2017/6/18 新潟お花見山行 粟ヶ岳
さて、この時期ならではのお花を眺めようシリーズ。
ハクサンイチゲときたら、お次はヒメサユリ!
浅草岳はまだほとんど咲いていないようだったので、それよりも標高下げた粟ヶ岳ならちょうど咲いてる頃かな?と。
・・・が、この時期の粟ヶ岳と言えば、ヒルが心配。
花は見たいがヒルには出会いたくない、というわけで、沢沿いの道を避けて尾根道の中央登山道で登ってきました。
#中央登山道にもヒルがいないわけではないらしいのでご注意。
登山口の加茂川第一水源池駐車場には、5時半頃に到着。
50台ほど駐車可能な駐車場には、すでに10数台ほど停まってました。
キャンプ地みたいになっててテント張ってる人もいたので、登山者だけでなくキャンパーの車も多かったのかも?
#駐車場横に水洗トイレあり。
準備している間も、ぼつぼつと後続の車が到着。
ほとんど新潟か長岡ナンバー、地元の方に愛されてるお山なんですね♪
あ、ちなみに駐車場にはこんな看板が。
ヒル注意マークは、中央登山道にはついてませんでした。
(この日の中央登山道はヒルがいそうな雰囲気はなかったけど、天候やコンディションによっては出てくるらしい。。)
というわけで、出発。
いちおう足元には、強力虫よけスプレーを振りかけてます。
まずは加茂川に沿って、林道を進みます。
「この先は駐車場ないので手前の駐車場に」という看板がありましたが、歩いてる間にも数台がこの先に入っていってました。
#第二貯水池沿いに数台停まってました。
木立の中の林道をゆるゆると歩いていくと、15分ほどで第二貯水池に到着。
堰堤の上を歩いて向こう岸へ。
#駐車できるスペースは、堰堤を渡るところの先に数台分あるみたい。
#トイレは堰堤の手前にあったけど、ヘッデン必要そう。
堰堤を渡って少し歩くと、登山口に到着。
ここに「No.1」の標識がありました。
この標識、山頂の「No.10」まで、ず~っと整備されてました。
標準タイムも書かれてるけど「健脚者の標準タイム」だそう!
というわけで、ここから山道へ。
三合目で尾根上へあがるまで、急坂が続きます。
段差が大きくて、しかも滑りやすい土の道。
三合目直前にはハシゴもあり、なかなかの急坂。
・・・しかも、標高低いのでめちゃくちゃ暑い!!
登りはじめにして既に汗だくだく。
こりゃ今日はバテるわ・・・と急坂を登って
尾根上に登り上げて、三合目に到着。
第一水源池手前に下るハイキングコースが、ここで分岐してました。
ベンチで一息ついて水分補給したら、尾根上の道へ。
ブナ林?みたいで雰囲気いいところもあり、ザレた急坂もあり。
相変わらず暑くて汗だくだくな道を登っていくと
標高716mの大栃平に到着。
ここにもベンチがあり、先行の方が何組か一休みされてました。
展望もあって気持ちいいとこであります。
左手の頭上に見えてる一番奥が粟ヶ岳かな。
まだまだこれからが本番、と尾根上の道を進みます。
さて、ここからしばらくは緩やかな道。
ヤマボウシ、ウラジロヨウラク、ガクウラジロヨウラク、サラサドウダン
木に咲くお花たちもいっぱい♪
コイワカガミ、ツクバネソウ、ユキザサ
足元に咲くお花たちも負けてません!
そうこうするうちに、再び急坂へ。
鎖やロープのかかった岩のトラバースやら。
足がかりも手がかりもバッチリ、しかもロープがしっかりかかってるので心強い。
それにしても、ハシゴもロープもかなりしっかり整備されてる道ですな。
加茂山岳会の方が整備されてるそうで、ありがたいことです。。。
そんな急坂を登っていくと、No.6の標識が立つ展望台にひょっこり出てきました。
こんな感じで、要所要所に展望地が出てくる楽しい道でありますね。
途中に水場分岐もあり。
水場の標識があまりにも立派で、感心しちゃいました。
そんな道をぐい~っと120mほど登って
No.7、砥沢ヒュッテに到着。
小屋はそんなに広くはないけど、中はとってもキレイ。
(トイレはなし)
小屋の外にはベンチもあり、そこで腹ごしらえ休憩してから出発。
そしてここから山頂までの道は、ヒメサユリはもちろん、いろんな花々がいっぱいの道♪
左手が開けた尾根の上を歩いていくと、早速ヒメサユリ登場!
