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2020年11月12日 (木)

2020/11/8 南東北晩秋山行その2・泉ヶ岳

仙台市民の憩いの山、泉ヶ岳へ。

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山頂からは、北泉ヶ岳、船形山、後白髪山が一望♪
晩秋の山並みです。

===常葉鎌倉岳===
2020/11/8(日):泉岳自然ふれあい館(7:05)~滑降コース~▲泉ヶ岳(8:50-9:10)~水神コース~水神(9:40-9:55)~泉岳自然ふれあい館(10:45)
歩行距離:8.0km
累積登高:650m
累積下降:650m
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> 11/7 常葉鎌倉岳へ

南東北晩秋山行の2日目、日曜日はかなりの強風予報。
もしかしたら山には雲かかってるかもなぁ、そしたら登るのやめるか、と思いつつ泉ヶ岳へ向かってみると、なんとスッキリ晴れている!

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登山口のある泉岳自然ふれあい館に到着すると、先行車が10数台。
さすがは人気の山ですな。
#駐車場は泉ヶ岳スキー場の駐車場でもあり、かなり広い。
#駐車場奥(登山口近く)には市民キャンプ場もあり、キャンプ場と駐車場の間に水洗トイレもあります。

泉ヶ岳に登る道はいろいろありますが、今回は木立の中を登る滑降コースを選択。
この日のように風が強い日は木立の中がいいだろうな、紅葉も楽しめるかもしれないしな、というハラにて。

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かなりの強風が吹き抜ける中、やや不安になりつつも準備して出発。
自然ふれあい館の前を過ぎ、遊歩道をゆる~り歩きます。

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キャンプ場があるということもあってか、こんな看板も。
バーベキューだけじゃなくて芋煮も禁止と明記されてるあたり、東北っぽい(^^

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遊歩道を歩いていくと、滑降コースの入口が右手に出てきました。
そこから紅葉の山道へと入ります。

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登山道に入ってすぐのところに、熊除けの缶カラがつるされていて。
もちろん、ガンガンと打ち鳴らします!

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滑降コースというくらいだから終始急斜面なのかと思いきや、急なところはあまりなくて穏やかに登り上げる道。
特に途中のお別れ峠までは、広葉樹とカラマツの林の中を緩やかに登る、気持ちの良い道(^^
もう紅葉は終わっているかなぁと思っていたのですが、標高750m付近まではこんなキレイな紅葉が続きます。

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黄金色のカラマツ林の中は、朝日が射しこんでキラッキラ。
カラマツの黄金色の葉がくるくる回りながら落ちてくる中、光に溢れる道を歩きます。
めちゃくちゃ癒される♪

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見上げるカラマツの梢も黄金色♪
何度も見上げちゃう。

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カラマツの黄葉を見ると、秋が深まってきたなぁ、て感じがしますね。
ブナの黄葉とはまた趣が異なる色合いで、これもまたいいんだなぁ。

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カラマツ林の中を緩やかに登っていくと、標高750mを過ぎたあたりで落葉した広葉樹の林の中へ。
すっかり葉を落とした明るい林の中をゆる~りと。
落葉した林の中は風が通って寒いかな、と思っていたけど、西側に並行して走る尾根に遮られているのか、ほとんど風もなく穏やかな道。

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そんな道を歩いていくと、お別れ峠に到着。
水神コースからの道と、ゲレンデ内を登るかもしかコースからの道が合流するここはまさに山中の交差点ですな。

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季節を間違えちゃったか、峠の広場の片隅にはツツジが咲いてました。
まさかこの時期にツツジが見られるとは!(笑)

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お別れ峠の先も落葉した林の中の道ですが、所々にカエデの紅葉あり。
カエデの木の下は、鮮やかな葉っぱがいっぱい(^^

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彩りタップリな道に和みつつ。
ゆる~り歩いていくと、前方の木立の向こうに山の形が見えてきて。

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おー!
木立が開けて、泉ヶ岳の斜面が目の前に♪
これからこの斜面を登るんだな。

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斜面を見上げつつ登っていくと、標高950m付近で見返平に出てきました。
ここまでは、所々急坂がありつつも緩やかな道でしたが、いよいよここから斜度を増した道が始まります。

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岩がごろごろと積み重なった急坂な道。
一歩一歩踏みしめつつ登ります。

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滑降コースなのに直登ではなく、ややトラバース気味に登る道なので歩きやすい。
しかも木立の中の道は、風が遮られてほぼ無風、ぽかぽか陽だまりハイク♪

5日ほど前に雪が積もったとのことだったけど、その名残は全くなし。

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気持ちよく登り上げていくと、急坂の大壁登場。
ここがこの日一番の急坂か。

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距離は短いながらも、大きな岩や木の根が壁のように積み重なった道。
えいやぁ、と登り上げて。

大壁の先は再びトラバースの道。
笹と灌木の中の道を緩やかに登り上げていくと

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かもしかコースに合流。
ここまで来れば、山頂まではあと一息。

