2017/6/11 大展望の日光・女峰山
この週末は、お天気安定した日曜日のみの出撃。
行き先は、近場で景色よくてそこそこ歩けて、ということで、こんなときのためにとっておいた女峰山。
最近お気に入りの佐野ラーメンもからめて行ってきました(佐野ラーメンの詳細は速報へ)。
前日は、佐野ラーメン・ようすけでラーメン食べてから、道の駅湧水の郷しおやで車中泊。
早朝、登山口の霧降高原に移動です。
移動中、朝日に照らされる男体山と大真名子山、小真名子山、女峰山、赤薙山。
キレイに見えててテンション上がる!(o^-^o)
朝一番のステキな景色にウキウキと車を走らせて、霧降高原の駐車場に到着。
一番下の第3駐車場に車を停めて、準備して出発であります。
#第3駐車場に24時間トイレあり。
まだ人も疎らな、キスゲ平園地。
見上げると、左側の小丸山に向けてぐい~っと伸びる階段。
高低差240m、1,445段の「天空回廊」ですな。
女峰山へは、まずこの階段を登るところから始まります。
100段ごとにコメントがついてくるのが面白い。
次はなんだろう?とか思いながら登ってると、意外とあっという間だったりして。
最初は林の中をゆったり登る階段だったのが、半ば近くなると真っすぐ登り上げる急な階段に。
でも、段差や幅がちょうどよくて、かなり歩きやすい。
ニッコウキスゲの時期にはオレンジ色の絨毯の中を登るんだろうなぁ、と思いながら黙々と登っていたら、あっという間の1,445段でありました。
階段登り切って、鹿避けの回転扉をくぐった先が小丸山。
目の前には、赤薙山への稜線が。
赤薙山へは400mほどの登り。
最初の200mは、笹とツツジの中、展望の尾根を歩きます。
笹原の中の道は、土が滑りやすいところや深く掘れたところも多数。
そんなところを避けてか、尾根には無数の踏み跡が。
ふと気づくと、足元にはユキワリコザクラ。
淡いピンク色がなんともかわいらしい。(o^-^o)
1,800m付近からは、林の中を登ります。
急斜面の九十九折りの道は、岩や木の根がごつごつと絡み合った道。
しかもここも踏み跡多数、赤薙山までの登山者も多いのでいろんな道が付いちゃうのかな?とか思いながら登っていくと
鳥居と祠のある赤薙山に到着。
三角点のある山頂は、木々に囲まれて展望ナシ。
ちょいと腹ごしらえして一息ついたら、さくさくと出発です。
赤薙山からは、しばらく岩場が続きます。
そんな急なところや危ないところはないけど、細かなアップダウンがややめんどくさい(笑)
目指す女峰山も見えてきた。
その向こうには男体山も。(o^-^o)
そんな岩場を過ぎると、木立に囲まれた稜線へ。
木の根やら岩やらがごつごつ絡み合った道は、頭上が開けて明るくて、歩いてても楽しい♪
ミツバオウレン、ヒメイチゲ、コミヤマカタバミ
足下には小さな白いお花たち♪
癒されつつ登っていくと、赤薙奥社跡に到着です。
標高2,203mの奥社跡。
昔はここに祠があったんでしょうね。
さて、この奥社跡から一里曽根独標までは、シャクナゲの中の緩やかな稜線歩き。
泊りで縦走と思われるパーティ3組ほどとすれ違いつつ、ゆるゆる歩きます。
明るい尾根からは、木立を透かして女峰山が見えたりして。
気持ちいい道ですな。
つぼみが大きくなり始めたシャクナゲもちらほら。
まだまだつぼみが出てきていない株もあり、だいぶ長く花が楽しめそう♪
そんな道を歩いていくと、一里曽根独標に到着。
ここで展望が一気に開けて、目の前には目指す女峰山が!
おおー、だいぶ近くなったo(*^▽^*)o
ここでいったん50mほど下って250mほど登り返すわけですが、下りつつ眺める女峰山のカッコいいことといったら!
女峰山なのに、男前。いや、姐さんか。
独標からガレ気味の道を50m下ると、コル部に水場分岐あり。
それを過ぎると、最後の登り道へ。
立ち枯れた木の中の道は、土が掘れてて滑りやすい。
木立の向こうには、女峰山への最後の急坂が。
最後まで楽しませてくれるじゃないの。
その急坂は、ロープかかってたり、崩れやすい斜面の上だったり、と若干面倒なとこもあったけど、一気に登り上げて、展望開けたハイマツの道へ。
道に覆いかぶさったハイマツをかき分けるところもありつつ。
三角点のある広場を過ぎ、細い尾根上の道を気持ちよく歩いていくと
山頂直下の祠に到着。
男体山の祭神、大国主命の妃の一人、田心姫命が祀られているそう。
手をあわせて、この日の好天にお礼を申し述べたら、早速山頂へ。
女峰山山頂、到着!
上空には素晴らしい青空が広がってました。(o^-^o)
さぁ、早速360°の大展望を眺めます。
まずはこちらの日光ファミリー。
男体山、大真名子山、小真名子山。
その向こうには日光白根山。
日光白根山の左側にはうっすらと浅間山と四阿山も見えていて、その更に奥には、乗鞍や槍穂も!
小真名子山、太郎山、帝釈山の向こうには、武尊山、苗場山、谷川岳、至仏山、巻機山。
奥には白馬岳や妙高、火打も♪
至仏山、巻機山、平ヶ岳、燧ケ岳。
燧ケ岳の右奥に見えてるのは越後駒か。
北方面は雲が多くてあまり山が見えなかったけど、すっきり晴れてたらもっとたくさん見えてたんだろうな。
それでも、いったいいくつ山が見えてるの?!な素晴らしい展望。
空気が澄んでて、遠くまでよく見えたのも素晴らしかった。(o^-^o)
山頂にはまだ1~2組しかいなかったので、しばらくここで景色眺めながら大休止。
さて、のんびりと1時間ほども山頂で過ごしてしまったので、名残惜しいけど下山開始。
また天気よくて展望いい日に来よう!
山頂への稜線には所々に雪が残ってたけど、さすがに登山道上にはなし。
尾瀬~奥会津の、こんな景色が見送ってくれました。(o^-^o)
行きには、泊りの人達とすれ違うくらいで静かだった道も、帰りはこれから登ってくる人たちと何度もすれ違い。
行ってらっしゃい~、と見送りながら下っていくと、だんだん雲が湧いてきて、終いには山頂付近はガスの中。
そんなに急に悪くなる予報だったっけか?!と思いつつも、さくさく順調に下って下山、であります。
最後の階段は、観光客で大賑わい。
小さなお子さん連れのファミリーもたくさん登ってました。
そういや私も、家族で霧降高原に遊びに来たことあったっけな。。。
その時は、ここから山に登るなんて考えもしなかったけど。
エアリアだと往復10時間くらいの行程で距離も結構あるので、心してかかった女峰山でしたが、歩きやすいしチェックポイントもたくさんあるし。
明るい林の道も気持ちよかったし、歩いてる道からの眺めも楽しかった。
それに、山頂からの眺めが素晴らしい!
女峰山、また来たいですね。
日光の山々はあまり足が向いてなかったけど、これを機にいろいろ歩いてみよう、と思いました。
そして下山後は、かたくりの湯でノンビリ汗を流してから、佐野に移動して佐野ラーメン・田村屋で腹ごしらえ。
(詳細は速報へ)
山もラーメンも大満足、な週末でありました。
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