2023/5/5 GW東北新緑山行・久渡寺山
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GWの新緑里山歩きの締めくくりは、弘前市郊外の久渡寺山へ。
麓にある久渡寺は、津軽三十三番観音第一番札所として広く信仰を集めるお寺だそう。
そのお寺の持ち山だった久渡寺山が、弘前市制80周年記念事業として「こどもの森」として歩きやすく整備されているそう。
前日、割としっかりめに歩いたので、この日はのんびり歩こう作戦です。
地元の方に親しまれているお山とのことで、人も多そう。
早め出発、と7時前にお寺前の駐車場に到着すると、さすがに一番乗りでした。
ちなみにこちらは登山者用駐車場。
トイレは、この向かいにある参拝者駐車場にありました。
お寺の門を入り、石段の下を左へと進みます。
ぐるりと時計回りで周回して、帰りはこの石段を下ってくる予定。
ビジターセンターの建つ広場を過ぎ、鳥居をくぐって登山道へ。
お寺なんだけど、鳥居なのね。
鳥居の先には湧き水が。
その脇には、可愛らしい狛犬(狛駒?)。
砂利道の作業道をショートカットするように付けられた登山道には、丸太の階段が。
そして作業道では、大学の柔道部の学生さんがトレーニングでダッシュしてました(^^
登山道をゆる~り歩いていくと杉林の中の道になり、赤い鳥居が登場。
鳥居、多いな。
こどもの森としていろいろ遊歩道や広場が整備されているということもあり、分岐もいっぱい。
まずは久渡寺山を目指すべし、と山頂周遊コースの「太陽の道」を辿ります。
道は、杉林の中だったり明るい雑木林の中だったり。
そんな木立の中に広場が点在するエリアを過ぎると、沢筋の高巻き道へ。
キバナイカリソウ、キケマン、エンレイソウ、キクザキイチゲ
道沿いにはお花もいろいろ咲いてて和みます(^^
満開のキケマンに囲まれた観音様。
観音様もお花見中かな、心なしか嬉しそうなお顔(^^
途中、再び作業道に出たりしつつ、再び鳥居?をくぐって登山道へ。
引き続き、沢の高巻き道を歩きます。
それにしても今日は暑い。。。
ここまでほぼ毎日風強めだったので、吹き抜ける風が涼しくて気持ちよく歩けてたのだけど。
この日は風弱く、おまけに沢筋の道なので風も通らず。
久々に汗だく。
スミレいっぱいと、シロバナエンレイソウ
シロバナエンレイソウの白いハンカチみたいな花がよく目立つ!
左手の沢音がだんだんと近づいてくると、杉林から雑木林の中の明るい道へ。
シロバナオトメエンゴサク、ヒトリシズカ
落ち葉をかき分けるようにして咲いている花々を眺めつつ。
すっかり苔むした観音様も。
フサフサの苔に覆われて、なんだか皮衣を着ているような(^^
そして道沿いにはカタクリの群落が登場!
最近まで雪が残ってたのかな、一面に咲いてて見事。
くるんと反り返った花が可愛らしい。
今日は朝からいい天気、花も元気いっぱいです。
そんな沢沿いの道を歩いていくと、左手にだんだん近づいてきていた沢を渡ります。
沢筋には残雪、そしてここ、天然のクーラーみたいで涼しい!
しばし涼んでから先へと進みます。
沢を渡ってからは、沢の右岸を九十九折りに登る階段続きの道へ。
道沿いにはカタクリやキクザキイチゲがいっぱい。
ブナ林の斜面に延々と続く階段の道。
が、ここまでずっと緩やかな道だったし、九十九折りの道自体は緩やかに切られているのでそれほどキツくはなく。
九十九折りの道を登り上げて、ブナ林からヒバ林の中へ入ると、まっすぐ登る道に。
そのままぐい~っと登って
久渡寺山山頂に到着。
山頂には石灯籠と祠がありました。
まずは手を合わせてご挨拶。
さて、では山頂を後にして周回コースへと進みます。
久渡寺山からお隣の岩落山までは、ブナやミズナラの林の中を緩やかに下る尾根歩き。
尾根ということで風も通って涼しくて気持ちよい♪
木立の隙間からは、ちらりと岩木山。
さすが弘前、岩木山が近い!
右手の木立の向こうに、久渡寺山の山頂を仰ぎ見つつ。
こっちの尾根はブナ林の淡い新緑色だけど、久渡寺山山頂付近はヒバ林ということで濃い緑色。
いやぁ、気持ちよい尾根だな。
新緑に包まれた明るい尾根をのんびり歩きます。
尾根上には、咲き初めのツツジがちらほら。
まだ咲いてないツツジにはつぼみがいっぱい、これからたくさん咲いて華やかな道になりそうです。
そんな道をのんびり歩いていくと、岩落山山頂に到着。
歩いてきた道に下る急坂(カモシカの道)を右に分けて、そのまま尾根道へと進みます。
その尾根道方面には、ビジターセンターの管轄外、という標識が立ってるのがやや気になりますが。。
岩落山を過ぎると、アカマツや雑木の尾根へ。
斜度も少し増してきた道を下ります。
木立の先には岩木山。
どかーんと全容を眺められるところはないんだな。
ニシキゴロモ、キバナイカリソウ、シラネアオイ、スミレ
足元には春の花々もいっぱい。
チゴユリの大群落も!
道の両側に一面チゴユリが咲いているところもあり、なかなか壮観。
そんな花いっぱいの道だけど、岩落山からこっちは、ビジターセンターの管轄外と書いてあることもあってか、あまり歩く人もいないのかな。
道は整備されてるけど、少々藪っぽい所もあり、蜘蛛の巣が多くて煩わしい。
顔にかかる蜘蛛の巣を払いつつ歩きます。
そして立構山分岐からは、更に急坂な道。
一気に150mほど下って
沢沿いの道へ。
沢の中をじゃぶじゃぶ歩いたりと、ちょっと荒れ気味な道で、ここ合ってるのかしら?とちょっと不安になりつつ。
ほどなく作業道に出てきて一安心。
でもここも、標識がなくてちょっと不安。。。
それでも途中で「沢の道」なる標識を辿っていくと
久渡寺境内の裏手の、観音像がたくさん立っているところに出てきました。
神々しいお顔の観音様にほっと一安心。
ここからちょっと登れば展望のよい国見台だけど、そっちは結構人が多そうだったので省略。
そのまま観音様の石像がいくつも立つ道を歩いていくと
久渡寺の境内に出てきました。
ご参拝の方も多く、まきchin隊も手を合わせて無事下山のご報告&お礼。
里山らしく、杉林やヒバ林、ブナ林が入り混じる中をのんびり歩く道。
意外と花もいっぱいで、花に和みつつ歩くことができました。
久渡寺山から岩落山間のブナやミズナラの尾根道も気持ちよかったな。
今回歩いた道の後半の沢筋はちょっと荒れ気味で迷いそうな感じだったけど、立構山分岐までの尾根歩きは気持ちの良い道でした。
下山後は、弘前市内の"生蕎麦彦庵"へ。
地元の方でいっぱいのお店で、香り高い蕎麦に舌鼓(詳細は速報)。
その後は、近くのやすらぎ温泉(450円)で源泉かけ流しの温泉にのんびり浸かってから、満開のりんご畑越しの岩木山を眺めたり、大森勝山遺跡に行ってみたり、とのんびり観光でした。
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