2017/5/1 傾山(GW3日目)
1日目(4/29):西ノ原~子三瓶山~孫三瓶山~女三瓶山~男三瓶山~西ノ原
2日目(4/30):今水~風穴~大船山~坊ガツル~諏蛾守越~大曲
3日目(5/1):九折~三ツ尾~三ツ坊主~二ツ坊主~傾山~九折越~九折
4日目(5/2):祝子川登山口~ワク塚尾根~大崩山~坊主尾根~祝子川登山口
5日目(5/3):銅鳥居~表参道~英彦山~表参道
6日目(5/4):池ノ原~仁田峠~国見岳~立岩の峰~普賢岳~仁田峠~池ノ原
7日目(5/5):長崎観光
8日目(5/6):鳥取観光
9日目(5/7):竹田城遠望
この日も、たっちゃん&T世さんとご一緒させていただいてガッツリ山歩きへ。
九折起点にぐるりと時計回りで歩きます。
入山口の九折までは、よく整備された舗装路を走ります。
到着した九折の駐車スペースも結構広く、既に10台ほど停まっていてすでに皆さん出発済み。
そんなに人はいないだろな、と思ってたけど、予想以上に車が停まっててビックリ。
#キレイなトイレあり。
長丁場の山だからみんな早めの出発なんだね~、と準備して、我らも出発であります。
九折川沿いのコンクリ道をゆる~り歩いていくと、道のどんづまりで急坂に。
そのままコンクリ道を登って、九折川を高巻くようにつけられた道を進み、帰りに下ってくる上畑コースへの分岐を右に分けてゆるゆる歩きます。
落差75mの観音滝が登場。
細い糸のようにす~っと落ちていて、なんとも美しい(o^-^o)
こんなに長く細く美しく落ちる滝は、あまり見たことないかも。。。
滝の手前に、滝つぼに降りる道もついてたけど、そんな寄り道はせずにどんどん先へと進みます。
観音滝のちょっと上のところに渡渉あり(岩伝いに渡れる)。
それほど水量多くは見えないけど、滝になるとあんなにキレイに見えるんだな。
・・・そして「転落事故多発!滝を上からのぞき込むの禁止」の看板があったのにはビビった。
そんなに事故多発してるのか?!
渡渉を過ぎて、岩ごろの道をぐいっと登ると林道に出てきました。
登山届の箱があるってことは、ここが登山口なんですかね。
では、気持ちも新たに山道へ。
ここから三ツ尾までは、ひたすら杉林の尾根の急坂が続きます。
三ツ尾まで500m、変化のあまりない尾根道を黙々と。
・・・変化がなさすぎてつまらん!
いったいどこまでそんな尾根が続くのか。。と思いながら黙々と登っていくと、三ツ尾まであと150mほどのところでちょっと岩っぽくなってみたりして。
おおお、ようやく変化が。
いつしか、杉林から明るい広葉樹の林になり、木立を透かして山頂方面も見えてきたりして。
そろそろ三ツ尾は近いぞ、と歩いていくと
山頂から北側に伸びる主尾根上の三ツ尾に到着。
単調な尾根歩きだったせいか、ここまで結構長く感じた。。。
ここから先はアップダウンの多い岩場の道。
一息ついて足を休めてから出発!
明るい新緑の尾根をゆる~りと。
尾根の右、西側からさやさや風が吹いてきて、気持ちいいo(*^▽^*)o
(が、尾根の東側の道に入ると、風が遮られて暑い)
淡いピンク色のアケボノツツジも登場!
まだ数は少ないけど、あちこちに咲いてました。
この色と形、癒されますね~o(*^▽^*)o
そんな感じでのんびり歩いていくと、坊主尾根コースと水場ルートの分岐に到着。
岩場続きの坊主尾根コースはかなり手ごわそうだけど、行ってみますか!
岩場を回り込んでいく道に、いよいよ岩場歩きか?!と思っていたら、まずは落ち葉の積もる急斜面を登って、尾根上の展望台に。
おお、大展望。奥に見えているのは祖母山、障子岳。
手前は笠松山かな。
この坊主尾根、登りは割と歩きやすいところも多いけど、アップダウン繰り返す道の下りは岩場率高し。
下りの岩場は苦手なまきchin、そんな箇所の連続でおっかなびっくり。
ごつごつとした岩場がそこかしこに。
いろんな景色が盛りだくさん。
・・・が、岩場の下りにヤラレます。
岩はグリップ効いてるし、足場もあるのだけど、高度感あるし上からだと足場が見えづらくてビビる。
先を行くT世さんに、足場を教えてもらいながら下ります。
たっちゃんとT世さんはもちろん余裕しゃくしゃく。
ごろ太君も割と余裕か?!
