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2020年11月10日 (火)

2020/11/7 南東北晩秋山行その2・常葉鎌倉岳

福島・阿武隈山地でのダブルヘッダー山歩き、二座目は常葉の鎌倉岳。

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麓から見上げる鎌倉岳は、そそり立つ岩峰がカッコいい!

===常葉鎌倉岳===
2020/11/7(土):鰍(9:55)~石切場跡(10:35)~▲鎌倉岳(11:05-11:25)~石切場跡(11:45)~萩平(12:00)~鰍(12:45)
歩行距離:6.8km
累積登高:450m
累積下降:450m
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> 11/7 大滝根山

阿武隈山地の最高峰・大滝根山の下山後は、近くの鎌倉岳へ。
阿武隈には鎌倉岳は2つあり、それぞれ地名を冠して常葉(ときわ)鎌倉岳と竹貫(たかぬき)鎌倉岳と呼ばれてるそうで。
今回は、山頂部の岩峰が特徴的な、常葉鎌倉岳を登ります。

大滝根山と同じく、登山口がいろいろある鎌倉岳。
この日は、北西側の鰍から登って南の萩平へ下山、道路を歩いて鰍に戻るという周回ルートで歩きます。

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というわけで、鰍登山口の駐車場に到着。
駐車場は、中野区青少年自然の家への入口にありました。登山者用仮設トイレもあり。
#この手前にも駐車スペースあり、あわせて50台くらいは停められそう

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駐車場のすぐ上にある中野区青少年自然の家へと歩いていくと、建物の前にも数台車が停まってました。
駐車場には一台も停まってなかったので、先行者はナシかと思ってたけど、この感じだと何組か入っているみたい。
まぁ、他の登山口からの人もいるだろうしな。

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自然の家の向かい側から登山道が始まります。
標識完備!

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歩き始めは杉林とヒノキ林の中の道。
所々で作業道が横切っているためか、あちこちに登山道標識が立っていて迷うことはなし。

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しばらくは植林の中かと思いきや、所々に広葉樹の雑木林が登場。
ちょうど登山口付近~標高700mあたりが紅葉真っ盛り、雑木林も一面紅葉していて明るい道。

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かと思いきや、再び杉林の中。
傾斜は始終緩やかで、道も整備されていてすこぶる歩きやすい。
なんでも、鰍コースは他コースに比べて急勾配が少なく歩きやすい道なんだとか。

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林の中には、切り株を加工したカエルくん。
かわいい!

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ここ鎌倉岳は、阿武隈山地の中では珍しい岩峰の山ということもあってか、杉林の中には大岩がごろごろ転がってます。
山頂付近から転がってきたのかな?
それとも、以前はここに採石場があったということなので、その名残なのかな?

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大きな岩の上に生えている木々もあり。
どうやって根っこを張っているんだろう?

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植林地を過ぎると、再び広葉樹の林の道に。
落ち葉をざくざく踏んで、明るい紅葉の道。

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明るくて気持ちよい道だな。
北西から登る道なので薄暗い道かと思っていたけど、お昼近くで日も高く、日差しに照らされた紅葉の林がキラキラ明るくて和みます。

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そんな道をのんびり歩いていくと、萩平からの道が右側から合流し、ほどなく石切場跡に到着。
ここまでは緩やかな道でしたが、ここからは山頂まで一気に200m登る急坂が始まります。

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大きな岩が積み重なった道には、所々にお助けロープもあり。
結構斜度もあり、登りごたえある道。

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前半は岩がちな道、後半は落ち葉が積もる笹と灌木の中の急坂。
息を整えつつ登ります。

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振り返ると、木立の隙間からは先ほど登った大滝根山が!
山頂部のアンテナもレーダーも見えてますね(^^

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所々にこんな標識も。

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すっかり落葉した林の中の道ですが、所々にカエデの紅葉が。
モノトーンの林の中にこんな色合いがあると、ホッと和みますね♪

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息を整えがてら、足を止めて紅葉に見入ります(^^

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道端には大きな岩がいっぱい。
この岩は・・・口をぱくぱくしている鯉のようにも見えるし、羊の横顔のようにも見える。

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そんな岩の間をぬうようにぐい~っと200m登り上げていくと

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都路村(都路町)からの道と合流。
ここまで来れば、山頂へはあと一息!

