2017/9/9-10 剱岳を見に、剱沢へ(1日目)
ようやく土日とも晴天な週末。
ようやく、今シーズン初の北アルプスへ!
久しぶりの北アルプスはどこへ行こうか、と地図とにらめっこして決めたのは、剱沢。
ちょうど平成29年9月9日、日付と同じ標高の剱岳も見れるし、剱沢雪渓はまだ歩いたことなかったし。
内蔵助谷沿いの道も、情報集めてみるとちょうど整備が入ったところとのことだし、剱沢も今年はまだ大丈夫とのこと。
ならば、とお初ルートへ!
入山口となる扇沢の駐車場で車中泊して、5時前に起き出すと、既にチケット売り場には行列が!
さすが好天の週末。
始発のトロリーバスは7時半、チケット売り出すのは6時50分頃ってことだったのですが。
6時半過ぎには、もう長蛇の列でありました。
というわけで、5時すぎに早々に行列に並んだまきchin隊、めでたく始発のチケットをゲット。
始発トロリーバスで黒部ダムに上がると
観光放水も大迫力!
水量が多いからか、水煙が上のほうにも舞い上がってきてました。
そしてケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスと乗り継いで室堂へ上がって、登山届出してターミナルの外に出ると
奥大日岳と大日岳。
手前の草原は、イワイチョウの黄葉が鮮やか♪
チングルマの綿毛が、朝日に輝いてキラキラ。
いやはや、秋ですなぁ。o(*^▽^*)o
そんな秋色の室堂を、雷鳥沢目指して出発。
歩き始めてすぐに、みくりが池に到着であります。
久しぶりの立山でこの天気、なんだかもうテンションが上がりまくり。
ごろ太君は写真撮りまくりでなかなか前に進めず(笑)
後から後からどんどん来る人たちに追い越されまくり。
・・・まぁこの景色だもんね。しょうがないか。
雷鳥荘ウラの池。
地獄谷からのガスが濃いせいか、ハイマツや草がみんな枯れてて荒涼としてました。
さて、雷鳥荘の前を過ぎて雷鳥沢へ。
雷鳥沢のキャンプ地にはすでに色とりどりのテントがたくさん。
今日はココ、混むんだろうなぁ。
石畳の道を下っていくと、どんどん近づいてくる雷鳥沢。
雷鳥沢もほんのり秋色ですな♪
称名川まで下り、橋を渡って立山と浄土山を見上げます。
いい眺めだ!
さて、一息ついたら雷鳥沢の登りに取り付きます。
ここから別山乗越まで、標高差500mの斜面。
ガレた道をぐい~っと登ります。
岩ごろの急坂を、重荷担いで上がるのはなかなかシンドイ。
久しぶりのテン泊装備だし。
・・・でも、それもなんだか嬉し楽しって感じ。
一歩一歩ゆっくり登っていくと、いつの間にか高度上がってるわけで。
歩いてきた室堂平も見えてきた。
そんな景色を眺めながら登る雷鳥沢。
ここらあたりの黄葉はオンタデかな?
ナナカマドの紅葉はまだまだこれから、て感じ。
いったん緩んだ傾斜も、乗越が近くなると再び急坂に。
早く乗越からの剱岳が眺めたくて、一息つきつつえいやぁと登り上げて
そして目の前には
剱岳!まだ晴れてた!!
その向こうの白馬三山もクッキリ見えてるじゃないですか♪
これが見たかったのでした。
雲が湧いてきてたので、もしかしたら雲かかっちゃってるかな、と思ってたのですが、思いもかけずスッキリ晴れていてくれて嬉しい(o^-^o)
剱沢のキャンプ地から見たらもっと大きく見えるかな、と思うとワクワク。
そそくさと腹ごしらえしたら、キャンプ地に向けて出発。
別山の西斜面を巻くようにして、ガレ道をゆる~り下ります。
緩やかにカーブする剱沢の先には
どんどん大きくなってくる剱岳を眺めつつ、さくさく下って剱沢キャンプ地に到着。
広い!
テントもたくさん張られてるけど、まだまだ場所は選び放題な感じにて。
剱岳大展望の好ロケーション地にテント設営♪
テントで寝ながら剱岳が眺められる!
この剱沢キャンプ地、剱岳大展望な上に、広くて水場も完備。
トイレも、バイオトイレと汲み取り式の2種類があり。
かなり快適なテン場でありました。
#管理所はあるけど売店はないので、歩いて10分ほどの剱沢小屋まで行く必要があります。
管理所でテントの受付をして、明日歩く剱沢の状態などの情報を確認したら、剱沢小屋までぐるりお散歩。
雲が増えてきて、剱岳も隠れたり顔を出したり。
顔を出すたびに、ごろ太君写真を撮るのに余念ない(笑)
そしてのんびりとテントに戻って、あとはだらだらとビール飲んだり昼寝したり。
そうこうするうちにテントも増えてきて、最終的には100張り以上はあったような気はするけど、そこは広い剱沢。
そんなに混んでる感もなく、全体的にマッタリのんびりしていて、なんだか楽しく過ごしちゃいました。
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