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2017年1月13日 (金)

2017/1/7 鍋倉山BC

2017年の歩き初めは、鍋倉山。

201701070
降りたての雪と青空と、真っ白なブナの梢。
美しい!!

===鍋倉山BC===
2017/1/7(土):温井(7:30)~▲鍋倉山(10:25-10:45)~西ノ沢1,100m(10:55-11:05)~▲鍋倉山(11:35-11:40)~西ノ沢1,100m(11:50-11:55)~▲黒倉山(12:15-12:25)~温井(13:45)
歩行・滑走距離:15km
累積登高:1,060m
======

木曜日にどっさり雪が降り、金曜日は晴れ、そして土曜日も晴れ。
金曜の日照にやられずいい雪がキープされていて藪もそこそこ埋まっているところ、ってことで鍋倉山へ。
昨年は一度も登らなかったので、久しぶりの鍋倉山であります。

201701071
入山口の温井の除雪最終地点へ向かうと、既に車が5台ほど停まってました。
準備している間も続々と車が到着。
さすが、人気の鍋倉山ですな。

201701072
さて、さくさく準備したら、小屋の横から田んぼの畦を辿って出発。
まだまだ雪が少なくて、田んぼの形がクッキリ。

201701073
歩き初めてすぐに登場する小屋の屋根にも、ほとんど雪が積もってない。
いつもなら1m以上はこんもり積もってるのにね。

201701074
で、林道沿いにゆる~り歩いて、田茂木池のある平原へ。

田茂木の小屋の周りは私有地につき立入禁止、の看板があり、迂回路には目印の旗が。
以前は小屋の前を通って、巨木の谷の南側の尾根へと登り上げてましたが、今は車道に上がって北側の尾根を目指すルートを辿ります。

201701075
車道に上がるところはまだブロック壁が埋まっておらず、ツボ足でよじ登り。

201701076
車道をショートカットしつつ歩きます。
まだ藪っぽいけど、歩くには問題ナシ。

途中から北側尾根へと登り上げているトレースもあったけど、我らは西ノ沢沿いに登ることに。
ゆる~り歩いて、夏道の登山口あたりから斜面に取り付きます。

201701077
先頭グループは北側尾根に登り上げたらしく、いつの間にかうちらが先頭になっていてちょいラッセル。
・・・と言っても、前日のシュプールも活用しつつ、なのでそれほど大変じゃない。

201701078
西ノ沢沿いの斜面は、右岸の斜面をトラバース気味にゆる~り登ります。
ここらあたりに来ると、一面のブナ林が登場♪
藪も埋まってるし、いい感じじゃないですか(o^-^o)

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登り上げていくにつれて、徐々にブナの梢が真っ白に。
これぞ鍋倉山!o(*^▽^*)o

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そんなブナの梢の隙間から下界を覗いてみたりして。
真っ白な窓枠みたいでステキ♪

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登り始めは曇っていた空もすっかり青空になって、白い梢が映えることといったら!
何度も立ち止まってウットリ眺めつつ。

2017010712
山頂直下の斜面には、前日の、そして先頭グループのシュプールが。
はやくウチらも滑りたい、とワクワクしながら登り上げて

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鍋倉山山頂、到着!
山頂付近の木はまだ埋まりきってなくて、元気一杯であります。

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それでも山頂からは、斑尾山と北信五岳がクッキリ大展望♪
真っ白なブナ林も見られたし、この山々の展望もゲットできて、いやはや来てよかった!

というわけで、風もなく穏やかな山頂で景色眺めながらノンビリと滑走準備して。
いざ、西ノ沢へ!

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ごろ太君、早速パウダー巻き上げて滑ります!
ちょっと硬めだけど、ブナ林の中でパックされずに残ってた雪がいい感じ。

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まだ地形が出てたり小枝が出てたりするけど、滑るには問題ナシ。
大きなブナの間を滑ります。
さすが鍋倉山、ポテンシャル高し!!o(*^▽^*)o

というわけで、200m弱あっという間に滑り降りちゃいました。
これはもう一本オカワリでしょう。

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この頃になると、続々と登ってくる人たちのおかげで登りのトレースはバッチリ。
ありがたく活用して再び山頂へと登り上げて。

2017010717
ちょい北寄りの斜面を落とします。
一本目滑ったラインよりも、こっちのほうが雪はよかった!

というわけで、またまた200m弱滑り降りたら再び登り返し。
今度は黒倉山を目指します。

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黒倉山の東斜面が、明るくて斜度もほど良くて、とっても楽しそうだったので。
天気もいいし、ノンビリ滑るには良さそう♪

2017010720
ゆる~りと黒倉山へと登り上げながら振り返ると、鍋倉山が。
標高は50mくらいしか違わないんだけど、意外と上のほうに山頂が見えたのでちょっとびっくり。

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のんびり登り上げて、黒倉山山頂到着。
木立の切れ間からは、関田峠方面が見えてました。
今年の秋は、信越トレイルの続きでここを歩くんだな、と思いながら眺めちゃいました♪

さて、それでは黒倉山の東斜面へ。

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期待通り、ゆったりメローでいい斜面!テレマークの私にはちょうどいい。
ブナ林の樹間もいい感じ。

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この日みたいなちょいパウの時やザラメの時期には最適かも。
ごろ太君には斜度緩いかな、と思ったけど、意外とスキーが走る雪で全然問題ナシ。

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ブナのツリーランを心ゆくまで満喫♪
やっぱり鍋倉山は楽しい!o(*^▽^*)o

そしてそのまま、西ノ沢の左岸を下ります。
※一般的には沢沿いには下らず、西ノ沢右岸~巨木の谷北側尾根をトラバースで戻るのが吉。左岸は細かく枝沢があったりして、ルート取り間違うと苦労します。まだ西ノ沢下部は埋まってなくて深い沢地形だったし。

尾根上を下り、枝沢をシールつけてクリアした後はトラバースしながら下って、無事林道に復帰。

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あ~、楽しかった!(o^-^o)

2017010726
そして帰りは、ひたすら車道のスノーモービル跡を辿って下山。
温井まで下ってくると、いつもの通り路駐の列でありました。

雪がまだ少ないのでちょっと心配ではあったけど。
イマイチなのは、一向にうまくならない私のテレマークくらいで、上部のブナ林はいつも通りに楽しく滑ることができて大満足。
人も結構たくさん入ってました。

下山後は、いいやま北竜温泉文化北竜館の立ち寄り湯へ。
そして翌日に備えて道の駅小布施へ移動、でありました(詳細は速報へ)。
(翌日、翌々日は志賀高原でゲレンデスキー。こちらも詳細は速報へ)

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コメント

BC初心者の60代です。
乗鞍高原、上州前武尊を一度づつ登っていますが、
途中で挫折しています。
鍋倉山に挑戦しBCの目的を達成したいと思っています。
4月の中旬に登りたいと思います。

投稿: 和泉正夫 | 2017年3月29日 (水) 16時31分

和泉さん>
初めまして、コメントありがとうございます。
私らも初めてのBCは乗鞍だったなぁ、と懐かしく思い出してしまいました。(^^

鍋倉山は近年、人気が出過ぎて、駐車や私有地立入などいろいろ問題が出てきているようですのでお気をつけて。。
4月の鍋倉山、お天気いいとよいですね♪

投稿: まきchin | 2017年3月30日 (木) 22時04分

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