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2019年9月 4日 (水)

2019/9/1 磐梯山、旧噴火口巡り

会津磐梯山に、裏磐梯から登って旧噴火口をぐるり。

201909010
いかにも火山!な景色に目を奪われました。

===磐梯山===
2019/9/1(日):裏磐梯スキー場(6:00)~銅沼(6:45-6:55)~中ノ湯分岐(7:30)~弘法清水(8:25)~▲磐梯山(8:50-9:20)~弘法清水(9:45)~噴火口分岐(10:30)~裏磐梯スキー場(11:55)
歩行距離:11.3km
累積登高:940m
累積下降:940m
======

この週末は土日ともお天気イマイチか、と思ってたら、前日に予報が好天。
・・・がっ、前日にいきなり予報変わってもそんないきなり早くは帰れず、金曜日はごろ太君もまきchinも遅くの帰宅。
土曜日はのんびり移動&佐野ラーメン(詳細は速報)、日曜日はお天気安定してそうな磐梯山へ登ります。

磐梯山は、11年前に猪苗代スキー場から登って以来(2008/5/24)。
今回はそのちょうど反対側、裏磐梯スキー場から旧噴火口を反時計回りに巡って登ります。

100名山ということもあり、また八方台からは割と短時間で登れるということもあり、山頂直下の弘法清水から山頂への道はかなり混雑するとのこと。
ならば早めに出発しよう、と登山口の裏磐梯スキー場には5時半頃に到着です。

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広い県道から裏磐梯スキー場方面に曲がると、いきなり未舗装路でびっくり。
スキー場に行く道なのに砂利道なのか?道、合ってる?!とびびりつつも車を走らせていくと、スキー場のセンターハウス前に到着です。
#センターハウス前とその一段下に駐車場あり。
#トイレはないので、道の駅裏磐梯に寄り道するとよいかも。

先行車は2台、準備して出発する頃にもう1台到着。
ここから登る人も結構いるのね、とちょっと安心しつつ出発。

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センターハウスの右側から、リフトに沿って伸びる踏み跡を辿ってゲレンデを歩きます。
ゲレンデ真ん中に生えてる松の木には大きなブランコ!
下山してきたら乗ろうっと(^^

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ゆる~りゲレンデを登って振り返ると、桧原湖が大きく見えてました。

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ゲレンデ内の踏み跡を辿って登っていくと、噴火口方面と銅沼方面の分岐に到着。
噴火口は帰りに廻ってくることにして、まずは銅沼を目指します。

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ゲレンデの迂回コース?に沿って歩いて、ゲレンデトップに到着。
磐梯山の火山活動や、それによってできた地形について解説する大きな案内板が立ってました。
いいねぇ、実際に景色を見ながらこういうの読むのっておもしろい。

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さて、ここからはいよいよ登山道。
前方に火口壁を仰ぎ見ながら、所々ぬかるんだ平坦な道を歩きます。

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途中、木立の隙間から透かし見える沼が。
エメラルドグリーンのようにも赤銅色のようにも見える不思議な色。

五色沼みたいな沼がここにもあるんだなぁ、と思いつつも歩いていくと

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銅沼に到着。
1888年の噴火直後にできた沼だそうで、水酸化鉄を含んだ赤い泥が溜まっているので赤茶けて見える、とのこと。

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岩も湖底も赤くて、なんだか不思議な景色。
奥には切り立った火口壁、そして所々にある噴気孔からはガスが噴き出していたりして。
火山なんだなぁ。

沼の水は強酸性ってことなので生き物もいないのか、と思ってたら、なぜだか銅沼の付近は蚊がいっぱい。
そうとも知らずにのんびり景色を眺めてたら、虫に刺されやすいまきchin、タイツの上からばんばん蚊に刺されててびっくり(あとで数えたら10数か所刺されてた)。
ごろ太君は全然刺されてないのに!!と蚊に怒りつつ、慌てて先へと進みます。

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銅沼から中ノ湯分岐までは、所々急坂がありつつも、概ね緩やかな道を歩きます。
所々ぬかるんでて、油断大敵。

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途中、コンクリの土管?が埋まってるところも。
何の管だろう。中ノ湯から温泉を運んでたりしたのかなぁ。

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沢沿いを歩くところも何か所か。
どの沢も、もれなく赤茶色!すごい!

