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2021年6月 2日 (水)

2021/5/29 ツツジ満開の徳仙丈山

日本一のツツジの山ともいわれる、気仙沼の徳仙丈山へ。

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ピークは過ぎてましたが、山頂付近には満開のツツジがいっぱい!

===徳仙丈山===
2021/5/29(土):気仙沼側登山口(6:40)~つつじ坂~▲徳仙丈山(7:20-7:30)~尾根道コース~のんびり作業道コース~▲徳仙丈山(9:45-9:55)~らくらくコース~気仙沼側登山口(10:25)
歩行距離:5.9km
累積登高:360m
累積下降:360m
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この週末は、日曜日は予定ありにつき土曜日のみの山歩き。
天気はどこもなかなか微妙でしたが、この前の週末にツツジが満開になったとの話を聞いて、気仙沼の徳仙丈山に行先決定。
ツツジ満開の時期に歩きたかった山であります。
地元の方が長年、山一面に自生するツツジの保護活動を行ってこられたそう。

登山口は気仙沼側と本吉側の2つ。
ハイキングで歩ける山、ということで、登山道もいくつも整備されていてルートはいろいろ取れるのも楽しい。
今回は、気仙沼側から入って山頂を経由して本吉側まで歩く、ぐるり周回ルートを辿ります。
人の多い山なので、マスク登山(周囲に人がいないときはマスク外してましたが)。

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朝のうちは雨、昼にかけて青空広がって、所により雨がざぁっと降るかも、という天気予報。
予報通り、早朝の気仙沼側登山口は雨がぱらついてガスガスな天気。
駐車場で、準備しながらしばし晴れ待ちです。
#駐車場は100台くらい駐車可、トイレあり。
#登山道途中のお祭り広場にも簡易トイレあり。

駐車場の車は数えるほどだったのに、6時半が近くなってくるとぽつぽつと増えてきて。
そして時を同じくして、ややガスが残ってはいるけど雲の切れ間からは青空が!

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というわけで6時半過ぎに出発。
登山口から山頂まで全山ツツジが群生している徳仙丈山ですが、登山口付近はほぼ終わりかけ。
日・月あたりに満開だったのが、その後雨に打たれてあっという間に終わってしまったらしい。
ツツジって意外と足が早いのね。

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ツツジの中のつつじ坂をゆる~り歩いていくと、第一展望台に到着。
晴れていれば、眼下には一面のツツジが広がるみたいですが、ややガスっぽいのとツツジ終わりかけなのとで残念な眺めでした(笑)

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第一展望台を過ぎると、山頂方面へまっすぐに伸びるつつじ街道を歩きます。
道の両側には大きなツツジがいっぱい、まるでツツジのトンネルみたい。
花が最盛期の頃は、この両側が真っ赤に染まってすごいことになってるそうで。

しおれかけの花が多いけど、中には満開のツツジの株も♪
キレイに咲いている株に出会うたびに足を止めて花に見入って、とのんびり歩いていくと

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山頂直下の十二曲がりに到着。
ここまではツツジの中の緩やかな道でしたが、ここから山頂へはミズナラ林の中、ツツジが咲く道をつづら折りに登ります。

山頂までは新緑の林の中を登るのかなぁ、と思っていたら

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なんと、林の中は雨に打たれにくかったのが幸いしたか、たくさんの花を咲かせたツツジがいっぱい!
満開のツツジに歓声が上がります。

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道沿いに連なるツツジの花にウットリ。
ごろ太君、写真を撮る手が止まりません。

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木漏れ日にキラキラ輝くツツジ。
薄紅色の柔らかな色合いがいいですねぇ。

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歩き始めはツツジ終わりかけでどうなることかと思ったけど、山頂付近はいっぱい咲いていて嬉しい(^^
ツツジに包まれるような道は、林の中なのにぱぁっと明るくて。

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滝桜ならぬ滝ツツジ♪
こんなにみっしり咲いたツツジは見たことがない。
ほんと見事。

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そんなツツジに見とれつつ、何度も足を止めつつのんびり登ります。
さくさく登ればあっという間だけど、こんなにキレイな道なんだから時間をかけて歩きたい。

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最後はツツジのトンネルをくぐって

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徳仙丈山山頂に到着。
山頂には立派な石造りの徳仙丈山神社がありました。
樹齢1,000年以上のツツジがご神体だそう。

