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2019年8月26日 (月)

2019/8/17-18 立山・浄土山&剱御前のんびり山行(1日目)

夏休み山行第2弾も立山へ。

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1日目は、先日歩き損ねた立山三山の一つ、浄土山を巡ってのんびり歩きます。

===浄土山===
2019/8/17(土):室堂(8:50)~▲浄土山(10:00)~一ノ越(10:35)~雷鳥沢野営地(11:45)
歩行距離:7.2km
累積登高:410m
累積下降:560m
======

8/10-13と裏剱縦走した後は魚津ナイト⇒小布施ナイト⇒上田⇒大町とのんびりしつつ、台風やり過ごしつつ。
土日はまたお天気回復しそう、ということで1泊2日の山行へ。

天気予報とにらめっこしてどこに行こうか悩みに悩んで、結局また立山エリアへ(笑)
今回は扇沢からのin、ただ土曜日は雲が低く風も強いので、五色ヶ原方面に行くか雷鳥沢起点でのんびりするかは室堂に上がってから決める、ということで向かいます。

扇沢駐車場には前日夕方入り、涼しく快適な夜を過ごして早朝に扇沢のチケット売り場へ。

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電気バスの始発は7:30、チケット発売開始は6:50、チケット売り場に並びに行ったのは4:50。
既に10人くらい並んでるし。
#電気バスの始発、もうちょい早いと嬉しいんだけどなぁ。。

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チケット発売開始時には長蛇の列。
でも2時間前に並んだおかげで、無事始発をゲット。
令和元年は電気バス元年でもあるわけですね(^^
#昨年まではトロリーバスでした

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始発で上がった黒部ダムの堰堤は、放水も見ず景色ものんびり眺めず、ひたすら黙々速足で通過。
歩きながら左手奥に見える赤牛岳を眺めると、山頂付近は分厚い雲の中。。。
室堂もあんななのかな、テンション下がるな~

ダム堰堤を速足で通過したおかげで、その後のケーブルカーやロープウェイ、トロリーバスも順調に始発で通過して室堂には8時半過ぎに到着。
それでも立山側から上がるよりは1時間も遅い到着、しかも乗り継ぎの連続が面倒だし。
そうなると、やっぱり立山側から上がりたくなっちゃうのよね(笑)

なぁんて言いつつ、トイレ済ませて身支度整えて外へ。

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相変わらずの混雑っぷり。
それでも台風の翌日だからか、若干人は少な目?

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雲低いけど、とりあえず浄土山まで行ってみますか。
稜線には雲ががっつりかかってて、全然テンション上がりませんけど。

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室堂山荘の手前で、一ノ越へと向かう道と分かれて室堂山、浄土山方面へと向かいます。
しばらくはしっかり階段が整備されてて歩きやすい道を登ります。
が、登るほどにガス&強風。。

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コガネギク、ヨツバシオガマ、ハクサンボウフウ、ミヤマダイモンジソウ
夏も終盤な感じの花々が咲いてます♪

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チングルマの綿毛は、たっぷり水滴を含んでしっとりと。
ガスの中だもんねぇ、チングルマだけじゃなくて周りの花々も自分らもしっとり。

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そんな石段の道を登っていくと、浄土山への急坂登り口に到着。
ここからは岩ごろの道を登ります。

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早い時期には雪渓の残る谷にもすでに雪はなく、岩と土ミックスの道を九十九折りにてくてくと。

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ホソバトリカブト、ウサギギク、クロトウヒレン、イワツメクサ
秋近し。

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道は、登るほどに急になり、岩がごろごろ積み重なった道になり。
こんな急だったっけ?とか思いつつ、150mほどぐい~っと岩場を登り上げて

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浄土山の山頂稜線に出てきました。
ここらへんが浄土山の山頂のはずだけど、ガスガスかつ強風なのでゆっくり立ち止まって写真を撮る余裕もあまりなく、さくさく通過。
ここから先は、歩きやすい穏やかな稜線歩き、でもガスガスなので展望なし。

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ガスガスの中、のんびり歩いていると足元にライチョウが。
なにやら一生懸命ついばんでました。
やっぱり浄土山に来ると必ずライチョウ見るなぁ。このあたり、多いんでしょうね。

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そして稜線をゆる~り歩いて、富山大学立山研究所のある広場に出てきました。
ここで五色ヶ原へと向かう道が分岐します。

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Jyoudo Mt.の標識も。
海外の方も多い立山ならでは?!

さて、ここから五色ヶ原へと向かうか、戻って雷鳥沢にテントを張るか。
雲がかかってるのは高い稜線だけなので、下っていけば視界は出て来るとは思うのだけど、割と強風だし五色ヶ原へと向かうなら鬼岳くらいまではこんなガスガス強風の道歩きかも。
・・・あと2時間近くこんなところ歩くのは萎えるよな~。
もしかしたらテン場着く前に雨がぱらつくかもしれないしな~。

というわけで、後ろ髪をひかれつつ、今回は雷鳥沢を目指すことに決定。
団体さんに混じって一ノ越へと下る道を歩いていると

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お、またまたライチョウ!
登山客のカメラのレンズが一斉に向けられる中、悠然と何かをついばんでました。

・・・と、すぐ後ろで「オコジョだ!」という声があがり、みんな一斉にそちらを振り返ると

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おー!オコジョ!!(写真めちゃくちゃブレてますけど)
ライチョウ狙ってた?