そんな坊主尾根を登っていくと、前方から大きなザックを担いだ一行が。
祖母山から2泊で縦走してこられたそうで、すごく良かったよ!とおっしゃってました。
ここ最近、好天続きだったし、花も咲いてるし、こんなときに歩けたら楽しいでしょうね♪
お気をつけて、とお別れして、先へと進みます。
途中、ちょっと開けて緩やかなところもあったりして、そろそろ岩場も終了か?と思ったら、最後にこんなよじ登り系の岩場が。
この岩の手前で、岩を巻くのか直登するのか迷ってうろちょろしてたけど、正解は直登でよじ登り。
最後までなかなか痺れる坊主尾根でありましたが、大変な岩場はこれで終了。
・・・手間取っちゃってスミマセン。
・・・と思っていたら、最後にまさかのトラップが。
山頂に取り付く道を登ってハシゴを上がると二股に分かれていて、一方は崩落、もう一方を登っていくとどんづまりで崖。
なんだこりゃ?!とハシゴの下の取り付きまで戻ってみたら、実際の道は崩落個所を下から巻くようにして登っていた、という(^^;
はまっちまったねぇ~、と山頂直下のガレた急斜面を登っていくと
割と広い山頂には、ぽつぽつと人はいるもののかなり静か。
天気もいいし、景色眺めながらの~んびり。
祖母山へと延びる稜線。
この稜線は確かに気持ちよさそう。
でもここに登り上げるまでが大変なんだなぁ。。。
下りも大変なんだろうなぁ~
なぁんて考えると、なかなか歩き出せなくなっちゃいますが。
まだまだ先は長い、重い腰を上げて下山開始。
山頂から岩場をちょっと下って振り返ると、岩場の山頂が目の前に。
登りで追い越して、山頂でちょっとおしゃべりした方が手を振ってくれましたo(*^▽^*)o
我らも手を振り返して、稜線を下ります。
目の前に祖母山へと続く稜線を眺めながら、ガレた急坂を一気に250mほど下ります。
いい眺めだなぁ。
ともすれば単調になりがちな道だけど、展望開けて気持ちいいし、ツツジもそこかしこに咲いてるし。
結構楽しく下れちゃう。
そんな急坂を下れば、九折越までは緩やかな尾根歩き。
鹿避けの柵が巡らしてある中を、ゆる~くアップダウン繰り返しながらてくてくと。
振り返ると、岩ごつごつの傾山山頂。
登ってきた尾根から見た時とは全然形が違う!
そんな稜線をのんびり歩いて、開けた草地の九折越に到着。
ここからまだあと1000m弱下らなくちゃいけないので、それに備えて大休止。
避難小屋は、このちょい先まで稜線を歩いていったところにあるみたいでした。
九折越から400mほどは、落ち葉の積もる急斜面をひたすら九十九折りに下ります。
いったいどこまでこんな道が続くのやら、と思いながら黙々と下って
林道に出てきました。
意外と早く人の手が入ってるところに出てきたな、こりゃさっくりこのまま下れるかも?とか思ったけど、全然甘かった。。。
カンカケ谷へ向けて一気に下ると、あとは沢を渡ったりトラバースで高巻いたり、と結構めんどくさい道が続きます。
水も沢もキレイで癒されるんですけどね。。。
もう早く下りたい。
・・・と気は急くけど、沢沿いの高巻きコースはなかなか終わってくれない。
このビミョウなトラバースとちまちましたアップダウンが、地味に足にきいてくる。
九折から下る道は、思ってた以上に長い道でありました。
最後のコンクリ急坂にはやっぱりヤラレましたが、それよりもここまで下ってくる道にかなりヤラレた。
傾山、恐るべし。
久々の9時間行動で、ほんと疲れました。。。
登りごたえありすぎでした。
下山後のお風呂は、竹田市内の花水月へ(500円)。
駅前の街中にある温泉だけど、広くて空いててかなりよかった!
湯かげんもちょうどよくて、長居しちゃいそうになりました。
そして腹ペコの4人が向かったのは
ガッツリと、鶏天定食とチキン南蛮定食!
鶏天、アツアツ~
チキン南蛮、柔らかくてジューシィで、ソース旨っ!!
疲れた体に沁み渡って、いやはや美味しゅうございました。(≧∇≦)
もうここから長距離移動する気力もなかったので、この日も道の駅原尻の滝で車中泊、であります。
> 4日目(5/2):大崩山へ
| 固定リンク
「◇登山」カテゴリの記事
- 2024/9/8 八幡平・八幡沼周回(2024.09.13)
- 2024/9/7 滝ノ上温泉から乳頭山周回(2024.09.11)
- 2024/8/24 霧ヶ峰・八島ヶ原湿原と鷲ヶ峰(2024.08.30)
- 2024/8/10-11 北ア・立山ぐるり縦走(2日目)(2024.08.16)
- 2024/8/10-11 北ア・立山ぐるり縦走(1日目)(2024.08.15)
コメント
昔、鹿児島出張のついででレンタカー借りて平日にここに登りました。
下山中、いきなり熊に遭遇。
当時は、九州の熊は絶滅したと言われていたので、下山後根掘り葉掘り聞かれましたが、私はそれよりも熊に襲われたら労災になるのか?だけが心配でした。
投稿: mt.racco | 2017年5月12日 (金) 23時01分
mt.raccoさん>
それよりもなによりも、出張のついでに山に登れるなんて、うらやましい出張ですね~(^^
投稿: まきchin | 2017年5月12日 (金) 23時46分