2022/10/16 北信紅葉山行・志賀高原

紅葉真っ盛りの志賀高原で、のんびりハイク。

琵琶池に映る紅葉の旭山。錦秋！

===志賀高原===
2022/10/16（日）：サンバレーP（6:45）～一沼（6:50-7:15）～▲旭山（7:45-8:00）～琵琶池～サンバレーP（9:15）～車移動～木戸池（9:30）～田ノ原湿原（9:45-10:05）～木戸池（10:25）～車移動～蓮池（10:30-10:45）
歩行距離：7.0km
累積登高：200m
累積下降：200m
======

> 10/15 大川入山へ

9月に鳥海山に登って以降、どうも膝の調子がよろしくないまきchin。
この日はのんびり歩こう、とちょうど紅葉ピークな志賀高原へ。

志賀高原入口のサンバレー駐車場に早朝到着すると、ちょうど朝日が射し込んできて。

駐車場沿いの斜面も、朝日に照らされて色鮮やかに輝きます！
こんなに鮮やかに紅葉してるのか～、これはこれからの道がとっても楽しみ（＾＾

さて、まずは一沼へ。
サンバレーのすぐ手前、道路からも見える小さな池は、この時期は紅葉の名所だそう。

一沼へと向かう道は、早速紅葉の中。
さすが志賀高原、キレイに整備された道を辿ります。

黄色を通り越してオレンジや朱色の暖かな色合いに輝く木々。
朝の空気は冷たいけど、暖かな色合いに心もほっこり温かく、のんびり歩いていくと

一沼湖畔に到着。
波一つない鏡のような湖面に、真っ青な空と湖畔の色鮮やかな紅葉が映る素晴らしい景色が目の前に広がります！
色のコントラストがすごいな。

湖面を眺めていると、奥行きの深さに吸い込まれそう。
こんな水鏡、見たことない。

対岸の紅葉も、鮮やかな色合いが素晴らしい♪
朝日のおかげで、少し赤みが強く見えてるのかな。そこにシラカバの白い幹がよく映えるんだなぁ（＾＾
なんだか、白い鹿でも現れそうな景色。

いきなり初っ端にこんなすごい景色を見てしまって、ほんと度肝抜かれました。
すごいぞ、志賀高原。

一沼の景色を楽しんだら、琵琶池湖畔の旭山に寄り道です。
標高差は100mほど、緩やかな道を辿って歩けるので膝にも優しい（＾＾

柔らかな色合いの道をゆる～りと。
紅葉の山歩きは、ほんとほっこりあたたかな気持ちになりますね。

ナナカマドやカエデなどなど、様々な広葉樹が色とりどりに色づいて。
広葉樹林の紅葉は、彩り豊かでよいですな。

ゆる～り高度を上げていくと、シラカバの木々が増えてきて。
ブナ林とはまた違った美しさのシラカバ林をのんびり歩いて

旭山山頂に到着。
山頂には東屋があり、周囲の木立の中にも丸太のベンチがあちこちに設置されてました。

そんな山頂の片隅には、先客のお猿さん。
お猿さんも紅葉狩り中かな、お邪魔しちゃってごめんよ～（＾＾

山頂は木立の中なのであまり展望はなかったけど、木立の隙間から琵琶池や東館山方面をちらりと望みます。
この反対側には、雲海に浮かぶ北信五岳も見えてたけど、この日はだいぶ空気が靄ってて遠くの山はぼんやり、でした。
スッキリ晴れていれば、北アルプスも見えるんだろうな。

緩やかハイクで登れるので結構人がいるかと思ったけど、まだ朝早いからか、まきchin隊の他には人はなし。
静かな山を楽しむことができました♪

さて、では旭山を後にして琵琶池へ。

紅葉を目いっぱい楽しみつつ、のんびり下ります。
色とりどりの道は、明るくて穏やかでいい気持ち。

頭上の紅葉を見上げながら歩くのも、また楽し（＾＾
こんなに気持ちよく明るい道だけど、今年の7月にはこの旭山でツキノワグマによる人身被害があったそうで。
周囲の気配にも気を配りつつ。

シラカバ多めな旭山を下れば、あとは琵琶池へと続く広葉樹の林の中をゆる～りと。
紅葉のトンネルの中の道を歩いていくと

いったん道路に出てきました。
少し道路を歩いたら、再び湖畔の広葉樹の中の遊歩道へ。
琵琶池を一周するサンシャイントレイルを辿ります。

湖畔から見上げる旭山。
志賀高原で2番目に大きい池と言われる琵琶池に、紅葉の山並みが映りこんでステキ♪

一沼の鏡のような湖面には及ばないものの、ここもまた湖に映る紅葉が素晴らしい。
歩いてよし、湖畔から眺めてヨシ、の旭山です（＾＾

湖畔を巡るサンシャイントレイルは、しっかり舗装されてて整備もバッチリ。
軽装の散策の人とちらほらすれ違いつつ、紅葉のトンネルをのんびり歩きます。
この色合い、あたたかで癒されるなぁ。