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木立の向こうに中ノ湯跡の建物を覗き見てほどなく、中ノ湯分岐に到着。
ここで八方台からの登山道と合流、一気に賑やかな道になります。

さて、登山道はいよいよここから本格的な登りに。

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道は階段だったり岩が積み重ねられた段だったり、とキレイに整備されてます。
さすがは磐梯山のメインルート。

この道、旧噴火口の火口壁を辿るようについているので、噴火口を見下ろしながらの道かと思ってたら、ずっと林の中。
ブナやダケカンバの入り混じった林はなかなか気持ちよい。

2019090116 2019090117
ヨツバヒヨドリ、オニアザミ(?)
夏の花から秋の花に移りつつありますね。

何組か追い越しつつ登っていくと、道は次第に緩やかになり

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弘法清水に到着。
左手には弘法清水の小屋があって何組か休憩中、うちらは道が混む前に山頂往復しちゃいたいよね、ってことで、ここは休まずに一気に山頂を目指します。

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弘法清水からは、200m弱を一気に登り上げる道。
岩がごろごろ転がる道は、ちょっと湿ってて滑りやすいし、道幅も狭い。
こりゃ人が集中したら、すれ違い渋滞が発生するだろうなぁ。

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登り始めは木立の中だったけど、山頂近くなるにつれて灌木や笹の中へ。
猫魔や桧原湖を見下ろしつつ登ります。
もっと岩がごろごろしてて開けたところを登ってたような記憶があったのだけど、全然違う(^^;

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道沿いのオオカメノキは、実も葉っぱも色づき始め。
秋の気配♪

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ウスユキソウ、ウメバチソウ、ミヤマシャジン、コガネギク
道沿いの花々も、秋近しな感じ。

早々に下ってくる人たちとすれ違いつつぐい~っと登って

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磐梯山山頂、到着。
山頂は風が強くて寒いので、フリース着込んでちょっと一息です。

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山頂の南側には、どかーんと猪苗代湖。
この猪苗代湖も、度重なる磐梯山の噴火による火砕流や山体崩壊で作られたそうで。
噴火の威力に驚き。

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磐梯山の右側には、羊雲のような雲海が。
ぽこぽこしてて可愛い(^^

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アルツ磐梯や猫魔スキー場も見えてます。
磐梯山の周りはスキー場が多い!

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山頂の北側には、桧原湖が。
この湖も、1888年の磐梯山の噴火で発生した山体崩壊で作られた湖。

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その山体崩壊の跡が、これから歩く旧噴火口なわけで。
火口壁の向こうは吾妻連峰かな。

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火口壁の一部の櫛ヶ峰と、緑の沼ノ平。
安達太良山もうっすら見えてました。

いやー、もしかしたら山頂は雲の中かな、と思ってたのですが、なかなかいい展望でびっくり。
周囲の山々を眺めるのも楽しいけど、噴火と山体崩壊の歴史を想いながら、それによってつくられた湖や沼の数々を見下ろすのもまた楽しい。
なかなかこんな山ってないよなぁ。

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さすがは百名山。地理の勉強もできちゃった(笑)
以前登った時の記憶はほとんどなかったけど、改めて登ってみると、さすがにいい山でした。

さて、のんびりしてたら人も増えてきたのでそろそろ山頂を後にします。

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登ってくる人と何度もすれ違いつつ、道を譲りあいつつ下ります。
いやはや、賑やかですな。

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さくさく下って弘法清水に到着。
山小屋が2軒(休憩のみ、なめこ汁や甘酒の販売あり)、開けた広場もあり、一休みするにはいいとこでした。

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冷たくて美味しい水が出ている弘法清水。
四合目、と書いてあるのは、山頂が五合目だからだそうで。
なんでも、磐梯山の標高が富士山のちょうど半分だから、とか、今の山頂(五合目)より上は1888年の噴火で吹き飛んだから、とか諸説あるみたい。

面白いなぁ、磐梯山。

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さて、弘法清水で喉を潤したら、いよいよ旧噴火口巡りに出発です。

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途中までは猪苗代登山口や渋谷登山口に下る道と同じ道。
そしてこの道、登ってきた道とは違って、開けた景色の中を歩いて気持ちの良い道!

2019090139 2019090140
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タカネナデシコ、エゾシオガマ、ミヤマダイモンジソウ
穏やかに広がる草原には花もいっぱい♪

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そんな草原には、黄金清水の水場も。
この水も冷たくて美味しい(^^

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水場から流れ出した水が小さな流れを作っていて、なんだか箱庭みたい。
そんな草原の向こうには櫛ヶ峰。
ここが旧噴火口の上部であることを忘れてしまいそうなくらい、穏やかで心和む景色であります。

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緑の道を下って振り返ると、緑の斜面の向こうには磐梯山の山頂、そして青空もちらほらと覗いてます。

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正面には旧噴火口を巡る道と櫛ヶ峰。
ススキが秋の雰囲気を醸し出してますね~♪

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緑の草原を過ぎると、旧噴火口のザレたフチを歩きます。
いよいよ火山の空気濃厚な道へ!

