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2017年10月18日 (水)

2017/10/14 東北紅葉山行・和賀岳

この週末は、真昼山地で紅葉の山歩き。

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ブナの素晴らしい紅葉が広がる中を歩きます。
真昼山地、すごい!

===和賀岳===
2017/10/14(土):高下登山口(6:45)~高下分岐(7:50)~和賀川渡渉点(8:30-8:45)~こけ平(10:25-10:30)~▲和賀岳(10:55-11:45)~こけ平(12:05)~和賀川渡渉点(13:15)~高下分岐(14:00)~高下登山口(14:30)
歩行距離:14.0km
累積登高:1,400m
======

そろそろブナの紅葉が見ごろのはず、と向かった真昼山地2Days。
比較的天気がよさそうな土曜日に、真昼山地最高峰の和賀岳へ。

和賀岳は花の時期に2回ほど登ってるけど、いずれも岩手県側の甘露水口から。
今年は甘露水口への真木林道には通行規制かかってるし、そちらからの登山道は刈り払いも途中までとのことなので、お初の高下登山口から向かいます。

朝、沢内の集落から高下林道へ。
途中からダート道になる道を走っていくと、高下登山口に到着。
登山口の先には8台分ほどの駐車スペースあり、そこに車を停めて出発です。

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立派な登山口。
登山届の帳面に記入して出発。

100mほど杉の植林地を登っていくと、カエデやナナカマドの雑木林に。

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かなり色づいてます。
足下も、落ち葉たくさん♪(o^-^o)

急坂ではあるけど、木の根がごつごつ出ていて階段状になっていて登りやすい道。
ぐい~っと登っていくと

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赤沢分岐に到着。
ここから赤沢に下る道もあったそうだけど、今は廃道になってるようで。

登山口から西側へと登っていた道は、ここで直角に北側へと向きを変えて緩やかに登ります。
そしてこのあたりから

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ブナ林!
どっしりと太い幹のブナがにょきにょきと、かなり迫力タップリな林。
立派な林だなぁ。

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高度を上げていくにつれて、どんどん色づいてくるブナ林。
一面の黄色がまぶしい!o(*^▽^*)o

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そんな道をゆる~りと、赤沢分岐から150mほど登っていくと、高下分岐に到着。
まっすぐ登っていけば高下岳、左に折れてトラバース道に入ると和賀岳。

今度は高下岳も登ってみたいね、と言いつつ、この日は和賀岳へと向かいます。
そして、ここからしばらく続くトラバース道のブナ林の美しいことと言ったら!

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しかも、なんだか紅葉が鮮やかになったような?
斜面の向きで、色付きが違うのかな。

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こんな美しい林の中を歩く幸せ♪
足も停まりまくり。

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ブナ最高(≧∇≦)
ちょうどいい色合いのところをトラバースしていく道は、もうステキすぎました。

何度も足が停まってしまって随分時間がかかったトラバース道を過ぎると、和賀川渡渉点へ向けて200m下ります。

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所々ぬかるんでるところもあるけど、それほど斜度もなく、歩きやすい道。
落ち葉を踏んでざくざくと。

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木立の隙間からは、これから登る和賀岳への尾根がちらちらと。
下部は錦色、そして上部は晩秋の濃い秋色。
これはテンション上がる!

そんな景色を眺めつつ下って、和賀川渡渉点に到着であります。

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水量はそんなに多くないかな。
じゃぶじゃぶ渡るつもりでサンダルも持ってきてたけど、ほんの少し上流に行けば登山口で渡れそう。

というわけで、左岸を伝ってちょびっと上流に移動して、無事、登山靴のままで渡渉です。

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川を渡って一段登ったところには、真新しい焚火跡あり。
テント何張りか張れそうなスペースもあり、ここで一泊なんて人達もいるのかも。

我らはここで一息ついたら、和賀岳へと向けて登る尾根に取り付きます。
山頂までは、あと700m登ります!

