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2023年9月24日 (日)

2023/9/16-18 針ノ木岳周回縦走(3日目)

3日目は、小屋の前から朝日に照らされる針ノ木岳を眺めてから扇沢に下山。

202309180
あの谷を登ってあの山々を越えて歩いてきたんだなぁ、と思うと、ひときわ愛おしいこの景色。

===種池山荘~扇沢===
2023/9/18(月):種池山荘(5:50)~爺ヶ岳登山口(8:30)~扇沢(8:40)
歩行距離:5.8km
累積登高:1,030m
累積下降:60m
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2023/9/16 扇沢~蓮華岳~針ノ木小屋 ←クリックで詳細レポ表示
2023/9/17 針ノ木小屋~針ノ木岳~スバリ岳~赤沢岳~種池山荘 ←クリックで詳細レポ表示
2023/9/18 種池山荘~扇沢

前日は昼過ぎからガスガス、夕方前からはかなり風も強くなってきてこのまま荒れ模様なのか?な天気でしたが、雨が降ることもなく、日が沈んでほどなくガスも落ちて穏やかな夜に。

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夜中に小屋前から爺ヶ岳方面を見上げると、オリオン座が空に輝いてました。
夜空を流れる天の川を拝める季節も、もう過ぎてしまったんだなぁ。

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眼下には安曇野市街の夜景。
山の上まで明るくなるくらい、下界が明るくてびっくり。

そしてこの日も、鹿島槍ヶ岳や針ノ木岳へ向けて朝3時、4時頃から人が動き始めてましたが、まきchin隊は部屋でのんびりごろごろして日の出を待ちます。

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爺ヶ岳の向こうから日が昇るので、小屋の前からは日の出は眺められないけど、朝日に照らされる蓮華岳、針ノ木岳、スバリ岳の山並みが一望。
この日も、茜色に染まる山並みが美しい。

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大天井岳や燕岳などの表銀座の山並みも、朝靄に浮かんでます。

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雲海の向こうには、八ヶ岳や富士山、南アルプスもずら~り。
穏やかな朝であります。

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・・・が、前日歩いた山並みの向こうの剱立山方面には低く雲が垂れ込めていて。
あの雲がどんどんこちらに迫ってきている感じ、天気予報的にも昼前から雲が多くなって天気崩れるという予報だったからな。

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朝日に照らされる鹿島槍ヶ岳の上にも、なんだか怪しげな雲。

爺ヶ岳を往復するかどうかちょっと迷っていたけど、まぁ爺ヶ岳は何度も歩いているし、今日は立山方面は雲の中だし。
天気いいうちにさっさと下っちゃおう、と下山決定です。

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そうと決まればさっくり出発。
ここから扇沢へは標高差1,000m、ひたすら下る道を辿ります。

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下りつつも、蓮華岳や針ノ木岳、スバリ岳の稜線からは目が離せません!
ここから針ノ木岳ってあんなにキレイに見えるんだなぁ、なんて改めて実感したりして。
前日に大展望の稜線を歩いたばかりなので、なんだか一気に親近感が増した感じ。

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種池山荘直下は草原の中の道ですが、ほどなく笹やダケカンバ、灌木の中の斜面を九十九折りに下る道へ。
足元は石畳がばっちり整備されていて、しかも岩場や急斜面などの歩きづらい所もなく、とっても歩きやすい。
さすが、歩く人の多い柏原新道です。

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途中にいくつも、こんな感じの休憩スポットが。
富士見坂って、ほんとに富士山見えるのかな、なんて思いながら景色を眺めると

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いた!富士山!!
看板に偽りなし、ですな(^^

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この日は早く天気が崩れる予報だからか、下り始めて早々に、登ってくるトレラン風の人たちと何人もすれ違います。
すれ違うたびに道をよけつつ、山並み眺めつつ。

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斜面の紅葉はまだまだこれから、かな。
少し色づき始めているところもあるけど、今年は猛暑だったからか、既に葉っぱが枯れ始めている木々も多い。
鮮やかに色づいてくれるといいんだけどね。

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斜面をトラバース&九十九折りに下る道は、ガレた沢を横切る箇所あり、大きな岩が積み重なったところあり。

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そんな道をゆる~り下っていくと、早くも針ノ木岳には雲が。。。
黒部側から押し寄せてきた雲に、今にも飲み込まれそう。

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下りながらもふと見上げると、稜線上に建つ赤い屋根の種池山荘が小さく見えてました。
下るのはほんとあっという間だな。

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そして下を見下ろせば、扇沢ターミナル。
もうあんなに大きくターミナルが見えてる!と思ったけど、ここからがまだ長い。

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ひっきりなしに登ってくる方とすれ違いながら、歩きやすく整備された道を下ります。
日帰り装備の人、テン泊装備の人、三連休最終日ながらほんといっぱいいますねぇ。
こりゃ、爺ヶ岳登山口付近の駐車場は満員御礼だろうな。

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下るほどに下からも雲が湧いてきて、とうとう針ノ木岳は雲の中へ。
それでも蓮華岳はまだ晴れてるんだな。

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森の木立に針葉樹が混じるようになってくると、柏原新道も終盤。
しっとりひんやりした空気の木立の中、ところどころ階段のある九十九折りの道を黙々と下って

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爺ヶ岳登山口に下ってきました。
ここから扇沢まで10分ほど歩いて、有料駐車場に戻って終了です。
朝イチに下ったので、ずーっと涼しい中を歩くことができて快適でした。

下ってきたら、爺ヶ岳登山口付近の駐車スペースは超満員。
無料駐車場も満車、有料駐車場は余裕あり、な感じでした。

天気予報的にはちょっとどうかな?な感じの三連休だったけど、いろんな予報を見てみると、低層と高層の雲はあるけど中層の雲はない予報にて、こりゃ稜線上は行けるんじゃないか、と。
それでも午後には天気崩れる予報なので、2日間とも小屋泊にしたのですが、それが吉と出ました。
そして何と言っても、2日目の好天が素晴らしかった!
北アルプスの山々は昼過ぎまでスカッと晴れて大展望、そんな景色を眺めながら歩く稜線の素晴らしいことといったら。
メジャールートに比べれば人も少な目で、のんびり景色を楽しみつつ歩くことができて、もう最高でした♪

針ノ木岳や蓮華岳って、晴れてたらこんなにいいとこだったのか~、と今回改めて感じたりして。
また来よう。

下山後は、大町温泉郷の"薬師の湯"へ(物味湯産手形使用)。
蓮華岳山頂の若一王子神社奥宮の里宮が大町にあるので、そこにご挨拶してから、安曇野の有明山神社近くの"くるまや"で蕎麦に舌鼓(詳細は速報)。
帰りの高速は大渋滞だったけど、下道回避で帰宅、でありました。

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