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山頂を北側から回り込んで、木の階段を登っていくと

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鎌倉岳山頂に到着!
山頂には、大きな岩の間に天日鷲(あめひわし)神社が祀られていました。

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そして、大きな岩がごろごろ転がる山頂からは360°の大展望!
阿武隈の展望台とも言われる山頂から、ぐるりと景色を眺めます。

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北西側には移ヶ岳。
大滝根山からも見えていた、形のよいきれいな山であります。
手前の山の稜線に見えているのはムシムシランドだな。

移ヶ岳の奥には安達太良が見えるようだけど、昼近くなって靄も濃くなり、はっきりとは見えず。

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北側には、竜子山や日山(天王山)。
この北側エリアにも、いろいろ歩いてみたい山があるのよね。

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南側には大滝根山。
ついさっき歩いてきた山頂からの展望を思い出しつつ眺めます。

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山頂の大岩に取り付けられた山座同定盤と見比べつつ、ぐるりと眺める景色。
阿武隈の山並みが一望、でありました。

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足元の斜面を見下ろすと、紅葉に彩られて色とりどりの森が広がります。
ちょうど麓の紅葉がピーク、帰りの周回道路歩きでは麓の紅葉を楽しめるかな。

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大展望、楽しみました!
ちょっと風強めで寒かったけど、気持ちの良い山頂でありました。
この辺りの山を歩いた後に、またここからぐるりと景色を眺めてみるのも面白いだろうな。

山頂で20分ほど過ごしたら、下山開始。

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石切場跡へ向けて、急坂を下ります。
息を切らして登った急坂も、下りは紅葉眺めつつざくざく下って楽しい道。

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登ってこられる方と何組かすれ違いつつ下ります。
後半の大岩ごろごろ地帯は、トラロープも使いつつ。

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石切場跡まで下り、そのすぐ先の分岐で萩平コースへ。
行きは緩やかに登る鰍コースだったけど、帰りは真っすぐに下る急坂の萩平コース。

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杉林の中、ぐい~っと下ります。
こちらから登る人も多いようだけど、鰍コースのほうが傾斜緩やかで楽だし楽しいかも。
好みの問題ですが。

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所々にカラマツの黄葉や雑木林もあり。
そんな道を一気に下って傾斜が緩やかになると

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萩平登山口に到着。
ここからは舗装路を下ります。

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山の上からも見ていたとおり、登山口付近は紅葉がキレイ♪
紅葉を楽しみつつ道路を下っていくと

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登山者用駐車場に到着。
5台くらい駐車可なスペースにはトイレもあり。

さて、では鰍登山口を目指して道路をのんびり歩いて戻りますかね。

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歩きながら見上げる鎌倉岳。
山頂部の岩峰が特徴的。
ススキと紅葉に縁どられて、晩秋の色合いですな。

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道沿いに広がる田んぼには、稲わらを束ねたにゅうがたくさん。
里の秋の景色を楽しみつつ2kmほど歩いて、鰍登山口に戻って終了、であります。

昼近くの時間に登ったということもあってか、歩く方もそれなりに多かった。
短い道のりながらも、明るい木立の中の道はなかなか好ましく、山頂直下の急坂もしっかり整備されてて登りやすくて。
阿武隈山地には珍しい岩峰の山、ということで、山中には大きな岩がごろごろ転がってるのも面白い。
山頂からのぐるり360°の大展望もよかったなぁ。

また紅葉の時期に来たい山でありました。
今度は竹貫の鎌倉岳も歩いてみたいな。

下山後は、お腹空いたので、平田に移動してひさご食堂の生ラムジンギスカンに舌鼓(詳細は速報)。
そして翌日に備えて宮城県村田町へ移動して、おおがわら天然温泉いい湯(800円、JAF割本人2割引き)でお風呂。
この日は道の駅村田で車中泊、であります。

> 11/8 泉ヶ岳へ

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コメント

こんにちは。途中結構急な道だったんですね。農業やっていないので、しっかりと記憶ありませんが、稲わらに目が止まりました。私は、関西なのですが、最近あまり見かけないなと思いつつ、楽しく見させていただきました。ありがとうございました。

投稿: hidechan | 2020年11月12日 (木) 16時21分

結構険しい道が多い中お疲れ様でした^^途中にあったカエルくんが可愛すぎて写真保存してしまいましたw

投稿: Hiroki_berbar | 2020年11月12日 (木) 16時22分

hidechanさん>
山頂直下は急な道でした。
稲わら、地域によっていろいろなまとめ方があって面白いですよね。
鎌倉岳の周辺では、一束ずつくるっとまとめて置かれてありました。

投稿: まきchin | 2020年11月12日 (木) 22時03分

Hiroki_berbarさん>
カエル君、可愛いですよね。
切り株を加工してあるところを見ると、チェーンソーの達人が加工されたんでしょうか。

投稿: まきchin | 2020年11月12日 (木) 22時06分

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