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2018年5月10日 (木)

2018/4/30 北八甲田・箒場岱BC

酸ヶ湯から箒場岱へ、東西通り抜けツアー。

201804300
春の北八甲田を満喫♪

===北八甲田・大岳環状~箒場岱BC===
2018/4/30(月):酸ヶ湯(8:05)~大岳環状~大岳避難小屋(10:30-10:50)~▲井戸岳(11:15-11:45)~箒場岱(13:05)
歩行・滑走距離:12.5km
累積登高:650m
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201804301

4/28:秋田駒ヶ岳BC
4/29:南八甲田・猿倉岳~駒ヶ峯~櫛ヶ峯BC
4/30:北八甲田・大岳環状~箒場岱BC
5/1:南八甲田・猿倉岳~乗鞍岳BC
5/2:北八甲田・硫黄岳BC
5/3:乳頭温泉、角館観光
5/4:酒田、鶴岡、湯殿山神社観光
5/5:月山スキー場
5/6:鳥海山・祓川BC

前日は南八甲田だったので、この日は北八甲田(というわけでもないが)。
のんびり通り抜けツアーということで、Hatさんとご一緒に、酸ヶ湯から大岳環状ルートを辿って箒場岱を目指します。

下山口となる箒場岱に車をデポして、酸ヶ湯駐車場へ。
GWなのに拍子抜けするくらい車少ないなぁ、と思いつつ、車を停めて出発。

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この日も風は強いけどいい天気。大岳もクッキリ♪
さぁて、今日も歩くぞ!

酸ヶ湯前まで道路歩いて下ってくると、斜面取り付きでは重機が除雪中。
作業の邪魔かなぁ~と見てたら、作業の手を止めてどうぞどうぞ、と招いてくれました。

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すみません~、と歩いていくとビックリ、立派な階段が!
幅も高さも大きくて巨人級の階段だったけど、なんだか嬉しいね、こういうの。

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というわけで、感謝しつつ出発。
急斜面は避けて、左から回り込んで尾根へと上がります。

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尾根に上がれば、あとは竹竿と標識完備の道。
とは言いつつも、宮様ルートとか城ヶ倉ルートとかいろんな標識が入り乱れてるので、よくよく見ながらゆる~り歩きます。

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歩き始めてすぐの50mほどの急登をこなせば、あとは穏やかな道。
背後には、前日歩いた南八甲田の山並みや櫛ヶ峯がクッキリ♪

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前方には、大岳や井戸岳、赤倉岳。
・・・それにしても大岳、黒いなぁ。

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そんな山並みを眺めつつ、針葉樹の緩やかな斜面をのんびり歩きます。
大岳環状ルートなんて超メジャーな道だし、人いっぱいいるのかな~と思ってたら、誰もいなくて拍子抜け。
でもその分、静かにのんびり歩けてイイね(o^-^o)

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途中でシャリバテ気味になり、栄養補給しながらのんびりペースで。
春はこんなのが楽しいよねぇ。

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少し斜度が出てくる1,300m付近から、斜めにトラバースラインに入ります。
この辺りから、灌木や笹が顔を出してきて怪しげな感じに。
ちゃんと雪つないで避難小屋まで行けるかなぁ?と思ってたら。

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案の定、笹薮登場。
でも雪が途切れてたのは1か所くらいだったかな、あとはどうにかこうにか雪をつないで回り込むことができました。

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そういえば前回箒場岱へと抜けて歩いた時は、途中でルートミスして大変な思いしたんだっけ、と思いつつ。
この日は無事に大岳環状ルートを辿って、大岳北西斜面を回り込んでトラバース。

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で、無事に大岳避難小屋に到着。
そして、ここまで来れば人いるかと思ったら、誰もいない(笑)

さて、箒場岱へ向かうには、雪がすっかり消えた夏道を辿って井戸岳へ登ります。
避難小屋の前はそこそこ風強いけど、耐えられないほどではなく。
板を担ぐ準備をしつつ、腹ごしらえして一休みしたら

