2018/5/26 鳥海山・笙ヶ岳BC
例年ならそろそろ山歩きにシフトチェンジする頃ですが、今年は鳥海山が楽しすぎて、なんだかまだ滑りたい気分。
そろそろ賞味期限近いか?と思いつつも、週末土日ともいい天気予報、ということもあり、この週末もまたまた鳥海山!
なんと4週連続の鳥海山であります。
ご一緒させていただいたのはHatさん。
道の駅鳥海に集合して、ブルーラインで登山口の吹浦へ。
さすがにそろそろここから山に入る人も少ないでしょう、と思ってたら、先週のこの時間よりも停まってる車が多い。
私らも含めて、物好きな人は結構いるんだなぁ、なんて。
先週よりも随分低く、登りやすくなった雪壁をよじ登って雪の上へ。
歩き始めてすぐに早速藪が登場したけど、まだかろうじて抜けられました。
足元には水がじゃぶじゃぶ流れていて、結構おっかなかったけど。
朝イチ斜面は、まだちょっと硬め。
お日さまに照らされてつるつるぴかぴか、でもすぐに緩んでザラメになりそうな。
下から見上げた時は、ずいぶんと灌木や笹が出ていて登れるところあるかな?という感じでしたが。
意外とつながっていて問題ナシ。
風もなく穏やかな斜面を、日本海や象潟を眺めながら登ります。
さすがに3週連続で笙ヶ岳に来ていると、どこを歩けば雪がつながっているかもバッチリ把握(笑)
雪をつなぎつつのんびり登っていくと、笙ヶ岳の山頂が見えてきた。
そして山頂への取り付きの手前で、本格的な藪登場。
ハイマツかき分けて、しかもその下は水が流れてたり踏み抜かれて大穴開いてたりで結構面倒。
・・・と言っても数歩程度で済んだのでヤレヤレでした。
藪じゃなくて草地が出てるところも。
ごめんなさい~~、とシールつけたままで歩いちゃいましたが(;´Д`A ```
そんな藪地帯を抜ければ、あとは笙ヶ岳目指して登るのみ。
東斜面はどうなってるかな?稜線はかなりクラック広がってるかな、とワクワクしつつ。
笙ヶ岳山頂、到着。
今日も月山と朝日連峰が美しい♪(o^-^o)
新山。
新雪のお化粧がなくなって、黒々してます。
御浜から先、稜線上はずっと雪ないんじゃないの?てな感じ。
そんな景色を眺めつつ斜面をチェック。
稜線上のクラックはかなり広がってたけど、東斜面へと滑り込む分には問題ナシ。
東斜面はちょっと波打ってきたけどクラックはなし、ならば滑っちゃいましょう、てことで。
いざ、笙ヶ岳東斜面へ!
何度も来ているHatさん、意外にも東斜面は初めてだそう。
朝イチ斜面はちょっと硬め、そして先週よりもみぞみぞ増殖。
上部はちょいと手こずります。
それでも中盤以降はいい感じ。
斜面も開けて距離もあって気持ちいい!
いやー、やっぱりいいなぁ。
この雪質になっちゃうと、ちょっとこの斜度はキツイかな、という感じではありますが。
それでもなぜか、あまり斜度を感じさせないんだなぁ。。。
斜面が広いからかなぁ。
というわけで。
2本目は雪も多少は緩んでるんじゃないの?と、オカワリ決定。
南側をぐるっと回り込んで登り返す斜面も、まだ雪は健在。
ざくざく踏みしめて笙ヶ岳へ200m登り返して
なるべく溝が少なそうなところを狙って滑り込みます。
うん、確かに2本目は緩んでいい感じ。(o^-^o)
広い斜面を気持ちよく落とします!
