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2023年4月20日 (木)

2023/4/16 宮城お花見山行 作並・鎌倉山

お花見山行2日目は、宮城・作並の鎌倉山へ。

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登山道沿いには満開のニリンソウ♪

===鎌倉山===
2023/4/16(日):登山口(9:05)~▲鎌倉山(10:00-10:40)~登山口(11:55)
歩行距離:5.0km
累積登高:300m
累積下降:300m
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2023/4/16 宮城作並・鎌倉山

この日は、当初の天気予報では東北地方は全体的に雨模様だったので、下界のお花見を楽しもうかと思っていたのですが。
どうやら南東北の太平洋側であれば朝のうちに雨が上がりそう、ということで、それならば、とお花見山行へ。
宮城・作並の鎌倉山へと向かいます。

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仙台から国道48号線を作並温泉方面へと走り、ニッカウヰスキー仙台工場の先の駐車帯(もしもしピット)に到着。
明け方まで雨が降っていて、ついさっきまで分厚い雲が垂れ込めていたということもあってか、登山者の車はまだ少な目。
それでももう10台弱は停まってました。
さすが人気の山、鎌倉山ですな。
#トイレはなし。詰めれば2~30台は停められそう。

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駐車場から道路を渡って出発です。
鎌倉山を見上げると、南面の岩壁が迫力たっぷりに聳えてます!
この鎌倉山、岩肌がゴリラの顔に似ているということで、ゴリラ山とも呼ばれているそうで(ここからだとゴリラには見えない。。)。
登山道は、この岩壁を避けて西~北斜面をぐるりと巻くように付けられてます。

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標識に従って歩いて、仙山線の踏切を渡ります。

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踏切を渡ったら、杉林や雑木林が入り混じる中、林道をゆる~り辿ります。
線路沿いに延びていた林道は、いつしか線路から離れて沢沿いの道になり

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1kmほど歩いたところで、鎌倉山の登山口に到着。
ここから山道に入ります。

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山道に入ると、いきなりニリンソウの大群落が出迎えてくれました!
真っ白にわしゃわしゃ咲き乱れるニリンソウに、早速足止めです(^^

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一つ一つは小さな花だけど

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群落になると、白い絨毯のように広がっていて大迫力。
まだ少し薄暗い林の中が、満開のニリンソウのおかげでふわぁ~っと明るくなったようで。

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ニリンソウロード、いいですねぇ。
たくさんのニリンソウに囲まれて、ウキウキ気分。

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イカリソウ、エンレイソウ
ニリンソウに負けずに、こんな春の花たちも咲いてます。

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そして頭上には新緑。
春の山は、色合いも空気も爽やかで気持ちよいなぁ、と歩いていくと

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ニリンソウの谷に到着。
谷の両側には一面のニリンソウの群落が広がってます!

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でもまだ満開には早かったみたい。5分咲きくらいかな。
雨上がりということで、開花している花もまだ開ききってないので、帰りにはもっと花開くかな、ととりあえず先へと進みます。

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そしてこのニリンソウの谷、割と急坂で、しかも足元がにゅるんにゅるんにぬかるんでてすこぶる滑る。
こりゃ帰りは大変だな。。。

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カタクリ、エイザンスミレ、ヒトリシズカ、タチツボスミレ?
ニリンソウがひと段落すると、道沿いにはこんな花々がいっぱい。
花いっぱいで賑やかな道です(^^

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にゅるんにゅるんの谷を登り上げると、山頂の北側に伸びる尾根上へ。
ここから山頂までは、新緑の明るい林の中をぐい~っと登ります。

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ロープのかかる急坂も。
ここも結構滑る。。。朝まで雨が降ってたからかな。

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急坂を登り上げると、山頂手前で緩やかな道へ。
岩がごつごつと転がる道を歩いて

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鎌倉山山頂に到着。
山頂は灌木に囲まれていてあまり展望がないので、山頂を通り過ぎて南側の岩壁の上へと続く道を少し下ると

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展望開ける岩場に出てきました!
正面には、蔵王や大東岳、面白山といった宮城と山形の県境の山々が連なります♪

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一番目立っていたのは、大東岳。残雪の東斜面の岩壁が大迫力。
右奥には面白山も見えてるんだけど、あんなに離れてたっけ?なんて思ったり。

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こちらは青麻山と蔵王連峰、雁戸山。
蔵王には雲がかかってました。

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ゆっくり景色を眺めて山頂に戻ってきたら、木立の隙間から船形山が見えたりして。
残雪の感じがカッコいい。

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足元には、ニッカウヰスキー仙台工場も見えてました。
岩壁の上の山頂ということもあり、すぐ足元に工場や国道が見えていてなかなかの高度感。

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展望楽しみつつ、山頂を包む新緑に和みつつ。
しばしのんびり過ごしたら、山頂を後にして下山開始です。

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頭上には青空も広がってきて、お天気回復傾向。
新緑が一層鮮やかに輝いてまぶしい!

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行きにはまだしょんぼりしてたシラネアオイもこのとおり、キレイに咲いてました。
もうこの時期にシラネアオイが咲いちゃうんだなぁ。

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日射しが射し込んできて明るくなった林の中をのんびり下ります。
いやー、春山、気持ちよい。空気もすこぶる爽やか。

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そしてにゅるんにゅるんのニリンソウの谷を下っていくと

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行きよりも明るくなって、花が大きく開いたニリンソウの群落へ。
小さな花々が、まるで星のよう。

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陽だまりに咲くニリンソウは、日射しを浴びてなんだか嬉しそう。
懸命に顔を上げて咲いている様が、なんとも健気で可愛らしい。

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陽に透ける白い花びらの透明感がステキ。
うっとり見とれちゃいます(^^

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これからまだまだ咲きそうなニリンソウの谷でありました。

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ニリンソウの谷を過ぎると、緩やかな道に。
途中、行きにはスルーした伝説天沼に寄り道です。
後三年の役で、矢で目を射抜かれた鎌倉権五郎景政がこの天沼で目を洗って以来、この沼に棲むフナは片目になった、という伝説があるそうで。

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そして天沼を過ぎると、再びニリンソウロードへ。
ここも、行きよりもたくさん花開いてる気がする。

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遠くから眺めたり、近くから眺めたり。
花目線にしゃがんで眺めるのもまた楽し。

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林の新緑も、これまた楽し。
青葉と青空が目に沁みる~(^^

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登山道沿いのニリンソウをタップリと楽しむことができて大満足です。
真っ白で可憐な花に癒される~♪

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ニリンソウ、アップ。
花びらの中が緑色の花もあったりして、面白い。

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まさに春の妖精、スプリングエフェメラル。
お日様にキラキラ輝いて、喜び一杯のお花たちを存分に楽しみました!

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下山して再び見上げる鎌倉山。
さくっと歩けて花々一杯のステキな山でした。

駐車場に戻ってきたら、30台近く停まっていてほぼ満車状態。
仙台に近くて、距離も短く歩きやすくてこんなにお花がいっぱいだったら、そりゃ人気の山だよねぇ。
ニリンソウの谷は5分咲き程度だったけど、登山道付近のニリンソウが満開で見事でした。
山頂(のちょっと先)からの景色も素晴らしく、満足満足。

下山後は、足を延ばして山形に寄り道。
山形・村山の最上川三難所蕎麦街道のお店、"あらきそば"で太目のしっかりしたお蕎麦に舌鼓を打ったら、河北の"べにばな温泉ひなの湯"の日帰り入浴へ(350円)(詳細は速報)。
掛け流しの温泉にのんびり浸かって、周辺の桜を楽しんでから帰宅、でありました。

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