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2020年8月23日 (日)

2020/8/13-15 北アルプス・裏銀座縦走(3日目)

3日目は、ガスガスの中、新穂高へ向けて下山。

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展望ナシの代わりに、たくさんのお花たちに癒されました。

===三俣蓮華岳~小池新道~新穂高===
2020/8/15(土):三俣山荘(5:15)~▲三俣蓮華岳(6:10-6:15)~中道ルート~双六小屋(7:55-8:10)~鏡平山荘(9:40-9:50)~わさび平小屋(12:00-12:10)~新穂高(13:10)
歩行距離:19.7km
累積登高:560m
累積下降:2,050m
======

1日目(8/13):高瀬ダム~ブナ立尾根~野口五郎小屋
2日目(8/14):野口五郎岳~水晶岳~鷲羽岳~三俣山荘
3日目(8/15):三俣蓮華岳~小池新道~新穂高

当初の予定では、三俣山荘にテント2連泊して、3日目はのんびり黒部五郎岳か雲ノ平散策、4日目に下山のつもりだったのですが。
天気予報を見ると、3日目は終日ガス、4日目も午後は不安定な天気にて。
・・・こんなガスの中歩き回っても楽しくないよなぁ、テン場で終日マッタリなんてのもイマイチだし、2日目が大展望だったのでもうかなり満足しちゃったし、というわけで。
この日に下山することに決定。

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5時過ぎ、明るくなってからテン場を出発です。

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少し登ったところで振り返って、テン場と小屋を眺めます。
その向こうに聳えているはずの鷲羽岳は雲の中。
小屋近くのスペースは結構満員御礼だったけど、その一段上はかなり余裕あり、な感じでした。

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左手の大天井岳をはじめとした表銀座はキレイに晴れてますね。
今回は富山側の天気がイマイチだったせいか、裏銀座の天気もイマイチだったなぁ。
それでも2日目はキレイに晴れてくれて、絶好の稜線歩き日和だったので感謝!

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テン場から三俣蓮華岳までは、石ごろの急坂を300mほど一気に登ります。
朝イチの体にはキツイなぁ、なんてゆっくり登っていると、前方の三俣蓮華岳を包むガスが朝日に照らされてほんのり明るくなって。
このまま晴れてくれたらいいな、なんて思っていたのですが

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やっぱりガースー。。。
まぁそんな天気予報だもんね。

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高度を上げるほどに濃くなってくるガスの中を登りあげて、三俣蓮華岳の巻き道ルートとの分岐に到着。
ガスガスなら山頂行ってもしょうがないなぁ、と思ってはいたけど、延々と巻き道行くのもつまらない、というわけで。

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ここは敢えて、山頂⇒稜線のルートを辿ります。
分岐から三俣蓮華岳山頂への道は、標高差100mほどの岩ごろの急坂。

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道沿いにはチングルマやミヤマダイコンソウなどなど、花がいっぱい咲いてて癒されつつ。
えいやぁ、と急坂を登り上げて

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三俣蓮華岳、到着。
晴れてれば、鷲羽岳や黒部五郎岳、槍穂が大展望のはずですが。
強風ガスガス。寒い。

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三俣蓮華岳と言えば、長野県、富山県、岐阜県の三県境。
なかなかない三県境でうれしそうなごろ太君。
山頂標識にも、大町市、富山市、高山市が連名で記載されてました。

さて、ガスガス強風で展望ナシな山頂に長居は無用。
大半の方はここから黒部五郎岳方面へと歩いていかれましたが、我らは双六方面へと進みます。

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ここからしばらくは稜線歩き。
西側からの強風に叩かれながらの道かと思いきや、尾根の東側(左側)を少し巻くようにして歩くところもあり、そんなところでは強風が尾根に遮られて平和そのもの。
雪渓が残るところにはお花畑が広がってました。

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ハクサンイチゲ!
さすが雪渓が残ってるだけのことはあり、まだ咲き残ってました(^^

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チングルマは綿毛多し。
ふわふわ綿毛にキラキラ水滴がキレイ。

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ヨツバシオガマ、ウラジロタデ、ウサギギク、タカネヤハズハハコ
色とりどりなお花たち♪

