2017/5/2 大崩山(GW4日目)
1日目(4/29):西ノ原~子三瓶山~孫三瓶山~女三瓶山~男三瓶山~西ノ原
2日目(4/30):今水~風穴~大船山~坊ガツル~諏蛾守越~大曲
3日目(5/1):九折~三ツ尾~三ツ坊主~二ツ坊主~傾山~九折越~九折
4日目(5/2):祝子川登山口~ワク塚尾根~大崩山~坊主尾根~祝子川登山口
5日目(5/3):銅鳥居~表参道~英彦山~表参道
6日目(5/4):池ノ原~仁田峠~国見岳~立岩の峰~普賢岳~仁田峠~池ノ原
7日目(5/5):長崎観光
8日目(5/6):鳥取観光
9日目(5/7):竹田城遠望
前日に傾山をガッツリ歩いたので、その翌日は足に優しい短めの山を。。。と思っていたのですが。
この日を逃すと、南九州は曇り/雨続きのようで、今回行きたかった大崩山に行くならこの日がラストチャンスみたい。
・・・ならば、頑張って大崩山アタックしますか!
登山口の駐車スペースはあまりないし、この日も長丁場だし、てことでなるべく早く着くように出発したけど、祝子川登山口に到着するとすでに路駐の列。
#登山口前の路肩駐車スペースは数台分のみ。トイレなし。
一応今日って平日だよね?と思いつつ、登山口通り過ぎて橋を渡った先の路肩スペースに駐車。
準備してる間にも数台車がやってきていて、さすが九州の二百名山、な感じであります。
というわけで、駐車したところから歩いて登山口まで戻って、出発!
大崩山荘までは、トラバース道をゆる~りと歩きます。
所々に大きな岩を越えたり沢を横切ったりするところもあるけど、ず~っと歩きやすい道。
30分ほど歩いていくと、大崩山荘が見えてきた。
結構大きな山小屋でビックリ。
さて、道はここで湧塚コースと坊主尾根とに分岐。
坊主尾根は帰りに下ってくることにして、我らは湧塚方面へ進みます。
途中、湧塚尾根への標識で左に折れて祝子川の河原へと下ると
こちらは、これから歩く湧塚尾根の岩峰。
迫力ある眺め♪(o^-^o)
道はここで祝子川を渡ります。渡渉は、岩を飛び石のように伝ってクリア。
雨の後で増水してると、かなり苦労しそう。
さて、祝子川を渡ったら、湧塚尾根へ向けて小積谷を登ります。
大岩がごろごろしていて、ロープかかってたり飛び越えたり。
涼しくて気持ちいいとこですな。
30分ほどゆる~く歩いて広場を過ぎると、そこからは沢を離れて、尾根に登り上げる急坂へ。
ハシゴやロープがそこかしこに。
急坂ではあるけど、歩きやすくなってます。
ガッツリ急坂ですけどね。
大岩や木の根が絡み合う道をぐい~っと。
祝子川から一気に400m登り上げて尾根の直下まできたところで、ひっそりと「袖ダキ」の標識が登場。
尾根をトラバースするようにつけられた道もあるけど、袖ダキの標識は尾根上を指している。
これは展望所に違いない、ともちろん標識に従って袖ダキへ向かいます。
こちらは、向かい側の尾根の小積ダキの北壁。
これもものすごい岩壁。
いやはや、すごい眺め。o(*^▽^*)o
今日はお天気下り坂だけど、まだ晴れてるうちにここに来れてよかった♪
さて、大展望を眺めたら先へと進みます。
少し尾根上を歩いたら、尾根の右側をトラバースする道へ。
この袖ダキから下湧塚の間は、結構アケボノツツジが咲いてました。
地元の方によると、今年はちょっと花が遅くて蕾も少な目だな、とのこと。
これはこれでいいもんですな。
木立の中で、景色があまり見えないトラバース道も、アケボノツツジのおかげで楽しく歩けました。
しばらく歩いていくと、今度は「下湧塚」の標識が登場。
さっきと同じく、トラバース道もそのまままっすぐ伸びてるけど、いい加減飽き飽きしてきたので、今回も尾根上を指している下湧塚の標識に従います。
ここからは、尾根上をしばらく歩きます。
両側がすぱーんと切れてる尾根だったらおっかないな、と思ったけど、いい感じに岩や灌木があって気持ちよく歩けました。
尾根上の道は、ここでいったん右側に下ってトラバース道に合流。
中湧塚への踏み跡もついてたけど、スルーしちゃいました。。。
で、再び展望のない林の中のトラバース道を登っていくと、ちょっとした広場に到着。
みんな(ごろ太君も)よじ登ろうとしてたけど、断念して戻ってきてました。
どこかから登れるみたいなんですけどね。謎ですわ。。
さて、ここから山頂まではあと200mほど。
あとはほぼず~っとこんな感じの道。
坊主尾根分岐を過ぎたあたりから緩やかになり、小さな広場のある石塚を過ぎて歩いていくと
大崩山山頂、到着!
