2017/10/8 紅葉東北山行・朝日連峰障子ヶ岳
ちょうど一年前(2016/10/15-16)、南俣沢出合から天狗角力取山、狐穴小屋と歩いた時に、紅葉とカッコいいお姿に惚れて、来年は絶対ココを歩こう、と決めていた山。
一年前と同じく紅葉狙いで♪
ゆっくり歩くなら、天狗小屋泊で歩くのがよさそうだけど、紅葉の時期は混むだろうし(連休だし)、ガッツリ周回で歩きたい、という気持ちもあり。
というわけで、反時計回りの日帰り山行であります。
前日は道の駅にしかわで車中泊、早朝に登山口の南俣沢出合に移動。
大井沢川沿いに砂利道を走り、道が障子ヶ岳方面と竜ヶ岳方面に分岐するところで、障子ヶ岳方面へ。
橋を渡ってすぐのところにある駐車スペースに駐車です。
#駐車スペースは、車5台分くらい。トイレなし。
#そのまま林道走って、障子ヶ岳登山口まで行っている車も何台かありました。
竜ヶ岳方面の駐車スペースには、結構な数の車が停まってたみたいだけど、こちらはまだまだ大丈夫。
#下山してきたら、路駐の列だったけど
というわけで、準備して出発。
まずは、障子ヶ岳登山口までゆる~り林道を歩きます。
昨年崩れて車両通行止めになってたのが、今年はキレイに整備されたようで。
そんな林道をてくてく歩いていくと、どんづまりで障子ヶ岳登山口に到着。
ここから山道が始まります。
しばらく緩やかに林の中を歩いていくと、沢の渡渉あり。
飛び石で渡渉したところから、いよいよ急坂の始まり。
細い尾根上を、ひたすらまっすぐに登り上げる道。
段差が大きなところがあるでもなく、ほんとにただひたすらぐいぐいと急坂を登ります。
紅葉前の木立に囲まれた急坂を400mほど登り、標高1,000mあたりになると
だんだんと色づいた木々が増えてきて。
視界も開けて、前方の紅葉の斜面が見えてきた♪
左手には障子ヶ岳。
山頂には雲がかかってるけど、雲はだんだん取れていってるみたい。
山頂につくころには展望ひらけてるといいな。
そしてこのあたりでようやく急坂は終了。
ここから先は、展望開けたり、灌木の中に入ったり。
明るい色の紅葉に包まれて、ほんのり明るい道。
足下にも色とりどりの落ち葉がたくさん(o^-^o)
そんな尾根上を辿ってだんだんと高度を上げて振り返ると
おおぅ、錦繍の尾根!
ちょうどうまい具合に日が当たって、キラッキラ(^^
前方には紫ナデ、そしてその奥には障子ヶ岳!
景色もすごいし紅葉もすごい。
それにしても、赤が濃いですな。
おかげで鮮やかさが倍増。o(*^▽^*)o
そんな稜線を登って行くと
紫ナデ、到着。
ナデとは、雪崩とか崩れたところとかいう意味らしいけど、なぜ紫なんだろ?
その紫ナデの北側には、大桧原山、赤見堂山と続く尾根が。
道がついてれば歩きたくなっちゃうような尾根だけど、夏道はナシ。
そして南西側、これから進む方向には、障子ヶ岳。
尾根右側の西斜面はこれまた真っ赤な紅葉、そして山頂左側の東斜面は、迫力の大岩壁!
朝日連峰随一の岩壁だそうですが、さもありなん。
というわけで、この大岩壁を眺めながらの紅葉稜線歩きに出発!o(*^▽^*)o
紫ナデから障子ヶ岳へは、アップダウン繰り返しながら、左側が切れ落ちた稜線の上を歩きます。
こんな景色の道は、そう多くはないのではないかなぁ。
右側は一面鮮やかな紅葉、左側は切れ落ちた斜面。
おまけに前方には、大迫力の山頂直下の大岩壁。
何度も振り返って眺めちゃう。
全然前に進めません。。。(≧∇≦)
近づけば近づくほど、大きく迫ってくる岩壁。
岩登りする人は、こういうの見るとワクワクしちゃうのかな?