この時期にしてこのタップリの雪、ずいぶんみぞみぞしてきたけどそんなに深くないし、雪もストップでもモナカでもなく滑りやすいし。
この日もやっぱりいい斜面でしたo(*^▽^*)o
さて、撤収するにはまだまだ早い。
場所を変えて遊びましょう、てことで、まずは御浜を目指します。
笙ヶ岳を背に、御浜目指してトラバース気味に300m登り返し。
ずるずるざくざくのザラメ斜面。
ゆる~り登り上げていくと、鳥海湖が見えてきた。
夏道の木道も、ずいぶんと出てきてますね。
御浜の下の雪はずいぶんずり落ちてるけど、まだ問題ナシ。
ここでシールはがして、鳥海湖へと滑り込みます。
笙ヶ岳の東斜面に比べたら、ずいぶん緩やかな斜面。
でも、ノンビリ滑るにはこのくらいがちょうどいいのかも。
鳥海湖目指してしゃぁ~っと。
・・・とはなかなか行かず、雨に叩かれた凸凹斜面に手こずりつつ、100m滑り降りて鳥海湖へ。
鳥海湖は、まだ雪と氷に覆われてるけど、湖の形に沿ってまぁるくクラック入り始めてました。
そろそろ湖面が顔を出すかも?
そんな風もなく穏やかな湖畔でノンビリ休憩したら、御浜へ登り返し。
ガッツリ笙ヶ岳もいいけどマッタリのんびり鳥海湖もいい!とごろ太君。
まだ滑りたい、と新山を右手に眺めながら登り返して
もう一本!
一本目の自分のシュプールなぞって滑ってます。
こうすると、雪面の凸凹がならされてて滑りやすいらしい(笑)
二本目は、湖の上まで滑り込んじゃいました。
氷はまだ1m以上の厚さがあり、大丈夫そうかな、てことで。
でもちょっとドキドキ。
夏は、青空映して真っ青に輝いていた鳥海湖。
その上まで滑り込んじゃった、てのもなんだか楽しい!
夏に来たら、今日のことは絶対思い出しちゃうだろうな。
さて、鳥海湖の斜面を2本滑ったら、そろそろいい時間なので撤収開始。
おしゃべりしながらのんびりと、斜めに稜線へと登り上げて、吹浦を目指します。
吹浦へと下る斜面の正面には日本海が広がります。
そこにぽっかりと浮かぶのは飛島!
その名のとおり、まるで空を飛んでいるみたい。
庄内平野の水田も一望。
この時間になってもクッキリ青々と広がってるのがよく見えて美しい。
象潟の九十九島の向こうには男鹿半島も。
素晴らしい景色が目の前に広がって、かなり気分爽快!
帰りにこんなにクッキリ美しい景色が広がってるなんて、なんとも嬉しい限り。
低くなってきた太陽にキラキラ輝く日本海を眺めつつ滑ります。
サンセットまではいかないけど、それに近い感じがなんともいい!o(*^▽^*)o
海も美しいし新緑も美しい。
最後まで美しい春鳥海、大いに満喫しました!
人も少なくて、静かな山をのんびり楽しめたのも良かった。
たくさん歩いてたくさん滑りました♪
夕方までタップリ遊んで大満足。
そんな大満足の一日は、Hatさんの動画でどうぞ♪
下山後は鉾立にちょこっと寄り道。
鉾立から眺める新緑の斜面。
空の青と木々の緑と雪の白、コントラストが堪りません♪
太陽と日本海と飛島。
今度は夕陽を眺めながらサンセットクルーズしたい!
下山後は、にかほ市温泉保養センターはまなすの日帰り入浴(300円)へ。
ノンビリ浸かったら、道の駅象潟にてHat号で宴会、楽しく盛り上がりました(o^-^o)
> 5/27 鳥海山・祓川BC
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コメント
3週連続も意外でしたが、4週連続とは超驚きです
今年は2年前に迫る少雪でしたが、良い山をゲットされましたね
投稿: 青空 | 2018年5月29日 (火) 21時36分
青空さん>
いやはや、我ながら超驚きです(笑)
まさか毎週通うとは、でしたが、それほど鳥海山が楽しすぎました(^^
鳥海も稜線付近は雪がかなり少なかったですが、斜面を選べばタップリの雪でした。
さて、ようやく我らもグリーンシーズンに移行、です!
投稿: まきchin | 2018年5月29日 (火) 22時17分