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神社の少し先には、三角点のある小さな広場。
すっきり晴れていればここから大展望が広がるそうだけど、あいにくまだガスっぽいので展望はナシ。

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三角点のある広場から神社方面を眺めるとこんな感じ。
ツツジ群生の中の山頂でありました。

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頭上には青空が広がってるのだけど、周囲はまだガスが多めで遠望はなし。
早々に山頂を後にして、本吉側へと下ります。
この道もツツジの中の道で、結構いい感じ。
でも足元すべりやすいので注意注意。

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急坂の一本道を一気に50mほど下ると、ツツジに囲まれたお祭り広場に到着です。
本吉側への道や、気仙沼側へと戻る道が分岐している交差点でもあるお祭り広場。

広場から振り返ると

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ツツジの斜面!
山頂から下ってきた道は、ツツジの中の一本道なのがよくわかりますね(^^
花の最盛期は、両側の斜面が一面真っ赤に染まるそうで。
いや、最盛期過ぎていてもこんなに染まっているのにね、最盛期にはいったいどんなことになってるんだろう。

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お祭り広場の周りのツツジは今が満開。
薄紅色の花がみっしり♪

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こちらの斜面も満開(^^

気仙沼側からの道は、山頂直下のミズナラ林の中のツツジが満開で、しっとりした色合いに癒された道。
こちらは青空の下、満開のツツジがいっぱいでなんとも華やか。
斜面によって花の咲き方やシチュエーションもいろいろで、楽しめますね(^^

本吉側からの道もまだまだツツジが楽しめそう、てことで、意気揚々と周回ルートに出発。
2つある本吉側からの道のうち、まずは尾根道コースを辿ります。

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最初は緩やかな登り坂から始まる尾根道コース。
振り返れば、徳仙丈山の東斜面が一望♪
ピークは過ぎても、斜面一面のツツジがいい感じですな。

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ガスが晴れてきて青空も広がって、一層鮮やか。

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そしてこちらの尾根道は、あまり通る人もいないのか?足元には草が覆いかぶさって、おまけに両側からツツジが覆いかぶさって。
これまでの超整備された道に比べると、ややワイルドな道。
でも、ずーっとハイキングコースみたいな道かと思っていたので、こんな山道らしい道も歩けて楽しい。

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満開のツツジをかき分けて歩くなんて、こんなところでもないとできないよなぁ。
ツツジを間近に感じることのできる、贅沢な道です(^^

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朝露がキラキラ輝くツツジや

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新緑とのコラボレーションツツジ。
人もほとんど通らない静かな道を、鳥のさえずりを聞きつつツツジを眺めつつ。

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のんびり楽しむことができました。
尾根道、というから展望開けたコースなのかと思ったら、所々で展望はあるもののここもまたツツジの中の道。
山道らしい道で楽しい道でした。

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尾根道コースの最後は、つるつる滑る黒土の急坂。
お助けロープはあるものの、ロープも泥んこでグローブぐちゃぐちゃ。
#う回路もあり

いやはや、最後はめちゃくちゃワイルドな道でした(笑)

急坂を下ると、本吉側登山口のすぐ上に出てきました。
ここからは、本吉側登山口からのもう一つのルート、緩やかなのんびり作業道コースで戻ります。

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そしてこちらの道もツツジが見事。
早速満開の大ツツジがお出迎え。

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花終盤のツツジの大木の下には、花びらがいっぱい。
ピンク色のじゅうたん♪

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緩やかに整備された道を歩いていくと、開けた斜面に出てきました。
ここもピークは過ぎているけど、一面のツツジが見事。

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見る角度と場所によっては、一面真っ赤な斜面が広がってます!
南斜面ということもあり、日光をたっぷり浴びて鮮やかに輝く斜面がとっても華やか。
新緑と青空との取り合わせもいいですな。

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本吉側のほうが、鮮やかに咲いていたかも。そしてツツジの大木が多い。
天気も回復して青空広がって、鮮やかに見える条件がそろっていた、ということもあるかな。
一面に咲くツツジを眺めながらのんびり歩きます。

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青空とツツジ。
青と赤の、華やかな取り合わせ♪

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ツツジのトンネル(^^
いやはや、こちらも贅沢な道ですな。

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少し歩いていくと、ミズナラ林の中へ。
林の中のツツジはほぼ散っていて、足元が華やかな感じ。
真っ赤なツツジから一転、新緑の林の中に入って、ほっと目が癒されるような。
ウグイスやシジュウカラの鳴き声も、心なしかしっとり聞こえる。