道の両側に、結構咲いてるじゃないですか♪
淡いピンクの美人さん(o^-^o)
清楚でなんともかわいらしい。
歩いていくほどに、どんどん増えていくヒメサユリ。
こんなにたくさん咲いてるとは、ビックリo(*^▽^*)o
いやもう、足が全く前に進みません。。。
一歩進んではため息、ウットリとヒメサユリに見とれちゃう。
足元のお花たちも負けてません。
チゴユリやツマトリソウ、マイヅルソウ、シロバナニガナ
それはそれはもう華やかな道でありますo(*^▽^*)o
・・・ん~、でもやっぱりヒメサユリが断然主役ですな。
咲きたてほやほやのヒメサユリ。
花びらが瑞々しくて、傷ひとつなくて、ブーケみたいに固まって咲いていて。
なんて美しい道なんでしょ。
いつか行ってみたいとず~っと思っていた、ヒメサユリの咲く粟ヶ岳。
こんなにすごいところだったんですね。。。
小屋からそんな道をウットリと登っていくと、左から権ノ神岳からの道が合流。
そのちょっと先に、粟ヶ岳北峰の標識がありました。
下から見上げた時、3つのピークが見えたけど、その一番手前が北峰なのかな。
さぁ、ここまで来ればあと一息!
北峰の少し先にはNo.9の標識も。
そして、まだまだたくさんのヒメサユリ。
粟ヶ岳山頂に到着!
北五百川から登ってくる方も結構いるようで、山頂には結構たくさんの人がいました。
やはりヒメサユリを見たくて、皆さん登ってこられるんでしょうね(o^-^o)
ぼんやり曇って展望はそれほどないけど、広い山頂でのんびり一休み。
それでも、守門・浅草はさすがに近いのでよく見えてました。
あっちから、よく粟ヶ岳を見てたよなぁ~、とか思いながら眺めます。
ぐる~り眺めると、ぼんやりとではありますが二王子や飯豊、吾妻連峰、磐梯山、御神楽も見えてました。
スッキリ晴れてる日に来たら、かなり展望よさそう!
というわけで、そよそよ風に吹かれて気持ちの良い山頂でのんびり休んだら、下山開始。
来た道を一気に下ります。
そんなヒメサユリの尾根を下っていたら「まきchinさん?」とお声かけいただきまして。
・・・2年前の夏に大天井岳でお会いした、chiakiさんに再びバッタリ!
またお会いできましたね~~、としばらく盛り上がっちゃいました(o^-^o)
こんなにキレイな山で再びお会いできるとは、なんとも嬉しいですね。
「また、山で会いましょう!」とお別れしました。
というわけで、あとは休憩なしに下ります。
chiakiさんとお別れした後も、続々と登ってくる人たちとすれ違い。
砥沢ヒュッテを過ぎ、木立の中の道をぐい~っと下って、無事、ヒルに取り付かれることもなく下山であります。
いやぁ、ヒメサユリ、ほんと美しかった!
ヒメサユリは、飯豊でちょっと見たことあったけど、こんなにたくさん咲いてるのを見たのは初めて。
この清楚な美しさ、また見に行きたくなっちゃいますね。。。
前日に引き続き、この日も大満足であります。
下山後は、登山口にほど近い加茂美人の湯へ(800円)。
その後は、燕市内の杭州飯店で背脂ガッツリな燕ラーメン、でありました(詳細は速報)。
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コメント
ヒメサユリ、本当に雪国の宝ですね
みずみずしい花の写真にウットリです
今日はヒメサユリを愛でに鬼が面に行こうと思いましたが、雨模様の予報でやめました
今年は残雪の多さと花の開花の遅れを実感するシーズンですね
投稿: 青空 | 2017年6月25日 (日) 08時20分
青空さん>
はい、咲きたてでとってもみずみずしくて、ウットリでした!
あんなにたくさんのヒメサユリを見たのは初めてでした(^^
鬼が面、私たちも今週末行こうかと思ってたのですが、お天気イマイチでしたし日曜はいろいろ用事があったので、結局行かず、でした。
今年は開花が遅いですが、その分長く楽しめるとよいですよね♪
投稿: まきchin | 2017年6月25日 (日) 15時42分
ヒメサユリがたくさんきれいで素晴らしいです。
昨年7月ヒメサユリ期待で朝日連峰に行ったのですが、昨年は開花が早かったようで、この100分の1も咲いていなかったような……
夏山間近ですね。またトンデモナイ縦走を計画中ですか!?
投稿: ねも | 2017年6月29日 (木) 08時49分
ねもさん>
こんなにたくさんのヒメサユリは、初めて見ました!
粟ヶ岳のヒメサユリは素晴らしいと聞いてたのですが、ほんとにすごかったです。
夏の縦走、今度はどこを歩こうか?!とワクワクしてます。
地図を眺めるのが楽しいですね♪
投稿: まきchin | 2017年6月29日 (木) 22時14分