木立の隙間から眺める琵琶池。
こんなチラ見もなかなか風情ありますな。

シラカバと紅葉の額縁に収まる旭山。
さっきあの山頂まで行ってきたんだな、と思うと、紅葉もより鮮やかに見えるような気が（＾＾

それにしても、琵琶池のほとりの紅葉もほんとに鮮やかで目を奪われます。
今年はなんだかくすんだ色合いの紅葉が多かったけど、こういった広葉樹林帯は鮮やかに紅葉してるんだな、とちょっとほっとした気持ち。

頭上にもこんな色合いが広がってます！
色の洪水（＾＾

色とりどりの梢が重なると、こんな深い色合いに。
秋真っ盛り♪

華やかな紅葉の道をのんびり歩いていると、いつの間にか湧いてきた雲が湖面に漂って来て、なんだか幻想的な雰囲気に。
下界は一面雲海だったもんなぁ、その雲が上がってきたのかな。

それでも湖畔の広葉樹の道はガスに巻かれることはなく、キラキラの紅葉の道。
ちょうど遊歩道の辺りも紅葉ピークで、いやはや最高♪
ここまで紅葉すごいとは思ってなかったので、嬉しさ倍増です（＾＾

ぐるりと歩いて駐車場に戻ってくると、かなり広い駐車場にはたくさん車が停まってました。
一沼の周りにも人がいっぱいいたなぁ。
早朝出発だったので、静かなうちに歩けて良かった！

さて、広い志賀高原はまだまだ紅葉スポットいっぱい、というわけで。
車で移動して木戸池へ。

志賀高原に滑りに来ると、帰りは木戸池の日帰り入浴に立ち寄ることが多いんだよな。
雪のないこの時期に来ると、なんだか新鮮な感じ（笑）
木戸池温泉ホテルの背後の笠ヶ岳も黒々してるし。

そんな木戸池湖畔の紅葉も、なかなか素晴らしい。
黄色多めな紅葉が湖面に映って、いやはや一幅の絵画のような。

木戸池湖畔の紅葉を楽しんだら、少し足を延ばしてお隣の田ノ原湿原に向かいます。
ススキの穂がゆらゆらと揺れる中を歩いていくと

紅葉の木立に囲まれた田ノ原湿原が登場！
湿原を囲むシラカバや紅葉の斜面がなかなかいい感じ。

夏には、真っ白なワタスゲに覆いつくされるそうで。
そんな湿原も、今はすっかり草紅葉♪

ススキ原を下って湿原へ。
斜面に囲まれて盆地のような田ノ原湿原は、旧志賀湖の湖底に発達した湿原だそう。

早速木道を辿って、湿原中心部へ向かいます。
草紅葉の湿原もいいけど、やっぱりこの時期のこの湿原で特筆すべきは、湿原を囲むシラカバ林だな。

見よ、このシラカバ林の黄葉！
いかにも長野の高原、な雰囲気が美しい。

湿原の真ん中に佇むシラカバも、存在感ありますねぇ。
空の青と梢の黄葉と幹の白のコントラストが素晴らしい。

そしてなにげに、木戸池へと続く斜面を覆うススキ原もいい感じ。
ススキの穂が太陽に照らされてキラキラ輝いてます。

紅葉の田ノ原湿原は、光に溢れててなかなか気持ちの良いところでした。
木戸池からじゃなくても、道路からすぐに寄り道することもできるので、紅葉ドライブの際にはちょっと立ち寄ってみてもよいかも。

そして最後は、蓮池に移動してシメ。
ここの湖畔がまた素晴らしい紅葉、しかもそれが、湖面に映り込んで鮮やかさ倍増。
紅葉の奥に連なる東館山、寺子屋の山並みも、ひときわかっこよく見える（＾＾

湖面に浮かぶコウホネやヒツジグサが紅葉してるのもいい感じなのよね～。
しかも空の青が湖面に映りこんで真っ青なので、もうコントラストがすごい。

対岸の紅葉、アップ。
色が溢れてる！

紅葉の木々と東館山。
蓮池って、こんなに紅葉がすごいところだったんだ。。。
冬にここ通ったら、この紅葉を思い出しちゃうだろうな。

この景色、印象派の絵画みたい！
いくら眺めても全然飽きないな。

湖畔にはガマの穂もたくさん。
なんだか昔懐かしな感じの湖畔と、鮮やかな紅葉と山並みの景色をのんびり眺めて満足です。

今がまさにピークな志賀高原の紅葉、素晴らしかった！
大小の池が点在しているので、それを巡るのもまた楽し。
山登りせずともこんなに紅葉を楽しめるなんて、全然知らなかったな。

ホワイトシーズンだけじゃなく、グリーンシーズンもたっぷり楽しめる志賀高原で紅葉大満喫です！
広いので人がばらけるのか、午前中早めの時間だったのが幸いしたのか、人も少な目でよかったです。
（昼前後から人が増えるのかも）

そしてこの日は、さくっと紅葉楽しんだら渋滞始まる前にサクッと帰宅。
南信と北信の紅葉を満喫した週末でありました。

← ブログランキング参加中♪クリックよろしくです