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2017年10月11日 (水)

2017/10/6 紅葉東北山行・北八甲田赤倉岳

秋真っ盛りの東北へ、紅葉山行。

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まずは北八甲田へ。
紅葉真っ盛りの酸ヶ湯から紅葉終盤の毛無岱、そして初冠雪の山並みを歩いてきました。

===北八甲田・井戸岳、赤倉岳===
2017/10/6(金):酸ヶ湯温泉(7:05)~上毛無岱(8:45)~大岳避難小屋(9:25-9:45)~▲井戸岳(10:15)~▲赤倉岳(10:25-10:35)~上毛無岱(11:50)~酸ヶ湯温泉(13:05)
歩行距離:12.8km
累積登高:650m
======

10月の三連休は、金曜日に有休をくっつけて四連休に。
2日目は雨予報なのでノンビリすることにして、まずは1日目、紅葉の八甲田へ。
前々日には雪が降ったとのことなので、初冠雪の山を眺めて歩けるかな、と楽しみにしつつ。

早朝、酸ヶ湯上の大駐車場に到着すると、平日にも関わらず5割くらいの入り。
紅葉の時期でもあり、同じように早めにお休みとって来てる人もいるのかな、と思いつつ準備して出発。
#トイレは大駐車場にあり。

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大駐車場からは、うっすら冠雪の大岳が。
大岳環状ルートの反時計回りなら、鳥居の建つこの登山口から仙人岱、大岳とぐるりと歩くとこだけど、今回は大岳はパスして毛無岱から赤倉岳を回る予定。

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なので、鳥居の登山口からではなく、酸ヶ湯温泉の脇の登山口から毛無岱を目指します。
で、登山口に踏み込むと早速、泥んこの洗礼。うへぇ。(;´Д`A ```

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ちょうど酸ヶ湯あたりの紅葉がピークになりつつあるということで、登山道沿いのブナ林はいい感じに色づいてます。
薄黄色からオレンジに移ろいつつある色合いが、なんともいいですね~(o^-^o)

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いろんな木々のいろんな紅葉が混じり合った道を歩きます。
足下ぬかるんでるところが多いけど、こんな華やかな道なので気持ちは上がる。

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オオカメノキやカエデなどの色づいた葉っぱが朝露にしっとり濡れて。
さらに深く味わいある色合いになってるような気がする。

そんな紅葉の林の中の緩やかな道をのんびり歩いていくと、下毛無岱に到着。

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広い毛無岱の湿地帯は、一面黄金色。
その先には紅葉の急斜面、そしてその向こうには冠雪の大岳、井戸岳、赤倉岳!

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振り返ると、南八甲田。
櫛ヶ峯は冠雪、そして手前の逆川岳や横岳の斜面は一面紅葉!(o^-^o)

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遥か遠くには岩木山も。
高曇りでスキッとしない天気だけど、意外と展望はヨシ。

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毛無岱の紅葉は終わりかけてるけど、この下毛無岱と上毛無岱の間の急斜面は、まだかなりいい感じ。
・・・ただ、まだ日が当たらず鮮やかさには欠けてるかな。
帰りはきっと明るく鮮やかに見えてるでしょう、と急斜面を登る280段の階段へ向かいます。

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階段途中で振り返ると、こんな感じ。
池塘の青と笹の緑と、ちらほら残る紅葉の赤や黄色が、パッチワークみたいでキレイ。

何度も立ち止まって振り返りつつも階段を登り切ると、上毛無岱。

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7月に来たときはこの辺りはワタスゲ天国で、足が停まりまくっちゃったんだっけ、と思い出したりして。
いまはもうすっかり草紅葉。

段々近くなってくる大岳を眺めつつ、草紅葉の湿原を眺めつつ歩きますが。

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まだ朝早いということもあり、足元の木道は凍ってるところも所々。
かなり滑るので、よそ見厳禁!

