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2021年3月25日 (木)

2021/3/14 ミツマタお花見山行・ミツバ岳~世附権現山

満開のミツマタを楽しみに、西丹沢のミツバ岳へ。

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山頂から眺める富士山とミツマタ。
柔らかな黄金色の花に、ほっこり癒されました。

===ミツバ岳、世附権現山===
2021/3/14(日):東沢P(6:00)~ミツバ岳登山口(6:05)~▲ミツバ岳(7:15-8:10)~▲世附権現山(8:55-9:00)~菩提沢ノ頭(9:35)~権現山登山口(10:40)~東沢P(10:55)
歩行距離:9.8km
累積登高:750m
累積下降:750m
======

久しぶりの山歩きは、県内・丹沢の山へ。
ちょうどミツマタの花が見頃、ということで、西丹沢のミツバ岳を目指します。

ミツバ岳登山口付近の駐車場は、一番近いのが寺の沢P、その400mほど手前に東沢P(いずれも10台程度、トイレなし)。
寺の沢Pの500mほど先にはトイレ付きの駐車場もあり、どこに停めようかと悩みましたが、世附権現山を周ってぐるりっぷすることを考えると東沢Pが一番便利。
なので、今回はそこに駐車です。

ミツマタの時期ということもあり、登山者がかなり多いことが予想されたので、今回もまた早朝出発にて。

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東沢Pに到着したのは5時半過ぎ。
6時頃にはあっという間に満車です。
もっともこの駐車場、登山者よりも鳥撮影の方が多かったみたい。

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丹沢湖沿いの道路を歩いて登山口へ。
登山口手前の滝壺橋の上から、丹沢湖に流れ込む沢を覗きこむと

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滝つぼがいっぱいの小さな沢が!
これが名前の由来かな。

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滝壺橋を渡ったところに、ミツバ岳への小さな標識あり。
ここから登山道が始まります。

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歩き始めは、薄暗い林の中の道。
急斜面につけられた九十九折りの細い道をぐい~っと。

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雑木林の中の急斜面を50mほど登っていくと、杉の植林の中の道へ。
朝日に照らされた杉林の中、急斜面を九十九折りに登ります。
花粉症の人には辛そうな。

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丹沢湖の上に昇る朝日がまぶしい!
前日はかなりの大雨だったけど、この日はいい天気♪
やっぱりお花見は、いい天気の日じゃないとね(^^

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山頂まではずっとこんな杉林の道かと思いきや、ちらほらミツマタが登場(^^
ひょろっとした枝に、黄色のポンポンのような花をたくさん咲かせていて可愛らしい。

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薄暗くひんやりした杉林の中にこの花が咲いていると、そこだけ明るく温かく照らされてるみたいでほっこりする。

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早速登場したミツマタに、早くも写真を撮る手が止まらないごろ太君(笑)

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大きな杉の木とミツマタを見上げます。
お正月の餅花みたいね。
まぁるい花がかわいい(^^

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そんな可愛らしいミツマタに癒されつつ、杉林の中を300m弱登っていくと、明るい雑木林の中へ。
やや斜度は緩くなったけど、なんとなく踏み跡不明瞭な道にて歩きづらい。

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左手の木立の先には、真っ白な富士山が見えてます!
前日の雨は、富士山では雪だったのかな。

そんな景色を眺めつつ、のんびり陽だまりハイクな雑木林の中を歩いていくと

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おお?
山頂直下にて、前方に黄色の霞のようなミツマタの群生が!

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これまでに見た、どのミツマタの群生よりも密集して咲いていて、あたり一面黄金色♪
こりゃすごい。

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淡い黄金色のミツマタの花がみっしり咲いた群落は、黄金色の雲か霞か。
これは壮観ですな。

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スッキリ晴れ渡った青空に、柔らかな黄色の花が映えますね。
春がきたなぁ。

たくさんのミツマタの花に圧倒されて足が止まってしまいましたが、ここがミツバ岳の山頂。

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木立に囲まれた山頂広場の真ん中に、控えめな山頂標識がありました。

さて、山頂写真を撮ったら、あとは心ゆくまでミツマタの花と景色を眺めます。

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富士山とミツマタ。
ここらあたりのミツマタは日陰になっていて、まだつぼみが小さいものも多かった。
再来週あたりが満開かな。

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それでも日なたのミツマタは満開で、まんまるな花がたくさん。
富士山との取り合わせもナイス(^^

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丹沢湖を望む南東側斜面のミツマタは8分咲き。
ミツマタ版花霞です!

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低いところから見上げると、まるでミツマタの花々にうずもれているような。

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しゃがんで見上げたり、遠くから眺めたり。

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近くで見ると、小さな花がたくさん集まって、一つのまあるい塊になってるのがよくわかりますね。
ごろ太君、美味しそうな花!ですって(笑)

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こんなにたくさんのミツマタは初めて。
黄金色の群落に見とれちゃいますね~。

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ミツマタの群落に囲まれた山頂には、ほんのり甘い香りが漂ってます。
甘ったるい香りではなく、爽やかな心地よい甘さがいい感じ(^^

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時間を忘れて、1時間近くも花を眺めちゃいました。
春の香りと色合いに癒されました!

