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2020年9月 3日 (木)

2020/8/28-29 穂高連峰・西穂高岳(2日目)

穂高の岩稜を歩いて西穂高岳へ。

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青空の下、素晴らしい展望が広がっていました!

===西穂高岳~新穂高ロープウェイ===
2020/8/29(土):西穂山荘(5:05)~西穂独標(6:15-6:30)~ピラミッドピーク(6:50)~▲西穂高岳(7:45-8:15)~ピラミッドピーク(9:10)~西穂独標(9:35)~西穂山荘(10:35)~新穂高ロープウェイ西穂高口駅(11:30)~しらかば平駅(12:00)~鍋平園地(12:20)
歩行距離:8.2km
累積登高:680m
累積下降:1,000m
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> 1日目へ

この日は10時頃には雲が広がってきそうな予報。
早めの出発が吉、とはいえ道が暗いうちにヘッデン付けて歩くほどの気合もなし(笑)。
というわけで、空が明るくなってきた5時頃に西穂山荘を出発です。
#朝食はお弁当にしてもらって、前夜のうちに受け取りました。

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小屋の前から眺める霞沢岳にはうっすら雲がかかってます。
お天気、大丈夫かな?

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小屋からの登山道は、最初は大きな岩がごろごろした急坂を登ります。
朝イチの体には堪える急坂。。

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それでも後ろを振り返れば、ほんのり明るくなってきた空に聳える乗鞍岳と焼岳に元気づけられて。

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岩ごろの急坂を登っていくと、ほどなくハイマツの中の緩やかな道へ。
前方には西穂独標、西穂高岳へと通じる稜線が伸びてます。

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そんな道をゆる~り登っていくと、こんもりと開けた丸山に到着。
ロープウェイで登ってきてここまで往復、て人も多いそうで、確かにここまでであればそれほど危険もない道ですな。

丸山を過ぎ、昇ってきた朝日に照らされる山並みを眺めながら登ります。
(ちょうど前穂の影に入っているので、朝日は見えず)

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右手に連なる徳本峠から大滝山への稜線の向こうには、一面の雲海が広がってます。
雲海に浮かんでいるのは八ヶ岳かな。

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霞沢岳の隣の六百山の先には南アルプス、その更に向こうには富士山も!

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振り返ると、朝日に照らされる焼岳と乗鞍岳。
山頂付近がほんのり茜色。

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笠ヶ岳にも日が射してきました。
今日も一日キレイに見えていてくれるかな。

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丸山から西穂独標の手前までは、ガレ気味の道を九十九折りに登ります。
風もなく穏やかな稜線をゆる~りと。

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のんびり登っていくと、前穂~明神岳の稜線から朝日が昇ってきました!
キラキラ輝いてまぶしい朝日。

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なんて気持ちの良い朝!
スカッと開けた稜線歩きも気持ちよく、気分爽快。

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左手には笠ヶ岳。
その向こうには黒部五郎岳、双六岳、三俣蓮華岳も見えてます。

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そんな景色を眺めながら気持ちよく歩いてましたが、西穂独標を間近に見上げるあたりで岩稜歩きに突入。
岩に付けられたペンキのマーキングを追いつつ、久しぶりの岩場の道歩きにやや緊張。

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独標直下では岩場をよじ登って

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西穂独標に到着。
標識の根元にある岩には「11」とマーキング。
西穂高岳を1峰として、独標を始めとして11の小ピークが続いているわけですな。

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独標から西穂まで連なる岩場のピークを眺めます。
手前の大きいのが8峰ピラミッドピーク、その向こうが西穂高岳。
その更に先には、ジャンダルムや奥穂高岳へと続く稜線が聳えてます。
・・・西穂までとはいえこんな岩だらけの道、行けるのか、私?!

