2020/3/7 森吉山BC（1日目）

降雪直後の森吉山、2days。

山頂付近にはまだまだ元気な樹氷たち。
景色も雪も最高でした！

===森吉山BC===
2020/3/7（土）：阿仁スキー場ゴンドラ山頂駅（9:05）～石森（9:30）～▲森吉山（10:35）～（4回登り返し）～▲森吉山（13:20-13:30）～石森（14:15-14:25）～阿仁スキー場ゴンドラ山頂駅（14:30）
歩行・滑走距離：10.0km
累積登高：1,020m
累積下降：1,020m（スキー場除く）
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少雪のまま、急速に春が近づきつつある今日この頃。
それでも時折寒波がやってきて、この週は木金と日本海側山沿いには大雪が。
そして土日は好天となれば、これはもう森吉山に行くしかない！というわけで。
＃長野新潟の混雑には耐えられず、そして東北方面でもそんなに行先ストックのないまきchin隊としては、森吉山しか行先思い当たらず（笑）

超長距離移動にて、寝不足覚悟で森吉山へと向かいます。

当初は旧森吉スキー場から登ろうか、とも思ったのですが、朝方の森吉山には雲がかかっていてなんだかテンション下がる感じ。
せっかく旧スキー場からがっつり登っても、山頂曇ってたらがっかりだよなぁ、というわけで、気持ち的にヘタレて阿仁スキー場からゴンドラ使ってのアクセスに変更。
＃結果的には晴れたんですけどね

阿仁スキー場には、ゴンドラ運行開始の1時間半以上前に到着。
早く着きすぎて、駐車場にはほぼ関係者の車のみ（笑）

しばらくすると、阿仁スキー場のアイドル（？）、秋田犬の北斗君がご出勤。
大あくびしてなんだか眠そう？
でも今日は割とゴキゲンのようで、ちょっかい出したら遊んでくれました（＾＾

連休ではない普通の週末だからか、降雪直後の晴天なのに意外と皆さん出足は遅い。
朝イチゴンドラに待ちなしでさっくり乗車して、ゴンドラ山頂駅へと向かいます。
＃ゴンドラ片道券購入。登山届はパトロールに提出（パトロールに用紙あり）。

それにしても今日は天気良すぎ、それにゴンドラから見下ろす山並みも木々も真っ白に雪化粧していて美しい。
いかにも降雪直後な景色にテンション上がります！

山頂駅に到着したら、いそいそと登行開始。
歩き始めてる人はまだ誰もいなくて、なんだかのんびりした雰囲気ですな。

太平山方面の山々にはまだ雲がかかってます。
これからスッキリ晴れることに期待！

そして目指す森吉山山頂は、スカッと晴れてます！
今日一日晴れていてくれるかな。

最初は樹氷平へと向かう圧雪路を辿り、途中で圧雪路を外れて石森へと続く尾根へ。
この時期は木々の間のうねりは埋まってて歩きやすいし、目印の竹竿も立ってるのでルート取りに迷うことはなし。
朝イチ新雪踏み踏み歩くの、楽しい（＾＾

やせっぽちの樹氷の間をゆる～り登っていくと、開けた尾根へ。
尾根の右手は雪庇にて、竹竿の左側を辿って石森に到着。

石森からは、正面にどかーんと聳える森吉山が一望！
降雪後の晴れとあって、つるりと滑らかな山肌がなんとも美しいですな。

石森からは、森吉神社へと続く尾根へと向かいます。
こちらもこの時期はうねりもなく、のっぺりしてて歩きやすい。
・・・それにしても避難小屋が全然埋まってない。やっぱり少雪なんだなぁ。

神社に到着したところで、早速お詣り。
山の神様に、感謝とお礼を申し述べて。

早速、神社前の斜面へと滑り込みます！
前日かなり風が強かったので、風に叩かれてパック雪だったらどうしよう、と思ってたのですが、なかなかどうして極上のパウダー！
しっとり締まり気味で板がよく走る。

思った以上にいい雪でビックリ。
これは、これから向かう斜面も期待できそう（＾＾

滑った斜面を見上げてニンマリ。
お約束ですな。

神社前から連瀬沢源頭まで100m強滑り降りたら、ここから森吉山山頂へ向けて250m強まっすぐ登り上げます。
樹氷の中、キラキラ光る新雪踏みつつ。

標高が上がるにつれて、やせっぽちだった樹氷はだんだんふとっちょに。

今年は暖かい日が多く、樹氷が付いてはまた落ちて、の繰り返しだそうで、全体的にやせっぽちではありますが。
それでも、登っていくほどに立派な樹氷が迎えてくれて嬉しい！
さすが日本三大樹氷の一つ（＾＾

高度を上げていくと、背後には森吉神社の尾根が。
自分たちのシュプールを眺めてはにんまりしつつ。

恐竜みたいな樹氷も登場！
いつもなら、筋骨隆々イモムシみたいなもりもり樹氷だけど、今年は首も腕もひょろひょろ。
戦ったら勝てそう？なんて。
でもこれはこれでかわいい（＾＾