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かもしかコースに合流してからは直登の道。
振り返ると、少し背丈が低くなった木々の向こうには山裾の紅葉が広がってます。
前日に引き続き空気が靄っているので遠くの山々は見えないけど、そんな景色も眺めつつ登り上げて

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泉ヶ岳山頂に到着!
灌木に囲まれた広い山頂には誰もいなくて静かな山頂。
片隅には小さな祠もありました。

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北泉ヶ岳の方へと少し歩いていくと、三角点。
一等か?と思ったら二等だった。

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更に少し進んでいくと、北泉ヶ岳方面の展望が♪
北泉ヶ岳の向こうに見えているのは船形山に後白髪山、三峰山かな。
この強風なので、県境付近は雲かかってるかと思ってたけどあっちもキレイに晴れているんだな。

うららかなお天気であれば、広い山頂でのんびり、と行きたいところでしたが、まだまだかなり風が強くて山頂は寒く、長居無用な感じ。
山頂から北側に下って北泉ヶ岳に寄り道、という案もあったのだけど、北側の道もかなり寒そう。

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というわけで、山頂西側の水神コースで下山開始。
・・・が、こちらの道も下り始めはほぼ吹きっさらし、寒い!!

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下り始めてすぐに、山座同定盤のある広場に出てきました。
北西~南西が開けてかなりの好展望、ここからもお隣の北泉ヶ岳や船形山が間近に眺められました。

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南西側もこの展望。
スッキリ晴れていたら、山形との県境の山々、大東岳や面白山が見えるんだろうけど、靄がかかってあまりはっきりとは見えず。

ま、風も強くて寒いので、さくさく下山しますかね。

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紅葉の山肌を見下ろしつつ、背丈の低い灌木の中の道を下ります。
行きは木立に囲まれて風も通らず陽だまりハイクだったのに、こちらの水神コースは風がもろに当たって寒い~

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展望所から下ると、お地蔵さまのおられる賽の河原に到着。
石積みで守られたお地蔵さま(^^

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そして賽の河原を過ぎると、落葉した広葉樹の林の中へ。
ようやく風も穏やかになってヤレヤレ、岩や落ち葉の積み重なる道を下ります。

意外と斜度のある道を下っていくと、続々と登ってくる方達とすれ違い。
行きに滑降コースを登っているときは誰にも出会わなかったので、こんなに風が強い日はさすがの泉ヶ岳でも人が少ないのかなぁ、なんて思っていたらさにあらず。
やはり大人気の泉ヶ岳でありました。

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水神コースを下りきると、水神の大きな石碑が登場。
山レポでもよく見るこの石碑、ようやく見ることができました!
思ったよりも大きい石碑でした。

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近くにはキレイな沢もあり。
伏流水がじゃばじゃば出ている箇所もあり、これが水神の由来なのかな、と思ったり。

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さて、水神の碑まで下ったら、あとは緩やかに沢沿いの遊歩道を下ります。
ここがまた紅葉素晴らしく、明るく気持ちの良い道。
歩き始めてしばらくは黄葉のカラマツ林、黄金色の木々がいい感じ。

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歩く道は、カラマツの落葉で一面黄金色の絨毯のよう♪
しかもこの黄金色の絨毯を歩いていると、カラマツの落葉がはらはらと舞い落ちてくるという。
ステキすぎる!

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木立を透かして対岸の斜面を眺めます。
いい色合いですな(^^

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そしてカラマツエリアを過ぎると、お次はカエデエリア。
こちらもまたキラッキラの黄葉、赤や黄色やオレンジの色合いがいっぱい。

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いやぁ、いい道だなぁ。
紅葉、間に合ってよかった(^^

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紅葉の木立を透かして見上げるのは、黒鼻山かな。
こっちは賑やかな道ですが、あちらは静かな道なんだろうな。

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こんな色鮮やかな紅葉に和みつつ。

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足元は落ち葉ざくざく、頭上は色とりどりの紅葉。
晩秋の道を気持ちよく下って

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登山道入口に到着。
水神の碑に下ってからここまであっという間だったなぁ。
それにしても、水神コース下って遊歩道を歩いている間、もう数え切れないほどの人とすれ違ってびっくりでした。
さすがは仙台市民の憩いの山!

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登山道入口を過ぎたら、あとは道路を歩いて戻ります。
途中、行きに使った滑降コースの分岐を過ぎつつ。

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道沿いに流れる小さな沢と紅葉のカエデの取り合わせがステキ。
山には登らないけど紅葉は楽しみたい、という方達もたくさん散歩しておられました。

そして駐車場に戻ってくると、100台以上は優に停められそうな駐車場はすでに満車、それだけでなく駐車待ちの車の列ができていてビックリ!
いやはや、泉ヶ岳恐るべし。さすがは仙台市民の山。

というわけで、さくさく泉ヶ岳を後にして。
登山後のお風呂はベルサンピアみやぎ泉の日帰り入浴へ(530円)、タイミングよく誰もいないお風呂でのんびり浸かったら、近くの伊藤商店の中華そばで腹ごしらえ(詳細は速報)。
お腹も大満足してから帰宅、でありました。

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