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すごくすばしっこくて、ぴょーんと伸びて走り去っていってしまいました。
一瞬だったなぁ。

いやはや、ガスガスだけどライチョウとオコジョに会えたのでよかった。

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そのままガレた緩やかな道を下っていくと、ようやく雲の下に。
いや、雲底が少し上がったか?
目の前には雄山へと登る稜線が見えてきました。

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右手には御山谷、その向こうは裏銀座かな。

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左手には室堂平。
みくりが池やみどりが池、雷鳥沢も見えてます。
その向こうの奥大日岳には雲かかってますねぇ。

雲底上がってきてお天気回復傾向?戻って五色ヶ原行くか?!なんて思いつつも、そのままてくてくと下って

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一ノ越に到着。
雄山へと登る稜線には今日も人がたくさん。

一ノ越山荘前も結構な人だかりにてそのまま通過、雷鳥沢へと向かいます。

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室堂から続く道は人が続々と登ってきてかなりの混雑ですが、我らは途中で雷鳥沢をダイレクトに目指す道へ。
この道は歩くの初めてかも。

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分岐からしばらくは、ペンキ印を頼りに大きな岩をぴょいぴょい伝って下る道。ガスってたりすると迷っちゃうかも。
さすが山崎カールをトラバースで下る道、結構大きな岩がごろごろしてるんだなぁ、と感心しつつ下っていくと

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ほどなくオヤマソバが生い茂る草原の中のトラバース道に。
ここも割と岩ごろごろ。

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いわば称名川の源流付近を歩く道なわけで、今までにない視点で室堂を囲む山々を眺められて面白い。
登って来る人が何組かいたのは意外だったけど、それでも人はほとんどいなくて静かだし。

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室堂山荘や玉殿岩屋を見上げつつ歩きます。

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ここらはチングルマの花畑が広がっているようで、この時期はあちこちに綿毛の群落がいっぱい。
これ、全部花が咲いてたらすごいことになってるんだろうな。

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道沿いもそこから広がる草原もひたすら綿毛たち。
これはこれで壮観!

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チングルマの綿毛がふわふわと風に揺れる草原をのんびり下ります。
人でごった返す室堂に石畳の道を歩くより、こっちのほうがずっと楽しいなぁ。

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のんびり下っていくと、ようやく雷鳥沢野営地が見えてきました。
まだまだ余裕あり、な感じ。

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下りきったところの雰囲気が、これまたいい感じ。
ちょっと湿原ぽくなってて池塘もちらほら点在する中を、称名川の源流がうねうねと蛇行しながら流れてて。
立山にもこんなところあったのか。

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すぐ先に見えてる雷鳥沢野営地にはまっすぐには行けず、湿原や草原をうねうねと縫ってちょいと遠回りする形に。
古い踏み跡はたくさんついてたので、まっすぐ行っちゃう人もいるんでしょうけど。

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湿原あり、チングルマが群生する草原あり、な中をのんびり歩くのもまた楽し。
大走りや雷鳥坂を見上げながらゆる~り歩いて、最後に称名川にかかる橋を渡って雷鳥沢野営地に到着。

野営地はまだまだかなり余裕あり、早速テントを張ってのんびりしていると

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おー!晴れてきた!!

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晴れたり曇ったり、の繰り返しだったけど、15時頃にはすっかり晴れ上がって青空と山並みが顔を出してくれました。
やっぱり山は青空だな♪

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称名川から見上げる立山と浄土山。
五色ヶ原方面に行っても晴れてたかな。
そっち方面は、秋を狙うかな。

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夕陽に染まる富士ノ折立に大汝山、雄山。
いい夕暮れでした!

日が沈んだら早々に寝落ちしちゃいましたが、21時頃に目が覚めてみると大声でしゃべったり笑ったりしてる人たちがまだまだいてびっくり。
そうかー、ここは山じゃなくてキャンプ場だったのね、山なら19時過ぎには静かになってるもんねー、なんて妙に感心しちゃいました(笑)

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コメント

のんびりって良いですね(笑) 外国人も加わって室堂周辺の人出はすごい!
先週末、薬師岳→浄土山を縦走しました。お二人が2010年に歩かれた逆コースです(このロング縦走は素晴らしいの一言)。ほぼ天気に恵まれて大展望満喫でしたが…… お二人の記録を拝見すると、8月初めなら花もこんなにきれいなんだ!! 花の季節に再訪せねばと思いました。
その気はなかったですが、勢いで龍王岳にも登りました。見た目よりお手軽で展望も最高でした。
室堂―浄土山は13年前に、当時小4の娘と歩いたはずですが、こんなに大きな石がごろごろの歩きにくい道だったっけ!? 都合が悪いことは忘れるもの?(笑) 折立からの縦走路で一番面倒くさい道だったように感じました。

投稿: ねも | 2019年9月 1日 (日) 07時45分

ねもさん>
のんびり、最高です(笑)

薬師岳~浄土山の縦走、よいですね!
私もまた歩きたい、と思いつつも、なかなか再訪できてません。。。
静かで大展望で素晴らしい山行だったでしょうね~、天気も良かったとなればもう最高ですね(^^
室堂~浄土山は、私もこんなに岩ごろごろだったっけ?と思いながら歩いてました。楽しい思い出しか残ってないもんですよね(笑)

投稿: まきchin | 2019年9月 1日 (日) 21時06分

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