っては、ついさっきまで生きてたやつをその場で殻をむいてくれて。

202310273 202310274
市場内の食堂で、ご飯と味噌汁のセットを買って、マイ海鮮丼。
映える盛り付け、難しい(^^;

いやー、マグロとエビ、めちゃくちゃ美味しかった!
季節によって丼にできるネタも変わるようで、また来たい!!

202310275
お腹いっぱいで満足したら、松島へ。
穏やかな海に浮かぶ小さな島々を眺めつつ、海岸沿いを散策です。

202310276
まず向かったのは、五大堂。
坂上田村麻呂の東征の際に建立した毘沙門堂が由来だとか。
お堂を取り囲む十二支の彫刻が、とっても精緻ですごい。

202310277
お次は、国宝・瑞巌寺。
本堂に向かう道沿いの岩壁に穿たれた石仏群や窟屋が、なんだか敦煌の莫高窟のようで。
・・・って莫高窟行ったことないけど、そんなオリエンタルな雰囲気を感じつつ。

202310278
国宝の庫裡から本堂内部へ。
内部は平成に大修理が行われたそうで、襖絵や天井、欄間の彫刻等々が素晴らしかった。
開門と同時に入ったのでまだ人も少なく、ゆっくり見ることができたので良かったです。

202310279
本堂を外から。これも国宝。
慶長の世に、熊野から運ばれた杉やヒノキ、ケヤキで建てられたそう。

2023102710
伊達家の菩提寺でもある瑞巌寺、開門と同時に行ってゆっくり楽しむのがお勧め。
伊達の美術がすごかった!

2023102711
もうこれでかなりお腹いっぱいですが、本日のメインディッシュはこれから。
女川港に移動して、船で金華山に渡ります。

2023102712
金華山黄金山神社へのお詣りは下山後に回して、まずは金華山山頂へ。
地表を這う根っこが大迫力な木々の間を登って

2023102713
山頂からは、牡鹿半島を眺めつつ一休み。
あぁ、いい景色だなぁ。
そしてここに来ると、東日本大震災の津波が来る前に、牡鹿半島と金華山の間の海峡の水が引いて海底が見えた、という話を思い出す。

2023102714
のんびり景色を眺めたら、ぐるりと回って黄金山神社に下山。
山にはまだヒルがいる、と言われてたけど、登山道上には見当たりませんでした。

2023102715
下山後は黄金山神社にお詣り。
三年連続でお詣りできたことのお礼を申し述べます。
・・・これで一生お金には困らない?!

ともあれ、3年連続で金華山にお詣りできてよかったです。
でもここは、また来たいですね。

【10/29:平泉観光】
この日は紅葉山歩き、と思ってたけど、朝から不安定な天気につき観光に切り替え。
久々に平泉をガッツリ観光しよう、とまずは平泉中尊寺へ。

2023102716
開門と同時に向かった中尊寺。
杉木立の中の静かな参道を登っていくと

2023102717
お、カエデの紅葉が始まってて、そこかしこに風情ある景色が♪

2023102718
参道沿いの木々もいい感じ。
もう秋が深まりつつあるんだなぁ。。。

2023102719
そしてまず向かったのは、一番奥にある国宝・金色堂(金色堂の覆堂内部は撮影不可)。
以前来た時もそうだったけど、やはりここは心奪われる美しさ&神聖さ。
黄金の建物や仏像はもちろん、お堂の螺鈿細工や蒔絵も素晴らしい。
金箔で黄金色に輝いているのに、しっとりとした美しさもあり、ほんといつまででも見ていられるお堂でした。

2023102720
金色堂でだいぶ長居しちゃいましたが、あとは来た道を下りながら参道沿いのお堂にお詣り。
紅葉も楽しみつつ、いやはやいいですな。

2023102721
紅葉は、全体的にはまだ4割程度だったけど、所々には真っ赤に色づいた木々もあり。
ちゃんと季節は巡ってくるんだなぁ。

さすが世界遺産の中尊寺、日本人や台湾、中国の団体さんもかなり多く、大賑わいの境内。
まきchin隊は開門と同時に入山したので、金色堂やその周辺はまだ静かなうちにゆっくり見ることができたのでよかったです。
3時間近くかけてゆっくりのんびり歩きました。

2023102722
中尊寺の後は、すぐ近くにある高館義経堂へ。
源義経終焉の地です。

2023102723
中尊寺とは打って変わって静寂そのものの高館義経堂からは、北上川や衣川、束稲山が一望。
義経は、ここからどんな気持ちで景色を眺めていたんだろうか。。。

2023102724
松尾芭蕉は、ここから眺めた景色を"夏草や 兵どもが 夢の跡"と詠んだそう。
奥の細道には、奥州藤原氏の栄華と義経公を思って"笠打敷きて時のうつるまで泪を落とし侍りぬ"とあるとのこと。
我らにはそんな素敵な句も言葉も出てこないけど、芭蕉の気持ちはわかる気もして、しばし景色を眺めつつ瞑目、でありました。

2023102725
高館義経堂の後に向かったのは、毛越寺(もうつうじ)。
ここもまた、奥州藤原氏の栄華を物語る寺。

2023102726
伽藍群は焼失してしまっているけど、大きな池を中心とする浄土庭園が残されていて(というか発掘復元されていて)、それを巡って歩くのがまた素晴らしい。

2023102727
庭園の鑓水に映る紅葉もいい感じ。
平安人もここで紅葉を眺めていたんだろうな。

2023102728
人でいっぱいだった中尊寺とは打って変わって、こちらは人も少なくてとっても静か。
池の周りを辿りつつ、いろいろな遺構を巡りつつ、紅葉し始めた木々を眺めつつ歩くのもまた楽し。

2023102729
池の周りには大伽藍の遺構も多くあり、古に想いを馳せつつ。
ちょうど紅葉もいい感じで、気持ちよく歩くことができました。
毛越寺、以前来た時もいい所だなぁと思ったけど、やっぱり今回もとってもいい所でした!

2023102730
毛越寺の後は、近くの達谷窟毘沙門堂へ。
坂上田村麻呂が創建したといわれる、岩屋のお堂が大迫力。
それにしても東北は、あちこちに坂上田村麻呂や慈覚大師の痕跡があって面白い。

堂内をのんびり歩いて、ここもまた紅葉も楽しめて大満足です。

2023102731
たっぷり歩いて寺社巡りした後は、一関の"UMAMI SOUP NOODLES 虹ソラ"へ。
鶏出汁をベースにしたスープと、こだわりの自家製麺のラーメンのお店。

2023102732 2023102733
いただいたのは、鶏煮干しソバと鶏ソバ。
鶏煮干しは、かなり煮干しが濃くてまきchinは苦手(ごろ太君は好みだそう)。
鶏ソバは鶏だしが効いてるけど、まきchin的にはあまり好みではないような。
でも麺は、ぱっきぱきの細麺で美味しかった!

というわけで、観光(寺社巡り)メインな週末。
山歩きの詳細は追って。

人気ブログランキング ← ブログランキング参加中♪クリックよろしくです

|

« 2023/10/14 夏油三山の一座、金ヶ崎駒ヶ岳 | トップページ | 2023/10/28 金華山3年目詣り »

□観光」カテゴリの記事

◇山行速報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2023/10/14 夏油三山の一座、金ヶ崎駒ヶ岳 | トップページ | 2023/10/28 金華山3年目詣り »