岩場歩きは最近とんとご無沙汰のまきchin隊、若干(かなり)ビビりつつもヘルメット装着。
気合を入れなおして西穂高岳へ向けて出発です。

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まずは独標からの下り。
短い下りだけどいきなりがっつり岩場、しかも上から見るとほぼ垂直でビビる。
初っ端にいきなりこの岩場、一歩目を踏み出すのがかなり怖かった。
これからの行程を歩ききれるのか、早くも不安になりつつ。

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お隣の10峰の下りもこんな感じ。高度感ありまくり。
足場や手がかりはしっかりしてるんだけど、所々浮石もあるので油断大敵。

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独標から8峰ピラミッドピークまでは、両側が切れ落ちた狭い岩稜歩きが続きます。
岩場歩きにまだ慣れていない足にて、つまづいてコケたりしないように一歩一歩確かめつつ慎重に。

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9峰の登り。
登りは足場や手がかりもしっかりしていて問題ないんだけど、9峰のピークを越えるところが足がかり乏しく、しかも足元が飛騨側に向けて切れ落ちていておっかなかった。。。
(帰りは何事もなく通過しちゃいましたが)

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そんなおっかない9峰を越えて、8峰ピラミッドピークを見上げます。
岩場歩きはまだ始まったばかり、こんなおっかない岩稜歩きがずーっと続いたらどうしよう?!

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・・・が、ここからはトラバース主体の道になってやれやれ。
ピラミッドピークへは稜線の飛騨側をトラバース気味に登ります。
所々浮石もあるガレた道を40mほど登り上げて

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8峰、ピラミッドピークに到着。
独標から見上げた時は大きく聳えて見えたピラミッドピークですが、そのピークから眺めると更に大きく聳える西穂高岳が目の前に。
いやー、まだまだ先は長いですな。

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振り返れば、西穂山荘から丸山、独標と歩いてきた稜線が眼下に。
その向こうには焼岳と乗鞍岳、晴れ渡った空にクッキリ鮮やか。

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さて、では先に進みます。
まだまだ続く岩稜の道、左の飛騨側は切れ落ちた岩壁だけど、右の上高地側からはハイマツが張り出してきていて、心なしかほっとしたりして。

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緊張の続く道ですが、左手の飛騨側にはこんな景色。
穂高の岩山と笠ヶ岳の取り合わせがカッコいい。

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7峰へも岩場をよじ登って取り付きますが、上部には鎖がかかってました。
そういえば岩場続きなのに、鎖がかかってる所ってほとんどなかったな(ここくらい?)。

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7峰を過ぎると、6峰、5峰は稜線の飛騨側を巻きつつ歩きます。
10峰、9峰あたりの切れ落ちた岩稜歩きに比べたら、ガレてはいるものの巻き道歩きはずっと安心。
・・・って気は抜けませんけどね。
足踏み外したら飛騨側に真っ逆さまですからね。

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6峰を過ぎたあたりで、飛騨側の支尾根の上にタヌキ岩がありました。
確かに言われてみれば、行李を担いだタヌキのように見えなくもない(笑)
なんだかユーモラスなお姿に、ひと時緊張もほぐれて和みます。

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タヌキ岩に和みつつも、まだまだ続く岩稜歩き。
4峰チャンピオンピークへは、ガレた道を九十九折りに登って高度を稼ぎます。
手前のピークがチャンピオンピーク、左の奥に見えてるのが西穂高岳!

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5峰を過ぎると一気に高度を上げるので、なかなかの高度感。
浮石に気を付けつつ登ります。

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大きな鳥が飛んでる!と思ったら、ホシガラス。
頭上すれすれに飛んでいったりしてびっくり、フンでもひっかけられるかと思った。
(まきchin、カラスにフンひっかけられた経験何度かあり(笑))

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岩場の道にはトウヤクリンドウがたくさん咲いてて和みます。
この花が咲くと、秋が近いなぁ、と思いますね。

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チャンピオンピーク手前から振り返ると、歩いてきた稜線が眼下に一望。
あんなギザギザの稜線を歩いてきたんだなぁ。