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しばらく下って振り返ると、こんな大迫力の火口壁が!
これが山体崩壊で崩れた跡かぁ。
ものすごい威力の噴火だったんだなぁ。

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眼下に広がる火口原には銅沼が。
あんなに赤茶色だったのに、上から見るとエメラルドグリーンに見える!

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火口原の向こうは桧原湖。
山体崩壊であの湖ができたってことは、ものすごい規模の噴火だったんだろうな。
しかもそれがわずか130年ほど前、というのが驚きですな。

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右に猪苗代や渋谷に下る道を分けて歩いていくと、どんどん迫力のある景色が登場。
振り返ると、火口壁の向こうには磐梯山山頂、なんとも荒々しい眺め。

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何度も振り返って眺めちゃいました。
生々しい火山の跡と穏やかな草原の景色とがミックスした、なかなか眺めたことがないような景色で見ていて飽きません!

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足元にはヤマハハコやオヤマソバの群落があちこちに。
鮮やかなコウリンタンポポも彩りを添えてました。

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櫛ヶ峰とのコルまで下ったら、いよいよ火口壁をくだる道へ。
右手の櫛ヶ峰の西面がこれまた迫力の眺めであります。

火口壁を下る道は、地図上だと点線ルート。
どんな道なんだろう、ザレザレの火口壁を下るのかしらん、とドキドキしてましたが

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火口壁の上からしたまで、辛うじて一筋つながっている灌木と木立の中を下る道でありました。
木立の隙間から、荒々しい火口壁を眺めながらかなりの急坂を下ります。

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ほぼ直登な道、一番急な箇所には手すり完備!
登りの人にとってもありがたいだろうけど、ちょっと滑りやすい岩ごろ&階段道なので、下りの場合もかなり助かる。

点線ルートでありつつも、きちんと整備されてるし刈り払いもされてるし(ちょうど刈り払い作業をされているところでした)、歩く人も結構いるし(登りの人とのすれ違いも多し)。
全然問題ナシ、でした。

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急坂を過ぎてようやく緩やかになり、やれやれ、と歩いていくと、バキバキに破壊された標識が。
熊か?! ものすごい破壊っぷりだけど。

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バキバキ標識からほどなく、岩がごろごろ転がる火口原に出てきました。
火口壁から崩れた岩が転がってるんでしょうね、岩がまさに流れ落ちてきた感じでなんだか不気味。

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そんな火口原から火口壁を見上げます。
黒斑山でこんな景色を眺めたことがあるような?
でもそれよりももっとスケールが大きい!
まさにジオサイト。

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そんな道沿いには、シラタマノキがびっしり。
白い実が鈴なりで、なんだかちょっとユーモラス。

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岩ごろごろの火山原を過ぎると、緩やかにアップダウンを繰り返しながら静かな林の中を歩きます。
ほぼ平坦な道は穏やかで歩きやすい。

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木立の隙間からは、ちらほら沼が見えてます。
この沼はエメラルドグリーン&赤銅色。

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この沼は、目がおかしくなったんじゃないか?と思ったくらい濃い赤銅色。
銅沼も水が干上がったらこんな感じなのかな。

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そしてしばらく歩いて、再びゲレンデに戻ってきました。
いやぁ、ぐるりと歩くのって楽しい。

そしてゲレンデに戻ってきたら、最後のお楽しみ。

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松の木に取り付けられた巨大ブランコで空中散歩♪
ゆら~り揺れて、なんだか空に飛び出していくような感じで面白い。

2019090168
童心に帰っちゃいますね(^^
ずーっとゆらゆら揺られていたい感じで癒されました♪

というわけで、旧噴火口を巡って歩く磐梯山を満喫。
後半の火口壁歩きがまさに火山、ジオサイト!
こんな景色はあまり見たことがなく、かなり面白かったです。

下山後は、休暇村裏磐梯の日帰り入浴へ(800円)。
そして喜多方の一平で喜多方ラーメンに舌鼓を打ってから帰宅、でありました(詳細は速報)。

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コメント

繊細な山の花と、ダイナミックな火口、興味深く拝見しました。磐梯山、標高の割りに楽しめる山ですよね。私も昨年のこの時期、時計回りに歩きましたyo(八方台→中ノ湯→銅沼→噴火口→弘法清水→八方台)。銅沼が干上がっていました。

投稿: 土田哲夫 | 2019年9月 7日 (土) 20時39分

土田さん>
コメントありがとうございます。
磐梯山、こちらから歩くのは初めてだったのですが、火口跡の景色には目を奪われました。
昨年は銅沼が干上がっていたんですね、今年も水は少な目に感じました。

投稿: まきchin | 2019年9月 8日 (日) 21時50分

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