2022/4/29 GW東北新緑山歩き・蛤山
4/29:<宮城>蛤山
4/30:<青森>梵珠山、靄山
5/1:<青森>下北半島観光
5/2:<青森>高森山
5/3:<青森>世界遺産・縄文遺跡巡り
5/4:<青森>名久井岳
5/5:<青森>階上岳
5/6:<岩手>東根山
5/7:<岩手>八方山
GW前の岩木山山スキーで膝内側の靭帯を痛めたまきchin。
そろそろ回復してきた、ということもあり、このGWはリハビリ兼ねて東北の新緑の山歩きです。
まず第一弾は、宮城・蔵王連峰南側の里山、蛤山。
不忘山の展望があり、早春の花々もいろいろ咲くとのことなので、楽しみ。
登山口は2か所ありますが、今回は南蔵王やまびこの森(旧:南蔵王青少年旅行村)側の登山口から。
こちらのほうが、山頂までの距離はやや長いけど斜度は緩め、花も多いとのことにて。
#登山口手前の路肩スペースは、近年駐車禁止になったとのこと。
#近くのやまびこ吊り橋の駐車場に停めるとよいそうです。
登山口からは、しばらくは幅広の林道が続きます。
杉や雑木、アカマツの入り混じる林の中、ゆる~りのんびり。
リハビリ中の足にはちょうど良い(^^
林道沿いの木立が伐採されているところも何か所か。
そんなところから蛤山を見上げます。
ヤマザクラやタムシバも咲いてます。
桜の花びらが風に乗ってはらはらと散ってくるのもいい感じ。
足元は落ち葉でふかふか、頭上には新緑。
やっぱり山は気持ちいいなぁ、とのんびり1時間ほど歩いていくと
いよいよ登山道入り口に到着。
ここから山道が始まります(ここまでは林道)。
稜線に登り上げるまでは、尾根上のやや急な道を300mほど登ります。
段差低めの階段が整備されていて、すこぶる歩きやすい。
細身のブナやミズナラの新緑の林の中をぐい~っと。
フレッシュな林が気持ちいいなぁ。
木立の隙間からは、不忘山がちらりと覗きます。
だいぶ山が黒々してますな。
ツツジはこれから、オオカメノキは満開。
山もいよいよ春だなぁ、と思いながら歩いていくと
足元に、淡いピンクの可愛らしいイワウチワの群落が!
早春の時期にしか出会えないイワウチワにウットリ(^^
道沿いのイワウチワはほぼ終了していたけど、最近まで雪が残っていたと思われる窪地にはたくさん咲いてました。
イワウチワって咲いてもすぐ終わっちゃうので、最近はなかなか見れていなかったのですが。
久々の群落で嬉しい♪
イワウチワの登場にすっかり気をよくして、新緑の林の中を歩きます。
芽吹いたばかりの淡い色合いにも和みますね~。
オウレン、エンレイソウ
よ~く足元を見ると、小さなお花たちもちらほら。
少し日当たりの良い所には、スミレの群落。
遠くから見ると、登山道沿いが淡い薄紫色に染まって見えて、とってもキレイ。
尾根上をぐい~っと登り、林道跡を横切って再び登山道に入ったところから、カタクリの群落が登場。
道沿い一面にカタクリ、でも朝早めで曇り空のせいか、まだ花が開いてない。。。
ニリンソウの群落もあったけど、こちらもまだ花が閉じてました。
帰りには多少は花開いているかな?それともまだちょっと時期が早かった?
尾根上をゆっくり登り、山頂稜線が近づいたところで、道沿いにはブナ大木がにょきにょきと。
下部は細身のブナだったけど、上部は立派なブナがいっぱいなんだな。
コキンバイ、キクザキイチゲ、エンゴサク
稜線に登り上げると、緩やかな道沿いにもいろんなお花たち。
つぼみもたくさんあり、これからもっといろんな花が咲きそう。
登山道沿いの木立の中には残雪。
つい最近まで、登山道にも雪が残ってたっぽい(この日は1か所だけ雪が残っていた)。
そして稜線上の木立が開けたところからは、お隣の不忘山を眺めることができました。
黒々してる!
不忘山の山すその向こうに見えているのは、青麻山かな。
あちらも花いっぱいかな。
葉山神社の石祠のある蛤山山頂に到着。
実は、蛤山の最高点は、この少し手前にあるのだけどそっちには標識は何もなし。
祠のあるここが山頂ってことなのかな。
祠の前には蛤の貝殻が置いてあって、ちょっとほっこりしちゃいました(^^
さて、祠の先には三角点があるということなので、そこまで少し足を延ばします。
ブナやミズナラの大木が立ち並ぶ稜線。
稜線上はまだ芽吹き前、明るい木立の中の道をゆる~り5分ほど歩いて
二等三角点に到着。
最高点、祠のある山頂、三角点ピークと稜線上に3つのピークがある蛤山。
なかなか面白い。
登山道はこの先にも続いており、それを辿って下れば周回できるのだけど、そちらの道は斜度がやや急ということで、まきchin隊は来た道を戻ります。
行きにはあまり開いていなかったカタクリ。
帰りはちらほらと花開き始めたか?!
ニリンソウはちらほら花開いてきてました。
林の中に小さな白い花が点在していて、可愛らしい。
花びらの裏が、ほんのりピンク色なのも可愛い!
春の花には、ほんと和みます(^^
帰りも道沿いの花々や新緑を眺めつつ、ゆっくり下ります。
途中すれ違ったのは2グループのみ、こんな天気ということもあってか、静かな山をのんびり楽しむことができました。
歩き始めの林道が少し長めなのだけど、リハビリにはウォーミングアップにもなってちょうどいい感じ。
登山道も、斜度が急なところは階段がこまめに整備されていて歩きやすい。
花の満開には少しだけ早かったみたいだけど、それでもいろんな花を楽しむことができたし、フレッシュな新緑も楽しむことができたので良かったです。
下山後は、七ヶ宿の"芭蕉庵"で雪室蕎麦に舌鼓(詳細は速報)。
近くの小原温泉いづみやの日帰り入浴(600円)で、源泉かけ流しの温泉にのんびり浸かったら、翌日に備えて青森まで北上、道の駅なみおかで車中泊です。
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