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2021年8月16日 (月)

2021/8/11 南会津・二岐山

今年の夏休み山行は東北へ。

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第一弾は、ブナ林の広がる南会津の二岐山。

===二岐山(ふたまたやま)===
2021/8/11(水):御鍋神社駐車場(6:55)~御鍋登山口(7:05)~ブナ平(7:55)~▲二岐山(8:55-9:20)~ブナ平(10:00)~御鍋登山口(10:30)~御鍋神社駐車場(10:40)
歩行距離:5.9km
累積登高:570m
累積下降:570m
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天気と都合とがなかなか合わず、今年の夏休みはお盆の週後半。
台風&大雨でアルプスの天気は壊滅的、それに今年も予約必要なので小回り効きづらいし、ということで東北へ。
天気のいいところを追いかけて歩きます。

第一弾は、南会津の二岐山。
山スキーでは何度か歩いていますが、山頂部が急すぎて未だ山頂には至らず、の双耳峰の山。
周回で歩くのが多いようですが、林道・車道歩きが長くて暑い時期にはキツそうなので、メインの男岳のみの往復です。

女岳側の風力発電所登山口から登るか、男岳側の御鍋登山口から登るか迷いましたが、急坂一辺倒の女岳側よりも緩急あり変化のある男岳側がよさそう、と後者を選択。
が、二岐温泉の先から男岳登山口へと続く御鍋林道が結構荒れてて、かなりドキドキしながら車を走らせていくと

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御鍋神社駐車場に到着。
あんな激しい林道の先にある割には、かなり広くてびっくり。
#この林道、数年前までは崩落や落石で通行止めだったそう。
#御鍋林道入口(数台分)もしくは女岳側登山口に駐車して歩いて登るor周回する人が多いみたいだし、そっちのほうが無難かも。

そんな林道の先にある駐車場なので、もちろん先行車はなし(下山後も他には車なし)。
明け方まで降っていた雨は止んだけど、風がかなり強くて山の上はガスっぽい。
少し晴れ間が覗いてきたのを見てから出発です。

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駐車場から登山口へは林道を歩きます。
途中、御鍋神社の鳥居を過ぎ、のんびり10分ほど歩いて

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御鍋登山口に到着。
登山口の前には簡易トイレが設置されてました。

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登山口から登山道へと入ると、いきなり始まる急坂!
ミズナラやアスナロが入り混じった林の中を、えいやぁと登ります。

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八丁坂、だそうで。
登山口からの登りだしが、八丁坂の中で一番の急坂だったかな。

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木の根や苔むした岩が階段状に重なっている急坂だけど、程よい段差で歩きやすい。
しかも、林の中に混ざっているミズナラやブナのおかげで、落ち葉が適度に積もっていて足に優しい感じだし。

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そんな急坂を登っていくと、あすなろ坂の標識が。
その名のとおりアスナロ林の中の道、南会津と言えばブナ、と思ってたけど、山麓にはアスナロ林が広がってるんだな。

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登山道はかなり整備されていて、ピンクテープや誘導の虎ロープがあちこちに。
倒木のある箇所も、う回路が整備されていたり倒木片付けられていたり、と歩きやすくなってます。
もちろん刈払いもばっちり。

真夏の時期なので酷暑を覚悟していたのですが、この日は朝からひんやりした空気でじっとしていると寒いくらい。
おまけに風がかなり強く、木立の中まで風が通ってくるので意外にも涼しい。
涼しくて助かるなぁ、と250mほど登っていくと

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少し傾斜が緩やかになり、ブナ林の中へ。
いよいよ南会津のブナ林が始まります!

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ごつごつと無骨な感じの幹と梢、そして背の高いブナ。
いかにも会津のブナ原生林。

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ブナ大木の間をぬうように、ゆる~り登っていくと

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ブナ平に到着。
立派なブナに囲まれたブナ平で一息ついたら、山頂へ向けて出発。

ブナ平からは、しばらく平坦な道を歩きます。

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なぜか巨大なタイヤが落ちていたりして。
以前はここにも林道が走っていて、その時の落とし物だとか。

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足元は、所々湿地のようになっていてぬかるみも多し。
そして木立の隙間からは、二岐山の山頂を仰ぎ見ますが。。。やっぱりガスってますな。

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平坦な道を歩いていくと、ほどなく山頂へ向けて最後の登りが始まります。
ひょろっと細いブナの林の中、だんだんと斜度を増していく道。

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男岳坂の標識が出てくると、山頂直下の急坂へ。

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木の根が絡み合った道をぐい~っと。
最初はトラバース気味に登り上げる道ですが、ほどなく直登の急坂に。

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足元湿っていてやや滑りやすい道を、えいやぁと。
最近はまろやかな山しか登ってないので、体が急坂に慣れておらず、息を切らしつつ登ります。
でも涼しくて助かる~

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山頂まであと100mほどになるとブナ林は終了、アスナロ?混じりの灌木の中へ。
岩がごろごろ積み重なったところもあり、ますます斜度も急になり。
山スキーで登るの諦めた時も、ちょうど山頂まであと100mくらいのところだったっけ、なんて思い出しつつ。

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斜度が幾分緩やかになり、シャクナゲ混じりの灌木の中をゆる~り登っていくと

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二岐山山頂(男岳)、到着。
ここまでずーっと木立の中だったのが、山頂だけは周囲が開けてました。

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晴れていれば360°の大展望、那須岳や安達太良山、磐梯山が一望だそうですが、この日はガスにて展望なし。
それでも東側は少し雲が薄くて、天栄風力発電所や麓の景色を少し眺めることができました。

強風吹き抜ける山頂は結構寒くて、フリース着込んでしばしのんびりしてましたが。
晴れる気配もないので早々に下山開始。

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来た道をそのまま戻ります。
下りはさくさくと、早い早い。

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男岳坂をあっという間に下ったら、あとはブナ林を眺めつつのんびりと。
やっぱり東北のブナはいいですな。

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ブナ平、再び。
標高が下がるとまあまあいい天気で日差しも射し込んできて、明るいブナ林を楽しめてヨシ。
紅葉の時期は全山紅葉でキレイだろうな。

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途中、すれ違ったのは単独の2人のみ。皆さま周回だそうで。
男岳往復のヘタレなまきchin隊は、さくっと下って終了です。

下山後は、二岐温泉大丸あすなろ荘の日帰り入浴へ(900円)。
渓流沿いのお風呂にのんびり浸かったら、翌日に備えて酒田に移動。
酒田ラーメン、花鳥風月でワンタンメンに舌鼓、でありました(詳細は速報)。

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