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さて、4峰・チャンピオンピークを過ぎると、3峰、2峰は飛騨側を巻いて歩きます。
足場が狭い岩場もあるけど、注意して歩けば問題ナシ。
さっきよりも一層近くなった西穂山頂を仰ぎ見つつ。

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3峰から山頂へは100mほどぐい~っと登り上げます。
ガレ場のトラバース道を、気を抜かずに一歩一歩。
一歩ごとに西穂高岳が近づいてくるという期待に胸が高鳴ります(^^

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黙々と歩いていくと、ようやく西穂高岳直下の斜面に到着。
ここを登り切れば山頂だ!と気合入れなおして。

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登っていくと、足元不安定な箇所にはロープが。
ロープ、ありがたい!

こんな感じで九十九折りに平和に登っていくのかと思いきや。

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ここ登るの?!な感じの岩場がラスボス的に登場。
足を踏み外したら谷底に真っ逆さま、しかもロープも鎖もなくて足がかり手がかりだけが頼り。
めちゃくちゃ緊張して、しっかり三点保持で超慎重にクリア。
それほど長くはない岩場だけど、怖かった。。。

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そして最後はガレた道を一登りで

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西穂高岳山頂、到着!
久々の百高山更新、これで97座目達成であります。

岩場歩きなのと、人気の山で混雑が心配なのとでなかなか来れなかった西穂高岳、ようやく来ることができました。
こんな時なので人少な目、しかも素晴らしい天気♪

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歩いてきた稜線を振り返ります。
西穂独標がかなり下に小さく見えてるのがなんだか笑える。。。
頑張ったなぁ、まきchin隊。

360°大展望の山頂から、ぐるりと景色を眺めます。

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岩稜を登ってきている間にも何度も眺めた笠ヶ岳。
すこし雲が湧いてきているけど、まだまだキレイにシャキッと聳えてます。

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笠ヶ岳の右手には、黒部五郎岳に双六岳、三俣蓮華岳、祖父岳、鷲羽岳。
薬師岳や野口五郎岳も見えてます。

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そして前方に圧倒的迫力で聳えるのは穂高主峰の山々。
西穂からジャンダルムと続く稜線の先に聳えるのは奥穂高岳、その先には涸沢岳や槍ヶ岳。
ここからジャンダルムを越えて奥穂まで歩いてる人もちらほら見えて、すごいなぁ、と眺めます。
西穂~奥穂間の岩稜は、うちらには無理だなぁ。

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奥穂からは吊尾根、前穂高岳、明神岳と稜線が続いてます。
次は前穂高岳だな。

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梓川と上高地も眼下に一望。
霞沢岳や六百山が随分下に見えるなぁ。
その先に見えてるのは南アルプスに中央アルプスかな。
富士山もまだ見えてました。

いやはや、素晴らしい展望!
風も穏やかで過ごしやすく、いい気持ち。
そんな景色を眺めながらのんびりと、朝食代わりのお弁当をいただいて一休み。
ここまで登ってこられてよかった。

景色を眺めながらのんびりと贅沢な時間を過ごしていましたが、後続の方もぽつぽつ到着されて、山頂も賑やかになってきて。
今日は天気が崩れるのが早いという予報でもあるし、そろそろ下山開始しますかね。

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さぁ、来た道を戻るぞ!と気を引き締めて歩き出すと、ちょうどガスが湧いてきました。
まだ8時過ぎなんだけどな、今日はガスが湧くの早いな。

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登りで苦労した西穂山頂直下の岩場は、下りはもっとおっかない。
幸い、上にも下にも人はいなかったので、あせらず時間をかけて手がかり足がかりを探りつつゆっくり慎重に下ります。
・・・こんなおっかない岩場、初めて(><)

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西穂山頂直下の岩場をクリアすれば、あとはガレたトラバースの道。
下りだからといって気は抜かずに慎重に。

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3峰を過ぎたところで振り返り、青空を背に聳える西穂山頂に別れを告げます。
さらば!ありがとう!!

