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2018年5月 7日 (月)

2018/4/28 秋田駒ヶ岳BC

GW1日目は秋田駒ヶ岳。

201804280
穏やかに晴れ上がったBC日和の一日。
静かな秋田駒ヶ岳を歩いて滑って、ステキなGW幕開けであります。

===秋田駒ヶ岳BC===
2018/4/28(土):アルパこまくさ(7:55)~旧スキー場トップ(9:15)~八合目小屋(10:40-10:50)~▲男女岳(12:20-12:45)~八合目小屋(13:05)~アルパこまくさ(13:50)
歩行・滑走距離:15.0km
累積登高:950m
======

201804281
赤が登り、青が下り

4/28:秋田駒ヶ岳BC
4/29:南八甲田・猿倉岳~駒ヶ峯~櫛ヶ峯BC
4/30:北八甲田・大岳環状~箒場岱BC
5/1:南八甲田・猿倉岳~乗鞍岳BC
5/2:北八甲田・硫黄岳BC
5/3:乳頭温泉、角館観光
5/4:酒田、鶴岡、湯殿山神社観光
5/5:月山スキー場
5/6:鳥海山・祓川BC

今年のGWは9連休。
2年連続で西の山を歩いていたので、今年は久しぶりに東北の春山を滑りたい、ということで北東北へ。
どかっと雪が降った割には3月4月の高温少雪が響いて、麓の雪融けは早いということだけど、まぁ山にはまだあるんじゃないかと期待しつつ。

気になる天気は、前半が好天予報。
まず初日に秋田駒に寄り道して、それからがっつり八甲田三昧の予定。
後半は臨機応変に楽しみます。

金曜日はいつもよりは早めに上がれたものの、やはり横浜から秋田駒は遠い(下道が長いので)。
道の駅あねっこでしばし仮眠してから、入山口のアルパこまくさへ。

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GW初日だしこの天気だし、さぞや混んでるのでは?と思ってたら、全然車なし。
ちと拍子抜け。
#トイレは、建物開館時間帯のみ利用可。

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人だらけなのも嫌だけど、全然人がいないのもなんだか不安だよねぇ、なんて贅沢なことを言いつつ。
準備して、雪壁低いところから出発。

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しばらくは、旧アッスルスキー場のゲレンデ跡を登ります。
ゲレンデの向こうには、目指す秋田駒がででーんと。

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心配してた雪は、下部がちょっと怪しかったけどそれより上は全く問題なし。
緩やかなゲレンデ跡をのんびり歩きます。
・・・穏やかなのはいいけど、風が通らずかなり暑い!

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秋田駒を見上げつつ。
でもこれ、男女岳とかの下の方の急斜面が見えてるだけで、山頂はこの向こうだったりするわけですが(笑)。

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汗をかきかきのんびりと350mほど登り上げて、ゲレンデトップに到着。
ここからはブナ林の中へ。

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林の中を突っ切って歩けるのかと思いきや、除雪が進んでて突破できず。
しばらく除雪路をにらみつつ、道の左手を歩きます。

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幸いにして、沢を渡る橋のところで除雪終了。
ここからは自由に歩きます。

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沢を渡り、右岸へと上がると、なかなかいい感じのブナ疎林の斜面が広がります。
緩やかで穏やかで、テレマーク向き!
景色も雰囲気もいい。

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左手には笹森山。
だいぶ雪融けて、その名の通り笹がもさもさ出てきてるのが遠目にも。

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右手には男女岳の急斜面。
火山ぽくてかっこいい(o^-^o)

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そんなブナ疎林の穏やかな斜面をまったり歩いていくと、八合目に到着。
小屋の周りはだいぶ雪融け進んでました。

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登山口の看板は、まだ埋もれてますな。

さて、ここまで来れば男女岳へはあと一息。
男女岳のすぐ東側の谷の登山道沿いに登るルートもあるようだけど、なんだか急そうだし雪割れてるかも?な感じにて、そのさらに東側の尾根上の登山道沿いへ。
途中から谷に入って阿弥陀池を目指します

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尾根上から谷へと入るのが遅れちゃって、ちょっと藪につかまっちゃいましたが。
なんとか藪から逃れてやれやれ。

