2017/1/29 赤禿山BC
当初の天気予報が好転し、日曜日も午前中は青空が広がるお天気。
前日と同じくたっちゃん&T世さん、たかおさん&やすこさんとご一緒に小谷エリアの赤禿山を目指します。
安曇野のたっちゃん宅から小谷へ向かう道からは、朝日に照らされて輝く白馬の山々が一望。
茜色から次第に真っ白に光っていく山並み、なんて美しいんだ!!とウットリ見とれちゃいました。
さて、入山口となる山之坊の集落は、道も細く駐車スペースもほとんどないので、道の駅小谷で車と荷物をまとめてから向かいます。
集落を通り抜けて、一番上の小さなスペースに駐車(除雪最終地点ではない)。
この日は新規降雪もなく、除雪車が来ることもないと思われたのでいいけど、そうでないときは除雪の妨げになるのでかなり配慮が必要そう(というか、そういうときは遠慮したほうがよいかも?)。
雪壁を上がったところには、前日のトレースとシュプールが。
この日の先行者はナシ、というわけで、ありがたく前日のトレースを辿らせていただきます。
#この日赤禿山に入ったのは、私らのパーティと、後から来られたスノーシューのお二人組のみ。
歩き始めて東側を振り返ると、鋭角にとんがった迫力ある山がどか~ん。
・・・雨飾山! かっこいい!!(o^-^o)
今日はこの山をず~っと眺めながら歩くんだねぇ、なんて話しながらゆる~りと歩いて
お、道にぶつかった。
いつもはここまでは除雪されてなくて、ショートカットしながら登っていくみたいなんだけど、この日はなぜか除雪バッチリ。
雪壁高くて横切れず、道沿いにゆるゆる歩きます。
#どうやら大峰峠手前まで除雪されてたっぽい。
しばらく道沿いに歩いていくと、毎年赤禿山に来ているたっちゃんから、天気いいうちに展望台に寄り道しよう、とご提案。
道から離れて杉林の中を抜けると、何やら丘の上に電波塔が。
丘の上に登り上げると、ここがまたかなりの好展望地♪
こちらは、雨飾山に海谷の山々。
雨飾山の後ろから、ちょこんと焼山が顔を出してきましたね~
いやはや、まだちょっとしか登ってないのにこの絶景。
これからの道のりも楽しみ!o(*^▽^*)o
というわけで、ステキな景色をうっとりのんびり眺めたら、赤禿山目指してGo。
電波塔から少し下っていくと、お堂の立つ大峰峠へ。
このお堂に積もった雪で、雪が多いかどうかがわかるそう。
・・・今年はちょっと少な目かな?ですって。
大峰峠からは、山頂から東に延びる尾根の上を辿ります。
明るいブナの疎林の中を、緩急繰り返しながらのんびりゆるゆる続く尾根。
いいなぁ、この雰囲気。
木立を透かして見える山々もキレイだし。明るくて穏やかで、なんかマッタリ。
ごつごつと盛り上がった形が特徴的なのは、明星山ですな。
この山をこっち側から眺めるのは初めてだけど、どこから見てもすぐわかるのね(笑)
明星山の右側には日本海も見えてました。
途中で休憩はさみつつ、目の前に見えてる赤禿山目指してのんびりと。
なんて穏やかなんだ!(o^-^o)
天気もこのまま穏やかでいてくれたらいいねぇ、なんて言っていると、いつの間にか箙岳の上には怪しげなレンズ雲が何層も。
・・・やっぱりそうは問屋がおろさなかったか、お天気下り坂ですな。
900m付近の台地を過ぎると、あとは傾斜を増したブナ林の斜面をぐい~っと登ります。
前日の登りのトレースと下りのシュプールが入り混じる中、息をつきつつえんやこら。
雪が良ければ、この斜面もなかなか楽しそうではありますが。
前日のシュプールでぼこぼこだし、天気良かったからちょっとサンクラスト気味かな?
来た尾根を戻るよりも北東斜面滑ったほうがよさそう、と、たっちゃんは斜面をチェックしながら登ってました。
私らは初めての山だもんで、いろいろ話聞きながらなるほどね~、と(^^;
そんな感じでどんどん高度を上げて、山頂手前の急斜面(かなり急。雪が割れてるところもあった)をクリアして、山頂直下の少し広いスペースに到着。
山頂は目と鼻の先だけど、ピークハンターでもなし、今日はここまで!
ちょうど東側の木立が切れていて、こんな展望が目の前に広がってました。
ひときわ白い焼山からは、ちょろりと煙が上がっていたりして。
・・・そして、雲、だいぶ増えてきましたねぇ。
こんな景色眺めつつ、シールはがして滑降準備しつつ。
準備できたら、来た道を少し下ってから北東斜面へ滑り込みます!
まず真っ先に斜面へ飛び込んだのは、ごろ太君。
おっ、意外と雪よさげ?!
登ってきた尾根上とは違って、日陰になっていて雪質キープされてたみたい。
しかも前日滑った跡もないし。
見た目より斜度もまろやかで、なかなか楽しい斜面であります!
そしてここから先も、まだまだ続く楽しい斜面。
ブナがまばらで斜面も広いし、適度にうねっていて面白いし。
雪も、さすがにパウダーではないけどしっとりクリーミィな雪。
滑りやすいし、板が走って楽しい。
さすがに下っていくと、湿った重い雪になってきたけど。
それでも、雪はそんなに深くないので大苦戦するほどでもなし。
私にとっては、斜度も広さもちょうどいい感じで楽しかった!
マッタリのんびりな里山、いいですね♪
そんな感じで750m付近まで滑り降りたら、いったんシールを付けて尾根上へ登り返し。
30mほど登り返して尾根上に出たら、あとはシールはがして下るのみ。
途中で登りのトレースと合流して、たら~り下ってこの日は終了。
あ~、楽しかった!赤禿山、また来よう。
そんなのんびり穏やかな様子は、たっちゃん作の動画でどうぞ♪
下山後は、道の駅小谷で温泉⇒腹ごしらえしてから解散、であります。
土日とも青空に恵まれて素晴らしい展望にも恵まれて。
斜面も雪も良かったし、たくさんしゃべって笑って、いろいろ刺激もいただいて。
大充実の週末、ありがとうございました!
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コメント
あら、赤禿行ったこと無かった?
たまには里山も乙でしょう~
山之坊の除雪あるある
①道路がツルツルに鏡面加工
→1速でも車ボプスレー
②運チャンが底意地悪い
→帰ってきたら車が雪壁に囲まれてた
投稿: fwix | 2017年2月 2日 (木) 23時53分
fwixさん>
うーん、「底意地悪い」てのは違うんじゃないかな。。。
私らは遊びで行ってるわけですが、地元の方にとっては生活の場ですよね。除雪する必要があるときにあそこに車停めてたら、そりゃ邪魔だと思いますよ~
そんなときは除雪終わる頃を見計らって行くとか、そもそもそんなときは行かないとか、できるだけ迷惑かけないようにしたいとこです。
(私もあちこちで迷惑かけてると思うので、反省こめて。。)
あ、赤禿山はとっても穏やかで素敵な里山でした!
投稿: まきchin | 2017年2月 3日 (金) 20時31分