« 2017/6/3-4 南アルプス深南部・大無間山~大根沢山周回(1日目) | トップページ | 【速報】2017/6/11 女峰山に行ってきました~ »

2017年6月10日 (土)

2017/6/3-4 南アルプス深南部・大無間山~大根沢山周回(2日目)

大無間山から大根沢山を巡っての稜線歩き。

201706040
南ア深南部の山々を眺めつつ。
人っ子ひとりいない、静かな稜線!

===大無間山・大根沢山===
2017/6/4(日):▲大無間山(5:05)~三方嶺(6:05)~▲小根沢山(6:50)~▲大根沢山(9:15-9:30)~田代沢ノ頭(10:45-11:00)~白樺荘(13:55)~田代第七トンネル手前P(14:10)
歩行距離:17.4km
累積登高:700m
======

201706041
※手元のエアリアにはルートの記載なし。
※踏み跡がほとんどない箇所や、マークが明瞭でない箇所も多数。標識もほとんどなし(地図に記載のないルートなので当然っちゃ当然ですが)。
※GPSやコンパス、地形図必携。マークや踏み跡、標識頼りだと確実に道迷いします。

> 1日目へ

前日の夕方には収まった風が、再び夜中に強くなり。
木立がざわざわ揺れる音や、鹿がテントの近くで鳴く声に時々目が覚めたりしつつ。

201706042
夜明け前に起きて朝食食べて、テント撤収して。
日が昇って朝日が射しこんできた山頂に別れを告げて、出発!

201706043
三方嶺を経由して大根沢山へと向かう稜線への標識は、山頂のすぐ下に。
標識に従って、稜線を西へと進みます。

201706044
まだ日が射さず、薄暗い西側斜面の道。
ここから先はかなり踏み跡不明瞭。
尾根が広くて迷いそう、しかもテープも疎らなので、方向に注意しながら下ります。

201706045
やがて明瞭になってきた尾根上を200m強下ると、両側がザレ斜面のコルに到着。
ここから先は、こんな感じの両側がザレた細い尾根がたくさん出てきました。

201706046
コルからは、北西側の展望が。
手前に見えてるのは、三方嶺から寸又峡に下る尾根かな。

201706047
ゆるゆる登っていくと、三隅池。というか沼。
ちょっと水を汲む気にはなれないし、周りはどろどろでハマりそうなので、左側を巻いて進みます。

201706048
池から先は、ひたすら笹の道。
踝くらいの笹がみっしり生えてる稜線には無数の踏み跡。
人か、はたまた鹿か?

そんな稜線をゆる~り登っていくと、三方嶺に到着です。

201706049
おー、展望開けた!

2017060410
光岳、信濃俣、池口岳

2017060411
池口岳、中ノ尾根山、不動岳

2017060412
不動岳、丸盆岳、黒法師岳

うーん、渋い。渋すぎる。
これまで地図上で眺めてた山々が一望で、ちょっと感激。
深南部からの展望、いいですね~(o^-^o)

2017060413
振り返れば、木立の切れ目からは大無間山。

さて、まだまだ先は長いので、展望を堪能したら出発です。

2017060414
三方嶺の西側は、ガッツリ崩壊してました。
この崩壊地のキワを辿って進みます。
そしてここから大根沢山までは、そんな箇所が多数でありました。

2017060415
手つかずの原生林。
鳥のさえずりと、風で木立が揺れる音のみ。

2017060416
このまま木立の中の穏やかで静かな道が続くかと思いきや、崩壊地のキワの道が登場。
この道も、数年後には崩れちゃってるのかもね。

2017060417
振り返れば、三方嶺からの稜線。
その向こうには不動岳~黒法師岳~前黒法師岳。

そして三方嶺から100mほど下って登り返せば、小根沢山に到着。

2017060418
山沢根小?学校登山でこんなとこ来るの?!とか思ったら、右から読むのでした。
渋いぞ。

さて、小根沢山からは、いくつか小ピークを越えながらアザミ沢のコルまで200mほど下り、そこから大根沢山まで300m登ります。
深南部主脈のメインルートですな。

2017060419
このあたりは、支尾根もなくわかりやすい稜線。
急な岩場や、両側切れ落ちて細い箇所も何か所か。

2017060420
木立の隙間からは、上河内岳と聖岳。
だいぶ近くなった!!