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三俣蓮華岳を過ぎたら下り一方かと思いきや、さにあらず。
いったん50mほど下ったら、丸山へ向けて再び登り返し。
ハイマツの中、吹きっさらしの道は、寒いし全身しっとり湿ってくるしで身も心も萎える。。。

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アップダウン繰り返しつつ、強風に打たれながら歩いていくと、双六岳への稜線の道と巻き道の中道ルートとの分岐に到着。
この風がなければ、双六岳に寄り道してもいいかなぁ、なんて思ってたのですが。
もうこれ以上この強風に打たれるのはいやだ!というわけで、中道ルートへ。

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中道ルートも若干アップダウンはありますが、穏やかで平和な道。
花畑広がる中を歩きます。
相変わらずのガスガスっぷりですが、それもまぁ幻想的で良しってことで。

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シラネニンジン、ダイモンジソウ、ウメバチソウ、エゾシオガマ
白い花がいっぱい(^^

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最近まで残雪があったんだろうなぁ、という感じの沢地形を横切るところには、一面花畑が広がります。

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モミジカラマツの大群落。

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ミヤマキンポウゲやコガネギク、ヨツバシオガマも。
いいねぇ、この道。

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双六岳北面にはまだ残雪が。
さすがは北アルプス、この時期でもこんなに残ってるんだな。

残雪の脇のガレ道を下ると、そこからしばらくはまたまた花畑の道。

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ミヤマトリカブト、ハクサンフウロ、クルマユリ、ミヤマセンキュウ
色とりどりなお花たちがいっぱい!
展望はないけど、お花いっぱいなのでこれはこれで楽しい。

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そんな静かな道をゆる~りのんびり歩いていくと、双六岳からの稜線ルートとの合流に到着。
ここから一気に人が増えた道を歩きます。

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少し歩くと、巻き道ルートとの合流。
ここに出てくるのか~。

三俣山荘からの道が全て合流したら、双六小屋へ向けて100mの急坂を下ります。

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急坂といっても石の階段完備、歩きやすい道を下っていくと双六小屋に到着。
前方には西鎌尾根、登っていっている人も結構いますねぇ。

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双六小屋の前で、トイレを借りつつ休憩。
ちょうどこの辺りがガスのギリギリ下なのかな。
表銀座は晴れてるみたい、そして鷲羽岳はやっぱりガスの中でした。。。

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交通の要所に建つ双六小屋。
当初は、別ルートでここにテン泊する計画も立てていたのですが、テン場が満員とのことで今回のルートに計画変更したのでした。
(双六小屋・テントも、今期は予約必要)
ま、結果オーライでしたけど(^^

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さて、まだまだ先は長い、一息ついたら出発です。
まずは、広々した双六小屋のテン場の脇を抜けて歩きます。
・・・が、このテン場、吹きっさらしでかなり風が強い!
前にここにテント張った時は、そんなに風強くなかったけどなー。こんな天気の時は大変だな。

テン場を過ぎ、双六池の脇の木道を過ぎると、100mほどの登り返し。
まだ登るんかーい、とか突っ込みつつ。

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石段が整備された道を登り上げると、アップダウンのある尾根上の道へ。
ここもまだガスガスですが、花の多い道で癒されます。

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ヤマハハコ、マルバダケブキ、テガタチドリ、シモツケソウ
彩りも種類も豊かな花畑。

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お、ニッコウキスゲも咲いてる!
今年は見損ねていたニッコウキスゲ、ここで出会えてよかった(^^

登ってこられる方とのすれ違いもかなり多く、さすがは新穂高からの道。
そんな尾根上の道をアップダウン繰り返しつつ歩いていくと

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弓折分岐に到着。
新穂高へ下る人たちがみんなここで休憩していたようで、一気に人が増えてびっくり!

