2020/1/1 北八甲田・雛岳BC
今シーズンはなかなかしっかりと雪が降らず、スキー場だけでなく山も少雪。
それでもようやく年末には寒波到来して大晦日から年明けにかけて大雪、しかもかなりの強風で荒れ模様。
ならば雛岳しかないでしょう!
八甲田のゲートは7時半開門ですが、この日は吹雪のため城ヶ倉ゲートは昼まで閉鎖。
しかもロープウェイも運休、というすごい天気。
そんな天気の中、雲谷ゲートから八甲田入りし、箒場の高原茶屋に到着すると先行者はなし。
強風に吹かれつつもたもた準備してたら、10人くらいの地元グループが到着してさくっと出発していかれました。
新年一番でラッセル!と思ってたら、先を越された(笑)
さて、では我らも出発。
先行者のトレースに沿ってスタートです。
小屋脇の雪は、まだまだかなり少ない。
いつもなら突っ切る林も、今年はまだまだ藪多し。
しばらくは夏道沿いに進みます。
先行者のトレースは、どうやらそのまま夏道沿いに進んで北側斜面へと向かっている様子。
ならば違う斜面を行くべし、と途中で北東方面へとトレースを外れてラッセル開始♪
結構藪っぽいぞ。
それでも登るほどに藪は埋まり、いつもの雛岳に。
前日からどっさり降り積もった雪を踏みつつ膝丈ラッセル、だんだんと斜度を増していくブナ林の中をぐい~っと登ります。
久しぶりのラッセルだけど、雪が軽いので楽しい~(^^
頭上のブナの梢は、ごうごうと吹き荒れる風に揺さぶられてざわざわと。
ブナ林の中はそれほど風が通らず穏やかだけど、それでもブナの幹の風が吹き付ける方向には、雪がたっぷり付いてます。
そして風に揺さぶられる木々からは、時折バサッと雪が落ちてきて雪まみれ(笑)
2人で代わりばんこにラッセルして、ブナ林上限に近い960m付近まで登り上げたら、ここで登高終了。
早速シールをはがして
幻想的なブナ林の中を、ばふんばふんと滑り降ります。
この浮遊感、久しぶりの感覚。
久しぶりのパウダーで滑り方忘れちゃった、というごろ太君ですが、がっつりパウダー巻き上げてるし(^^
前日から降り続いた軽い雪がタップリで底付きなし、こりゃたまりませんな。
さすが雛パウ♪
藪が出始めるあたりまで150m強滑り降りたら、もちろん登り返し。
登りのトレースを使って登り返しも楽々。
いや~、たまらんなぁ。
ちょうど登り返しているときに、1グループがラッセルのお礼を言いつつ登って行かれましたが、その方達は別の斜面に滑り込んだようで、2本目も手つかずの斜面を滑ります。
なんとも贅沢なツリーラン。
こうなると、もうほぼ無限ループな感じにて、もう一回登り返し(笑)
ごろ太君も足取り軽い。
というわけで3本目。
ブナ林の中は、所々開けた箇所もあり。
そんな斜面をつなぎつつ、柔らかな降りたてパウダーを堪能、です。
ブナツリーランを3本楽しんで満足、あとは登りのトレースを使ってボブスレー状態で下山。
ブナ林の外に出ると、まだまだ続いてる暴風雪。
ブナ林の中は穏やかで良かった!
下山後は、ホテル城ヶ倉の日帰り入浴(1,000円)での~んびり。
誰もいなくて貸し切り状態、ゆっくりあったまったら青森市内に移動して、煮干結社情熱ビリーの煮干しラーメンで腹ごしらえ、でありました(詳細は速報)。
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