2023/9/23-24 朝日連峰・寒江山(2日目)
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2023/9/23 日暮沢~寒江山~狐穴小屋 ←クリックで詳細レポ表示
2023/9/24 狐穴小屋~寒江山~日暮沢
朝3時頃から出発していく人がいる中、まきchin隊はのんびりごろごろ。
4時半頃にはもう7割くらいの人が出発した後で、小屋の中は余裕たっぷり。
のんびりと準備して、すっかり明るくなった5時半過ぎに出発です。
5時頃まではガスに覆われていた稜線ですが、出発する頃にはガスも落ちてスッキリいい天気、絶好の稜線歩き日和♪
朝日に照らされる以東岳を眺めつつ、三方境から天狗角力取山へと続く尾根を目指して歩きます。
草原と笹の斜面に続く木道を辿ります。
三方境に直接登り上げてもいいんだけど、三方境から天狗角力取山の尾根からの景色も結構よいので、ちょっと回り道。
尾根を目指して歩きつつ東の空を見ると、昇りつつある朝日が輝いてます。
いい朝だ!
尾根に登り上げて天狗角力取山方面を見ると、尾根の先には障子ヶ岳、その奥には月山と鳥海山♪
2つの霊山の三角形のお姿が、朝空に聳えてます。ありがたや。
朝日を受けてますます明るく輝く以東岳を眺めつつ、尾根上をゆる~り辿って
振り返れば、狐穴小屋にも朝日が当たり始めて、山も斜面もキラキラ輝く素晴らしい景色が広がってました!
これこれ、この景色が見たかったんだよね~(^^
雲一つなくスッキリ晴れた空に聳える以東岳、そして赤い屋根の小さな狐穴小屋。
草紅葉が始まりつつある稜線の色合いも相まって、なんともステキな景色にうっとり見とれちゃいました。
この景色が眺められるのは、三方境のみ。
じっくり眺めて景色を目に焼き付けたら、稜線を先へと進みます。
後ろ髪ひかれつつ、北寒江山へ向けて登ります。
そんなまきchin隊を以東岳が見送ってくれているようで。
右手には、天狗角力取山へと続く尾根と、障子ヶ岳、月山、鳥海山。
いい景色だなぁ。
背後には、以東岳。
この景色、最高。
なんというか、山頂へと続く稜線と以東岳の山容のバランスが最高なんだなぁ。
そして到着した北寒江山からは、相模山へと続く稜線が一望です。
尾根上に見えている小さな池は、三方池かな。
相模山の左奥には、飯豊連峰が連なります。
前日は雲が多くて見えなかったけど、今朝はスッキリクッキリ♪
飯豊はしばらく行けてないな。
そしてもう一度振り返って眺める、以東岳。
以東岳へと続く稜線と、その先にどっしり聳える以東岳のお姿とも、ここでお別れ。
じっくり眺めて目に焼き付けます。
さて、では寒江山へ向けて出発。
その先の朝日主稜線も見えてきた。
稜線上に広がる草原には、オヤマリンドウがあちこちに咲いてます。
紫色の花の群落があちこちに点在していて、これはこれで華やか。
北寒江山~寒江山の間は、緩やかなアップダウンの道。
振り返れば、北寒江山の右奥に月山と鳥海山が見えていて、これまたウットリ見とれつつ。
のんびり歩いて、寒江山に到着。
ここまでほとんど人とのすれ違いもなく、静かな稜線歩き。
山頂にも誰もいないので、ここでもしばらく景色をゆっくり眺めます。
東側の月山鳥海山方面には、雲が湧いてきましたねぇ。。。
雲が湧くのが若干早い気もするけど、下界は暑いのかな。
目の前には、これから歩く朝日主稜線。
西朝日岳、大朝日岳、小朝日岳と続く稜線が、なんともかっこいい。
アルプスとはまた違った稜線ですが、これもまたいかにも東北で素晴らしい稜線です。
振り返れば、北寒江山の向こうに以東岳。
また来るよ、とご挨拶して。
南寒江山へ向けて出発。
ここからは、目の前にバーンと続く主稜線を眺めながらの道、気分爽快な道です。
