2020/3/22 鹿狼山
連休3日目のこの日は、お天気下り坂。
10時前には雨が降りだすかも?ということで、さっくり軽めに登れる山へ。
太平洋を一望できる鹿狼山へと登ります。
登山口となる水源の森駐車場には、6時半前に到着。
すでに思った以上にたくさんの車が停まっているのは、地元の方が朝飯前登山をされているんでしょうね。
#駐車場は30台ほど駐車可(この先にも空き地あり)、水洗トイレあり。
登山口は、ちょうど梅の花が満開。
ほんわりいい香りに包まれてました(^^
さて、出発。
山頂に鹿狼山神社が祀られているということもあり、登山口にはりっぱな鳥居と狛狼と狛鹿が。
昔、この山に住んでいた手長明神と呼ばれる仙人がかわいがっていたのが、年老いた鹿と白い狼だったそうで。
この手長明神、海まで手を伸ばして貝をとって食べて、その殻を捨てたところが貝塚になったという話もあるらしい(^^
#下山後に貝塚を探したけど、住宅と畑の中でわからなかった。。
鳥居をくぐって歩いていくと、すぐに眺望コースと樹海コースの分岐に到着。
どっちから登ってもほぼ同じ時間、今回は眺望コースを登りに使います。
標識の柱には、みちのく潮風トレイルの表示が。
青森県八戸市から福島県相馬市まで続いているみちのく潮風トレイル、終点に近いここもルートになってるのね。
眺望コースは、石段が続くやや急な道だけどキレイに整備されていて歩きやすい。
100mおきにこんな標識も。
手長明神、サンタクロースみたい(笑)
道沿いにはスミレがたくさん咲いてました。
いよいよ春ですなぁ。
さくさくと下ってこられる軽装の方とすれ違いつつ、のんびり登ります。
前日たくさん歩いたから、この日はこんな感じののんびり里山歩きがちょうどいいかも。
眺望コースなんだけど木立の中の道だなぁ、と思っていたら、木立の向こうには朝日に輝く相馬湾が。
この日はとっても穏やかな海であります。
のんびり歩いていくと、前方に山頂が見えてきた。
芽吹き前の明るい林の中をゆる~り登って
山頂の鳥居に到着。
さすが、元旦に初詣初日の出登山が行われている山、鳥居も立派!
山頂の鹿狼山神社も立派。
大山津見の神が祀られていて、古くから海上での目印とされてきたとか。
五穀豊穣、家内安全、林業安全といったご神徳があるそうで。
神社の横はちょっとした草地の広場になっていてベンチもあり、休憩するにはいい感じ。
二等三角点もありました。
こんなに展望いいもんね。
西~北側にはうっすらと霊山や蔵王連峰が見えてました。
晴れていたら、吾妻連峰や朝日連峰、栗駒山や焼石岳も見えるそうで。
そんな展望を頭に思い浮かべつつ、広場でしばしのんびり一休みしていたら、なんだか風が強く冷たくなってきて。
雨降る予報が早くなったかな、そろそろ下山するか~、と山頂を後にします。
下りは樹海コースで。
こちらは行きに使った眺望コースよりも緩やかな道、同じく木立の中をのんびり下ります。
振り返れば鹿狼山の山頂。
足元にはカタクリや山野草の葉っぱがあちこち顔を出しているけど、花が咲くのはまだまだ先かな。
ちらほらと登ってこられる方とすれ違いつつ、雑木林の中をのんびり下り、やがて杉の植林の中の道を下っていくと、朝に分岐した眺望コースとの分岐に到着。
あっという間に下山(^^
ユリワサビ、エンレイソウ、ネコノメソウ、カタクリ
登山口付近には春の花々もちらほら。
これからが楽しみですね!
そんな感じで2時間足らずののんびりハイクは終了。
下山してしばらくしたら雨がざあっと降ってきたので、前日に引き続きグッドタイミングでありました。
ちょこっと時間があるときに登れて景色もヨシ、いい山でした!
花の時期、新緑、晩秋の紅葉、冬季の陽だまりハイクもよさそう。
冬に積雪があるときは雪が踏まれて凍りそうなので、念のための滑り止めが必要そうですが。
地元の方も多く、とっても親しまれているお山でありました。
下山後は、新地町ちょびっと観光⇒相馬のたこ八で名物ホッキ飯を堪能(詳細は速報)。
ホテル飛天の日帰り入浴(700円⇒露天風呂改修中で600円)にのんびり浸かったら、早めの帰宅、でありました。
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