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そして山頂が近くなると、再び視界が開けて山頂東斜面が目の前に!
雲が多くて日も陰っていたので、ちょうどこのあたりにあったベンチでのんびり晴れ待ちしていたら、再び青空が広がって大喜び♪
やっぱり青空と新緑と花の取り合わせは最高ですな。

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ここでもやっぱり写真を撮る手が止まらないごろ太君。
今日はものすごいいっぱい写真撮ってる!と。
そりゃそうだよね、ずーっとツツジだもんね。

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たっぷりの日差しを浴びてキラキラ輝くツツジ。
いやー、本吉側の道、ちょうど天気が回復したということもあり、かなり良かったです。
気仙沼側に比べて断然人も少なくて静かだし、花もフレッシュでした。

さくさく歩けば1時間程度の周回ルートでしたが、1時間40分ほどたっぷり時間をかけて歩いちゃいました。

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で、再び山頂直下のお祭り広場に戻ってきました。
なんだか朝よりも鮮やかに見えるような?
光の当たり具合の関係かな。

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尾根道コースに少し登って、徳仙丈山南面を眺めます。
何度眺めてもいい景色。

当初の予定では、ここから山頂へは行かずに気仙沼側登山口へ戻るつもりでしたが、こんなにいい天気ならもう一度山頂に行きたい、というわけで。

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再び山頂目指して50mほど登ります。

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登っていくと、ツツジの向こうに気仙沼の展望が♪
朝はまだガスっぽくて周囲の景色は見えなかったけど、晴れた今は展望もばっちり。

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山頂からはどんな景色が見えるかな、とわくわくしながら登って、さっくり山頂に到着。

この時間なので山頂はさすがに人いっぱい、端っこに寄ってぐるりと景色を眺めます。

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北側には、お隣の熊山、黒森山、室根山が一望。
その向こうには五葉山も見えてるのかな。。。でも雲の向こうでちょっとわからず。

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北東には気仙沼湾や唐桑半島。
穏やかな海でありますね。

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こちらは、さっき歩いた尾根道コースのある尾根。
右側の斜面は、ツツジ満開の時には真っ赤に染まるそうで。
それでも歩く道沿いには、まだまだたくさん咲いてたなぁ。

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南側に広がるのはリアス式海岸の景色。
その向こうには金華山も見えてるかな。

再び登ってきてよかった~、な山頂からの展望でありました。

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さて、山頂からの景色をぐるりと楽しんだら下山開始。
人もどんどん増えてきたし、再び雲も増えてきたし。

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お祭り広場まで下って、改めて見上げる山頂斜面。
ピークは過ぎたといいつつも、素晴らしいツツジでありました。

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下りは、山頂を巻くようにして気仙沼登山口まで下るらくらくコースで。
こちらの道もツツジいっぱい。

道の分岐もたくさんあり、いろんな道で歩けるようになってました。
まさにハイキングコースですな。
ザック背負った登山装備の人はあまりいなくて、肩掛けカバンとかで歩いている人が多いくらいだもんなぁ。

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途中、第二展望台に寄り道。

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気仙沼を間近に眺めることができました。
この付近のツツジはほぼ終盤でしたが、最盛期には真っ赤なツツジの向こうに気仙沼が眺められるそう。

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第二展望台を過ぎると、しっとり新緑のミズナラ林の中の道。
ここはほとんど人も通らず、とっても静か。
のんびり歩いて駐車場に到着、であります。
下山と同時に雨がざあっと降ってきて、セーフ。

満開はやや過ぎたとはいえ、山頂付近や本吉側はまだまだキレイに咲いたツツジがいっぱい、斜面一面のツツジを楽しむことができました。
特に本吉側は、ツツジの大木も多くて見事。人も少なめで静かでよかった。

ツツジってこんなにみっしり咲くんだなぁ、とびっくり。
この山は、ツツジの時期に歩いてこそ、ですな。
それに、ちょうど青空広がったタイミングで歩くことができてよかったです。感謝。

下山後は、気仙沼のかもめ食堂でラーメンに舌鼓(詳細は速報)。
気仙沼プラザホテルの日帰り入浴(800円→割引券で700円)にのんびり浸かったら、そのまま帰宅、でありました。

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