山頂に到着した時には1~2人しかいなかったのですが、のんびり過ごしている間にだんだんと人が増えてきて。
そろそろ先へ進みますか、ということで

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山頂を後にして、世附権現山へと続く稜線の道を辿ります。
歩き始めは、穏やかな尾根上の雑木林の中の道。

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所々にミツマタの群落がぽつぽつと。
その度に足が止まっちゃう。

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丹沢湖とミツマタ。

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歩いていくうちに、左手は杉植林、右手は雑木林の明るい尾根上へ。
吹き抜ける風がかなり冷たく、途中でフリース着込んでゆる~り歩きます。

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のんびり歩いていくと、権現山手前で斜度を増した雑木林の道へ。
所々に鹿除けの柵がある斜面を150mほど登り上げます。
ここらあたり、踏み跡かなりまばら。

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背後には富士山。
真っ白な裾を長く引くお姿が美しいですな。
箱根や富士山周辺の山々も見えてます。

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そして到着した世附権現山。
木立の向こうに、檜洞丸や大室山、加入道山、畦ヶ丸など西丹沢の山並みを眺めることができました。

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山頂には二等三角点、そして少し離れたところには小さな石の祠が。
ずいぶん古い祠、どんな神様が祀られているのかな。

山頂の一段下には大きなベンチがあり、何組か休憩中。
木立に囲まれていて展望はあまりないけど、広く穏やかでのんびりした山頂でありました。

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さて、ではここから、初心者通行不向きとの標識がある道を下って丹沢湖へと下ります。
急な尾根上を下る道、いったいどんな道かな、とドキドキしながら出発。

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歩き始めは穏やかで明るい尾根の道。
木立を透かして丹沢湖を見下ろしつつ。

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少し下っていくといよいよ始まりました、雑木林の中の急坂。
木の根が絡んだ斜面は、土が滑りやすいところもなく意外と下りやすい。
前日の雨でずるずるになってたら嫌だなぁ、と思っていたのですが、その心配は全くなかった。

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急斜面を下りつつ、木立の隙間から富士山を眺めます。
山頂付近、雪煙がすごいなぁ。
爆風ですな。

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標識も何もない道かと思いきや、所々に標識あり。
でも確かに踏み跡はかなり薄い。

権現山から一気に250mほど急斜面を下っていくと、いったん少し登り返して菩提沢ノ頭の小ピークに到着。
ここ、ボディ山ともいうらしい。
ここで90°向きを変えて、これまでの急斜面が一転、緩やかになった尾根を下ります。

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そんな穏やかな道には、所々にミツマタの群落♪

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ミツマタの群落越しに、だいぶ近くなってきた丹沢湖を見下ろします。
向こうに見えている山は、不老山かな。

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こちらは西丹沢・大室山方面。
満開のミツマタに縁取られた景色(^^

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ミツマタだけじゃなく、こんな花も咲いてます。
日陰に咲いていたのはシキミかな。

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椿もいっぱい!
大きな赤い花がアクセントになってキレイ。

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でもやっぱり今日の主役はコレ、ミツマタですな。
尾根上のあちこちに小さな群落があり、癒されます。

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のんびり下る尾根上には所々に鹿柵が。
確かに足元には鹿の足跡がたくさん、でもこの鹿柵、あちこち壊れるんだけど大丈夫かな。

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そして菩提沢ノ頭から100mほど緩やかに下ったところで、最後の急坂へ突入。
木の根がごつごつ絡み合った狭い尾根上を一気に下ります。
途中、登ってこられる方と何組かすれ違いましたが、この尾根登るの大変だろうな。。。

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そして丹沢湖まであと標高差で150mほどのところで、東京電力の発電施設が登場。
ここで急坂の道は一段落。

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発電施設まではほぼまっすぐに下る道でしたが、ここから先は杉林の中の九十九折りの道を下ります。
東電の人も通るんだろうな、キレイに整備されて歩きやすい道。
何度か鹿柵をくぐりつつ下っていくと

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最後に鉄塔登場。
ここからは階段を下って

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丹沢湖畔、浅瀬入口の交差点にある権現山登山口に出てきて山道終了。
権現山から一気に650mほど下る尾根道でありましたが、ミツマタの群落も所々にあり楽しかった!
でも確かに踏み跡かなり薄いので注意、ですな。

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丹沢湖畔に下ったら、落合隧道をくぐって湖畔沿いに歩いて東沢Pへと戻ります。
お日さまぽかぽか、のんびりと湖畔の道を15分ほど歩いて駐車場に戻って終了。
朝にちょっとご挨拶した鳥撮影の方達が、まだカメラを構えててびっくり、でした。

この時期、ミツマタを愛でながらの陽だまりハイクにはぴったりの山歩き。
のんびり穏やかな気持ちで歩けてよかった。
私たちは早朝出発だったのであまり人に出会わなかったけど(それでもそこそこ人はいた)、私らより2~3時間後に出発して行った人たちもたくさんおられたようで(バス便の方かな)。
早め出発が吉、な山歩きでありました。

ミツマタは、この日は6~8割咲くらい。
3月下旬までは楽しめそうでした。

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