2017060421
上部が平な大根沢山も見えてきた。
まだ結構アップダウンありそう。

2017060422
小根沢山から大根沢山までは、足元にイワカガミがわしわし咲いてました。
こんなに広範囲に一面咲いてるのは見たことないなぁ。
壮観です。

アザミ沢のコル手前の1,922mにテント適地あり、そこで一息ついたら大根沢山目指して出発。

2017060423
1,922mから一下りで、1,840mのアザミ沢のコル。
西側は崩壊斜面だけど、東側に少し下るとちょろちょろの水場があるみたい。
目印も何もないので、よくわかりませんでしたが。

2017060424
コルには、満開のシロヤシオ。お久しぶり!!
真っ白な花びらが、なんとも清楚で美しい。

コルを過ぎれば、あとはひたすら登る道。

2017060425
明るい笹原の急坂あり。

2017060426
尾根上の道あり。

西側の崩壊地を巻くようにして斜面の東側を歩くところもあり。
そんな稜線からは、所々展望も開けます。

2017060427
中ノ尾根山~不動岳

2017060428
イザルガ岳、光岳、信濃俣、池口岳

最後に50mほど急斜面を登りあげ、緩やかな林の中を歩いていくと

2017060429
大根沢山、到着。
山頂部はかなり広く、印を見失わないように歩いてたどり着きました。
三角点あったけど、鬱蒼と茂る木立の中にて展望はナシ。

2017060430
でも、雰囲気はかなりいい感じ。
南アルプス深南部の雰囲気全開!

さて、ここまで来れば、あとは多少登り返すところもあるけど畑薙へ向けて下るのみ。
標高差1,400mの下りへ、いざ!

2017060431
田代沢の頭までは、シラビソ林の中をゆる~りアップダウン繰り返しながら下ります。
倒木多い。
踏み跡は所々で消滅するけど、基本的には尾根上を外さなければOK。

ずっとこんな感じで展望ない道かと思ったら、田代沢の頭手前の2,135m小ピークから大展望が♪

2017060432
イザルガ岳、光岳、信濃俣。
いつか歩いてこっちに来たい!

2017060433
大根沢山の向こうには不動岳。

下っちゃったら展望ないもんねぇ、とゆっくり眺めて先に進むと、田代沢の頭のすぐ手前から再び大展望♪

2017060434
上河内岳、茶臼岳、仁田岳の向こうには、聖岳と悪沢岳。
ん~、南ア南部の山々の展望、待ってました!o(*^▽^*)o

南嶺より東側には雲が湧いてきてたけど、南ア南部には雲はかからず、残雪も鮮やかにクッキリとした山並みを眺めることができました。
迫力ある山並みをタップリ眺めることができて、よかった♪

そして展望地から少し歩けば、田代沢の頭に到着。

2017060435
小根沢山にあったのとの同じ標識ですな。

木立の中ながら、少し開けて気持ちの良いココで大休止したら、あとは一気に白樺荘に向けて下ります。
まだあと1,300mほどもあり、まだまだ道のりは長い。

2017060436
田代沢の頭からは、まずは一気に400mの急坂下り。
ザレてたり落ち葉がざぶざぶ積もってたりする急坂をぐいぐい下ります。
・・・これ、登るのはかなりキツそう。

2017060437
広い尾根上の急坂を1,700mまで下りきると、1,400m付近で林道に合流するまでは細い尾根上の道。
木の根が絡み合ってたり、ザレてたりと足下に気をつかいつつ下ります。

2017060438
長~い尾根を下っていくと、林道に下る手前で小さな祠が。
山に入る人が建てたのかな。

祠の下で林道に出るも、すぐに林道を離れて尾根上へ。
どうやら林道崩壊してるらしい。

2017060439
ゆる~り尾根上を下り、再び林道を横切るところには放置されたブルドーザーが。
・・・なんかこのあたり、奈良田越に雰囲気似てる。

2017060440
そして再び尾根上へ。
緩やかで広い尾根上は落ち葉がざっくざく。
膝には優しいけど踏み跡がわからん。。

1,398mの小ピークからは、東尾根へ(北尾根へ入りかけた)。
ザレた細い尾根上をうんざりしながらひたすら下っていくと、1,100mの林道手前の鉄塔で展望が開けました。

2017060441
畑薙ダムと上河内岳、茶臼岳。
この緑の濃さ、なんかもう夏だなぁ。。。

ハシゴ下って林道に出て、再び尾根をショートカットして、1,000m付近からは林道を下ります。
林道を歩かずに林の中を下って道路に出るルートもあるみたいだけど、下る場所間違えると崖になってて道路に降りられないので、まぁ今回は安全策を取りますか、ということで。

2017060442
コンクリの林道歩き、結構足にくる。。

2017060443
それでも無事、白樺荘の前に出てきました!
長かった!!