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右手の笠ヶ岳には、見る間に雲が湧いてきて。

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8峰・ピラミッドピークで振り返ると、西穂山頂にもすっかりガスがかかっちゃいました。
ぎりぎりのタイミングだったな、小屋泊での早朝出発で正解でした。

そこから西穂独標への道は切れ落ちた岩稜の道。
朝イチのロープウェイで上がってきた人達も増えてきて、すれ違うのもかなり気を遣う。
西穂独標への最後の登りは、人がどんどん下ってくるのでなかなか登れない、てな状況。
もちろん西穂独標のピークは人いっぱい、長居は無用ということでさっくり独標を後にして下ります。

2020082957
独標から西穂山荘へと下る道は、ここは立山雄山か?なくらいたくさんの人でびっくり。
8月最後の土曜日、ロープウェイで上がってきた人がたくさんいるんでしょうねぇ。
コロナ禍ということもあり、小屋には泊まりづらくて(もしくは予約取れなくて)日帰りって人も多いのかも?

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すれ違いで何度も足を止めつつ、ゆる~り下ります。
新穂高・西穂エリアの人気っぷり、恐るべし。
いつもの年ならもっと人が多いんでしょうな。

2020082959
登山道があの混雑っぷりなので、西穂山荘の前も結構な混雑。
立寄りはせずにそのまま新穂高ロープウェイへと下ります。

2020082960
西穂山荘からロープウェイ駅までは200mほど下ります。
のんびり緩やかに下る道かと思いきや、結構急だし岩ごろごろだし、思った以上に山道らしい道。
しかも樹林帯の中で展望なし。

2020082962
西穂山荘から一気に200mほど下ると、あとは緩やかにアップダウン繰り返す道。
そうそう、こんな道を想像してたのよ、なんて思いつつ歩いて

2020082963
ロープウェイ西穂高口駅に到着。
山歩きの人が多いのかと思いきや、観光客風の人がいっぱいでこれまたビックリ。
下界は暑いからなぁ、涼を求めてくる人も多いのかな。
ロープウェイで登ってくるだけでも楽しいのかしらん、なんて思っちゃいました(山ノボラー的発想(笑))。

そんなわけで人多めにつき、ロープウェイは15分間隔で運転中。
ちょうど出発するロープウェイにタイミングよく乗ることができました。
#乗車人数減らして運転中
#西穂高口~しらかば平の片道料金は1,600円

しらかば平駅まで標高差850mほどを一気に下って楽ちん楽ちん。
この7月にリニューアルしたばかりのキレイなしらかば平駅で一息ついたら、車を停めた鍋平園地へと20分ほど歩いて

2020082964
鍋平園地駐車場に無事到着。
前日出発した頃には数台しか停まってなかったけど、帰ってきたら車がたくさん停まってました。

混雑と岩稜がおっかなくてなかなか行けてなかった西穂高岳。
(期せずして)空いてるこのタイミングでようやく行くことができました。
天気も良くて素晴らしい展望を楽しめたのも良かった。
それに初日、中尾から稜線へと歩いて登れたのも良かった(歩きやすい道だったし)。

いろいろ気を遣う今年ではありますが、いいタイミングで登れたことに感謝です。

下山後は、奥飛騨ガーデンホテル焼岳の日帰り入浴へ(700円)。
お盆休みに新穂高に下ってきたときはひらゆの森に行ったのだけど、結構観光客も多くて混んでたので今回は別の所に行ってみたのですが、ここがかなり良かった(ここもお盆は混んでたという噂ですが)。
内湯も露天も広くて、露天は源泉かけ流し。
ゆったりのんびり浸かることができました。

そして涼を求めて長野に移動、道の駅美ヶ原高原で車中泊してから日曜朝にのんびり帰宅、でありました。

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