ここで、弓折岳や抜戸岳、笠ヶ岳へと通じる稜線上の道から分かれ、鏡平へと下ります。
ここまでアップダウン繰り返す道だったけど、ここからはようやく下り一方!
でも新穂高まではあと1,500mも下らないといけないわけで、まだまだ先は長い(^^;

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鏡平へと下る道は、丸太で切られた階段が歩きやすく整備された道。
ここらあたりが一番すれ違い多く、それほど道幅広くないところもあるので譲り合いつつ下ります。
新穂高、すごいなー。人気の道なんだなぁ。

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眼下には鏡池と鏡平山荘が見えてきた。
見えてるけどなかなか遠い。。。

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そして分岐から300mほど下って、鏡平山荘に到着。
小屋の前のベンチは満員御礼につき、立ったままちょいと腹ごしらえしたら早々に出発です。
#小屋のちょっと先の鏡池のほとりにもベンチあり、そっちは空いてました。

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鏡池からわさび平小屋までは、800m弱をひたすら下ります。
ダケカンバと笹の中、岩ごろの急坂の道を、大岩伝って黙々と下るのみ。

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オオレイジンソウ、コガネギク、サラシナショウマ、カメバヒキオコシ
道沿いに咲いてる花々は、顔ぶれが一新。

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シシウドヶ原まではほぼずっと木立の中の道。
ここから先は視界が開けるところもあり、気持ちが多少は晴れるかな。

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吹き上げてくる風が涼しい。
これ、晴れてたら日射し強くてかなり暑いんだろうなぁ。
曇ってて展望ないけど、下界は猛暑続きの時にこんなに涼しく下れるのはありがたい。

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それにしても、ひたすら続く岩だらけの道。
歩きやすく整備されてるのはさすがでありますが、足疲れる。。

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黙々と下っていくと沢音が近くなってきて。
小さな沢を渡った先には、大きな秩父沢がありました。

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ここは木橋で渡ります。

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秩父沢から先の道は、石畳完備の道。
斜度もようやく緩やかになり、やれやれ登山道も終盤か、と下っていくと

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小池新道分岐に到着。
ここで山道は終了、ここから先は7㎞の林道歩きです。

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林道になったら楽になるかと思いきや、ここがまたなかなか疲れる(笑)
岩だらけの道を一気に下ってきた足には、砂利やアスファルトの道が思いのほか堪えますな。
以前歩いた時もこんなにキツかったっけ?

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途中、1㎞ほど歩いたところでわさび平小屋で一休み。
沢水で冷やしたトマトやキュウリ、かんきつ類やスイカに心ひかれつつ。

わさび平小屋から先が長かったなぁ。
背中の荷物はずっしり重く感じるし、なぜか足裏がめちゃくちゃ痛くて吐きそうだし。
年とったかなぁ、でも標高差も距離も結構あるからなぁ、なんて思いつつ黙々と歩いて

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新穂高に戻ってきたときにはホッとしました。
ようやく到着した~~

そして新穂高登山指導センターの前でまきchin、ダウン。
ここで荷物番してることにして、回送した車が置いてある深山荘へはごろ太君が単独で向かって車回収してきてもらいました。
すまぬ。

最後はかなり疲れたし、初日と最終日はガスの中でしたが、かなり充実した3日間の山旅でありました。
静かなブナ立尾根と裏銀座、そして2日目の大展望の稜線歩きはさすが北アルプスど真ん中な景色。
どちらも大好きな道、大好きな山、大好きな展望。
これを満喫できたので、もう大満足です。
そしてこんな状況下ではありますが、存分に楽しめたことに感謝です。
(下界は猛暑なのに山の上は涼しい(寒いくらい)だったし)

下山後はひらゆの森の日帰り入浴へ(600円)、そしてあんき屋で飛騨牛朴葉焼きに舌鼓、でありました(詳細は速報)。

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コメント

こんばんは。

残念な最終日でしたが…2日目でお腹一杯ですね\(^_^)/
水晶鷲羽はなかなか行けないうえにこの晴天で。
ことしは無理かなぁ…テン場予約制は縦走者にはツラい。

土曜日は朝から富山側天気悪かったんですね…
涸沢で昼メシ食ってましたが、北穂の山頂は見えてました。
穂高岳山荘に着いたらガスガスでテン場が見えないくらいでしたが(^o^;)

全然夏気分ではありませんが、紫色の花増えてきましたね…もう秋ですか(^o^;)

投稿: katsu | 2020年8月23日 (日) 22時54分

katsuさん>
そうなんです、2日目でもうお腹いっぱいだったのでこれはこれで満足です。
今年は、山小屋やテン場がやってたりやってなかったり、予約制だったりそうでなかったり、期間によっても違うので、各小屋の情報チェックがかなり重要ですね。

あまり夏山歩けてないですが、山にはもう秋の気配(^^;

投稿: まきchin | 2020年8月24日 (月) 21時18分

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