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2022年2月18日 (金)

2022/2/11 森吉山BC(2日目)

素晴らしい青空広がる、絶好の山日和。

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いつもと違う角度から仰ぎ見る森吉山。
樹氷も雪も景色も斜面も、何もかもが素晴らしい。

===森吉山===
2022/2/11(金):阿仁スキー場トップ(9:05)~石森(9:30)~▲森吉山(10:50)~▲森吉山(13:15-13:20)~石森(14:05-14:10)~阿仁スキー場トップ(14:15)
歩行・滑走距離:10.2km(ゲレンデ含まず)
累積登高:870m
累積下降:870m
======

1日目(2/10):森吉山BC
2日目(2/11):森吉山BC
3日目(2/12):稲庭岳BC
4日目(2/13):岩手高原スキー場

前日のパッとしない天気から一転、この日は朝から穏やかな好天。
連休初日ということもあり、さぞや人出もすごかろう、と少々早めに阿仁スキー場へ向かうと、案の定、山歩きの人や樹氷観光の人、山スキーヤーがいっぱい。
さすが、樹氷シーズン真っ只中の森吉山です。

ゴンドラも混むだろうな、と運行30分前に並んだら、あれよという間に長蛇の列。
見たことないくらい長い列で、びっくり。
早めに並んだ甲斐があり、めでたく2番ゴンドラに乗ってゲレンデトップへ向かいます。
(大行列のせいか、いつもより早めにゴンドラ運行開始)

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ゴンドラから眺める景色も、青一色でいい感じ♪
・・・ゴンドラの窓が青いからってのもありますが(笑)

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山頂駅に到着したら、早速登行開始。
今日はかなり人が多いので、混雑する前にさっくり出発です。

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前日はあまり遠望がなかったけど、この日はスッキリ晴れて展望バッチリ。
少し登って振り返ると、ゴンドラ駅舎の向こうには太平山地が一望。
鳥海山も頭がちょこっと見えてました。
鳥海山が見えると、気持ちも盛り上がりますね~(^^

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右手には、秋田駒や和賀の山々。
こんな山並みを眺めながらのんびり歩けるなんて、ほんと幸せだな。

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景色を眺めつつ、石森へと続く樹氷の尾根へと進みます。
昨晩からの降雪はなく、前日のトレースがばっちりで歩きやすい。
でもやはり自らルート開拓したい血が騒いで、所々でショートカットしちゃったりして(笑)

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青空を背に聳える樹氷たち。
やっぱり、樹氷は青空に映える!
曇り空の時よりも、もりもり度が増して見える気もするな(^^

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尾根をのんびり歩いていくと、右手に広がるなめらかに波打つ斜面の向こうに森吉山が見えてきました。
今日はよく晴れてるので、お姿クッキリ、であります。

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左手には、白神山地や岩木山。
素晴らしい展望♪

風もなく穏やかな尾根上を、こんな景色や樹氷を眺めながらのんびり歩いていくと、小ピークの石森に到着。

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大迫力の森吉山西斜面を間近に眺めつつ、この日も一ノ腰方面の森吉神社へ。
急ぐ旅でもなし、寄り道して美味しい斜面をまずは頂いちゃいます(^^

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今日も歩かせていただきます、よろしくお願いします、と神社にご挨拶したら

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前日滑った斜面に、再びドロップ!
もう結構滑られちゃってるかな、と思ったら、なんとびっくり、前日のまきchin隊のシュプールが2本残るのみ。
今日も面ツル斜面を美味しくいただいちゃいます(^^

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しかもこの斜面、この日もいい雪キープ。
面ツルパウダー斜面、最高♪

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ごろ太君、樹氷原へ向けて飛び込むかのよう。
いい感じにパウダー巻き上がってます!

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この日も幸先良いスタートを切ることができました♪
この景色を正面に滑り込むだなんて、もう最高でしょう。

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連瀬沢源頭まで滑り降りたところで、斜面を見上げてニンマリ(^^
美味しゅうございました。

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さて、では再びシールを貼って森吉山山頂へ向けてGo。
前日の自分たちのトレースを辿って、樹氷の斜面を登ります。

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登りつつも、振り返って眺める神社前の斜面。
神社前を通って一ノ腰へと向かう人は結構見えるけど、ここを滑る人はまだいないなぁ。。。
(と思っていたら、この後、何人か滑り降りてました)

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キラキラ輝く雪面を踏みつつ、もりもり立派な樹氷をぬいつつ、景色を眺めつつ。
樹氷の向こうには、森吉神社から一ノ腰へと続く尾根。その先には、白神山地など秋田・青森県境の山々が連なります。

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夏道尾根の向こうには、太平山地や和賀の山々。

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こんな景色を眺めながら登る斜面には、真っ白なモンスターがいっぱい。
荒ぶるイモムシだったり、恐竜だったり、人や動物の形してたり。
見ていてほんと飽きない!