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板を担いで出発!
井戸岳と赤倉岳の間にあるドロップポイントへと向かいます。

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ガッツリ夏道ですな。

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登っていくと、小岳や高田大岳も見えてきた。

・・・なぁんて、のんびり景色を眺めてる場合ではなく、ハンパなく風が強い!!
高度をあげるにつれて、勢いを増す風。

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大岳と井戸岳の間のコルは風が収斂するのか、かつて経験したことがないほどの烈風。
しかも担いだ板が風に煽られて、一歩踏み出すたびによろける。。

こんなすごい風、初めて(;´Д`A ```
かなり心折れたけど、ここを抜けないと箒場岱には行けないので、柵につかまりつつ頑張りました!

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西側から吹き付ける風に煽られつつ、どうにかこうにか井戸岳山頂にたどり着いてヤレヤレ。

そして赤倉岳とのコルまで下ると、ちょうどうまい具合に西風が遮られてるのか、ほぼ無風。
一息ついたら、シールはがして赤倉岳東面へ。

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高田大岳と雛岳を正面に、開けた斜面へと滑り込みます。
ロケーション最高(o^-^o)

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縦溝ナシの広大フラットバーン。
真っ白すぎて広すぎて、なんだか斜度感覚がおかしくなりそうで。

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割と斜度はあるけど、それを感じさせない斜面。
爽快に飛ばします。

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広くて気持ちよい斜面なので、うっかりしてると随分下まで滑っちゃいそうですが。
箒場岱へと下るには、だんだんと右寄りにルートをとる必要があるわけで、下りすぎないようにルートチェックしつつ滑ります。

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下のほうは縦溝多めではあるけど、こんな景色を正面に滑るのは楽しい!

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板がよく走るザラメ斜面をしゃあ~っと。

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広大な斜面を、一気に400m滑ってきちゃいました。
このスケールの大きさは、北八甲田ならではですな。
雪も下地硬めのザラメで気持ちいい!

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さて、では程よいところで沢をトラバースしつつ。

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ツアー標識や竹竿を追いかけて、何本か沢を越えながら下ります。
この辺もまたマッタリした雰囲気がヨシ(o^-^o)

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針葉樹の斜面を下っていくと、いつしかブナ林の中へ。
割と若い木々が多いのか、すらっと生えてるブナの木々をぬって滑ります。

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ず~っと雪つながっててラッキー、と思いきや、小沢を渡るところで雪切れ。
それでも、板をはいたまま無理くり突破(かろうじて)。

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こんな灌木の藪もあり、びしびし当たってくるのでなかなか油断大敵。
枝をかいくぐって滑ります。

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ゴール近くは、ほぼ平らなブナ林。
さすがにこの辺はストップ雪だろうなぁ、と思ってたらなぜか雪質良く、板が走って滑りやすい。

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漕ぐようなところはほとんどなく、ブナ林の中をのんびり滑って、板を外すことなく箒場岱に到着。
道中誰にも出会わなかったなぁ、と思いながら茶屋のところに出てくると、ちょっと前に降りてきたらしいツアーの団体さんがいてビックリ。
やっぱり誰もいないなんてことはなかったか。

道路を挟んで向かい側の駐車スペースに停めたデポ車まで戻って終了、であります。

もしかしたら途中雪なくて歩きかも、とか思ってたのですが、意外と雪ありました。
それに、ちょっと締まり気味で滑りやすい雪だったし。
行ってみないとわからんもんですな。

井戸岳直下の烈風にはかなり心折れたけど、結局風強かったのはそこくらい。
ここ以外は、景色を眺めつつゆったりのんびり、楽しいツアーでありました。
雪もよかったし、満足!o(*^▽^*)o

そんな大満足な一日は、Hatさん作成の動画でどうぞ♪

下山後は、八甲田温泉(600円)→道の駅おいらせの地ビールレストランで乾杯→道の駅おいらせ泊(詳細は速報)。

> 5/1:南八甲田・猿倉岳~乗鞍岳BC

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