振り返ると、寒江山の奥に以東岳が顔を出してたりして。
秋色に色づきつつある草原もまたヨシ、ですな。
そして到着した、南寒江山。
小さなケルンの向こうに見えているのは飯豊連峰。
さぁ、では竜門小屋に向けて主稜線を辿ります。
このあたりからぽつぽつと、大朝日小屋からの人や日暮沢日帰りの人とのすれ違いあり。
イワインチンの鮮やかな黄色も、目を楽しませてくれますね(^^
振り返れば、寒江山三兄弟。
穏やかで静かで展望素晴らしくて、ほんと歩いて楽しい山並みです。
いつでも何度でも来たくなっちゃうんだなぁ。
南寒江山から150mほど下って灌木の中のヤセ尾根を辿っていくと
竜門小屋に到着。
ここもほんといい小屋なんですが、今年は水場がほぼ涸れていて、前日も宿泊者は少なかったようで。
(水場は細~く出てはいましたが)
小屋の前で一息ついたら、竜門山へ向けて100mほど登り返し。
そして稜線上の分岐から、日暮沢へと下る尾根へと入ります。
ここから清太岩山までは、展望の尾根下り♪
まずはユーフン山目指してぐい~っと下ります。
左手には、寒江山三兄弟と以東岳。
スッキリ晴れた空に聳える山並みが美しい。
さっきまで歩いていた稜線を眺めます。
前方には、障子ヶ岳と月山。
このスカッと開けた展望が気持ち良いんだなぁ。
右手には、西朝日岳、大朝日岳と続く朝日主稜線。
稜線から沢筋へと続く斜面が波打っている様も、またカッコいい。
そんな大展望を楽しみつつ、ユーフン山へ向けてのんびりゆる~り。
尾根上の灌木はまだ色づき前だけど、ところどころに気が早く色づいてる灌木がちらほら。
そんな色づき始めの灌木越しに眺める大朝日岳。
こうやって見ると、主稜線もほんのり色づきつつあるのかな。
寒江山三兄弟と以東岳。
今回も素晴らしい稜線歩きを楽しませてくれて、ありがとう!
また来るよ~(^^
そして到着したユーフン山から、竜門山と主稜線を振り返ります。
稜線上の竜門小屋が、もうあんなに小さくなった。。。
ユーフン山を過ぎれば、あとは清太岩山へのアップダウンを越えて日暮沢へと下るのみ。
日暮沢から登ってくる日帰りの方や小屋泊の方とのすれ違いも多く、やっぱりこんなにいい天気だと日帰りの人も多いんだなぁなんて思いつつ。
・・・うちらの足じゃ、日帰りは絶対無理ですが(^^;
清太岩山を過ぎて振り返れば、主稜線の景色もこれで見納め。
スッキリ晴れた展望を目に焼き付けたら、日暮沢へ向けて下る木立の中の尾根道へ。
ここの尾根道も、登ってくる人とのすれ違いが多い。
滑りやすい石がごろごろと積み重なった道につき、足元注意しつつ下ります。
ゴロビツの水場を過ぎて下っていくと、ブナ林の中の尾根へ。
吹き渡る風も涼しく、ひんやり気持ちの良い尾根をぐい~っと下って日暮沢に下山です。
駐車場前後の林道は路駐の列、林道沿いの駐車スペースにも車がいっぱい。
いやはや人気の朝日主稜線、狐穴小屋も竜門小屋の水場が涸れている影響で大混雑だったけど、早め到着・のんびり出発だったのでそれほど混雑も気にならず。
そしてなにより、今回も素晴らしい展望をのんびり楽しめたので大満足です。
例年よりも紅葉は遅れている感じだけど、それでも所々には紅葉した木々もあり。
草紅葉は始まっていて、秋の気配が漂う稜線歩きを楽しむこともできました。
いつ行っても大満足の朝日主稜線、今回も大満喫です。
下山後は、河北に移動して"白鳥十郎そば本舗"で肉蕎麦に舌鼓。
近くのべに花温泉ひなの湯の日帰り入浴(350円)にのんびり浸かったら、山形市内の鳥海月山両所宮にお詣り(詳細は速報)。
心もスッキリ浄化されて、大満足の2日間でありました。
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