2017/7/2 東北一日二座巡り・早池峰（撤退）

梅雨時に咲くハヤチネウスユキソウが見たくて、早池峰へ。

かなりの悪天にて途中撤退でしたが、お目当ての花に出会うことができて良かった♪

===早池峰===
2017/7/2（日）：小田越（6:05）～五合目（7:20）～小田越（8:25）
歩行距離：4.1km
累積登高：430m
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ようやく？梅雨らしくなってきた週末。
というか、平日は晴れてるのになんで週末は雨なんだ！！と愚痴りつつ、それでも先週歩いてないので今週はどこか歩きたいな～、というわけで。

梅雨前線があまり北上しすぎないことを祈りつつ、半ばダメ元で、旬の花目当てで早池峰へ。
久しぶりに、ハヤチネウスユキソウに会いたいo(*^▽^*)o

土曜日は悪天、ということもあり、朝イチで用事を片づけて。
佐野ラーメン「大金」で腹ごしらえしてから、のんびり北上（ラーメンの詳細は速報へ）。
入山口となる岳集落の登山者駐車場に向かうと、空には満点の星。
こりゃ、もしかしたら明日天気いいかも？とか若干期待しつつ車中泊。
＃駐車場は100台駐車可。トイレあり。

・・・が、期待むなしく、翌朝目が覚めると小雨がパラパラ。山もガスガス。
やっぱりそうか～とがっかりしつつも、シャトルバスで登山口の小田越へ向かいます。
＃6月上旬～8月上旬の土日休日、5時～13時は車両通行止め。
＃シャトルバスは片道700円。岳駐車場でチケット購入です。

登山口についても、雨は止まずガスガスも変わらず。
雨具上下着込んで、フル装備で出発。

早池峰へは、いつも河原坊から登って小田越に下ってたのですが、河原坊の道は2016年5月の豪雨で崩落してて通行止め。
なので、この日は小田越からのピストンであります。

まずは、針葉樹林帯の中の木道を。
木道はすぐに途切れて、石がごろごろ転がる滑りやすい道に。

ゆる～く200mほど登っていくと、森林限界越えて吹きさらしに。
そして足元には、大きな岩がごろごろ！

岩は雨に濡れて滑りやすいし、ガスガスで視界ないし、爆風は吹き付けてくるし。
こんな悪天は久しぶり（笑）

それでも、足元にはお目当ての花々が段々と登場♪

まずお目見えしたのは、ミヤマオダマキ。
いつ見てもいいですね、この色合い(o^-^o)
風にあおられて全然じっとしててくれないので、ブレブレですけど（＾＾；

濃い紫のミヤマシオガマ。
ガスの中でも鮮やか♪

そしてお目当ての、ハヤチネウスユキソウ！
大きな花は存在感タップリ。
水滴もタップリで、ガスガスの中でもキラキラ輝いてました。

そんなお花たちに元気をもらいつつ、ガスガス＆爆風の急坂を登ります。

ホソバイワベンケイ、ミヤマヤマブキショウマ、ミヤマアズマギク、カトウハコベ
よく見る花も希少種も、花の山早池峰にはたくさん咲いてます。(o^-^o)

まだまだ咲きはじめのナンブイヌナズナは、黄色の絨毯みたい！
黄色といえば、ミヤマキンバイやキバナノコマノツメも咲いてました。

風に吹かれてちぎれそうなナンブトラノオ。
淡いピンクの花がかわいらしい。

そんな感じで、花を眺めつつ爆風に煽られつつ登っていくと、いつの間にか五合目付近に到着。
風は全然止まない（というかどんどん強くなってる？）し、雨混じりでかなり寒いし。
これ以上登っても辛いだけだし、身の危険も感じる。
お目当ての花もたくさん見られたので、今日はここまで！

撤退を決めた地点の周辺には、チングルマの綿毛がたくさん。
晴れてたら、ふわふわの綿毛ちゃんなんだろな。

ハヤチネウスユキソウも見送ってくれました。
蕾もまだまだたくさんあったので、これからわしわし咲きそう。

そんな花々を眺めつつ、滑りやすい岩に気を付けつつ下っていくと、続々と登ってくる方とすれ違い。
「どこまで行ったの？」「上は晴れてる？風強い？」と何度も聞かれるのに答えつつ、さくさく下って

小田越に、無事下山。
ちょうど岳からのバスが到着してて、これから登る方が大勢準備されてました。

帰りのバスまでの時間があれば、薬師岳への道を途中まで歩くか？という話もありましたが。
幸い？10分くらいでバスに乗れそうだったので、この日はここまで。
バスに乗って岳駐車場に大人しく戻りました。

いやはや、悪天には勝てませんね。。
ちょうど一年前、同じような天気で秋田駒にトライしたけど撤退したことを思い出しちゃいました。

・・・というわけで、思いもかけず早く下山してきたわけですが。
全然歩き足りないよね、とごろ太君。
標高下げればガスもなく、歩くにはいい感じのようなので、この近場でもう一座行っちゃいます！

> 一日二座巡り・二座目の兜明神岳へ

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