何度も立ち止まっては、景色眺めたり樹氷眺めたり。
朝イチでまだ誰もいない、静かな斜面をゆる～り登っていくと

山頂直下の斜面に出てきました。
さすがにここまで来ると斜面はややクラスト気味、でも前日と前々日の雪がうっすらついているので問題なく登り上げて

森吉山山頂、到着！
今シーズンは初であります。
それにしても、山頂標識についている樹氷の小さいことと言ったら。

山頂は風もなく穏やかそのもの。
それでもここでノンビリしてる時間がもったいない（笑）、後続が来ないうちに目指す斜面へと移動して

面ツルノートラック斜面に、ドロップ！
上部はややクラスト気味だったけど、すぐに極上斜面に♪

広い斜面はどこ滑ってもOK、自由にシュプールを刻みます。
楽しすぎて止まれない～

ひっかかりもなく底付きもなく、ほどよく締まってめちゃくちゃクリーミィなしっとりパウダー。
これはもう最高でしょう！

空にはやや雲が多く、薄日が射したり翳ったりする中、一気に150m近く滑り降りちゃいました。
雪も斜面もいいと、ほんとあっという間だな。

これはもう時間の許す限り、登り返して遊ぶの決定！
次はどのラインを滑ろうかな、と物色しつつ登り返して。

再びお絵かき♪
真っ白な斜面に、贅沢にシュプール刻みます。

少し翳り気味なのが幸いしてか気温はそれほど上がらず、雪はいつまでたっても極上の状態をキープ。
この時期ならでは、なしっとり軽いパウダーにテンションMAX、ごろ太君止まれずどこまでも滑って行っちゃいそう（笑）

いや～、たまらんですな。
しかもこんなに広いのに、途中二組が一度だけ降りてきたのみでほぼ貸し切り状態。
登り返して遊ぶ、ってみんなあまりしないのかな。

いやいや、でも我らはまだまだ登り返して遊びますよ～
ちょうど雲も抜けていい感じに青空広がってきたし。
雪質もまだまだ全然いいままだし。

びびりのまきchinも、いい雪いい斜面なので快調に飛ばします。
ゲレンデ練習の成果が発揮できたか？！

自分たちのシュプールの間をぬって滑るのもまた楽し。

そんなこんなで登り返して4本、存分にいただきました！
いやもう雪も斜面も素晴らしすぎて、夢中になって登って滑って、と繰り返しちゃいました（笑）

自分たちのお絵かきの跡を眺めてご満悦。

登り返しつつ振り返ると、斜面の向こうには八幡平や岩手山、秋田駒も見えてきて。
帰る頃にこんな展望が広がるだなんて、もう帰りたくなくなっちゃうではないですか。

何度も立ち止まって景色を眺めつつ、滑った斜面を眺めつつ。

ゆる～り登り返して再び山頂へ。
今日は山頂まで登ってきた人が随分多かったと見えて、山頂標識の周りは踏み跡だらけ。
そんな山頂で一息ついたら、お楽しみの樹氷の斜面へと滑り込みます。

樹氷の斜面には既にシュプールがたくさんついてるけど、広い斜面なので全く問題ナシ、まだまだまっさらな斜面もあちこちに。
森吉神社の尾根を正面に眺めつつ、開けたところをつないでゆる～り滑ります。

こちらの斜面もいい雪キープ♪
樹氷の間をのんびり滑り降りて、のんびりツアーな雰囲気満点（＾＾

森吉山と言えばこの雰囲気よねぇ。
樹氷と青空とマッタリ斜面と。

何度も立ち止まっては、この景色に見とれちゃう。
この雰囲気がいいのよね。

斜面の下部は、樹氷が落ちてきた木々の間を滑ります。
なんだかヨーロピアンなような、カナディアンのような雰囲気もあり。
日本じゃないみたい（＾＾

連瀬沢源頭までのんびり滑り降りて、これまた満足。
こちらの斜面も素晴らしい雪でありました。

滑り降りて見上げる森吉山の斜面。
今年もこの景色、この斜面に出会えてよかった！

さぁ、あとは石森へ向けて100m強の登り返し。

この時間なので斜面には登り返しの跡もたくさん、ありがたく使わせていただいて楽々登り返し。
歩きつつも、森吉山を振り返って眺めてウットリしちゃいますね。

いやほんと、降雪と天気のタイミングばっちりな一日。
遠征してきた甲斐がありました。
ありがとう、森吉山！

石森まで登り返したら、シールはがしてスキー場まで滑り降ります。

スキー場トップに出てきたら、あとはゆる～りゲレンデを滑り降りて、この日は終了。
ゲレンデもいい雪で滑りやすかった！

レストハウスに戻ってきたら、秋田犬の北斗は日向ぼっこしながらお昼寝中。
コッペパンみたい（笑）

スキー場から下山して、阿仁前田から仰ぎ見る森吉山。
里から見ても美しいお姿でありました。

そしてこの日は大館泊。
翌日も好天予報、またまた森吉山で遊びます！

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