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後ろに見えるのは、笹森山に湯森山かな。
その向こうには乳頭山も。
右手には、うっすら岩手山も見えてきた。

天気がいいと気分も上がりますねぇ。
それに雪もまだぐさぐさではなく、やや締まり気味で歩きやすいし。
急なところもなく、のんびり登っていくと

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阿弥陀池の東側に出てきました。
男岳~横岳の稜線を背に建つ小屋が、なんだかかわいらしい(o^-^o)

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さて、ではここから男女岳へ。
縦溝もなく、つるりとしたキレイな斜面を登ります。

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湯森山、笊森山と連なる山並みを背に、急斜面をジグきりつつ。
山頂直下で登山道が出てきたので、そこに板をデポして登山道を少し歩いて

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秋田駒ヶ岳山頂、到着!
男女岳の山頂きたのは久しぶりかな。

山頂はさすがに風が強いので、景色ぐるりと眺めたら板デポしたところまでさっくり下りましょ、てことで。

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笊森山、乳頭山、岩手山。
霞んでるなぁ。

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お隣の男岳に女岳。
秋田駒、火山性微動が増えているらしいのだけど、噴火するとしたらあっちか?それともこっちか?なんて考えつつ。

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阿弥陀池を見下ろしながら、板デポ地点へと引き返し。

そういえば、ここに来るまで全く人に出会わず。
さすがにここまで来れば誰かいるかな、と池の付近を眺めてたけど人影見当たらず。
それどころか、後から登ってくる人もいなくて、まさかの秋田駒貸し切り状態。
こんな贅沢ありか?!

ちょっとびっくりしつつ、男女岳の南東斜面へ滑り込み!

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登ってる時にはちょっと重いかな?と思ってた雪は、滑り込んでみればかなりいいザラメ♪
下地がしっかりしてるし、緩みすぎず硬すぎずのザラメがその上に乗ってて快適そのもの。

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板、走る!
斜度もいいなぁ。斜面広いし。

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縦溝もなく、フィルムクラストのナイス斜面。
いやはや、こりゃ素晴らしいo(*^▽^*)o

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二人占めの斜面、大変美味しくいただきました。
男女岳の北斜面はもっと斜度もあり長距離落とせるみたいだけど、下から見たら結構割れてたし、かなり斜度もあるので回避。
春ならではの快適ザラメ&フィルムクラストの南東斜面、楽しかった~♪

さて、ではさっくり帰ります。

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八合目へ向けて、歩いてきた斜面を滑ります。
まだまだ板は走るぞ。

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登りルートを大きく巻いて、藪を回避。
八合目まで快適に滑って戻ってこれました。

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八合目から先は、いよいよテレマーク向きのマッタリ斜面!と思ってたら、昼の日差しに照らされて雪はざっくざく。
おまけに、八合目まで来て引き返したと思しきつぼ足トレース多数。
ちと滑りにくくて残念。
まぁ、景色も雰囲気もいいからいいか。

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登りルート沿いにのんびり下ってゲレンデ跡へ。
ここまで来ると雪はざっくざく、ストップ雪。
難儀しつつ、行きにはなかった穴や雪融け水の小沢を避けつつ、雪をつないで滑り降りて終了。

行きはのんびり歩いたこともあって結構時間かかったけど、帰りはあっという間。
雪は賞味期限ギリギリな感じ、でも上部はまだ雪も多く、かつ滑りやすい雪で、かなり楽しめちゃいました。
まさかの貸し切り状態だったのも良かったなぁ。
(あとで地元の方に聞いたら、キャットツアーやってる頃は人多いけどこの時期は少な目、とのこと)

のんびり春山BCとしては、かなり良かった。o(*^▽^*)o
穏やかな天気の厳冬期にも来てみたいけど。

下山後は、ジンギスカン食堂でジンギスカンに舌鼓→アルパこまくさの日帰り入浴(520円)へ(詳細は速報)。
そしてこの日は、翌日に備えて八甲田・酸ヶ湯温泉上の駐車場に移動して車中泊、であります。

> 4/29:南八甲田・猿倉岳~駒ヶ峯~櫛ヶ峯BC

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