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2020年10月28日 (水)

2020/10/24 天狗山~男山の稜線歩き

展望の岩尾根歩きを楽しみに、奥秩父の天狗山と男山へ。

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男山へと通じる稜線から眺める天狗山。
黄葉に聳える岩峰がかっこいい♪

===天狗山、男山===
2020/10/24(土):馬越峠(7:05)~▲天狗山(7:55-8:05)~▲男山(9:50-10:35)~▲天狗山(12:05)~馬越峠(12:50)
歩行距離:7.8km
累積登高:750m
累積下降:750m
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この週末は土曜日のみの山歩き。
近場でお天気よくて展望も紅葉も楽しめるところ、ということで奥秩父へ。
目指すは、川上村と南相木村の境に聳える天狗山と男山であります。

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朝から濃い霧が立ち込める土曜日、登山口となる馬越峠には6時半頃に到着。
登山口前の4台ほどの駐車スペースは既にいっぱい、その先の2~3台分のスペースに停めて準備していると、そこもあっという間にいっぱいに。
ここって割とマイナーな方かと思っていたのだけど、かなりメジャーな山なのね。。。
#どうやら天狗山南面の岩壁を登るクライマーの方も多いようで。
#馬越峠への道は冬季は通行止め
#トイレなし

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8時頃から霧が晴れてくるということだったので、のんびり準備して7時過ぎに出発です。

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登り始めはいきなりの急坂、朝イチ急登に息を切らしつつ九十九折りに登ります。

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足元には落ち葉がいっぱいな晩秋の道。
木の根が絡み合った道なので、落ち葉で隠れた木の根を踏んで足を滑らさないように。

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そんな道を50mほど登り上げると稜線上へ。
ガスの中、黄色に色づいた灌木の中をゆる~り歩きます。
ガスで展望ないので、黙々と歩くのみですな。

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しばらくのんびり歩いていくと、ロープのかかる岩場が所々に登場。
ロープ使わなくても十分登れる岩場ですが、前日の雨で濡れてて滑りやすいので注意しながら登ります。
帰りは乾いててくれるかな。

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「アルバムに楽しい天狗山のページ」ですって(^^
楽しい標識だな。

斜度を増した岩がちな尾根を登っていくと、だんだんと頭上が明るくなってきたような?
霧が晴れてきたのか、それとも高度を上げて雲を突き抜けつつあるのか。

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青空に期待しつつ、山頂直下の大きな岩場をよじ登っていくと

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天狗山山頂に到着!
そして、頭上には青空!!

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山頂からは、冠雪の南アルプスも一望。
北岳、間ノ岳はもちろん、甲斐駒、鳳凰三山もずら~りと。
久しぶりに間近に眺める南アルプスです。

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八ヶ岳も晴れてますね!
そしてその手前には、目指す男山が雲の中からちょこっと頭を出してます。
ちょうどガスが晴れてきたところなんだなぁ。いいタイミング♪

徐々に晴れてきているので、稜線を歩きながら景色を楽しもうってことで、天狗山を後にして男山へと続く縦走路へと出発。

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天狗山からは、最初は岩場な急坂を下ります。
さすが岩場な山ですな。

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途中の岩場の上からは、こんな大展望!
奥には八ヶ岳、手前には男山と黄葉の斜面。
そして右下には。。。なんとブロッケン!!

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アルプスじゃないところでブロッケン見るのって、初めてかも?
霧のスクリーンにクッキリ映るブロッケン、しかも光輪のような虹も鮮やかにクッキリ♪

いやー、すごいもん見ちゃいました(^^

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興奮冷めやらぬまま、岩場の稜線を下ります。
こんな感じで木立の中を歩いたり、所々展望開けたり。

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またまた開けた展望にウットリ見とれます。
南斜面は一面紅葉、ここいらは黄色の紅葉なんだな。

南斜面の下には、以前はゴルフ場があったみたいだけど、今はすっかり更地になっていてメガソーラー設置の工事中。
歩いている間、ずっと工事の音が聞こえてました。
メガソーラーとは、時代ですなぁ。

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道の途中には、こんな年季の入った看板もあり。
真新しい看板もありましたが、そっちにはローマ字やハングルまで書いてありました。びっくり。

立原高原からの道との合流を過ぎ、天狗山から200mほど下って鞍部を過ぎると、道は穏やかな登り坂に。

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尾根の左手は晴れてるのだけど、右手にはまだガスが溜まっているようで。
左手から射しこむ日差しが、ガスを通してとっても幻想的に。

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ゆる~り歩いていくと、ミズナラやコナラの雑木林の明るい道へ。
足元は落ち葉でフカフカ、気持ちいい(^^
岩場の道あり、こんな穏やかな雑木林の中の道あり。
面白い稜線ですな。

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先へと進んでいくと、左手はカラマツ、右手は雑木林の道に。
カラマツは既に黄葉終盤、足元の草原も黄金色。
明るい黄金色の道を緩やかに歩いていくと

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垣越山の小ピークに到着。
さて、ここから先は再び岩場の道を歩きます。

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ここまでの雑木やカラマツの中の穏やかな道とは打って変わって、松やシャクナゲの中のアップダウン繰り返す岩尾根へ。
でも、それと同時に展望も開けます!