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こけ平までは、ほぼ一定の斜度でぐい~っと登る道。
木の根の階段に積もった落ち葉をざくざく踏みつつ。

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お隣の、錦色の斜面を眺めつつ。
あまりにも鮮やかな錦色に、ウットリ通り越して呆然。

そしてこの尾根道もず~っとブナ林。
登るほどにどんどん色濃くなっていく紅葉。

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黄金色のブナもいいけど、この赤茶色のブナも好き。
秋の色だ!(o^-^o)

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どうでしょ、この色合い。
燃えるようなブナ林!o(*^▽^*)o

高下口からの和賀岳って、こんなにブナ林が素晴らしいところだったんですねぇ。
いったん和賀川に下って登り返さないといけないってのが面倒で、これまで足が向いてなかったのですが、そんなの全く苦にならないくらい素晴らしいブナ林。
紅葉のこの時期に来れてよかった♪

何度も足が停まりつつも登っていくと、標高1,000mを越えたあたりからは晩秋の林に。

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葉が落ちて明るくなった林。
足下は落ち葉でふっかふか。

落ち葉をざくざく踏みながら登っていくと

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右手の展望が開けて、高下岳とその西斜面が一望。
あっちもすごい紅葉、全山ブナ林なんだなぁ。

そしてこちら側の尾根道は、ブナを抜けて、灌木と笹の中の道へ。
洗掘されてて大きな段差も所々にある道を登っていくと

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開けたコケ平に到着。
その名のとおり苔生したところなのかと思ったら、コケは全く見当たらず、ザレた広場の開けた小ピーク。
そして目の前には、和賀岳がどーん!

こちら側から和賀岳を眺めるのは初めてだけど、どっしりとしたお姿に惚れ惚れ。
男前なお姿をじっくりと眺めたら、山頂へ向けて最後の登りへと向かいます。

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和賀岳へと向かう道の途中から、甘露水口からの尾根道と和賀川源頭を眺めます。
花の時期は、ここも花畑になってるんでしょうね。

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そして山頂直下、草原と笹の中のザレた急坂をぐい~っと登って

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和賀岳山頂に到着!
小さな祠と一等三角点の山頂、久しぶり(o^-^o)

開けた山頂は、それほど風も強くなく、オマケに視界もいいときたもんで、ノンビリと一休み。
ぐる~りと景色を眺めます。

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秋田駒、近いな~
秋田駒の向こうには八幡平も。

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岩手山。
雲の上にちょこんと顔を出してました。

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田沢湖の向こうには森吉山。
中腹が赤い!

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こちらは鳥海山。
山頂が白い!冠雪してますね~

他にも、月山や焼石岳も見えてて、なかなかの好展望。

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翌日歩く予定の女神山方面も♪

予想外に展望効いてて、ノンビリ過ごしちゃいました。
秋の山頂も、いいもんですね。

というわけで、1時間近くもノンビリしたら下山開始。
また来よう!

2017101430
山頂を後にして、登ってきた道を下ります。

下山途中、登山道を整備しながら登ってこられた地元の方としばしおしゃべりしたりして。
この日、ほかにお会いしたのは単独の方3人と、2人連れ1組、と静かなお山。

コケ平で山頂稜線の眺めに別れを告げて下っていけば

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再び紅葉のブナ林の道へ。
幸せだなぁ~o(*^▽^*)o

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黄金色の道を下ります。
行きもそうだったけど、帰りも足が停まりまくり。

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渡渉点近くの、色とりどりの紅葉。

いやはや、素晴らしすぎました!!

そんな道を下り、和賀川渡渉点を下って登り返す道も、紅葉のおかげで全く苦でもなく。

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さくさく歩いて登山口まで戻って無事下山、であります。

こんなに素晴らしい紅葉なのに、山中ではほとんど人に出会わず。
色づきも鮮やかで、どっしりとしたブナの林も壮観で。
とっても癒されて大満足な、男前の和賀岳でありました。
東北のブナ林、最高♪

下山後は、登山口にほど近い沢内バーデンの日帰り入浴へ(300円)。
そして横手に移動して、横手焼きそばに舌鼓を打ったら、道の駅錦秋湖で車中泊であります(詳細は速報)。

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コメント

「ステキすぎる・・・、ウットリを通り越して唖然・・・」は写真を観た私も全く同感です

ブナの木1本1本がそれぞれ個性的でゲイジュツ的ですね

和賀山は20年くらい前に一度行ったきりですが、俄然行ってみたくなりました

投稿: 青空 | 2017年10月25日 (水) 22時42分

青空さん>
高下口からの和賀岳は初めてだったのですが、ブナ林がほんとに美しかったです。
一本一本がどっしりと存在感あって迫力もあり、重なる峰々の斜面も一面ブナ林で。

甘露水口からの道もいいですしね。
和賀岳は久しぶりでしたが、しみじみいい山だなぁ、と思って歩いてました!

投稿: まきchin | 2017年10月25日 (水) 23時56分

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