一等三角点のある山頂は、木々に囲まれて展望ナシ。
ならば、と石塚まで戻って一休み。
ここは周りが開けていて好展望。
とは言っても、ちょっとガスっぽくてあまり山は見えなかったな。
見えても、馴染みのない山域なので、よくわからないし。
というわけで、一息ついたら下山開始。
帰りは坊主尾根を下ります。
最初のうちは、明るくて穏やかな斜面。
登りですれ違った方が「いやぁ~坊主尾根はおっかない、もうあの尾根は歩きたくない!」と言ってたのは、これから怖いところがばんばん出てくるってことなのか?!とビビりつつ歩きます。
アケボノツツジも結構咲いてるし。
かなり気持ちいい道なんですけど。
小積ダキ。
下から見上げたタケノコのように尖った岩峰の上は、こんなとこ。
その小積ダキから、登ってきた湧塚尾根を眺めてみたりして。
とんがった上湧塚に、丸い中湧塚。その下が下湧塚かな。
さて、道はここから一気に下ります。
ここから300mほどは、登りですれ違った方が言ってた「おっかないとこ」の連続!
ハシゴの連続を下って、極め付けに懸垂下降もどき、とか。(;´Д`A ```
これ、ほんとに一般登山道?!てなくらいに、ハシゴやロープの連続。
見上げる小積ダキ。
まぁ、こんな大きな花崗岩の山だから、こんな道になっちゃうんだろうな。
こんな大きな岩が出てくるたびにギョッとして、次はハシゴかロープか、いったいどんなところを下るのか?!と戦々恐々としつつ。
そんな道が300mほど続いて、いやはやおっかなかった。
あれだけロープが続くと、登るのもしんどいだろうな。
最後は細い尾根上の急坂をぐい~っと下り、沢沿いまで降りてきてやれやれ、でありました。
祝子川の渡渉は、ここもまた飛び石みたいに岩を伝ってクリア。
川を渡ればすぐに大崩山荘、あとは来た道を下って無事下山、であります。
昨日ガッツリ歩いたので、今日は軽めにしたかったんだけどなぁ。
この日もガッツリ8時間歩いちゃいました。
岩峰の眺めが大迫力、坊主尾根はもう歩きたくないけど、あの眺めはまた見てみたい気もする。
さて、下山後は、登山口にほど近い祝子川温泉美人の湯へ(510円)。
まさに大崩山登山者のための温泉といってもいいくらいの山奥にある温泉ですが、ここがなかなかよかった!
内湯は広すぎず狭すぎず、でも露天は結構タップリの広さ。
お湯もつるっとして気持ちいいし空いてるし。
のんびり浸かって、体をほぐすことができました♪
そして腹ペコで向かったのは、延岡市街にあるココ。
疲れてるからガッツリいっちゃえ、ってことで。
ちゃんぽん&チキン南蛮(胸)と、チキン南蛮(もも)定食。
胸はふわっと柔らかく、ももはプリプリ!
味もタルタルも好み~~
ちゃんぽんも美味しい♪
いやはや、ぺろりでしたわ。美味しかった~
そして翌日に備えて、道の駅慈恩の滝くすまで大移動。
昨年できたばかりの道の駅で、空いてたしキレイで快適でした。
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