そして湿原の中の木道をのんびり歩いて、ロープウェイへの分岐を過ぎると、大岳避難小屋へ向けてちょっと傾斜を増した道へ。

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笹原の中、石段や丸太の段の道を登ります。
相変わらずぬかるんでて、足元注意な箇所多数。

で、登ってるうちに、なんだかひんやりしてきたなぁ、と思っていたら

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なーんと、雪道に!
このひんやり感は、雪からきてるのでした。
そういや雪道て、こんな感じにひんやりしてたっけ、と思い出したりして。

積もった雪に押し倒されてた笹がガサガサっと起き上がる音があちこちでしてて、そのたんびに熊か?!とドキドキ。
そんな道を登っていくと

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大岳避難小屋に到着。
小屋の前は雪がいっぱい。

いつもは強風が吹き抜けてる所なんだけど、この日はほとんど風もなし。
小屋前のベンチでのんびり一息ついてから、井戸岳方面へと出発であります。

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たくさんの人が大岳に登っていき、降りてくるのを眺めつつ。
うちらは、今回はそっちはスルー。

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人も少なそうな井戸岳、赤倉岳方面へ。
この噴火口跡の右側を登っていきます。

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ザレた斜面の階段道。
2日前の雪をざくざく踏みつつ。

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右手には、高田大岳と雛岳。
あと2か月もすれば、この山たちも真っ白になるんだな。

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そんな道を100mほども登っていくと、エビのしっぽ登場。
随分激しく降ったんだなぁ。

そんな噴火口壁のへりの道を歩いていくと、井戸岳山頂に到着。

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そういえばここ、春スキーで来たことあったっけ。

さて、井戸岳を後にして赤倉岳へ。
いったん少し下って登っていくと

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祠の建つ赤倉岳山頂に到着。
この手前に山頂標識あったけど、まぁこっちのほうが高いし、ここが山頂ってことでよいのでしょう。

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山頂からは、青森市街や下北半島、津軽半島が一望。
半島の先っぽまで見えるとはビックリ。

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南西側を見れば、毛無岱や酸ヶ湯近辺の色づいたブナ林。
遠目にも鮮やか。

そんな景色をのんびり眺めていると、ロープウェイ方面から続々と人が登ってきました。
静かな道だと思ってたのになんでだ?と思ったけど、よく考えたら、ロープウェイで上がってそこから大岳往復、て人も結構いるようで。
今まで静かだったのは、ロープウェイ始発が動き出す前だったからみたい。

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山頂もごったがえしてきたので、さくさく先へと進みます。
左手に毛無岱、右手に赤倉断崖を眺めながらの道。

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雪がついた断崖の向こうには、紅葉の裾野が広がります。
なかなか面白い眺め(o^-^o)

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しばらく歩いて振り返ると、赤倉岳北側の断崖が一望。
ごろ太君、パイ生地か何かが膨らんで粉砂糖かけたみたい!ですって。
美味しそうに見えたみたい(笑)

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ロープウェイ山頂駅や田茂萢湿原を眺めつつ、丸太の階段を下ります。
上部は雪を踏みながらだったけど、標高が下がるにつれて雪は消えて、ぬかるんだ道に。

そして、赤倉岳から150mほど下ったところの分岐で道を折れて、毛無岱方面へ。
この道、それほどアップダウンもなさそうだし、マッタリ下るのみ、と思いきや。
足下超絶泥んこでずぶずぶ、おまけにつるつる滑って、何気に難儀な道!

いやはや、思いのほかしんどい道でした。
毛無岱まで下ってヤレヤレ、木道ってステキ、とか思っちゃいました。

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さて、毛無岱から先は、行きに登ってきた道。
さくさく下ります。

毛無岱のメインはやっぱり、上毛無岱と下毛無岱の間の斜面でありまして。

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行きに眺めた景色だけど、またじっくり眺めちゃう。(o^-^o)

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だってキレイなんだもん。
相変わらず日射しはないけど、それでもキラキラ鮮やかな紅葉。
晴れてたらすごいんだろうな。

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紅葉の斜面から顔を出す大岳と赤倉岳を眺めながら、毛無岱を後にします。

さて、あとは酸ヶ湯へ下るのみ。

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木々の隙間から覗く、南八甲田の紅葉した斜面を眺めながらノンビリ下ります。
来年はあっちも歩きたいな。

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酸ヶ湯温泉やその上の大駐車場が見えるようになると、ゴールは間近。
このあたりが一番紅葉キレイだったかも。

そして、登山口の横にある靴洗い場でじゃぶじゃぶと泥を落として、この日は終了。
終日パッとしない天気だったけど、風もなく穏やかで、毛無岱の紅葉もまだ残っていてくれて。
おまけに雪道歩きまで楽しめちゃって、短いながらも充実した山歩きでありました(o^-^o)

下山後は、八甲田をぐるりとドライブしてから蔦温泉へ。
この日は、3日前に予約取れちゃった蔦温泉旅館泊!!
雰囲気タップリで大好きな温泉にノンビリ浸かって温泉三昧、美味しいものもたくさんいただいて満足満足。(詳細は速報

> 2017/10/8 朝日連峰・障子ヶ岳へ

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