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大きな樹氷を見上げながら歩きます。
さすが日本三大樹氷の森吉山、迫力満点の樹氷!
今年は気温がずっと低いので樹氷が落ちず、成長しまくりだそうで。

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樹氷ってほんと不思議。
アオモリトドマツが自生していること、西~北西斜面であること、といった条件が全てそろわないと樹氷はできないそうで。
その条件がそろっているのが、日本三大樹氷の八甲田、蔵王、森吉なんだな。

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何度も足を止めて景色や樹氷を眺めつつ、斜面をのんびり登ります。
ほとんどの人は夏道尾根を登っているので、こっちの斜面には全然人がいなくて静寂そのもの。
これはもう、のんびりと楽しみながら登らないと!

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贅沢な景色を楽しみつつ、樹氷の間をぬって雪を踏みしめながらのんびりと。
連瀬沢源頭から250mほどゆる~り登り上げて

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森吉山山頂、到着!
まさかの2日連続の山頂、でもこんないい天気なんだからやっぱり来ちゃうよね。

さて、ここからどうしよう?
ごろ太君としては、いつもザラメ時期に滑る斜面に行ってみたい、とのこと。
前日はかなり強い風が吹き上げてたからパック雪になってないかな?とも思ったけど、行ってみないとわからないし、ダメ元で行ってみますか。

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単独のテレマーカーが滑り込んでいったのを見送ってから、我らもドロップ!
上部はややモナカ気味だったけど

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中盤以降は、しっとりパウダー♪
これは、かなりいいぞ!

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こうなると、止まれない止まりたくない、な最高の雪と斜面。
いやはやほんと、滑ってみないとわからないもんですな。

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斜面が落ち込む手前まで200m弱、一気に滑っちゃいました。
いやはや、こりゃもう最高でしょう。
ごろ太君の予感は大当たり、でした(^^

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というわけで、もちろん登り返してもう一本。
ヒバクラ岳や八幡平、岩手山を背後に眺めつつ、いそいそと登り返しです。

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歩きつつ見上げるシュプール。
この広大な斜面をほぼ2人占めだなんて、贅沢すぎる。
(と思ってたら、この後何人か滑り込んできて2人占めはあっさり終了(笑))

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モナカ斜面の手前までさくさく登り返したら、早速2本目♪
目の前に広がるこの景色が何ともステキ。

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そしてもちろん、雪も斜面も素晴らしい。
ゆったりマッタリ滑ります。

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気持ちよすぎて、今日はもう行けるとこまで行っちゃおう!と。
登り返しのことは忘れて、いつもよりもずいぶん先まで滑っちゃいました。
見上げる森吉山のかっこいいことといったら♪

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ごろ太君、おまけの斜面の極上パウダーまでいただいて大満足。
(ちょっと急斜面だったので、私はご遠慮)

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いつもとは違う角度から見上げる森吉山にウットリ。
厳冬期にこの青空、この穏やかな天気とは。
この雄大な景色を眺めながらの腹ごしらえタイムは、もうほんと至福のひとときでした。

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この景色を眺めながら、ずっとのんびりしていたい気分ではありますが。
ちょっと雲も出てきたし、そろそろ戻らないと、というわけで山頂へ向けて登り返し。
いつもより長めの登り返しですが、斜度はそんなにキツくないし雪もいいので、のんびり歩きます。

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振り返って、樹氷越しに眺めるヒバクラ岳。
歩くほどに変わっていく景色を楽しみながらの登り返しなので、むしろ楽しい。

のんびりと山頂へ登り返すと、ほとんど人がいなかった斜面とは打って変わって、山頂は登山者や山スキーヤーで大賑わい。
賑わいからは離れて少し下ったところでそそくさとシールをはがして、西斜面へと滑り込みます。

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上部はやや硬めだけど、少し下ればここもまたいい雪♪
前日は風に叩かれて締まり気味の雪だったので心配してたけど、今日は折からの日射しで少し緩んでいい感じ。

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樹氷の間をぬって滑ります。
いやもうほんと、贅沢だなぁ。。。

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緩やかに広がる西斜面は、テレマーク向きの緩斜面。
ごろ太君はやや物足りなさそうだけど、私にはちょうど良いんだな。
これぞ北東北のツアースキーって感じ。

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所々に広がるオープンバーンをつないで滑ります。
ゆったりのんびりした雰囲気がいいんだなぁ。。

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いやはや、満喫!
開けた斜面もよかったけど、樹氷の斜面もまた良かった(^^

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余韻に浸りつつ、シールをつけて石森へ登り返し。
今日は最初から最後まで、樹氷がお供ですな(^^

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石森への登り返しはトレースばっちり。
ありがたく使わせていただいて登ります。

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振り返って眺める森吉山。
厳冬期に、天気・雪・樹氷、とすべてそろったのはあまり記憶にないかも。
何からなにまで楽しませてくれて、ほんとにありがとう!な森吉山でありました。

前日に滑ったブナ林間、この日滑ったオープンバーンと樹氷斜面、とどこを取っても最高の2日間。
森吉愛に拍車がかかった2日間でもありました。
感謝。

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