ここからは15分ほど道路を歩いて、田代第七トンネル手前の駐車スペースに到着、であります。
あ~、疲れた。でも楽しかった!(o^-^o)
この日は誰にも出会わず、我らのみの静かな道でありました。

大無間山~大根沢山~白樺荘の道は、さすがに踏み跡もわずか。
目印のテープはついてるけど、所々でそれも疎らになるところもあり、常に方角に注意しながら歩く必要がありました。
そして、田代沢の頭から下る道はかなり長かった!
まだかなまだかなと思いながら、蜘蛛の巣を払いながら、黙々とひたすら歩き続けてました。
ヒルが出そうなところはなかったけど、かなりの長さに参った。。。

それでも稜線から眺める南ア深南部の山並みは素晴らしかった。
この時期ならでは、の残雪の山並みを眺めることができて、そして静かな稜線を周回で歩くことができて、大満足です。

下山後は、白樺荘の日帰り入浴(510円)で汗を流しました。空いてて貸し切り状態。
ほんのり硫黄の香りがするお湯にノンビリ浸かって癒されました(^^

← ブログランキング参加中♪クリックよろしくですwink

|

« 2017/6/3-4 南アルプス深南部・大無間山~大根沢山周回(1日目) | トップページ | 【速報】2017/6/11 女峰山に行ってきました~ »

登山」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
充実山行おつかれさまでした~
僕は11月に行ったので、初夏にはコイワカガミきれいやろうなぁとは思ってましたが、シロヤシロまで(^O^)
三方嶺の木もまだ谷底に落ちることなく(^O^)
あそこからの下りは結構怖かったのでは(^_^;)
いやー
なつかしい景色ありがとうございました(^O^)
僕が行った時はアザミ沢の水場は全く問題ありませんでしたよ。

投稿: katsu | 2017年6月12日 (月) 19時10分

いやぁ2日目も濃くて深~い山歩きですね。katsuさんも含めてさすがのトレイルです。
コイワカガミやシロヤシオまで見られて最高でしたね!
白樺荘のお湯も気持ち良さそうです。

投稿: ねも | 2017年6月12日 (月) 19時35分

katsuさん>
ありがとうございます~
コイワカガミの絨毯は圧巻でしたし、シロヤシオが見られるとは思ってなかったので嬉しかったです(^^
崩壊してるところも多数でビビったけど、どこも反対側の斜面を巻いてましたね。。。ちょっとあの崩壊地の上はおっかなくて歩けません(;´Д`A ```

アザミの水場も大丈夫だったんですね。
あー、また歩きたくなってきちゃったなぁ。。。(笑)

投稿: まきchin | 2017年6月12日 (月) 21時33分

ねもさん>
はい、2日目もほんと濃かったです。そして深かった!
シロヤシオが見られるとは全く思ってなかったので、ほんとビックリ&うれしかったです(^^

白樺荘のお湯、すごく気持ちよかったです~
いつもは混んでるけど、この時期はガラ空きで、たっぷり浸かってきました♪

投稿: まきchin | 2017年6月12日 (月) 21時35分

三方嶺の山頂のみならず、予期せぬ好展望が得られる渋いながらも非常に良いルートですねflair

展望のみならず、予期せぬ花々との遭遇も嬉しいですねnote

投稿: 青空 | 2017年6月12日 (月) 22時19分

青空さん>
そうなのです。
黙々と、コケとシラビソの中を歩いていると思ったら、急に素晴らしい展望が開けたりして。
そんなところからは、南アルプス南部の奥深い山並みが一望で、これ以上ないご褒美でした。
花も展望も、木立の中の道の雰囲気も、南アルプス深南部らしくしっとりと静かでとっても楽しかったです。
久々に、五感を使って歩いてるな~、と感じた道でした!

投稿: まきchin | 2017年6月12日 (月) 22時41分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/500450/65393614

この記事へのトラックバック一覧です: 2017/6/3-4 南アルプス深南部・大無間山~大根沢山周回(2日目):

« 2017/6/3-4 南アルプス深南部・大無間山~大根沢山周回(1日目) | トップページ | 【速報】2017/6/11 女峰山に行ってきました~ »