2018/4/28 秋田駒ヶ岳BC
4/28:秋田駒ヶ岳BC
4/29:南八甲田・猿倉岳~駒ヶ峯~櫛ヶ峯BC
4/30:北八甲田・大岳環状~箒場岱BC
5/1:南八甲田・猿倉岳~乗鞍岳BC
5/2:北八甲田・硫黄岳BC
5/3:乳頭温泉、角館観光
5/4:酒田、鶴岡、湯殿山神社観光
5/5:月山スキー場
5/6:鳥海山・祓川BC
今年のGWは9連休。
2年連続で西の山を歩いていたので、今年は久しぶりに東北の春山を滑りたい、ということで北東北へ。
どかっと雪が降った割には3月4月の高温少雪が響いて、麓の雪融けは早いということだけど、まぁ山にはまだあるんじゃないかと期待しつつ。
気になる天気は、前半が好天予報。
まず初日に秋田駒に寄り道して、それからがっつり八甲田三昧の予定。
後半は臨機応変に楽しみます。
金曜日はいつもよりは早めに上がれたものの、やはり横浜から秋田駒は遠い(下道が長いので)。
道の駅あねっこでしばし仮眠してから、入山口のアルパこまくさへ。
GW初日だしこの天気だし、さぞや混んでるのでは?と思ってたら、全然車なし。
ちと拍子抜け。
#トイレは、建物開館時間帯のみ利用可。
人だらけなのも嫌だけど、全然人がいないのもなんだか不安だよねぇ、なんて贅沢なことを言いつつ。
準備して、雪壁低いところから出発。
しばらくは、旧アッスルスキー場のゲレンデ跡を登ります。
ゲレンデの向こうには、目指す秋田駒がででーんと。
心配してた雪は、下部がちょっと怪しかったけどそれより上は全く問題なし。
緩やかなゲレンデ跡をのんびり歩きます。
・・・穏やかなのはいいけど、風が通らずかなり暑い!
秋田駒を見上げつつ。
でもこれ、男女岳とかの下の方の急斜面が見えてるだけで、山頂はこの向こうだったりするわけですが(笑)。
汗をかきかきのんびりと350mほど登り上げて、ゲレンデトップに到着。
ここからはブナ林の中へ。
林の中を突っ切って歩けるのかと思いきや、除雪が進んでて突破できず。
しばらく除雪路をにらみつつ、道の左手を歩きます。
幸いにして、沢を渡る橋のところで除雪終了。
ここからは自由に歩きます。
沢を渡り、右岸へと上がると、なかなかいい感じのブナ疎林の斜面が広がります。
緩やかで穏やかで、テレマーク向き!
景色も雰囲気もいい。
左手には笹森山。
だいぶ雪融けて、その名の通り笹がもさもさ出てきてるのが遠目にも。
そんなブナ疎林の穏やかな斜面をまったり歩いていくと、八合目に到着。
小屋の周りはだいぶ雪融け進んでました。
さて、ここまで来れば男女岳へはあと一息。
男女岳のすぐ東側の谷の登山道沿いに登るルートもあるようだけど、なんだか急そうだし雪割れてるかも?な感じにて、そのさらに東側の尾根上の登山道沿いへ。
途中から谷に入って阿弥陀池を目指します
尾根上から谷へと入るのが遅れちゃって、ちょっと藪につかまっちゃいましたが。
なんとか藪から逃れてやれやれ。
後ろに見えるのは、笹森山に湯森山かな。
その向こうには乳頭山も。
右手には、うっすら岩手山も見えてきた。
天気がいいと気分も上がりますねぇ。
それに雪もまだぐさぐさではなく、やや締まり気味で歩きやすいし。
急なところもなく、のんびり登っていくと
阿弥陀池の東側に出てきました。
男岳~横岳の稜線を背に建つ小屋が、なんだかかわいらしい(o^-^o)
さて、ではここから男女岳へ。
縦溝もなく、つるりとしたキレイな斜面を登ります。
湯森山、笊森山と連なる山並みを背に、急斜面をジグきりつつ。
山頂直下で登山道が出てきたので、そこに板をデポして登山道を少し歩いて
山頂はさすがに風が強いので、景色ぐるりと眺めたら板デポしたところまでさっくり下りましょ、てことで。
お隣の男岳に女岳。
秋田駒、火山性微動が増えているらしいのだけど、噴火するとしたらあっちか?それともこっちか?なんて考えつつ。
そういえば、ここに来るまで全く人に出会わず。
さすがにここまで来れば誰かいるかな、と池の付近を眺めてたけど人影見当たらず。
それどころか、後から登ってくる人もいなくて、まさかの秋田駒貸し切り状態。
こんな贅沢ありか?!
ちょっとびっくりしつつ、男女岳の南東斜面へ滑り込み!
登ってる時にはちょっと重いかな?と思ってた雪は、滑り込んでみればかなりいいザラメ♪
下地がしっかりしてるし、緩みすぎず硬すぎずのザラメがその上に乗ってて快適そのもの。
縦溝もなく、フィルムクラストのナイス斜面。
いやはや、こりゃ素晴らしいo(*^▽^*)o
二人占めの斜面、大変美味しくいただきました。
男女岳の北斜面はもっと斜度もあり長距離落とせるみたいだけど、下から見たら結構割れてたし、かなり斜度もあるので回避。
春ならではの快適ザラメ&フィルムクラストの南東斜面、楽しかった~♪
さて、ではさっくり帰ります。
八合目へ向けて、歩いてきた斜面を滑ります。
まだまだ板は走るぞ。
登りルートを大きく巻いて、藪を回避。
八合目まで快適に滑って戻ってこれました。
八合目から先は、いよいよテレマーク向きのマッタリ斜面!と思ってたら、昼の日差しに照らされて雪はざっくざく。
おまけに、八合目まで来て引き返したと思しきつぼ足トレース多数。
ちと滑りにくくて残念。
まぁ、景色も雰囲気もいいからいいか。
登りルート沿いにのんびり下ってゲレンデ跡へ。
ここまで来ると雪はざっくざく、ストップ雪。
難儀しつつ、行きにはなかった穴や雪融け水の小沢を避けつつ、雪をつないで滑り降りて終了。
行きはのんびり歩いたこともあって結構時間かかったけど、帰りはあっという間。
雪は賞味期限ギリギリな感じ、でも上部はまだ雪も多く、かつ滑りやすい雪で、かなり楽しめちゃいました。
まさかの貸し切り状態だったのも良かったなぁ。
(あとで地元の方に聞いたら、キャットツアーやってる頃は人多いけどこの時期は少な目、とのこと)
のんびり春山BCとしては、かなり良かった。o(*^▽^*)o
穏やかな天気の厳冬期にも来てみたいけど。
下山後は、ジンギスカン食堂でジンギスカンに舌鼓→アルパこまくさの日帰り入浴(520円)へ(詳細は速報)。
そしてこの日は、翌日に備えて八甲田・酸ヶ湯温泉上の駐車場に移動して車中泊、であります。
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