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前方に歩く稜線を眺めつつ。
右奥は男山、その向こうには八ヶ岳。

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色づく斜面の向こうには、南アルプス・北岳と間ノ岳。
いい展望だなぁ。

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天狗山と垣越山を背に、細かくアップダウン繰り返しつつ岩尾根を登ります。

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結構大き目な岩もあるけど、歩きやすい岩尾根。
相変わらず要所要所にはロープがかかっているけど、それほどロープに頼るところはなし。

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稜線を歩きつつも、振り返って天狗山を眺めます。
黄葉の斜面と、天狗の鼻のように突き出た天狗山の景色が素晴らしくて、何度も立ち止まって眺めちゃう。

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稜線の向こうには、お隣の御座山。
朝はガスの中だったけど、この時間になってキレイに晴れてますね。

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目指す男山、その向こうには八ヶ岳。
男山も岩ゴツゴツな岩山にて、なかなか見栄えあり。

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そして男山手前で、道はいったん灌木の中へ。
山頂直下の急な岩場を登り上げて

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男山山頂に到着。
八ヶ岳と南アルプス、奥秩父の山並みをぐるりと眺める大展望の山頂から、しばし景色を楽しみます!

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まずはこちら、八ヶ岳。
編笠山に権現、赤岳、横岳と続く山並み。
麓には野辺山の畑がパッチワークのように広がります。

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南アルプス・北岳もまだ見えてますね。
だいぶ雲が増えてきちゃったけど、まだまだ!

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瑞牆山に金峰山、小川山といった奥秩父の山並み。
甲武信岳も見えてるかな。
朝はがっつり雲かかってたけど、昼近くなって晴れてきました(^^

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黄葉の斜面の向こうににょきっと聳える岩山は、言わずと知れた天狗山。

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そんな大展望の男山で、景色を眺めてのんびりと。
山頂に到着してからしばらくは、まきchin隊以外は誰もいない静かな山頂。
贅沢にこんな展望を2人占めでありました♪

景色を眺めつつのんびりしていると、ぽつぽつと後続の方が到着。
賑やかになってきたし、そろそろ戻りますかね。

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というわけで山頂を後にして、来た道を天狗山へと戻ります。
明るい稜線では登ってくる方とのすれ違い多数、10人くらいの団体さんも含めて10組近くいたような?
そんなに人気の山だったのか!

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男山の近くには大きな岩もたくさん。
この岩、右向きのライオンのようにも見えるのだけどどうかな(^^

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帰りの稜線は、こんな景色を正面に眺めつつ歩きます。
いい景色だなぁ、斜面の黄葉もいいし、岩がごつごつ出ている様もいい感じ。

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稜線の向こうには御座山がキレイに聳えてます。
あちらもまたこの時期に歩きたい山でありますね。

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展望の良い岩尾根歩き。
行きと同じく、やっぱり何度も足が止まっちゃう(^^

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そして垣越山から先は、明るい雑木&カラマツの中の道。
行きに歩いた時よりも、帰りはもっと明るくキラキラ輝いて。

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見上げる幹には、こんな標識も。
火乃要心、ね。なんだかレトロ(^^

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木々の隙間から仰ぎ見る天狗山。
こんな岩壁の山だとは、歩いているときにはそれほど実感しなかったですが。
こうやって見るとなかなかすごい岩壁ですな。

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天狗山手前のコルまでゆる~り下ると、そこから天狗山へは所々岩がちな道を200m弱登り返しです。

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展望開けたところでは、振り返って男山や八ヶ岳を眺めます。
八ヶ岳、さっきまでキレイに晴れていたのに、かなり分厚い雲がかかってきてますねぇ。
こりゃ、雪降るんじゃないのかな?

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こちらはそれほど風もなく、ぽかぽか穏やかな道を登り上げて、再び天狗山に到着です。

男山ほどではないけど展望の良い山頂からは

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さっきまで雲に隠れていた浅間山が登場!
黒斑、烏帽子、湯ノ丸とずら~り見えてます。

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男山から続く稜線も、ここで見納め。
いい稜線歩きでした!

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さて、では山頂を後にして下山開始。
行きはガスガスだった道ですが、帰りは青空の下にて気持ちよく下ります。

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途中の岩場から、天狗山を見上げます。
こんな迫力ある景色だったんだなぁ。

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そして最後は穏やかな黄葉の雑木林を歩いて、登山口に到着。
男山から戻ってくる途中にたくさんの人とすれ違いましたが、やっぱり登山口も路駐の列。
いやはや、人気のお山でありました。

奥秩父の西端にある天狗山と男山、小粒ながらも岩稜の稜線歩きあり、南アルプスや八ヶ岳、秩父の山々の大展望あり。
下界に広がる野辺山や川上村の田畑の景色もなんともいい感じ。
稜線の紅葉は終盤だったけど、南斜面の一面の黄葉を見下ろしながら歩くのもなかなか良かった。

秋にぜひまた歩きたい山であります!

下山後は、近くの南相木温泉滝見の湯へ(物味湯産手形使用)。
その後は佐久海ノ口のレストランストローハットで腹ごしらえ、美味しく〆て満足です(詳細は速報)。

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