ふと足元の沢筋を見下ろすと、大鳥池みたいな形をした雪渓が。
ごろ太君、長野県の形に似てる!なんて言ってるけど、いやはやそれはどうかしらん。
プラティパスのかものはしマークに似てるような気が(笑)
そんな稜線をゆる~りと。
途中、前日天狗小屋泊りの人達ともすれ違いつつ、山頂直下で少し急になる道を一歩一歩登り上げて
障子ヶ岳山頂、到着!
曇って日は翳ってるけど、美味い具合に展望はバッチリ(o^-^o)
まずはコレ、以東岳。
これはもうカッコよすぎるでしょう。
どっしりと聳える様も絵になりまくり。
これから歩く粟畑へと延びる稜線。
主稜線へと向かう尾根も見えてるけど、大朝日は雲の中かな。
そしてこちらは、山頂の西側斜面。
赤が鮮やかすぎる!!
曇っててこれだから、晴れたらもっとすごいことになってるんだろうな。
そんな景色を眺めながら、静かな山頂でしばしノンビリした後、粟畑へ向けて出発。
色鮮やかな紅葉の海に飛び込んでいくみたい!
テンション上がりますねぇ~
急坂を下ったところで、障子ヶ岳を振り返ります。
こちら側からは、あの荒々しい岩壁は見えないのね。
途中の障子ヶ池で振り返ると、障子ヶ岳はちょこんと頭をのぞかせてました。
さて、ここからは、雲が湧いたり晴れたり、となかなか忙しいお天気であります。
障子ヶ池を過ぎてさらに50mほど下れば、あとは粟畑まで100mほどの登り道。
展望の稜線歩きも、いよいよ終盤!
雲に隠れそうで隠れない障子ヶ岳。
事前の天気予報では午後から曇りってことだったので、そのままガスって見えなくなっちゃうかな、とか思ってたのですが。
予想外にお天気もってるなぁ。ラッキー。
急坂をぐいっと登り上げ、緩やかな尾根上を辿っていくと、粟畑に到着。
ここからは人通りも割と多い道であります。
・・・が、まずはここで景色眺めながら一休み。
ちょうど居合わせた地元の方が、ここから眺める朝日は最高だね!とおっしゃってましたが賛成♪(o^-^o)
天狗小屋、天狗角力取山の向こうには朝日の主稜線。
雲もすっかり取れて、大朝日岳もお目見え(o^-^o)
地元の方とおしゃべりしつつ、景色眺めつつ。
おまけに芋煮いただいちゃったりして。
楽しいひと時を過ごしたら、あとはさくさく下山です。
帰りたくない~、天狗小屋に泊まりたい!と言いながら、雨量観測計のあるコル部まで下ります。
石畳で整備されてるのはいいんだけど、なぜかこの石畳が超絶滑る。
そしてコルを過ぎれば、あとはひたすら樹林帯の中の道。
1,000m付近までは、行きと同じく紅葉ロード。
紅葉のトンネル。
ここらあたりまで来ると、黄色やオレンジ色が主体ですな。
なんとも美しいブナ混成林。
足下は、所々でろんでろんにぬかるんでるけど、ブナの黄葉がキレイなのでヨシとするか。
こんな紅葉の尾根道を、細かくアップダウン繰り返しながら下っていくと、小さな沢の竜ヶ岳水場に到着。
あとは下るだけだし、と水汲みはパス。
水場からはしばらく尾根筋をトラバース気味に歩き、尾根上登山道に復帰してからはひたすら黙々と下ります。
何組か、天狗小屋へ向けて登っていく方たちとすれ違いつつ、がしがし下っちゃいました。
結構なロングルートだったけど、お天気も思いの外よくて、かなり楽しめちゃいました。
展望素晴らしかったけど、何より紅葉がすごかったo(*^▽^*)o
天候の関係か、昨年よりも鮮やかだったような?
・・・そんなステキなタイミングに歩けたことに感謝♪
下山後は大井沢湯ったり館の日帰り入浴、そして道の駅にしかわで車中泊、であります(詳細は速報)
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コメント
さすがの情報収集力ですね~
紅葉真っ盛りの山をgetですな
投稿: fwix | 2017年10月13日 (金) 06時46分
fwixさん>
朝日連峰の紅葉、素晴らしかったです。
今年は特に鮮やかな気がしました~(^^
投稿: まきchin | 2017年10月13日 (金) 20時13分